JPH0699746A - 排気管支持装置 - Google Patents

排気管支持装置

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Publication number
JPH0699746A
JPH0699746A JP25112092A JP25112092A JPH0699746A JP H0699746 A JPH0699746 A JP H0699746A JP 25112092 A JP25112092 A JP 25112092A JP 25112092 A JP25112092 A JP 25112092A JP H0699746 A JPH0699746 A JP H0699746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
elastic body
mounting hole
resilient body
exhaust gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP25112092A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shiraishi
真 白石
Teruyoshi Nakano
照義 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP25112092A priority Critical patent/JPH0699746A/ja
Publication of JPH0699746A publication Critical patent/JPH0699746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の支持装置は上下方向に過大な引張力又
は圧縮力が作用すると、応力集中を起こし、破壊するこ
とがある。また、高周波での振動が入力された場合、側
壁部にサージングが発生する。サージングが発生すると
振動の伝達力が高くなり、振動が伝達されやすくなるた
め、振動吸収性が悪化することがある。 【構成】 ボデー側取付孔2と排気側取付孔3とその間
にスグリ孔4と両側壁5a,5bとを有する本体弾性体1に
対して、前記ボデー側取付孔2に挿通するスリーブ12と
排気側取付孔3に挿通するスリーブ13とを互いに反対側
から前記スグリ孔4に挿通する連結部14により一体化し
た補助弾性体11を組付けた排気管支持装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排気管を弾性
支持する排気管支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より排気管支持装置は図5,図6に
示すものが知られている。図5の支持装置は、ボデー側
取付孔22と排気管側取付孔23と、その間にスグリ孔24が
設けられている。また、図6はサポート部25の外周に弾
性材料よりなる緩衝部材27を嵌挿して接着固定した排気
管支持装置として知られている(実開昭63-166829号)。
これらの排気管支持装置は排気管より車体側へ伝達され
る振動を減衰させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5の支持装置は、上
下方向に過大な引張力又は圧縮力が作用すると、応力集
中を起こし、破壊することがある。また、高周波での振
動が入力された場合、側壁部にサージングが発生する。
サージングが発生すると振動の伝達力が高くなり振動が
伝達されやすくなるため、振動吸収性が悪化する。一
方、図6の支持装置は、排気管から車体側へ伝達される
振動を減衰させ、搭乗者に不快感を与えないことを目的
としているが、接着固定するために工数が増える。つま
り、サポート部材に接着剤を塗布して乾燥後、緩衝部材
を挿入し、熱処理して接着が達成されるため、多くの工
数が必要とされる。また、排気管が高温となるため、接
着剤の耐熱性に問題があり、最高温度150℃の雰囲気下
で使用されるために接着剤の種類が限定されるので、接
着剤の耐久性にも問題が発生する。更に、緩衝部材の形
状から緩衝部材と連結部材との位置決めができず、両者
間の相対運動により摩耗して耐久性等に問題が生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記実情に鑑み
案出されたもので、本体弾性体に補助弾性体を組付ける
ことによりサージングを防止し、耐久性をアップすると
共に工数を低減した排気管支持装置を提供することにあ
る。すなわち、本発明では、ボデー側取付孔2と排気側
取付孔3とその間にスグリ孔4と両側壁5a,5bとを有す
る本体弾性体1に対して、前記ボデー側取付孔2に挿通
するスリーブ12と排気側取付孔3に挿通するスリーブ13
とを互いに反対側から前記スグリ孔4に挿通する連結部
14により一体化した補助弾性体11を組付けた構造として
解決した。
【0005】上記補助弾性体11の連結部14は、スグリ孔
4の両側壁5a,5bとの間に間隙を有し、本体弾性体1に
排気管支持荷重がかかった状態で該連結部14の両側面と
スグリ孔4の両側壁5a,5b内面とが作動中に接触又は非
接触状態になるよう設定することとした。
【0006】
【作用】ボデー側取付孔2と排気側取付孔3に本体弾性
体1とは別の第2の補助弾性体11を組付けたことによ
り、動的、静的バネ特性のコントロールを容易とし、か
つ第2の補助弾性体11の中央連結部14を側壁5a,5bと接
触させることで高周波領域でのサージングを防止する。
また、取付孔2,3貫通孔部分の負荷応力を分散低下さ
せ、中央連結部による補助効果により、たとえ本体弾性
体が破損しても排気管がボデーから脱落することなく、
支持装置の信頼性を向上させる。更に、連結部14の形
状、厚み等を変化させることにより引張り方向の変位量
や剛性の調整が可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の本体弾性体と補助弾性体の組
付けの第1実施例であって、(a)は正面図、(b)は(a)中
A-A断面図である。また、図2は図1を分解した本体
弾性体のみの(a)は正面図、(b)は(a)中B-B断面図であ
る。更に、図3は補助弾性体のみの(a)は正面図、(b)は
(a)中C-C断面図である。
【0008】これらの図にみられるように、この排気管
支持装置は図2に示した本体弾性体1に、図3に示した
補助弾性体11を組付けて図1の構造としている。本体弾
性体1は、ボデー側取付孔2と排気側取付孔3と、その
間にスグリ孔4があり、その両側には側壁5a,5bがあ
る。
【0009】補助弾性体11は、ボデー側取付孔2に挿通
するスリーブ12と排気側取付孔3に挿通するスリーブ13
とを互いに反対側から前記スグリ孔4に挿通する連結部
14により断面略S字状に一体化した構造である。補助弾
性体11の連結部14は、スグリ孔4の両側壁5a,5bとの間
に間隙Wを有している。この間隙は本体弾性体1に排気
管の支持荷重がかかった状態で連結部14の両側面とスグ
リ孔4の両側壁5a,5b内面とが作動中に接触又は非接触
状態になるよう設定されている。
【0010】図4は本発明の第2実施例であって、(a)
は正面図、(b)は(a)中D-D断面図である。この例は本
体弾性体1がボデー側取付孔2が2個、排気側取付孔3
が1個を有する場合の例であって、補助弾性体11は、ボ
デー側取付孔2に挿通する2つのスリーブ12,12と排気
側取付孔3に挿通するスリーブ13とを互いに反対側から
前記スグリ孔4に挿通する連結部14により断面略S字状
に一体化している。この例でも補助弾性体11の連結部14
は、スグリ孔4の両側壁5a,5bとの間に排気管の支持状
態で連結部14の両側面とスグリ孔4の両側壁5a,5b内面
とが作動中に接触又は非接触状態になるように間隙Wを
設けている。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のような構造としたことに
より下記のような効果が得られた。 動的、静的バネ特性のコントロールを容易とする。 高周波域でのサージングを防止する。 取付孔、貫通孔部分の応力を分散低下させる。 信頼性、耐久性を向上させる。 工数の低減によるコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体弾性体と補助弾性体の組付けの第1実施例
であって、(a)は正面図、(b)は(a)中A-A断面図であ
る。
【図2】本体弾性体の(a)は正面図、(b)は(a)中B-B断
面図である。
【図3】補助弾性体の(a)は正面図、(b)は(a)中C-C断
面図である。
【図4】本発明の第2実施例であって、(a)は正面図、
(b)は(a)中D-D断面図である。
【図5】従来装置の正面図である。
【図6】別の従来装置の組付け状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体弾性体 2 ボデー側取付孔 3 排気側取付孔 4 スグリ孔 5a 側壁 5b 側壁 11 補助弾性体 12 スリーブ 13 スリーブ 14 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボデー側取付孔2と排気側取付孔3とそ
    の間にスグリ孔4と両側壁5a,5bとを有する本体弾性体
    1に対して、前記ボデー側取付孔2に挿通するスリーブ
    12と排気側取付孔3に挿通するスリーブ13とを互いに反
    対側から前記スグリ孔4に挿通する連結部14により一体
    化した補助弾性体11を組付けてなることを特徴とする排
    気管支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の補助弾性体11の連結部14
    はスグリ孔4の両側壁5a,5bとの間に間隙を有し、本体
    弾性体1に排気管支持荷重がかかった状態で該連結部14
    の両側面とスグリ孔4の両側壁5a,5b内面とが作動中接
    触又は非接触状態になるよう設定されてなる排気管支持
    装置。
JP25112092A 1992-09-21 1992-09-21 排気管支持装置 Pending JPH0699746A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6800147B2 (en) 2001-09-10 2004-10-05 Kobe Steel, Ltd. High-strength steel wire excelling in resistance to strain aging embrittlement and longitudinal cracking, and method for production thereof
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DE112006002536B4 (de) * 2005-09-22 2018-02-22 The Pullman Co. Isolator

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