JPH0699344A - 動力工具の先端工具着脱装置 - Google Patents

動力工具の先端工具着脱装置

Info

Publication number
JPH0699344A
JPH0699344A JP4249305A JP24930592A JPH0699344A JP H0699344 A JPH0699344 A JP H0699344A JP 4249305 A JP4249305 A JP 4249305A JP 24930592 A JP24930592 A JP 24930592A JP H0699344 A JPH0699344 A JP H0699344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing member
tool
diameter
drive shaft
tip tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4249305A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Takakusaki
幸敏 高草木
Hiroshi Takahashi
寛 高橋
Hiroshi Kawakami
洋 河上
Hiroyasu Ishikawa
博康 石川
Juro Kobayashi
十郎 小林
Takamasa Kaneda
孝允 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP4249305A priority Critical patent/JPH0699344A/ja
Publication of JPH0699344A publication Critical patent/JPH0699344A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動力工具の先端工具着脱装置に関するもの
で、専用工具を使用することなく、先端工具を着脱する
ことが出来、しかも作業時は緩むことなく確実に先端工
具が保持され、交換時は容易に取り外すことが可能な着
脱装置を提供することを目的とする。 【構成】 固着部材8の先端工具6との係合面11の外
周径と、駆動軸3に形成された固着部材8を支持する支
持面29の支持面径とを径違いに形成し、少なくとも支
持面29の径を係合面11の外周径より小さく形成し
て、両径部各々の接触面の摩擦トルクに差異が生ずるよ
う構成すると共に、固着部材8の近傍にはクラッチ機構
18を配設して、先端工具の解放時には、接触面摩擦ト
ルクの小さい方が選択出来るようにして、手操作のみで
先端工具6を解放可能にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば携帯用電気ディス
クグラインダ等の動力工具の砥石等先端工具着脱装置に
関するもので、詳しくは、その先端工具の着脱を専用の
工具を使用することなしに行える先端工具着脱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用電気ディスクグラインダ等の従来
の動力工具においては、その駆動軸先端に砥石等の先端
工具を着脱する場合、各々固有の専用工具を使用して行
われるのが普通である。この専用工具は動力工具の各々
に付属部品としてつけられており、砥石等の交換時に
は、適宜工具箱や工具棚から取り出されて使用する形態
のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
動力工具においては、砥石等の先端工具の着脱には付属
部品である専用工具を使用しているため、これを紛失す
ると砥石等の着脱に即支障を来たし、この専用工具は通
常、単品で添付され紛失しやすく、しかも例えばカニ目
スパナ等と呼ばれる特殊仕様のものが多く、再調達には
困難が伴うことが多いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、前述の専用工具を使用す
ることなく、先端工具を着脱することが出来、しかも作
業時は緩むことなく確実に先端工具が保持され、交換時
は容易に取り外すことが可能な着脱装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の動力工具においては、駆動軸の先端に先端
工具を挟持固着する固着部材の先端工具との係合面外周
径と、駆動軸側に成形された固着部材を支持する支持面
径とを径違いに形成し、少なくとも駆動軸側の支持面径
を、固着部材の先端工具との係合面外周径より小さく形
成して、両部位の各々の接触面摩擦トルクに差異が生ず
る様構成してなり、固着部材の近傍には、常時は固着部
材と一体的に回動し、適宜駆動軸に係合して駆動軸力の
伝達経路を選択出来るクラッチ機構を配設すると共に、
固着部材に隣接してその回動々作を阻止するロック手段
を配設し、適宜駆動軸をロックして接触面圧の小さい軸
力伝達経路をクラッチ機構で選択した時、先端工具の解
放が操作腕の回動操作のみで可能になるものである。
【0006】
【作用】上記の様に構成された動力工具においては、固
着部材の砥石等先端工具との係合面外周径と、駆動軸の
固着部材を支持する支持面径とを径違いに形成したから
両径各々との接触面摩擦トルクに差異が生じ、その摩擦
トルクの小さい方を緩め側に構成して、適宜クラッチ機
構で駆動軸力の伝達経路を選択出来るようにしているこ
とで、締り勝手構造による増し締めが生じても、緩める
場合にはクラッチで軸力の伝達経路が変えられ、それに
よりロック手段を併用して摩擦トルクの小さい側でゆる
めることが出来、専用工具を使用することなく先端工具
の着脱が可能となるものである。
【0007】
【実施例】本発明を図示実施例により詳述する。
【0008】図1は本発明の先端工具着脱装置を備えた
動力工具の要部を示すもので、図示しない外枠内に収納
された駆動源によりギヤカバ1内の傘歯車2等を介して
駆動軸3が2つの軸受4、5に軸支され回転する。6は
先端工具の砥石で一組の固着部材7、8により固着され
る。7が先端側に配置される固着部材で内径部のねじ部
9により駆動軸3の先端に螺合し、その外周部には締付
操作部としての筋目ローレット10が刻設されている。
8がギヤカバ1側に配置された固着部材で砥石6との係
合面11は摩擦係数の大きい弾性片12により形成され
ている。又この固着部材8の外周部には複数の係止爪1
3、13……が形成されており、セットピース14に配
置されたストッパ15の係合により回動若しくは固定が
適宜選択出来るようにしてある。16はスプリングで、
通常時はストッパ15を係止爪13から離す方向に付勢
している。17はクラッチ爪で固着部材8のギヤカバ1
側に刻設されて駆動軸3の回転力を伝達する。18はク
ラッチプレートで、一端面にクラッチ爪17と係合する
第2のクラッチ爪19が形成され、他端面には駆動軸3
と常時摺動可能に係合する伝動爪20が形成され、スプ
リング21により付勢されてクラッチ爪17と第2のク
ラッチ爪19が噛合した状態を維持する。22は操作プ
レートで操作腕23、24を有している。その中央部に
はクラッチプレート18の係合凸部25に係合する複数
条の係合溝26、26……が形成されており、この操作
プレート22をスプリング27にさからいギヤカバ1側
に移動することにより係合凸部25と係合溝26とが係
合するよう構成されている。28は支持リングで、固着
部材8を支持する支持面29を有している。30はボイ
ールガードで砥石6の半周を覆う安全部品である。
【0009】次に本発明の動作を説明する。
【0010】図1において、砥石6を装着する場合を詳
述する。先ず固着部材8を駆動軸3に組入れ支持リング
28の支持面29と接触させ、かつ第2のクラッチ爪1
9をクラッチ爪17に噛合する。次に砥石6を固着部材
と一体に弾性片12で形成されている係合面11に密着
させる。而子後、ストッパ15をスプリング16にさか
らって押し込み、固着部材8の係止爪13に係合させ駆
動軸3を回転しないよう支持する。次いで、固着部材7
を駆動軸3の先端に刻設されているネジ部9に螺着し更
に回して締付固定する。この状態で作業を行えば、駆動
軸3と固着部材7とは締り勝手に構成されているので増
し締めされ、更に強固な固着状態となり緩むことの無い
装着が実現する。
【0011】又、砥石6を交換するときは、装着時と同
様ストッパ15を押し込み、固着部材8を固定する。次
に操作プレート22を、その両端に形成された操作腕2
3、24によって操作し、スプリング27に逆ってギヤ
カバ1側に移動させ、その中央部に形成された係合溝2
6、26……をクラッチプレート18の係合凸部25に
係合させる。この状態にすることにより、クラッチプレ
ート18はスプリング21に逆って強制的に後退し固着
部材8のクラッチ爪17とクラッチプレート18の第2
のクラッチ爪19との噛合が外れ、砥石6を挟持した固
着部材7、8は支持リング28を介しての駆動軸3のね
じ部9による固着のみとなる。この状態のまま、操作プ
レート22をねじ部9のゆるみ方向に回動すれば、駆動
軸3との係合部である支持面29の接触面摩擦トルクの
みに抗して、即ち、係合面11の接触面摩擦トルクとは
無関係に、駆動軸3が回わされ、固着部材7、8及び砥
石6が一体的に駆動軸3との固着が解かれる。従って、
固着部材7は手の操作で容易に回動自在となって砥石6
が特殊工具等を使うことなく、交換可能となるものであ
る。
【0012】
【発明の効果】以上のよう本発明によれば、着脱時の軸
力の伝動経路をクラッチにより切り換えられるよう構成
し、かつ2経路中にある係合面と支持面の摩擦トルクに
差異が生ずるように構成したから、作業部位である砥石
を固着する保持力が大きく、駆動軸と一組の固着部材と
の保持力は小さくなるようにして、操作プレートでクラ
ッチを操作して、適宜両経路の保持力の小さい方を選択
することによって容易に手作業による砥石等先端工具の
取りつけ、取り外しが可能になるという結果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる動力工具の先端工具着脱装置の
一実施例でその縦断面側面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 先端工具の交換時に操作する操作プレートの
平面図である。
【図4】 クラッチプレートの平面図である。
【図5】 図4の縦断側面図である。
【図6】 本体側の固着部材の平面図である。
【図7】 図6の部分縦断側面図である。
【符号の説明】
3は駆動軸、6は先端工具(砥石)、7、8は固着部
材、11は係合面、12は摩擦係数の大きい部材(弾性
片)、13は係止部(係止爪)、15はロック手段(ス
トッパ)、18はクラッチ機構(クラッチプレート)、
22、23は操作腕、29は支持面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 博康 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 小林 十郎 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 金田 孝允 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機エン ジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ等の駆動力により回転する駆動軸
    の先端に2つの固着部材によって挟持固着される先端工
    具を備えた動力工具の先端工具脱着装置であって、前記
    固着部材の前記先端工具との係合面外周径と、前記駆動
    軸に形成された前記固着部材を支持する支持面径とを、
    径違いに形成し、少なくとも前記支持面径を前記係合面
    外周径より小さく形成して該両径各々の摩擦面保持トル
    クに差異が生ずるよう構成すると共に、前記固着部材の
    近傍に、常時は前記固着部材と一体面に回動し、適宜前
    記駆動軸に係合してその駆動力の伝達経路を選択する操
    作腕を備えたクラッチ機構を配設し、該クラッチが前記
    摩擦面保持トルクの小さい方を選択した時、前記操作腕
    の操作により前記先端工具が取り外し可能になるよう構
    成したことを特徴とする動力工具の先端工具着脱装置。
  2. 【請求項2】 前記固着部材の前記係合面が摩擦係数の
    大きい部材により形成された1項記載の動力工具の先端
    工具着脱装置。
  3. 【請求項3】 前記固着部材に隣接して適宜その回動々
    作を阻止するロック手段を配設した1項記載の動力工具
    の先端工具着脱装置。
  4. 【請求項4】 前記固着部材の前記ロック手段との係合
    部をノコ歯状に形成して一方向のみの回動々作を阻止す
    るようにした3項記載の動力工具の先端工具着脱装置。
JP4249305A 1992-09-18 1992-09-18 動力工具の先端工具着脱装置 Withdrawn JPH0699344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249305A JPH0699344A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 動力工具の先端工具着脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249305A JPH0699344A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 動力工具の先端工具着脱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0699344A true JPH0699344A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17191012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4249305A Withdrawn JPH0699344A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 動力工具の先端工具着脱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0699344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107756202A (zh) * 2016-08-15 2018-03-06 苏州宝时得电动工具有限公司 砂光机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107756202A (zh) * 2016-08-15 2018-03-06 苏州宝时得电动工具有限公司 砂光机
CN107756202B (zh) * 2016-08-15 2023-12-08 苏州宝时得电动工具有限公司 砂光机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8231436B2 (en) Hand-held power tool system
US5637035A (en) Adjustable guard arrangement for power tool
WO2016085052A1 (ko) 핸드 그라인더의 연마디스크 탈,부착장치
US7013987B2 (en) Clutch assembly and clamp mechanism for rotary tool disc
JPH04223861A (ja) 携帯用回転工具
JPH11510744A (ja) チャック
JPS6017657B2 (ja) 加工片加工の回転ヘツドをもつ動力工具用脱着自在の危険防止装置
KR20090074461A (ko) 핸드 그라인더의 연마디스크 착탈장치
JPH04343662A (ja) 回転工具における回転刃具の固止装置
JPH02501128A (ja) 工具、殊に円板形工具を着脱可能に固定するためのチヤツク装置
EP3300835B1 (en) Accessory clamp and spindle lock mechanism for power tool lock
JP4008512B2 (ja) 電動式手持工具機械
CA2460908A1 (en) Mounting device for abrasive wheels
JPH0699344A (ja) 動力工具の先端工具着脱装置
JP5002092B2 (ja) 伝動装置ヘッド
WO2006101014A1 (ja) 作業工具
EP0349588A1 (en) UNIVERSAL SUPPORT FLANGE.
JPH0663208U (ja) チャックの締付ナット着脱装置
KR102532662B1 (ko) 핸드그라인더의 연마디스크 교체시스템
JP4700436B2 (ja) 刃物着脱用工具
US4304552A (en) Dental wrench
KR200226529Y1 (ko) 휴대용연삭기
KR19980016084U (ko) 연마기용 조임너트의 착탈장치
JP3414641B2 (ja) チャック
JPS6216280Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130