JPH069921Y2 - ノズル洗浄装置 - Google Patents

ノズル洗浄装置

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JPH069921Y2
JPH069921Y2 JP1989074610U JP7461089U JPH069921Y2 JP H069921 Y2 JPH069921 Y2 JP H069921Y2 JP 1989074610 U JP1989074610 U JP 1989074610U JP 7461089 U JP7461089 U JP 7461089U JP H069921 Y2 JPH069921 Y2 JP H069921Y2
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JP
Japan
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filling
cup
nozzle
cleaning device
pipe
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Application number
JP1989074610U
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English (en)
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JPH0315302U (ja
Inventor
尚道 安田
健治 佐藤
和啓 石塚
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案はノズル洗浄装置に関するものである。
(従来の技術) ゼリーやプリンなどゲル化させて製品とする液状物を充
填する機械において、液状物を充填していくと経時的に
充填ノズル先端に液がゲル化してゆき、これがつらら状
に伸びて充填不能となることがある。
そこで、そのつららを周期的に除去するために従来ノズ
ルの周辺にシャワー水や蒸気のパイプを設置している。
第4図のものは量目調整用のピストン(2)と逆止弁か
らなる充填バルブ(3)(4)を備えた充填ノズル
(1)を示していて、そのノズル(1)の周辺にシャワ
ー水や蒸気用の噴射パイプ(5)を備えている。
この噴射パイプは図示しないシャワー水や蒸気の供給源
に連結されている。
(6)はその蒸気供給用のパイプであり、 (7)はシャワー水供給用のパイプである。
噴射パイプ(5)はリング状をなし、その内側に第5図
の如く噴射ノズル(5a)が開口している。
したがって、この噴射ノズル(5a)からシャワー水や蒸気
がノズル(1)に向って噴射され、つららを除去するよ
うになっている。
(考案が解決しようとする課題) 以上のような方法によると、ノズル(1)相互間の間隔
が狭いとシャワー水や蒸気のパイプが設置できない。
又、充填部周辺へ余分なものを取付けた場合、そのもの
からH水滴等が製品に混入しないとも限らない。
したがって、本案はノズル相互間の間隔が狭くともノズ
ルの洗浄ができるノズル洗浄装置をうることを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本案は、以上のような目的を達成するため次のようなノ
ズル洗浄装置を提供するものである。
すなわち、充填装置におけるカップ昇降台の表面に多数
の無菌水の噴射穴を設け、これを無菌水供給源に可撓パ
イプを介して連通してなるノズル洗浄装置である。
(作用) 本案のものによれば、充填時にカップを載せて上げ下げ
している昇降台(カップリフト)を使用して昇降台の表
面から無菌水を噴出せしめてノズルの真下からノズルを
シャワーすることができる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
一般に、カップ充填機は次のように作動する。すなわ
ち、カップ供給機からのカップは無端状に張設されたホ
ルダープレートの保持穴に保持されて移送され、カップ
がホルダープレートに供給されたか否かをカップ検知機
で検知し、ホルダープレートによるカップの移送中にH
が噴霧されて滅菌され、次に乾燥される。乾燥さ
れたカップは次の充填部に到って充填ノズル下にホルダ
ープレートの停止と共に停止する。
充填部は第1充填部と第2充填部とで構成され、第1充
填部では一般物の充填が行なわれ、第2充填部では果肉
物の充填が行なわれるものである。
第1充填部の充填ノズルは直径3mmの充填口が数カ所〜
十数カ所にあけられており、第2充填部の充填ノズルは
1〜2個の充填口が開口しているだけである。充填部に
カップが到達してホルダープレートと共に停止すると、
ホルダープレートの下方からカップ昇降台(8)が上昇
してカップをホルダープレートより持ち上げ、次いで充
填につれてカップ昇降台(8)が下降し、カップがホル
ダープレートに収まるとホルダープレートは再び稼動し
て次のアルミ蓋供給部に到り、ここでアルミ蓋がカップ
に供給され、次のシール機でシールされ、日付捺印部で
捺印されて製品が排出されるようになっている。
第2図に示すように、カップ昇降台(8)は充填ノズル
が6個あるとき6個のカップ昇降台がある。カップ昇降
台(8)は昇降杆(9)に取付けられリンク機構で昇降
杆(9)は昇降する。
すなわち、図示しない駆動機構で駆動されるカム(10)に
よってロッド(11)が昇降し、この上端部に枢支された揺
動杆(12)は枢支点(14)を中心として揺動して昇降ロッド
(13)を昇降せしめ、この昇降ロッド(13)で昇降杆(9)
は昇降するようになっている。昇降杆(9)は充填個数
によって複数個設けられる。
カップ昇降台(8)の上面には多数の噴射穴(15)があけ
られている。ただし、これは第1充填部における充填ノ
ズルに対応するものである。
カップ昇降台(8)の噴射穴(15)はT字型通路管(16)(1
7)に連通し、通路管(17)は直径8mmの分岐管(テフロン
製)(18)を介して25φのSVSホース(19)、すなわち本
管につながり25φのSVSホースの接手(20)で無菌水供
給源につながっている。
本管(19)はブラケット(21)で昇降杆(9)と一体に構成
されている。
さて、70℃の液状物を充填口よりカップに充填し、5
0℃になると液状物はゲル化し、充填口先端につららが
できるが、このゼリーやプリン等がつらら状に長くなっ
た状態でカップフランジ部に接触するとカップの蓋シー
ルの不良が発生することから充填できなくなるので無菌
水で洗浄を行う。その際は充填部を止めて行うが充填部
を止めるとホルダープレートのカップ保持穴にカップが
ない状態でホルダープレートは止まると共に、昇降杆
(9)はリンク機構によって最上位置に停止し、無菌水
供給源から70℃の無菌水がパイプ(18)(17)(16)を通じ
て噴射穴(15)からホルダーピレートの保持穴を通して噴
霧される。
しがたって、充填部の停止の間昇降台の噴射穴(15)から
ノズル(1)に向って無菌水が噴霧される。
カップ昇降台(8)は充填口から30mmの距離をおいて無
菌水を充填口の真下からシャワーをすることになる。
又充填時には充填ノズルの側方にシャワーノズルがな
く、充填ノズルの真下にシャワーノズルがあるので無菌
水が容器に充填されることはない。なお、洗浄は製品の
程度によって異なるが1日数回洗浄を行う。
(考案の効果) 本案のものによれば、既設のカップ昇降台を利用してい
るので改良部品が少なくて済み、又ここから無菌水を充
填ノズルに向って真下からシャワーリングするため横か
ら噴射洗浄するものに比べて効率的な洗浄効果がえられ
る。
しかも、周辺にパイプのような余分なものを取付けない
で充填できるので、充填ノズルの間隔が狭くて済む。
又、充填部周辺へ余分なものを取付けた場合のように洗
浄ノズルが常時容器の真上にあるのではなく容器の真下
に洗浄ノズルがあるから、そのものから無菌水が製品に
混入するというような恐れは少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はカップ昇降台と充填ノズルの関係を示す図、 第2図はカップ昇降台の昇降機構を示す説明図、 第3図は本案カップ昇降台の説明図、 第4図は従来の充填ノズル洗浄装置の正面的な説明図、 第5図は従来の充填ノズルと洗浄パイプとの関係を示す
平面的な説明図である。 (1)……充填ノズル (8)……カップ昇降台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填装置におけるカップ昇降台の表面に多
    数の無菌水の噴射穴を設け、これを無菌水供給源に可撓
    パイプを介して連通してなる洗浄装置。
JP1989074610U 1989-06-26 1989-06-26 ノズル洗浄装置 Expired - Lifetime JPH069921Y2 (ja)

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JPH0315302U JPH0315302U (ja) 1991-02-15
JPH069921Y2 true JPH069921Y2 (ja) 1994-03-16

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