JPH0698989B2 - 衣服を折畳まないで輸送する輸送箱 - Google Patents

衣服を折畳まないで輸送する輸送箱

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JPH0698989B2
JPH0698989B2 JP12229490A JP12229490A JPH0698989B2 JP H0698989 B2 JPH0698989 B2 JP H0698989B2 JP 12229490 A JP12229490 A JP 12229490A JP 12229490 A JP12229490 A JP 12229490A JP H0698989 B2 JPH0698989 B2 JP H0698989B2
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hanger
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勝行 能勢
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勝行 能勢
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Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は通信販売等の衣服を折畳むことなくしわが生じ
ないようにして輸送する輸送箱に関する。
（従来の技術） 従来、通信販売で注文のあった比較的高級の衣服を輸送
する場合、第３図に示す如く扁平な箱20に衣服21を折畳
んで収納し蓋22をかぶせていた。
（発明が解決しようとする課題） 上記従来技術にあっては下記のような問題点があった。
衣服を折畳んでいるのでしわが100％発生し、このま
ゝでは着用不能なのでほゞ100％自宅でアイロンをかけ
ていた。
しかし乍ら、製造段階では品質向上のため立体アイロン
をかけ全体の型を整え、毛波の流れを一定方向に整えて
いるが、自宅のアイロンでは立体アイロンのような作業
はできないので全体の型はくずれ、毛波は乱方向になり
光沢は落ち、商品価値は劣化する。
衣服の肩部のふくらみは商品の生命であるが、この部
分のしわは自宅のアイロンではとることができない。
箱本体の高さがなく肩部はペチャンコになり、型くず
れをひき起す。
袖部のしわも自宅でのアイロンかけでは袖用枕を入れ
てかけられるが、そのような専門家用枕を持っている家
庭は殆どないので、家庭で袖のしわを取ることは事実上
不可能である。
配送は輸送トラックでの宅配しかないが、移送中箱の
中の衣服は前後左右へ自由に動き型くずれ、しわが発生
する。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決することを目的とし、立方体
状の箱本体の上部開口部にハンガー支持棒を着脱自在に
配設し、閉蓋した蓋体で該ハンガー支持棒を上下動しな
いように保持する如くなしたことを特徴とする。
次に第１図、第２図に示した本発明の一実施例に基づい
て詳細に説明する。１は立方体状の透明材料からなる箱
本体で、上部開口部に内側より嵌合枠２を突設し、該嵌
合枠２両側中間上方よりハンガー支持棒３を支持する凹
部４を形成し、蓋体５を嵌合枠２外面に嵌合し、箱本体
１と蓋体５の外面を面一としている。ハンガー支持棒３
の軸方向中間部にハンガー６の吊具７を嵌入吊下する溝
８を形成している。箱本体１下面には平面状凸部９を形
成し、蓋体５上面には該平面状凸部９が嵌合する平面状
凹部10を形成してある。箱本体１の外面上下部にはマジ
ックファスナー11を貼着してある。
次に使用方法について説明する。ハンガー６に衣服12を
つるし、該ハンガー６の吊具７をハンガー支持棒３の溝
８に嵌合して衣服12を箱本体１内に収納し、ハンガー支
持棒３を嵌合枠２の凹部４に上方から落し込み、蓋体５
を嵌合枠２に嵌合する。この時、蓋体５の平面状凹部10
がハンガー支持棒３に当接するので、ハンガー支持棒３
は溝８内に嵌合した状態で上下左右に移動しないように
保持される。
大量輸送する場合は、上下方向には上方の輸送箱の底部
の平面状凸部９を下方の輸送箱の平面状凹部10に嵌合
し、横方向にはマジックファスナー11で動かないように
固定する。
（効果） 本発明によると、立方体状の箱本体の上部開口部にハン
ガー支持棒を着脱自在に配設し、閉蓋した蓋体で該ハン
ガー支持棒を上下動しないように保持する如くなってい
るので、輸送時ハンガーが移動せず輸送箱から取り出し
た衣服は何等のしわも型くずれもなく自宅アイロンかけ
は全く不要でそのまゝ着用できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例衣服収納時外観斜視図、第２
図は第１図の分解斜視図、第３図は従来の輸送箱の開蓋
時外観斜視図である。 １……箱本体、２……嵌合枠 ３……ハンガー支持棒、４……凹部 ５……蓋体、６……ハンガー ７……ハンガー吊具 ８……ハンガー支持棒の溝 ９……平面状凸部 10……平面状凹部 11……マジックファスナー 12……衣服

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】立方体状の箱本体の上部開口部にハンガー
    支持棒を着脱自在に配設し、閉蓋した蓋体で該ハンガー
    支持棒を上下動しないように保持する如くなした衣服を
    折畳まないで輸送する輸送箱。
  2. 【請求項２】箱本体上部開口部内側より嵌合枠を突設
    し、該嵌合枠両側中間上方よりハンガー支持棒を支持す
    る凹部を形成、蓋体を嵌合枠外面に嵌合し外面を面一と
    なした請求項１記載の衣服を折畳まないで輸送する輸送
    箱。
  3. 【請求項３】ハンガー支持棒の軸方向中間にハンガー吊
    部が嵌入する溝を形成した請求項１記載の衣服を折畳ま
    ないで輸送する輸送箱。
  4. 【請求項４】箱本体を透明体で構成した請求項１記載の
    衣服を折畳まないで輸送する輸送箱。
  5. 【請求項５】箱体下面に平面状突部を形成し、蓋体上面
    に該平面状突部が嵌合する平面状凹部を形成した請求項
    １記載の衣服を折畳まないで輸送する輸送箱。
  6. 【請求項６】箱体外面に連結用マジックファスナーを取
    り付けた請求項１記載の衣服を折畳まないで輸送する輸
    送箱。
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JP3021622U (ja) * 1994-11-21 1996-02-27 株式会社アーテックスズキ 衣類用収納ボックス
GB2503489B (en) * 2012-06-28 2016-06-08 Uniserve Group Load device, method of making a load device and method of transportation

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