JPH0698862B2 - Ｉｃカ−ド - Google Patents
Ｉｃカ−ドInfo
- Publication number
- JPH0698862B2 JPH0698862B2 JP23392585A JP23392585A JPH0698862B2 JP H0698862 B2 JPH0698862 B2 JP H0698862B2 JP 23392585 A JP23392585 A JP 23392585A JP 23392585 A JP23392585 A JP 23392585A JP H0698862 B2 JPH0698862 B2 JP H0698862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balance
- data processing
- card
- memory
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、IC（集積回路内蔵型）カードに関し、特に価
値を有するICカードの贋造防止に関する。
値を有するICカードの贋造防止に関する。
〈発明の概要〉 本発明はICカード内の価値が複製されたときにこの価値
を消去し、ICカードの贋造を防止するようにしたことを
特徴とする。
を消去し、ICカードの贋造を防止するようにしたことを
特徴とする。
〈従来の技術〉 一般に、ICが内蔵されてICのメモリに予め価値が記憶さ
れ、取引時に売買代金が減額されるように構成されたIC
カードが知られている。このようなICカードは、電話料
支払や鉄道代金支払の他、通常の買物代金支払などに利
用されている。
れ、取引時に売買代金が減額されるように構成されたIC
カードが知られている。このようなICカードは、電話料
支払や鉄道代金支払の他、通常の買物代金支払などに利
用されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のICカードは予め価値がメモリに記
憶されて利用者に手渡されるために、悪用者が原ICカー
ドの価値を別のICカードに複製し、次々と新たなICカー
ドを贋造するおそれがある。これは、ICカードのインタ
フエースが標準化されると特に問題となる。
憶されて利用者に手渡されるために、悪用者が原ICカー
ドの価値を別のICカードに複製し、次々と新たなICカー
ドを贋造するおそれがある。これは、ICカードのインタ
フエースが標準化されると特に問題となる。
本発明は、上記問題点に鑑み、予め記憶された価値が複
製されて次々と贋造されることのないICカードを提供す
ることを目的とする。
製されて次々と贋造されることのないICカードを提供す
ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記問題点及び正規取引の場合にはデータ処理
後のメモリ内の残高がデータ処理前の残高より少なくな
ることに鑑み、予め所定の価値を記憶し、取引毎に前記
価値から取引額が減額された残高を記憶するメモリと、
データ処理後にデータ処理前の残高とデータ処理後の残
高を比較し、両残高が一致した場合であつて前記データ
処理が残高照会処理以外のときには前記メモリの残高を
零にする中央処理装置とを有することを特徴とする。
後のメモリ内の残高がデータ処理前の残高より少なくな
ることに鑑み、予め所定の価値を記憶し、取引毎に前記
価値から取引額が減額された残高を記憶するメモリと、
データ処理後にデータ処理前の残高とデータ処理後の残
高を比較し、両残高が一致した場合であつて前記データ
処理が残高照会処理以外のときには前記メモリの残高を
零にする中央処理装置とを有することを特徴とする。
〈作用〉 本発明は上記構成により、悪用者のICカード処理装置な
どによりアクセスされてデータ処理を行い、データ処理
後の残高とデータ処理前の残高とが一致した場合であつ
て前記データ処理が残高照会処理以外の場合には贋造の
ためのアクセスと判別し、メモリの残高を零にする。
どによりアクセスされてデータ処理を行い、データ処理
後の残高とデータ処理前の残高とが一致した場合であつ
て前記データ処理が残高照会処理以外の場合には贋造の
ためのアクセスと判別し、メモリの残高を零にする。
尚、前記残高照会処理とは、メモリ内に記憶された残額
を照会する処理のほかに、メモリに支払先や支払先毎の
額及びそれぞれの残高が記憶される場合にはこれらの情
報を照会する処理を含む。本発明に係るICカードは、こ
のような悪意のないアクセス以外は残高を零にする。
を照会する処理のほかに、メモリに支払先や支払先毎の
額及びそれぞれの残高が記憶される場合にはこれらの情
報を照会する処理を含む。本発明に係るICカードは、こ
のような悪意のないアクセス以外は残高を零にする。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第１
図は本発明に係るICカードの一実施例を示すブロック図
であり、中央処理装置（CPU）１と、メモリ２と、電源
３より概略構成されている。
図は本発明に係るICカードの一実施例を示すブロック図
であり、中央処理装置（CPU）１と、メモリ２と、電源
３より概略構成されている。
メモリ２はROM（リードオンリメモリ）とRAM（ランダム
アクセスメモリ）より構成され、ROMには第３図に示す
ように正規のICカード取扱装置を含む取引装置（不図
示）によりアクセスされたときに動作するCPU1のプログ
ラムが格納されている。尚、このプログラムは、このIC
カードが正規の取扱装置によりアクセスされたときに例
えば、買物代金支払、電話代金支払、鉄道代金支払など
の正規の取引処理を行うプログラムを含む。
アクセスメモリ）より構成され、ROMには第３図に示す
ように正規のICカード取扱装置を含む取引装置（不図
示）によりアクセスされたときに動作するCPU1のプログ
ラムが格納されている。尚、このプログラムは、このIC
カードが正規の取扱装置によりアクセスされたときに例
えば、買物代金支払、電話代金支払、鉄道代金支払など
の正規の取引処理を行うプログラムを含む。
メモリ２のRAMにはCPU1の作業エリヤや、第２図に示す
ように予め所定の価値が記憶されて取引毎に取引高が減
額された残高や支払先名及び支払先毎の支払額などが記
憶される価値残高エリア2aと、このエリア2aにアクセス
があつたときにオンとなるフラグが記憶されるエリア2b
と、正規のICカード取扱装置を含む取引装置によりアク
セスされたときに価値残高エリア2aの残高を記憶する価
値残高待避エリア2cなどを有する。
ように予め所定の価値が記憶されて取引毎に取引高が減
額された残高や支払先名及び支払先毎の支払額などが記
憶される価値残高エリア2aと、このエリア2aにアクセス
があつたときにオンとなるフラグが記憶されるエリア2b
と、正規のICカード取扱装置を含む取引装置によりアク
セスされたときに価値残高エリア2aの残高を記憶する価
値残高待避エリア2cなどを有する。
以下、CPU1は第３図に示す如く動作する。まず、ステツ
プ（以下、STという。）１において、メモリ２にアクセ
スがあるとST2へ進み、このアクセスがメモリ２のエリ
ア2aに記憶されている残高等の照会か否かを判別する。
プ（以下、STという。）１において、メモリ２にアクセ
スがあるとST2へ進み、このアクセスがメモリ２のエリ
ア2aに記憶されている残高等の照会か否かを判別する。
ST2において、YESの場合にはST3へ進んでメモリ２のエ
リア2bの残高照会フラグをオンにし、他方NOの場合には
ST4へ分岐して価値残高エリア2aの情報のうち残高を価
値残高待避エリア2cに待避させる。
リア2bの残高照会フラグをオンにし、他方NOの場合には
ST4へ分岐して価値残高エリア2aの情報のうち残高を価
値残高待避エリア2cに待避させる。
続くST5では、アクセスされた内容に従つてデータ処理
を行う。この場合、正規のICカード取扱装置にアクセス
されたときは正規の取引処理を行つて価値残高エリア2a
の残高から取引高を減算したり、また価値残高エリア2a
の残高等の照会を行う。他方、正規外のICカード取引装
置によりアクセスされたときは該装置のプログラムに応
じてデータ処理を行う。
を行う。この場合、正規のICカード取扱装置にアクセス
されたときは正規の取引処理を行つて価値残高エリア2a
の残高から取引高を減算したり、また価値残高エリア2a
の残高等の照会を行う。他方、正規外のICカード取引装
置によりアクセスされたときは該装置のプログラムに応
じてデータ処理を行う。
上記のデータ処理が終了するとST6からST7へ進み、残高
照会フラグがオンかどうかを判別する。フラグがオンの
場合にはST8へ進んで価値残高エリア2aの残高と価値残
高待避エリア2bの残高とを比較し、一致している場合に
はST9へ進んで、価値残高エリア2aの残高を零にする。
照会フラグがオンかどうかを判別する。フラグがオンの
場合にはST8へ進んで価値残高エリア2aの残高と価値残
高待避エリア2bの残高とを比較し、一致している場合に
はST9へ進んで、価値残高エリア2aの残高を零にする。
他方、ST7においてフラグがオンの場合はST11へ進んで
フラグをリセツトして終了し、またST9において両残高
が一致しない場合は終了する。
フラグをリセツトして終了し、またST9において両残高
が一致しない場合は終了する。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明は、データ処理前の残高とデ
ータ処理後の残高とが一致しない場合であつて前記デー
タ処理が残高照会処理以外のときには残高を零にするよ
うに構成したので、価値が複製されてもICカードが次々
と贋造されることがない。
ータ処理後の残高とが一致しない場合であつて前記デー
タ処理が残高照会処理以外のときには残高を零にするよ
うに構成したので、価値が複製されてもICカードが次々
と贋造されることがない。
第１図は本発明に係るICカードの一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は第１図のメモリ内容の説明図、第３図は
第１図のCPUの動作を説明するためのフローチヤートで
ある。 １…中央処理装置（CPU）、２…メモリ。
ク図、第２図は第１図のメモリ内容の説明図、第３図は
第１図のCPUの動作を説明するためのフローチヤートで
ある。 １…中央処理装置（CPU）、２…メモリ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 15/30 ３５０ Ｚ Ｇ０６Ｋ 19/00 19/10
Claims (1)
- 【請求項１】予め所定の価値を記憶し、取引毎に前記価
値から取引額が減額された残高を記憶するメモリと、デ
ータ処理後にデータ処理前の残高とデータ処理後の残高
を比較し、両残高が一致した場合であつて前記データ処
理が残高照会処理以外のときには前記メモリの残高を零
にする中央処理装置とを有するICカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23392585A JPH0698862B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | Ｉｃカ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23392585A JPH0698862B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | Ｉｃカ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6292894A JPS6292894A (ja) | 1987-04-28 |
| JPH0698862B2 true JPH0698862B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=16962749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23392585A Expired - Lifetime JPH0698862B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | Ｉｃカ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698862B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4226915B2 (ja) | 2003-01-17 | 2009-02-18 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 遠隔操作玩具、及びその拡張ユニット |
| JP4357185B2 (ja) | 2003-01-17 | 2009-11-04 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 遠隔操作玩具とその拡張ユニット |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP23392585A patent/JPH0698862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6292894A (ja) | 1987-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |