JPH0698631B2 - プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ注型ガスケット - Google Patents
プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ注型ガスケットInfo
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- JPH0698631B2 JPH0698631B2 JP2888590A JP2888590A JPH0698631B2 JP H0698631 B2 JPH0698631 B2 JP H0698631B2 JP 2888590 A JP2888590 A JP 2888590A JP 2888590 A JP2888590 A JP 2888590A JP H0698631 B2 JPH0698631 B2 JP H0698631B2
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- Japan
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- gasket
- plastic lens
- plastic
- monomer
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチックレンズの製造方法及びプラスチッ
クレンズ注型ガスケットに関し、特に広いディオプトリ
範囲のプラスチックレンズの製造に適用されるプラスチ
ックレンズの製造方法及びこの製造方法に使用されるプ
ラスチックレンズ注型ガスケットに関するものである。
クレンズ注型ガスケットに関し、特に広いディオプトリ
範囲のプラスチックレンズの製造に適用されるプラスチ
ックレンズの製造方法及びこの製造方法に使用されるプ
ラスチックレンズ注型ガスケットに関するものである。
プラスチックレンズを成型する方法としての注型重合法
は既に知られている。例えば、1986年5月22日発行、メ
ディカル葵出版「眼鏡」には、ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネイト製レンズの製造工程が開示されて
いる。このレンズの製造工程では、ガラス母型の上型モ
ールド及び下型モールドとガスケットとを組み合わせた
レンズ注型が示されている。
は既に知られている。例えば、1986年5月22日発行、メ
ディカル葵出版「眼鏡」には、ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネイト製レンズの製造工程が開示されて
いる。このレンズの製造工程では、ガラス母型の上型モ
ールド及び下型モールドとガスケットとを組み合わせた
レンズ注型が示されている。
また従来の注型重合法によるプラスチックレンズの製造
方法の一例として実開昭55−107310号公報に開示された
ものを第7図に示す。第7図において、上型モールド71
及び下型モールド72と、これらの上型モールド71及び下
型モールド72を嵌合保持できる内径を有した内周面を備
え且つこの内周面に上型モールド71の周縁下面と下型モ
ールド72の周縁上面のそれぞれが当接するリング状突起
帯73が形成された短筒状のガスケット74とによって、キ
ャビティ75が形成される。このキャビティ75にプラスチ
ックモノマーを注入し、その後重合炉で加熱して当該モ
ノマーを重合させ、プラスチックレンズを成型する。ま
たガスケット74は射出成型により一体成形される。
方法の一例として実開昭55−107310号公報に開示された
ものを第7図に示す。第7図において、上型モールド71
及び下型モールド72と、これらの上型モールド71及び下
型モールド72を嵌合保持できる内径を有した内周面を備
え且つこの内周面に上型モールド71の周縁下面と下型モ
ールド72の周縁上面のそれぞれが当接するリング状突起
帯73が形成された短筒状のガスケット74とによって、キ
ャビティ75が形成される。このキャビティ75にプラスチ
ックモノマーを注入し、その後重合炉で加熱して当該モ
ノマーを重合させ、プラスチックレンズを成型する。ま
たガスケット74は射出成型により一体成形される。
プラスチックモノマーを重合するとき重合収縮が起こる
ことは知られている。特に、レンズのコバ厚が大きくな
るマイナス強度レンズを作製する場合には使用されるプ
ラスチックモノマー量が増え、他の弱度レンズを作製す
る場合に比較し重合収縮する度合いが大きくなる。この
ようなマイナス強度レンズを、第7図に示した上型モー
ルド71と下型モールド72とガスケット74による構成体で
作製すると、上型モールド71と下型モールド72の位置は
リング状突起帯73で制限を受けることにより変化できな
いから、プラスチックモノマーの重合収縮に伴って上型
モールド71と下型モールド72に対し引き寄せる力が作用
したとしても、モールド71,72は移動できない。このた
め、重合収縮中にプラスチックモノマーの重合体と各モ
ールド71,72とが分離され、作製されたプラスチックレ
ンズの表面が荒れるという不具合が生じる。このように
従来のプラスチックレンズの製造方法では、上記のよう
なセパレーション現象が発生しやすいという問題を有し
ていた。
ことは知られている。特に、レンズのコバ厚が大きくな
るマイナス強度レンズを作製する場合には使用されるプ
ラスチックモノマー量が増え、他の弱度レンズを作製す
る場合に比較し重合収縮する度合いが大きくなる。この
ようなマイナス強度レンズを、第7図に示した上型モー
ルド71と下型モールド72とガスケット74による構成体で
作製すると、上型モールド71と下型モールド72の位置は
リング状突起帯73で制限を受けることにより変化できな
いから、プラスチックモノマーの重合収縮に伴って上型
モールド71と下型モールド72に対し引き寄せる力が作用
したとしても、モールド71,72は移動できない。このた
め、重合収縮中にプラスチックモノマーの重合体と各モ
ールド71,72とが分離され、作製されたプラスチックレ
ンズの表面が荒れるという不具合が生じる。このように
従来のプラスチックレンズの製造方法では、上記のよう
なセパレーション現象が発生しやすいという問題を有し
ていた。
更に、前記の如く注型ガスケット74は一体成型によって
各プラスチックレンズごとに特有に作られるため、例え
ばレンズの厚さやレンズ曲面が異なったり或いは乱視レ
ンズ等の複数種類のプラスチックレンズを作る場合に
は、ガスケットを多種類準備する必要があり、成形機に
おける成形型の交換、及びその保管並びに管理も頻雑と
なるという問題を提起する。
各プラスチックレンズごとに特有に作られるため、例え
ばレンズの厚さやレンズ曲面が異なったり或いは乱視レ
ンズ等の複数種類のプラスチックレンズを作る場合に
は、ガスケットを多種類準備する必要があり、成形機に
おける成形型の交換、及びその保管並びに管理も頻雑と
なるという問題を提起する。
本発明の第1の目的は、上記問題点に鑑み、良好な表面
を有するプラスチックレンズを作ることができるプラス
チックレンズの製造方法を提供することにある。
を有するプラスチックレンズを作ることができるプラス
チックレンズの製造方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、注型ガスケットをプラスチック
レンズに対応させて多種類の用意することなく1種類の
注型ガスケットで多種類のプラスチックレンズを作るこ
とのできるプラスチックレンズの製造方法を提供するこ
とにある。
レンズに対応させて多種類の用意することなく1種類の
注型ガスケットで多種類のプラスチックレンズを作るこ
とのできるプラスチックレンズの製造方法を提供するこ
とにある。
本発明の第3の目的は、以上のプラスチックレンズの製
造方法を実現させるプラスチックレンズ注型ガスケット
を提供することにある。
造方法を実現させるプラスチックレンズ注型ガスケット
を提供することにある。
本発明に掛かるプラスチックレンズの製造方法は、前記
第1及び第2の目的を達成するため、注型ガスケットに
上型モールドと下型モールドを嵌合してキャビティを形
成し、キャビティにプラスチックモノマーを注入してプ
ラスチックレンズを製造する方法において、上型モール
ドと下型モールドのうちいずれか一方のモールドをその
嵌合位置を固定させた状態で注型ガスケットに取り付け
る工程と、残りのモールドをその嵌合位置が移動可能と
なるように注型ガスケットに取り付ける工程と、注型ガ
スケットと上型モールドと下型モールドによって形成さ
れたキャビティにプラスチックモノマーを注入する工程
と、注入されたプラスチックモノマーを重合する工程を
含むことを特徴とする。
第1及び第2の目的を達成するため、注型ガスケットに
上型モールドと下型モールドを嵌合してキャビティを形
成し、キャビティにプラスチックモノマーを注入してプ
ラスチックレンズを製造する方法において、上型モール
ドと下型モールドのうちいずれか一方のモールドをその
嵌合位置を固定させた状態で注型ガスケットに取り付け
る工程と、残りのモールドをその嵌合位置が移動可能と
なるように注型ガスケットに取り付ける工程と、注型ガ
スケットと上型モールドと下型モールドによって形成さ
れたキャビティにプラスチックモノマーを注入する工程
と、注入されたプラスチックモノマーを重合する工程を
含むことを特徴とする。
本発明に係るプラスチックレンズの製造方法は、前記の
製造方法において、注型ガスケットはその内面にリング
状突起帯を有し、このリング状突起帯によって一方のモ
ールドの嵌合位置を固定させるようにしたことを特徴と
する。
製造方法において、注型ガスケットはその内面にリング
状突起帯を有し、このリング状突起帯によって一方のモ
ールドの嵌合位置を固定させるようにしたことを特徴と
する。
本発明に係るプラスチックレンズの製造方法は、前記の
製造方法において、残りのモールドは押し型で注型ガス
ケットに押込まれ、押し型の形状に基づき注型ガスケッ
トにおける嵌合位置が決められることを特徴とする。
製造方法において、残りのモールドは押し型で注型ガス
ケットに押込まれ、押し型の形状に基づき注型ガスケッ
トにおける嵌合位置が決められることを特徴とする。
本発明に係るプラスチックレンズの製造方法は、前記の
製造方法において、重合が行われる工程においてプラス
チックモノマーが収縮したとき残りのモールドはプラス
チックモノマーの収縮に追従することを特徴とする。
製造方法において、重合が行われる工程においてプラス
チックモノマーが収縮したとき残りのモールドはプラス
チックモノマーの収縮に追従することを特徴とする。
本発明に係るプラスチックレンズ注型ガスケットは、筒
状体を有し、筒状体の内面にその円周方向に沿ってリン
グ状突起帯が形成され、リング状突起帯の上部と下部の
うちいずれか一方に、筒状体に嵌合される上型モールド
と下型モールドのうちいずれか一方の周縁を当接支持す
る支持部が形成され、リング状突起帯により上型モール
ドと下型モールドのうちいずれか一方の位置を拘束し且
つ他方の位置を自由とし、筒状体の外部に筒状体と上型
モールドと下型モールドによって形成されるキャビティ
に通じるモノマー注入部を有するように構成される。
状体を有し、筒状体の内面にその円周方向に沿ってリン
グ状突起帯が形成され、リング状突起帯の上部と下部の
うちいずれか一方に、筒状体に嵌合される上型モールド
と下型モールドのうちいずれか一方の周縁を当接支持す
る支持部が形成され、リング状突起帯により上型モール
ドと下型モールドのうちいずれか一方の位置を拘束し且
つ他方の位置を自由とし、筒状体の外部に筒状体と上型
モールドと下型モールドによって形成されるキャビティ
に通じるモノマー注入部を有するように構成される。
本発明によるプラスチックレンズの製造方法では、注型
ガスケットと上型モールドと下型モールドによって形成
されるキャビティにモノマーを注入し、重合によってプ
ラスチックレンズを製造する方法であり、注型ガスケッ
トに嵌合される上型及び下型のモールドのうち一方のモ
ールドに関してはその位置を固定させ、他方のモールド
に関してはその位置が移動できるように構成することに
より、重合時のモノマー収縮においてセパレーション現
象が起きない。セパレーション現象が起きないため、良
好なレンズ面を有したプラスチックレンズを作ることが
できる。また位置を移動できるように注型ガスケットに
取り付けられるモールドは、取付け時にその位置を任意
に変更でき、更に一般的に上型及び下型のモールドの形
状は適宜に変更できるため、1種類の注型ガスケットで
複数種類のプラスチックレンズを製造することが可能と
なる。
ガスケットと上型モールドと下型モールドによって形成
されるキャビティにモノマーを注入し、重合によってプ
ラスチックレンズを製造する方法であり、注型ガスケッ
トに嵌合される上型及び下型のモールドのうち一方のモ
ールドに関してはその位置を固定させ、他方のモールド
に関してはその位置が移動できるように構成することに
より、重合時のモノマー収縮においてセパレーション現
象が起きない。セパレーション現象が起きないため、良
好なレンズ面を有したプラスチックレンズを作ることが
できる。また位置を移動できるように注型ガスケットに
取り付けられるモールドは、取付け時にその位置を任意
に変更でき、更に一般的に上型及び下型のモールドの形
状は適宜に変更できるため、1種類の注型ガスケットで
複数種類のプラスチックレンズを製造することが可能と
なる。
本発明によるプラスチックレンズ注型ガスケットでは、
筒状体の内周面に形成されるリング状突起帯の上部と下
部のいずれか一方の形状をモールド当接支持形状とした
ため、上型及び下型のモールドのうち一方を固定状態で
注型ガスケットに取付け、他方を移動可能な状態で注型
ガスケットに取り付けることができる。
筒状体の内周面に形成されるリング状突起帯の上部と下
部のいずれか一方の形状をモールド当接支持形状とした
ため、上型及び下型のモールドのうち一方を固定状態で
注型ガスケットに取付け、他方を移動可能な状態で注型
ガスケットに取り付けることができる。
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本発明に係るプラスチックレンズの製
造方法に使用される注型ガスケットを示し、第4図〜第
6図はこの注型ガスケットを用いてプラスチックレンズ
を作る製造方法を説明するための図である。
造方法に使用される注型ガスケットを示し、第4図〜第
6図はこの注型ガスケットを用いてプラスチックレンズ
を作る製造方法を説明するための図である。
第1図及び第2図において、1は注型ガスケットであ
り、このガスケット1の主要部は筒状体2として形成さ
れる。筒状体2の内壁面2aには筒状体2の軸方向のほぼ
中央位置に内面の円周に沿ってリング状突起帯3が形成
される。リング状突起帯3ではその上側に平面部3aが形
成され、下側には平面部ではなくテーパー部3bが形成さ
れる。筒状体2の外壁面2bの所定位置には例えば円筒形
のモノマー注入部4が形成され、モノマー注入部4は注
入口4aを有し、モノマー注入部4は筒状体2に形成され
たスリット状の注入孔5を会して筒状体2の内部に通じ
ている。モノマー注入部4の形態に関し、第2図に示す
ように注入口4aの正面形状は例えば円形である。以上の
筒状体2とリング状突起帯3とモノマー注入部4はすべ
て一体的成型によって形成される。またガスケット1の
材質は弾性を有する樹脂であり、樹脂の種類は用途に応
じて任意に選択することができ、その例として例えばエ
チレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリエチル
アクリレート等を挙げることができる。
り、このガスケット1の主要部は筒状体2として形成さ
れる。筒状体2の内壁面2aには筒状体2の軸方向のほぼ
中央位置に内面の円周に沿ってリング状突起帯3が形成
される。リング状突起帯3ではその上側に平面部3aが形
成され、下側には平面部ではなくテーパー部3bが形成さ
れる。筒状体2の外壁面2bの所定位置には例えば円筒形
のモノマー注入部4が形成され、モノマー注入部4は注
入口4aを有し、モノマー注入部4は筒状体2に形成され
たスリット状の注入孔5を会して筒状体2の内部に通じ
ている。モノマー注入部4の形態に関し、第2図に示す
ように注入口4aの正面形状は例えば円形である。以上の
筒状体2とリング状突起帯3とモノマー注入部4はすべ
て一体的成型によって形成される。またガスケット1の
材質は弾性を有する樹脂であり、樹脂の種類は用途に応
じて任意に選択することができ、その例として例えばエ
チレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリエチル
アクリレート等を挙げることができる。
第1図及び第2図の実施例では注入孔5をリング状突起
帯3の真下位置に形成した構造を示している。一般的
に、筒状体2において注入孔5が設けられる位置は、鋳
型によって形成されるキャビティに通じる位置であれば
任意の位置に選定することができる。しかし、マイナス
レンズ等のようにコバ厚の厚いプラスチックレンズを作
る場合には、本実施例による図示例の如くリング状突起
帯3の直下位置に注入孔5を形成するのが好ましい。ま
た弱度のプラスレンズ等のコバ厚の薄いプラスチックレ
ンズを作る場合には、リング状突起帯3に対応する位置
に注入孔5を配置し、且つリング状突起帯3における注
入孔5に対応する箇所に切欠部を形成するのが好まし
い。
帯3の真下位置に形成した構造を示している。一般的
に、筒状体2において注入孔5が設けられる位置は、鋳
型によって形成されるキャビティに通じる位置であれば
任意の位置に選定することができる。しかし、マイナス
レンズ等のようにコバ厚の厚いプラスチックレンズを作
る場合には、本実施例による図示例の如くリング状突起
帯3の直下位置に注入孔5を形成するのが好ましい。ま
た弱度のプラスレンズ等のコバ厚の薄いプラスチックレ
ンズを作る場合には、リング状突起帯3に対応する位置
に注入孔5を配置し、且つリング状突起帯3における注
入孔5に対応する箇所に切欠部を形成するのが好まし
い。
ガスケット1の筒状体2の形状を詳述する。第1図にお
いて筒状体2の高さh1は、一般的に、筒状体2に上型モ
ールドと下型モールドを組み付けて鋳型を形成した状態
において上型モールドの上端と下型モールドの下端より
も大きくなるように設計される。しかし、これに限定さ
れるものではなく、製造しようとするレンズのコバの厚
みが確保できる寸法に設計されれば充分である。また筒
状体2の内壁面の径は各モールドの径と実質的に同一又
は少し小さくなるように形成される。第3図に示すよう
に筒状体2の内壁面2aは一定径を有するように形成され
ており、その中央部に前述したリング状突起帯3が形成
されている。第3図によれば、リング状突起帯3の平面
部3aとテーパー部3bが明示される。
いて筒状体2の高さh1は、一般的に、筒状体2に上型モ
ールドと下型モールドを組み付けて鋳型を形成した状態
において上型モールドの上端と下型モールドの下端より
も大きくなるように設計される。しかし、これに限定さ
れるものではなく、製造しようとするレンズのコバの厚
みが確保できる寸法に設計されれば充分である。また筒
状体2の内壁面の径は各モールドの径と実質的に同一又
は少し小さくなるように形成される。第3図に示すよう
に筒状体2の内壁面2aは一定径を有するように形成され
ており、その中央部に前述したリング状突起帯3が形成
されている。第3図によれば、リング状突起帯3の平面
部3aとテーパー部3bが明示される。
次にモノマー注入部4について詳述すると、前述したよ
うにモノマー注入部4は全体がほぼ円筒形の形状を有
し、注入口4aから前記筒状体2の壁部を貫通するように
形成された注入孔5につながる。第2図に示される注入
口4aの正面形状は円形であるが、形状はこれに限定され
ず、図示しないモノマー注入装置のノズル形状に対応し
たものであれば良い。
うにモノマー注入部4は全体がほぼ円筒形の形状を有
し、注入口4aから前記筒状体2の壁部を貫通するように
形成された注入孔5につながる。第2図に示される注入
口4aの正面形状は円形であるが、形状はこれに限定され
ず、図示しないモノマー注入装置のノズル形状に対応し
たものであれば良い。
次に前記構造を有した注型ガスケット1を用いて実施さ
れるプラスチックレンズの製造方法を第4図〜第6図を
参照して説明する。
れるプラスチックレンズの製造方法を第4図〜第6図を
参照して説明する。
第4図に示すように、前述した注型ガスケット1に対し
図示しない挿入手段で上部の開口部から上型モールド6
を嵌め込み、上型モールド6の周縁部6aの下面がリング
状突起帯3の上側平面部3aに当接するまで上型モールド
6を挿入する。一方、下部のガスケット開口部から下型
モールド7を嵌め込み、所要の位置まで挿入し、筒状体
2の内壁面2aの嵌合力で下型モールド7を保持する。下
型モールド7の周縁部7aはリング状突起帯3に接触して
いない。下型モールド7をガスケット1に嵌め込み所要
位置まで挿入する手段として、第4図に示されるような
C方向に移動自在な例えば凸型の押し型8を用いて押込
む方法が提案される。なお挿入手段は前記凸型の押し型
8に限定されるものではない。押し型8の凸状段部8a
は、ガスケット1の内径と径又はやや小さい径を有す
る。鋳型で形成されるキャビティ9は注入孔5を通じて
外部につながっているため、押し型8で下型モールド7
をガスケットに押むときキャビティ内部の空気は圧縮さ
れることなく所要の位置に押込むことができる。
図示しない挿入手段で上部の開口部から上型モールド6
を嵌め込み、上型モールド6の周縁部6aの下面がリング
状突起帯3の上側平面部3aに当接するまで上型モールド
6を挿入する。一方、下部のガスケット開口部から下型
モールド7を嵌め込み、所要の位置まで挿入し、筒状体
2の内壁面2aの嵌合力で下型モールド7を保持する。下
型モールド7の周縁部7aはリング状突起帯3に接触して
いない。下型モールド7をガスケット1に嵌め込み所要
位置まで挿入する手段として、第4図に示されるような
C方向に移動自在な例えば凸型の押し型8を用いて押込
む方法が提案される。なお挿入手段は前記凸型の押し型
8に限定されるものではない。押し型8の凸状段部8a
は、ガスケット1の内径と径又はやや小さい径を有す
る。鋳型で形成されるキャビティ9は注入孔5を通じて
外部につながっているため、押し型8で下型モールド7
をガスケットに押むときキャビティ内部の空気は圧縮さ
れることなく所要の位置に押込むことができる。
ガスケット1における上型モールド6の配設位置は前記
のリング状突起帯3によって規定される。これに対し
て、下型モールド7の配設位置は、押し型8をガスケッ
ト1に完全に押込んだときの押し型8の凸状段部8aの高
さh2で決められる。このようにしてガスケット1におけ
る上型モールド6と下型モールド7の配設によってプラ
スチックレンズの型となるキャビティ9が形成される。
キャビティ9は注入孔5を通してモノマー注入部4と連
通している。
のリング状突起帯3によって規定される。これに対し
て、下型モールド7の配設位置は、押し型8をガスケッ
ト1に完全に押込んだときの押し型8の凸状段部8aの高
さh2で決められる。このようにしてガスケット1におけ
る上型モールド6と下型モールド7の配設によってプラ
スチックレンズの型となるキャビティ9が形成される。
キャビティ9は注入孔5を通してモノマー注入部4と連
通している。
上記においてキャビティ9によって形成されるプラスチ
ックレンズの形状及び特性は、上型モールド6の形状と
下型モールド7の形状及び配設位置とによって決定され
る。従って、上型モールド6と下型モールド7のキャビ
ティ側の表面形状を変更し且つ下型モールド7の配設位
置を変更することにより、1種類のガスケット1によっ
て多種類の度数のプラスチックレンズを作製することが
できる。
ックレンズの形状及び特性は、上型モールド6の形状と
下型モールド7の形状及び配設位置とによって決定され
る。従って、上型モールド6と下型モールド7のキャビ
ティ側の表面形状を変更し且つ下型モールド7の配設位
置を変更することにより、1種類のガスケット1によっ
て多種類の度数のプラスチックレンズを作製することが
できる。
次にプラスチックモノマーの注入方法について説明す
る。前述したように、第5図に示す如くガスケット1に
上型モールド7と下型モールド8を組み付けた後、モノ
マー注入部4の注入口4aが上を向くように傾斜させてガ
スケット1を設置する。この状態においてモノマー注入
部4からキャビティ9内にモノマーを周知の注入装置を
用いて注入する。注入されたモノマーは注入孔5を通っ
てキャビティ9内に充填される。ガスケット1と上型及
び下型のモールド6,7によって形成されるレンズ成型用
キャビティ9は、ガスケット1とモールド6,7が密着固
定の状態で嵌合しており、注入孔5のみを介して外部に
通じる密閉空間として形成される。そのためガスケット
1とモールド6,7のシールド性は高く、キャビティ9内
に充填されたモノマーが嵌合部分を通して外部に漏れる
ことはない。
る。前述したように、第5図に示す如くガスケット1に
上型モールド7と下型モールド8を組み付けた後、モノ
マー注入部4の注入口4aが上を向くように傾斜させてガ
スケット1を設置する。この状態においてモノマー注入
部4からキャビティ9内にモノマーを周知の注入装置を
用いて注入する。注入されたモノマーは注入孔5を通っ
てキャビティ9内に充填される。ガスケット1と上型及
び下型のモールド6,7によって形成されるレンズ成型用
キャビティ9は、ガスケット1とモールド6,7が密着固
定の状態で嵌合しており、注入孔5のみを介して外部に
通じる密閉空間として形成される。そのためガスケット
1とモールド6,7のシールド性は高く、キャビティ9内
に充填されたモノマーが嵌合部分を通して外部に漏れる
ことはない。
ガスケット1のキャビティ9内にモノマーを充填したと
き、モノマーはキャビティから溢れてモノマー注入部4
の内部に残るようにモノマー注入量を設定する。かかる
状態にてモノマーを重合させる。重合時においてキャビ
ティ9内のモノマーは収縮し、筒状体2と上型モールド
6と下型モールド7を引き寄せる。モノマーが重合収縮
して引き寄せる力が発生した時、上型モールド6はリン
グ状突起帯3で拘束されて動かないが、下型モールド7
は、リング状突起帯3に当接せず単に筒状体2に嵌合し
ているだけであるから、拘束力が働かず、モノマーの収
縮に追従していく。このためモノマー重合体と下型モー
ルド7とが重合中に分離するというセパレーション現象
は起きない。
き、モノマーはキャビティから溢れてモノマー注入部4
の内部に残るようにモノマー注入量を設定する。かかる
状態にてモノマーを重合させる。重合時においてキャビ
ティ9内のモノマーは収縮し、筒状体2と上型モールド
6と下型モールド7を引き寄せる。モノマーが重合収縮
して引き寄せる力が発生した時、上型モールド6はリン
グ状突起帯3で拘束されて動かないが、下型モールド7
は、リング状突起帯3に当接せず単に筒状体2に嵌合し
ているだけであるから、拘束力が働かず、モノマーの収
縮に追従していく。このためモノマー重合体と下型モー
ルド7とが重合中に分離するというセパレーション現象
は起きない。
なお、上型モールド6と下型モールド7はガスケット1
の筒状体2に嵌合した状態で保持されるため、ガスケッ
ト1と上型及び下型のモールド6,7を分離しないように
固定するためのバネ等の特別な固定手段は必要でない。
更に、モノマー注入後キャビティ9内にホコリ等の異物
が入らないようにモノマー注入部4の注入口4aの前面に
カバーをつけることも可能である。
の筒状体2に嵌合した状態で保持されるため、ガスケッ
ト1と上型及び下型のモールド6,7を分離しないように
固定するためのバネ等の特別な固定手段は必要でない。
更に、モノマー注入後キャビティ9内にホコリ等の異物
が入らないようにモノマー注入部4の注入口4aの前面に
カバーをつけることも可能である。
プラスチックレンズの成型が終了した後、ガスケット1
は、破ることにより除去され、使捨て部材として使用さ
れる。また、前記モノマーの材料としては特に限定され
ないが、例えばジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネイト等が使用される。
は、破ることにより除去され、使捨て部材として使用さ
れる。また、前記モノマーの材料としては特に限定され
ないが、例えばジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネイト等が使用される。
上記のガスケット1と上型モールド6と下型モールド7
からなる鋳型を用いてレンズ度数−6.00Dのレンズを100
枚製作した結果、100枚のすべてがJIS T7313−1988の規
定に合格するものであった。
からなる鋳型を用いてレンズ度数−6.00Dのレンズを100
枚製作した結果、100枚のすべてがJIS T7313−1988の規
定に合格するものであった。
次に本発明の変更実施例について説明する。
先ず本発明に係るプラスチックレンズの製造方法におい
て、上型モールド6をガスケット1に嵌合させた後、下
型モールド7を嵌合させる前記押し型8の動作の仕方と
しては次の3通りがある。第1は前記の実施例の如くモ
ノマーを充填していない状態で下型モールド7を所定の
位置に押込み、その後除去する仕方、第2はモノマーを
充填していない状態で下型モールド7を所定の位置に押
込み、そのままの位置で押し型8を固定させてモノマー
を充填する仕方、第3は下型モールド7をガスケットに
押込み、仮位置で下型モールド7を設置し、その後モノ
マーをキャビティに充填し、更にその後下型モールド7
を正規の所定の位置に押込む仕方である。以上の方法の
うち任意な方法を選択することができる。
て、上型モールド6をガスケット1に嵌合させた後、下
型モールド7を嵌合させる前記押し型8の動作の仕方と
しては次の3通りがある。第1は前記の実施例の如くモ
ノマーを充填していない状態で下型モールド7を所定の
位置に押込み、その後除去する仕方、第2はモノマーを
充填していない状態で下型モールド7を所定の位置に押
込み、そのままの位置で押し型8を固定させてモノマー
を充填する仕方、第3は下型モールド7をガスケットに
押込み、仮位置で下型モールド7を設置し、その後モノ
マーをキャビティに充填し、更にその後下型モールド7
を正規の所定の位置に押込む仕方である。以上の方法の
うち任意な方法を選択することができる。
次に第6図に示すように、下型モールド7の凸側の周縁
上面が筒状体2のリング状突起帯3の上部平面部3aに当
接するように筒状体2に嵌合させ、且つ上型モールド6
をその裏表を反転させた状態で押し型8′で筒状体2の
下側開口部から所要の位置に嵌合させてキャビティ9を
形成し、プラスチックレンズを製造することもできる。
上面が筒状体2のリング状突起帯3の上部平面部3aに当
接するように筒状体2に嵌合させ、且つ上型モールド6
をその裏表を反転させた状態で押し型8′で筒状体2の
下側開口部から所要の位置に嵌合させてキャビティ9を
形成し、プラスチックレンズを製造することもできる。
前記のガスケット1では、リング状突起帯3の上部に平
面部を、下部にテーパー部を形成することにより上型モ
ールド6のみを拘束する構造としたが、反対にリング状
突起帯3の下部に平面部を、上部にテーパー部を形成
し、リング状突起帯3を注入孔5の下側の筒状体2の内
面位置に形成することによって下型モールド7のみを拘
束する構造とすることもできる。この場合にはモノマー
の重合収縮時に上型モールド6が追従することなる。ま
た上型モールド6をガスケット1に押込むときには前記
と同様な押し型8が用いられる。
面部を、下部にテーパー部を形成することにより上型モ
ールド6のみを拘束する構造としたが、反対にリング状
突起帯3の下部に平面部を、上部にテーパー部を形成
し、リング状突起帯3を注入孔5の下側の筒状体2の内
面位置に形成することによって下型モールド7のみを拘
束する構造とすることもできる。この場合にはモノマー
の重合収縮時に上型モールド6が追従することなる。ま
た上型モールド6をガスケット1に押込むときには前記
と同様な押し型8が用いられる。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、次の効果
が生じる。
が生じる。
本発明のプラスチックレンズの製造方法によれば、鋳型
を作る2つのモールドうちいずれか一方を注型ガスケッ
トにおいて移動可能な取付け構造としたため、熱重合時
の収縮においてセパレーション現象は発生せず、例えば
強度のマイナスレンズを作製しても表面荒れのない良好
な所望のプラスチックレンズを得ることができる。また
上型及び下型のモールドの少なくともいずれか一方の形
状或いは注型ガスケットにおける配設位置を変更するこ
とによって、1種類のガスケットで度数の異なる複数種
類のプラスチックレンズを作製することができる。これ
により注型ガスケットを作るための射出成形型のコスト
を低減することができる。
を作る2つのモールドうちいずれか一方を注型ガスケッ
トにおいて移動可能な取付け構造としたため、熱重合時
の収縮においてセパレーション現象は発生せず、例えば
強度のマイナスレンズを作製しても表面荒れのない良好
な所望のプラスチックレンズを得ることができる。また
上型及び下型のモールドの少なくともいずれか一方の形
状或いは注型ガスケットにおける配設位置を変更するこ
とによって、1種類のガスケットで度数の異なる複数種
類のプラスチックレンズを作製することができる。これ
により注型ガスケットを作るための射出成形型のコスト
を低減することができる。
本発明のプラスチックレンズ注型ガスケットによれば、
その内面に形成されるリング状突起帯の上部及び下部に
形状に若干の変更を施すだけで前記プラスチックレンズ
の製造方法を容易に実現することができる。
その内面に形成されるリング状突起帯の上部及び下部に
形状に若干の変更を施すだけで前記プラスチックレンズ
の製造方法を容易に実現することができる。
第1図は注型ガスケットの縦断面図、第2図は第1図中
の右側面図、第3図は筒状体の部分断面図、第4図はモ
ールドを組み付けた注型ガスケットの縦断面図、第5図
は重合収縮時の作用を説明するための図、第6図は変更
実施例を示す第4図と同様な図、第7図は従来のガスケ
ットの問題点7説明するための断面図である。 〔符号の説明〕 1……注型ガスケット 2……筒状体 3……リング状突起帯 4……モノマー注入部 5……注入孔 6……上型モールド 7……下型モールド 8,8′……押し型 9……キャビティ
の右側面図、第3図は筒状体の部分断面図、第4図はモ
ールドを組み付けた注型ガスケットの縦断面図、第5図
は重合収縮時の作用を説明するための図、第6図は変更
実施例を示す第4図と同様な図、第7図は従来のガスケ
ットの問題点7説明するための断面図である。 〔符号の説明〕 1……注型ガスケット 2……筒状体 3……リング状突起帯 4……モノマー注入部 5……注入孔 6……上型モールド 7……下型モールド 8,8′……押し型 9……キャビティ
Claims (5)
- 【請求項1】注型ガスケットに上型モールドと下型モー
ルドを嵌合してキャビティを形成し、前記キャビティに
プラスチックモノマーを注入してプラスチックレンズを
製造する方法において、前記上型モールドと前記下型モ
ールドのうちいずれか一方のモールドをその嵌合位置を
固定させた状態で前記注型ガスケットに取り付ける工程
と、残りのモールドをその嵌合位置が移動可能となるよ
うに前記注型ガスケットに取り付ける工程と、前記注型
ガスケットと前記上型モールドと前記下型モールドによ
って形成されたキャビティに前記プラスチックモノマー
を注入する工程と、注入された前記プラスチックモノマ
ーを重合する工程を含むことを特徴とするプラスチック
レンズの製造方法。 - 【請求項2】請求項1記載のプラスチックレンズの製造
方法において、前記注型ガスケットはその内面にリング
状突起帯を有し、このリング状突起帯によって前記一方
のモールドの嵌合位置を固定させるようにしたことを特
徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項3】請求項1記載のプラスチックレンズの製造
方法において、前記残りのモールドは押し型で前記注型
ガスケットに押込まれ、前記押し型の形状に基づき注型
ガスケットにおける嵌合位置が決められることを特徴と
するプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項4】請求項1記載のプラスチックレンズの製造
方法において、重合が行われる前記工程において前記プ
ラスチックモノマーが収縮したとき前記残りのモールド
は前記プラスチックモノマーの収縮に追従することを特
徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項5】筒状体を有し、前記筒状体の内面にその円
周方向に沿ってリング状突起帯が形成され、前記リング
状突起帯の上部と下部のうちいずれか一方に、前記筒状
体に嵌合される上型モールドと下型モールドのうちのい
ずれか一方の周縁を当接支持する支持部が形成され、前
記リング状突起帯により前記上型モールドと前記下型モ
ールドのうちいずれか一方の位置を拘束し且つ他方の位
置を自由とし、前記筒状体の外部に前記筒状体と前記上
型モールドと前記下型モールドによって形成されるキャ
ビティに通じるモノマー注入部を有することを特徴とす
るプラスチックレンズ注型ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2888590A JPH0698631B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ注型ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2888590A JPH0698631B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ注型ガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03231814A JPH03231814A (ja) | 1991-10-15 |
JPH0698631B2 true JPH0698631B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=12260855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2888590A Expired - Lifetime JPH0698631B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | プラスチックレンズの製造方法及びプラスチックレンズ注型ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698631B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344370B2 (en) | 2003-01-14 | 2008-03-18 | Hoya Corporation | Device and method for assembling mold for forming plastic lens |
US7842203B2 (en) | 2003-10-31 | 2010-11-30 | Hoya Corporation | Gasket for molding plastic lens |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3705504B2 (ja) * | 1995-10-24 | 2005-10-12 | 株式会社アサヒオプティカル | 眼鏡用樹脂レンズの注型成形用モールド |
KR100470072B1 (ko) * | 1995-10-24 | 2005-09-16 | 가부시키가이샤 아사히 옵티컬 | 수지렌즈의성형용몰드및이몰드를사용하여제조된수지렌즈 |
JP5495414B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2014-05-21 | Hoya株式会社 | プラスチックレンズ成形用のガスケット及びこれを用いたプラスチックレンズの製造方法 |
JP5717364B2 (ja) * | 2010-06-23 | 2015-05-13 | Hoya株式会社 | プラスチックレンズ成形用成形型およびプラスチックレンズの製造方法 |
CN108908822A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-30 | 王中安 | 一种近视偏光树脂眼镜片的制造方法 |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2888590A patent/JPH0698631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344370B2 (en) | 2003-01-14 | 2008-03-18 | Hoya Corporation | Device and method for assembling mold for forming plastic lens |
US7694404B2 (en) | 2003-01-14 | 2010-04-13 | Hoya Corporation | Method for assembling mold for forming plastic lens |
US7842203B2 (en) | 2003-10-31 | 2010-11-30 | Hoya Corporation | Gasket for molding plastic lens |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03231814A (ja) | 1991-10-15 |
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Legal Events
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