JPH0698616B2 - 無機質板の製造方法 - Google Patents
無機質板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0698616B2 JPH0698616B2 JP33078189A JP33078189A JPH0698616B2 JP H0698616 B2 JPH0698616 B2 JP H0698616B2 JP 33078189 A JP33078189 A JP 33078189A JP 33078189 A JP33078189 A JP 33078189A JP H0698616 B2 JPH0698616 B2 JP H0698616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- cut
- rotary
- product
- inorganic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、セメントなどの無機質材料を使用する平板
瓦や壁材等の製造方法に関する。
瓦や壁材等の製造方法に関する。
従来、セメント等の無機質材料を用いて平板瓦等の建材
を製造する場合、ウエット成形法では、無機質材料にプ
レス圧をかけて表面模様を付形すると同時に、製品形状
にプレス打ち抜き成形すること、また、ドライ成形法で
は第4図イ,ロ,ハのように成型ベルトコンベアAによ
って板状の無機質材料Bを搬送しつつ、回転スリッター
Cにより該材料Bの両耳を切り落として材料幅を揃え、
その後にプレス板によって材料Bを中央と、所定長さ間
隔毎に切断することにより例えば第4図ハに示すような
輪郭形状の製品を製造していた。
を製造する場合、ウエット成形法では、無機質材料にプ
レス圧をかけて表面模様を付形すると同時に、製品形状
にプレス打ち抜き成形すること、また、ドライ成形法で
は第4図イ,ロ,ハのように成型ベルトコンベアAによ
って板状の無機質材料Bを搬送しつつ、回転スリッター
Cにより該材料Bの両耳を切り落として材料幅を揃え、
その後にプレス板によって材料Bを中央と、所定長さ間
隔毎に切断することにより例えば第4図ハに示すような
輪郭形状の製品を製造していた。
ところで、上記ウエット法、ドライ法のいずれの製造方
法でも、最終製品形状が打ち抜きによって決定されるの
で、製造される建材形状が一律となって、製品形状が規
格化されてしまい、この建材を使用した建築物ではその
外観に自然らしさが欠けるきらいがある。これを避ける
ために多様な輪郭形状の建材を造るには、プレス金型の
種類を増やしてこれらを使い分けて異形状の建材を製造
する必要がある上、これら異形状の建材をランダムにセ
ットして、同一種類の建材がかたまらないように梱包し
て出荷する配慮がなされねばならず、コスト的に高くつ
き、また手数が掛かる難点がある。
法でも、最終製品形状が打ち抜きによって決定されるの
で、製造される建材形状が一律となって、製品形状が規
格化されてしまい、この建材を使用した建築物ではその
外観に自然らしさが欠けるきらいがある。これを避ける
ために多様な輪郭形状の建材を造るには、プレス金型の
種類を増やしてこれらを使い分けて異形状の建材を製造
する必要がある上、これら異形状の建材をランダムにセ
ットして、同一種類の建材がかたまらないように梱包し
て出荷する配慮がなされねばならず、コスト的に高くつ
き、また手数が掛かる難点がある。
この発明は上記の問題点に鑑み、コスト上昇や手数増大
を招くことなく、1枚ずつ異なった端部形状を有する建
材を製造できる無機質板の製造方法を提供することを目
的としてなされたものである。
を招くことなく、1枚ずつ異なった端部形状を有する建
材を製造できる無機質板の製造方法を提供することを目
的としてなされたものである。
即ち、この発明の無機質板の製造方法は、カッター刃周
縁部が不規則に波打ち形成され、かつ該カッター刃の円
周長が製品端部長さの整数倍とならない回転刃を有する
回転スリッターを用いて、板状に成形された無機質材料
を切断すると共に、この回転スリッターによる切断部分
が底辺となるよう無機質材料を所定製品形状に打ち抜く
ことを特徴とするものである。
縁部が不規則に波打ち形成され、かつ該カッター刃の円
周長が製品端部長さの整数倍とならない回転刃を有する
回転スリッターを用いて、板状に成形された無機質材料
を切断すると共に、この回転スリッターによる切断部分
が底辺となるよう無機質材料を所定製品形状に打ち抜く
ことを特徴とするものである。
次に、この発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の実施例の正面図、第2図は実施例の
側面図、第3図は実施例の説明図である。
側面図、第3図は実施例の説明図である。
この発明の無機質板の製造方法は、カッター刃1の周縁
部が不規則に波打ち形成され、かつカッター刃1の円周
長Lが製品端部Aの長さBの整数倍とならない回転刃を
有する回転スリッター2を用いて、板状に成形されて搬
送される無機質材料3の両端A,Aを第3図の波打ち形状
に切断し、その後に材料3の中央部をセンターライン4
に沿ってプレス打ち抜きし2列に切断すると共に、各列
の材料を製品となる平板瓦5の幅に合わせ、回転スリッ
ター2による切断部分が底辺となるように切断ライン6
に沿ってプレス打ち抜きして切断して、平板瓦5を製造
する。
部が不規則に波打ち形成され、かつカッター刃1の円周
長Lが製品端部Aの長さBの整数倍とならない回転刃を
有する回転スリッター2を用いて、板状に成形されて搬
送される無機質材料3の両端A,Aを第3図の波打ち形状
に切断し、その後に材料3の中央部をセンターライン4
に沿ってプレス打ち抜きし2列に切断すると共に、各列
の材料を製品となる平板瓦5の幅に合わせ、回転スリッ
ター2による切断部分が底辺となるように切断ライン6
に沿ってプレス打ち抜きして切断して、平板瓦5を製造
する。
上記の製造方法によれば、回転スリッター2のカッター
刃1が波打っているため、これによって切断された平板
瓦5の端部Aには第3図のようにこの波打ち形状に合致
するうねりのあるデザイン形状が付形されると共に、こ
の波打ち形状が不規則であり、かつカッター刃1の長さ
Lが端部長さBと一致しないようにしているから1枚々
々の瓦5に付形されるデザイン形状が変化することにな
る。
刃1が波打っているため、これによって切断された平板
瓦5の端部Aには第3図のようにこの波打ち形状に合致
するうねりのあるデザイン形状が付形されると共に、こ
の波打ち形状が不規則であり、かつカッター刃1の長さ
Lが端部長さBと一致しないようにしているから1枚々
々の瓦5に付形されるデザイン形状が変化することにな
る。
従って、端部デザインの異なった平板瓦5…を単一のス
リッター2を用いて、かつ1つの製造ラインにおいて、
連続製造することが可能となる。
リッター2を用いて、かつ1つの製造ラインにおいて、
連続製造することが可能となる。
この発明は以上のように構成されているから、プレス金
型を増やすことなく、単一のスリッターを用いて、かつ
1つの製造ラインで1枚ずつ異なったデザイン形状を有
する製品を連続して製造できて、コスト上昇や手数増大
を招くことなく、自然らしい建築物を構築できる建材を
供給できる等の効果を有する。
型を増やすことなく、単一のスリッターを用いて、かつ
1つの製造ラインで1枚ずつ異なったデザイン形状を有
する製品を連続して製造できて、コスト上昇や手数増大
を招くことなく、自然らしい建築物を構築できる建材を
供給できる等の効果を有する。
第1図はこの発明の実施例の正面図、第2図は実施例の
側面図、第3図は実施例の説明図、第4図イ,ロ,ハは
従来例の説明図である。
側面図、第3図は実施例の説明図、第4図イ,ロ,ハは
従来例の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】カッター刃周縁部が不規則に波打ち形成さ
れ、かつ該カッター刃の円周長が製品端部長さの整数倍
とならない回転刃を有する回転スリッターを用いて、板
状に成形された無機質材料を切断すると共に、この回転
スリッターによる切断部分が底辺となるよう無機質材料
を所定製品形状に打ち抜くことを特徴とする無機質板の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33078189A JPH0698616B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 無機質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33078189A JPH0698616B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 無機質板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03189105A JPH03189105A (ja) | 1991-08-19 |
JPH0698616B2 true JPH0698616B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=18236477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33078189A Expired - Lifetime JPH0698616B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 無機質板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698616B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115674398B (zh) * | 2022-09-27 | 2023-04-21 | 淄博华光国瓷科技文化有限公司 | 矿物骨质瓷制备生产系统 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP33078189A patent/JPH0698616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03189105A (ja) | 1991-08-19 |
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