JPH0698604A - 芝生管理機のエアレーション用タイン - Google Patents

芝生管理機のエアレーション用タイン

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JPH0698604A
JPH0698604A JP24991192A JP24991192A JPH0698604A JP H0698604 A JPH0698604 A JP H0698604A JP 24991192 A JP24991192 A JP 24991192A JP 24991192 A JP24991192 A JP 24991192A JP H0698604 A JPH0698604 A JP H0698604A
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JP
Japan
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aeration
tine
cylinder
lawn
tapered
Prior art date
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Pending
Application number
JP24991192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Matsumoto
嘉輝 松本
Daiya Saito
大也 斉藤
Tsutomu Ageo
力 上尾
Teruo Munei
輝雄 棟居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGEO SHOJI YUGEN
NAIGAI KOKI KK
TOKAI GOKIN KOGYO KK
YUKI KOUNOUSHIYA KK
Original Assignee
AGEO SHOJI YUGEN
NAIGAI KOKI KK
TOKAI GOKIN KOGYO KK
YUKI KOUNOUSHIYA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐摩耗性に優れて長時間にわたって継続使用
することができる芝生管理機のエアレーション用タイン
を提供すること。 【構成】 超硬合金よりなる先細テーパ状の差込筒部3
を鋼材よりなる把持筒部2の先端に連結一体化したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐久性に優れていて芝
生に対し長時間にわたり効率的なエアレーション作業を
継続することができる芝生管理機のエアレーション用タ
インに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場のグリーン、ティグランド、フ
ェアウェイやサッカーフィールド、その他公園などの芝
生場においては、エアレーションマシンなどと呼ばれる
芝生管理機を用いてサッチ除去、表面コンパクションの
軽減、排水の改良等を目的とする孔明け作業が行われて
いるが、従来からこの種作業に用いられる芝生管理機の
エアレーション用タインは、タイン本体全体が炭素鋼に
より造られたものが一般に使用されているため、短時間
の使用で摩耗し、頻繁にタインの交換作業をしなければ
ならず作業能率が悪いという問題点があった。
【0003】即ち、一例をあげればゴルフ場のグリーン
の場合、500m2〜800m2の面積に対して50mm間隔
でエアレーションを行うとすると、1グリーン当たり2
×105 〜3.2×105 個の孔をあけることとなり、
1台のエアレーションマシンに12本のタインが装着さ
れるとすると1本のタインでは17×103 〜27×1
3 個の孔をあけることとなって、従来のタインでは3
〜6グリーンのエアレーション処理を行うと先端部が5
〜10mm摩耗して使用不可能となり、タインの交換およ
び使用済タインの廃棄を必要としていた。更には、この
ようなタインの頻繁な交換はエアレーション作業のコス
トを著しく高いものとするという問題点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、耐摩耗性に優れて長時間にわ
たる継続使用ができタインの頻繁な交換作業をすること
なく作業能率を大幅に高めることができるとともに、エ
アレーション作業のコストも著しく低廉なものとするこ
とができる芝生管理機のエアレーション用タインを提供
することを目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明に係る芝生管理機のエアレーション
用タインは、超硬合金よりなる先細テーパ状の差込筒部
を鋼材よりなる把持筒部の先端に連結一体化したことを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】このように構成されたものにおいては、エアレ
ーションマシンのチャック部に把持筒部をもって装着し
てエアレーション作業を行えば、先端の先細テーパ状の
差込筒部が所定長さだけ地中に差し込まれてその先端縁
により芝生が切り込まれてサッチ除去処理等が行われる
こととなるが、前記差込筒部は耐摩耗性に優れた超硬合
金よりなる先細テーパー状のものとしてあるから長時間
にわたって使用しても先端部が摩耗することはほとんど
なく効率的なエアレーション作業を継続することができ
る。しかも、エアレーションマシンに把持される部分は
若干の撓み性を有するうえに精度よく製作できる鋼材よ
りなる把持筒部としてあるのでマシンに対してガタ等を
発生させることなく強固に把持させることができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例について詳細に
説明する。図中1は上端部をエアレーションマシンのチ
ャック部10により把持させて使用される縦長円筒状の
タイン本体である。タイン本体1はストレートな円筒状
で前記チャック部材10に把持されるマシン連結用の把
持筒部2と、該把持筒部2の下端に連設される先細のテ
ーパ状の差込筒部3とから構成されており、該差込筒部
3の先端縁は刃部2aに形成されている。
【0008】把持筒部2は若干の撓み性を有する炭素鋼
(SGP)等の鋼材よりなり、エアレーションマシンに
装着された場合にチャック部材10とのクリアランスを
撓み性により吸収してガタ等を発生させることなく強固
に把持されるよう構成されている。一方、把持筒部2の
下端に連設される差込筒部3は、実施例ではタングステ
ンカーバイドをコバルトで溶融・焼結した耐摩耗性に優
れた超硬合金(V30)よりなり、差込筒部3が繰り返し
地中に差し込まれても摩耗がほとんど生じないよう構成
されている。なお、前記超硬合金のCo含有量は8%よ
り少ないと割れが発生しやすく、また、16%より多い
と焼結時における形状保持性が難しくなるため8〜16
%の範囲内としておくことが好ましい。
【0009】そして、把持筒部2と差込筒部3とは、Ag
−Cu−Cd系などの銀を含むロウ材を用いてロウ付けによ
り連結一体化することが好ましい。このロウ付けによる
接合部4は、図1に示されるように両者の接合面同志を
単純にロウ付する外、図2に示されるように階段状の接
合面としたり、図3に示されるようにテーパ状の接合面
とすることもでき、この場合には接合部4の面積が多く
なってより強固に連結することができるが、その他にも
両者にネジを設けて螺合することも可能である。
【0010】なお、超硬合金よりなる先細テーパ状の差
込筒部3と鋼材よりなる把持筒部2との長さの比率は特
に限定されるものではないが、把持筒部2を超硬合金よ
り精度よく加工できるうえに撓み性のある鋼材よりなる
ものとしてエアレーションマシンに対して的確に装着し
ようとする本発明の主旨からして少なくともエアレーシ
ョンマシンのチャック部に把持される部分は鋼材よりな
るものとしておく必要があり、また、差込筒部3を超硬
合金よりなる先細テーパ状のものとしたのは土中に対し
て繰り返される差し込みによっても早期摩耗することが
ないようにすることにあるから、少なくとも土中へ差し
込まれる先端部分は先細テーパ状の差込筒部3としてお
く必要がある。
【0011】また、前記差込筒部3の先端内壁には、図
4に示されるように開口孔縮径用の絞り部5を膨出形成
しておくことが好ましい。これは、絞り部5の存在によ
ってエアレーション処理に伴いタイン本体1の内部に押
し込まれた土がトコロテン式に順次上部開口より極めて
円滑に排出されるからである。更には、図5に示される
ようにタイン本体1の内壁面を把持筒部2から差込筒部
3にわたり直線的に結ぶ先細のテーパ面としておくこと
や、図5に示されるように把持筒部2と差込筒部3との
連結部分に把持筒部2の内径が大きくなるような段部6
を形成しておくこともでき、このような構成によってよ
り土の排出作業を円滑に行うことが可能となる。
【0012】このように構成されたものは、図7に示さ
れるようにタイン本体1をエアレーションマシンのチャ
ック部10に把持筒部2をもって装着してエアレーショ
ン作業を行えば、先端の先細テーパ状の差込筒部3が所
定長さだけ地中に差し込まれてその先端縁により芝生が
切り込まれてサッチ除去処理等が行われることとなる
が、特に、本発明においてはタイン本体1の先端が耐摩
耗性に優れた超硬合金よりなる先細テーパ状の差込筒部
3としてあるので、長時間にわたって継続使用しても先
端部が摩耗することはほとんどなく土中への差し込みが
円滑に行われ、従来のように頻繁なタイン交換作業を行
う必要がなくなる。しかも、エアレーションマシンのチ
ャック部材10と連結される把持筒部2は若干の撓み性
を有する鋼材で構成されているので、精度よく製造でき
るうえに製造時に多少の寸法誤差やクリアランスがあっ
ても撓み性により吸収されてチャック部材10にしっか
りとクランプされることとなり、ガタ等を発生させるこ
となくスムーズなエアレーション処理を行うことができ
ることとなる。
【0013】今、外径16mmφ、長さ40mmの炭素鋼
(SGP)からなる把持筒部2と、先端部の外径が13
mmφ、基端部の外径が20mmφ、長さ80mmの超硬合金
(V30)からなる先細テーパー状の差込筒部3とを銀ロ
ウ材で連結した本発明に係る6本のタイン本体1と、比
較のために炭素鋼(STPG42)からなる従来形式の6本の
スチール製タイン本体の計12本を東洋グリーン株式会
社製エアレーションマシン(商品名 コアマスター)に
装着し、平均面積700m2でサンド質のグリーンをもつ
ゴルフ場で50mm間隔(深さ80mm)に面積700m2
対して28万個の孔をあけるようエアレーション処理の
実験を行い、各タイン本体の先端部の摩耗量が10mmに
達した時を寿命として耐久性を調べた結果、本発明のタ
イン本体1は27ホール継続使用しても摩耗量は1〜5
mm程度であり、平均すると1グリーンでタイン1本当た
りの孔あけ回数は23000回で寿命としては50グリ
ーン以上継続使用できるのに対し、従来形式のスチール
製タインは3〜4グリーンで全て寿命に達しており、本
発明の優れた効果が確認できた。
【0014】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は耐摩耗性に優れて長時間にわたる継続使用ができタ
インの頻繁な交換作業をすることなく作業能率を大幅に
高めることができるうえに極めて効率的なエアレーショ
ン作業を行えるので作業コストも著しく低廉なものとす
ることができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した芝生管理機のエアレーション用タインとし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】その他の実施例を示す要部の断面図である。
【図3】その他の実施例を示す要部の断面図である。
【図4】その他の実施例を示す要部の断面図である。
【図5】その他の実施例を示す縦断正面図である。
【図6】その他の実施例を示す縦断正面図である。
【図7】本発明の実施例の使用状態を示す概略説明図で
ある。
【符号の説明】
2 把持筒部 3 差込筒部 5 絞り部
フロントページの続き (72)発明者 松本 嘉輝 愛知県瀬戸市坊金町236番地の1 東海合 金工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 大也 愛知県知多市南粕谷4丁目78番地 有限会 社有機興農社内 (72)発明者 上尾 力 愛知県東海市養父町八ケ池32番地 有限会 社上尾商事内 (72)発明者 棟居 輝雄 愛知県東海市東海町2丁目13番12号 内外 鋼機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超硬合金よりなる先細テーパ状の差込筒
    部(3) を鋼材よりなる把持筒部(2) の先端に連結一体化
    したことを特徴とする芝生管理機のエアレーション用タ
    イン。
  2. 【請求項2】 タングステンカーバイド粒をコバルトで
    溶融・焼結した超硬合金よりなる差込筒部(3) を鋼材よ
    りなる把持筒部(2) の先端に銀を含む合金でロウ付けし
    てある請求項1に記載の芝生管理機のエアレーション用
    タイン。
  3. 【請求項3】 差込筒部(3) の先端内壁に開口孔縮径用
    の絞り部(5) が形成されている請求項1または2に記載
    の芝生管理機のエアレーション用タイン。
  4. 【請求項4】 差込筒部(3) と把持部(2) の内壁面が直
    線的に結ぶ先細のテーパ面とされている請求項1または
    2または3に記載の芝生管理機のエアレーション用タイ
    ン。
JP24991192A 1992-09-18 1992-09-18 芝生管理機のエアレーション用タイン Pending JPH0698604A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950428