JPH0698412B2 - 管俸の多条フイン付け加工装置 - Google Patents

管俸の多条フイン付け加工装置

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JPH0698412B2
JPH0698412B2 JP1003028A JP302889A JPH0698412B2 JP H0698412 B2 JPH0698412 B2 JP H0698412B2 JP 1003028 A JP1003028 A JP 1003028A JP 302889 A JP302889 A JP 302889A JP H0698412 B2 JPH0698412 B2 JP H0698412B2
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JP
Japan
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roll
shaped
rotating body
rod
tube
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JP1003028A
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JPH02182338A (ja
Inventor
征四郎 吉原
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は管又は棒(以下管棒と呼ぶ)の外面にフィン付
け加工を行なう装置に関するものである。
[従来の技術] 従来は特公昭33-2462号公報のように円盤状工具を管棒
の外面に押し付けて管棒の周囲を転動するか、又はリボ
ン状の細幅金属を立てて螺旋状に巻き付けながら管棒に
溶接していた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の円盤状工具を用いる装置では、円盤状工具の支持
構造が弱く、高さの低いフィン付き管、すなわちローフ
ィンチューブしか加工できなかった。またリボン状の細
幅金属を巻き付けて溶接する方法では加工速度が遅く、
コストが高く、仕上げ状態も悪いなどの問題点があっ
た。さらに従来のフィン加工装置は非加工材の全長にわ
たって精密な送り機構を必要とした。
本発明は従来溶接でしか造れなかったハイフィンチュー
ブのような高さの高いフィン付き管棒を製造する設備を
提供することを第1の目的とする。また高いフィンを一
体的に付けたフィン付き管棒を提供することを第2の目
的とする。さらに本発明は管棒の精密送り装置を必要と
しない管棒の加工装置を提供することを第3の目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の管棒の多条フィ
ン付け加工装置は次のように構成する。
ロール胴部に1個の、又は等間隔で複数個の円刃状突起
を有する3本以上の同寸法の樽型ロールの円刃状突起の
位置を揃え、これらのロール胴部を円刃状突起の前後に
おいて環状回転体の内面で支承して環状回転体をパスセ
ンターラインから等距離に保ち、環状回転体の前後に設
けたロール姿勢保持装置によってロール回転軸をパスセ
ンターラインの回りに同方向に捻じり傾斜させて圧延パ
スを構成し、入側のロール胴部によって管棒を把持し、
ロールの回転とロール回転軸の捻じりとにより相対的に
管棒に回転と前進を与え、続いてロールの円刃状突起部
では、管棒に環状回転体の内面で支承された3本以上の
ロールによって同時に雄ネジ状に溝を切り込むようにし
た管棒の多条フィン付け加工装置である。
[実施例および作用] 以下本発明を第1図、第2図に示す実施例装置により詳
細に説明する。
第1図および第2図に示すように、本発明の装置はロー
ル胴部1に1個の、又は等間隔で複数個の円刃状突起2
を有する3本以上の同寸法の樽型ロールの円刃状突起の
位置をパスセンターライン3に垂直な面上に揃え、これ
らのロール胴部を円刃状突起2に隣接する位置において
環状回転体6の内面で支承して、環状回転体をパスセン
ターライン3から等距離に保つ。さらに、ロール回転軸
4をパスセンターライン3の回りに同方向に捻じって角
度α傾斜させ、円刃状突起2より管棒入側においてロー
ル胴部の間隔を少なくとも管棒の外径よりも小さくして
管棒を把持する。この管棒把持部においてロールに対し
て相対的に管棒に回転と前進を与え、続いてロールの円
刃状突起部2では、管棒に環状回転体の内面で支承され
た3本以上のロールによって同時に雄ネジ状に溝を切り
込むようにした管棒の多条フィン付け加工装置である。
ロールに対して相対的に管棒に回転と前進を与える装置
としては、以下のようなものがあり、何れの装置も本発
明に含まれる。すなわち、 管棒の回転を拘束し、かつロールの姿勢保持装置8を
回転させてすべてのロールを駆動させる場合で、第1
図、第2図において、ロール姿勢保持装置8によりロー
ル組の姿勢を一定に保ったまま環状回転体6とロール姿
勢保持装置8とを回転させ、すべてのロールに回転を与
える。あるいは、環状回転体6の内面7とロール胴部1
とが滑るようにし、ロール姿勢保持装置8を回転させ、
すべてのロールに回転を与える(この場合には、環状回
転体6は回転してもしなくてもよい)。その際回転する
のは、ロール姿勢保持装置8とロールで、ロールは管棒
9の回りを回転する。
管棒の回転を拘束せず、かつロール姿勢保持装置8を
回転させずにすべてのロールを駆動させる場合で、第1
図および第2図において、環状回転体6の内面7とロー
ル胴部1とが殆ど滑らないようにし、ロール姿勢保持装
置8によりロール組の姿勢を一定に保ったまま環状回転
体6を回転させ、すべてのロールに回転を与える。その
際回転するのは、環状回転体6とロールと管棒9である
が、ロール姿勢保持装置8は回転しないため、ロール管
棒9の回りを回転することはない。
本発明の装置を前記のの場合の最も好ましい例につい
て説明する。第1図および第2図に示すようにロール胴
部1に円刃状突起2を有する3本以上の胴寸法の樽型ロ
ールの円刃状突起2の位置を揃え、これらのロール胴部
1を円刃状突起2の前後において環状回転体6の内面7
で支承して環状回転体6をパスセンターライン3から等
距離に保ち、環状回転体6の前後に設けたロール姿勢保
持装置8によってロール回転軸4をパスセンターライン
3の回りに同方向に捻じり傾斜させて圧延パスを構成す
る。入側のロール胴部5によって管棒9を把持し、ロー
ルの回転とロール回転軸4の捻じりとにより相対的に管
棒に回転と前進を与え、続いてロールの円刃状突起2で
は、管棒9に環状回転体6の内面7で支承された3本以
上のロールによって同時に雄ネジ状に溝を切り込む。
円刃状突起2を複数とする場合には、ロール間隔D、ロ
ール傾斜角α、円刃状突起間隔A、ロール数N、飛び越
し係数nの間に次の関係式を満足することが望ましい。
A=kπDnsinα/N (1) ただしkは補正係数で0.8ないし1.2の範囲の値を経験に
基づいて決める。補正係数はロールと管棒間のすべり
や、ロールや管棒の形状を近似的に表現し、かつ実施の
作業のばらつきを考慮するために必要である。nが1の
場合には管棒が隣接するロールに進む時、ネジが1山進
ことを意味し、nが2の場合にはネジが2山進む。製品
のネジの条数はnが1の場合にはN,nが1/2の場合はネジ
の条数は2Nとなることを意味する。ここでnは1ないし
10の整数又はその逆数である。nの上限はネジ山の乱れ
が発生する可能性によって決めたもので、技術改善によ
って拡大できるものである。
上記のように構成された発明の装置によって、入側のロ
ール胴部5において3本以上のロールにより管棒を挟圧
しながら、管棒に回転と前進を与えることができる。ロ
ールの本数は2本では管棒が中心に安定せず、フィンの
形状がいびつになるので、ロールを3本以上にする必要
がある。第1図および第2図に示すように、本発明の装
置はロール胴部1に円刃状突起2を有する3本以上の同
寸法の樽型ロールの円刃状突起の位置を揃えると、少な
くとも最初の円刃状突起で成形した部分は等間隔のネジ
になる。すべてのネジ山を等間隔にするに円刃状突起を
複数とし、前述の(1)式を満足させれば良い。
本発明の装置は第1図および第2図に示すように構成す
ることによって、ロールにかかる荷重を直接環状回転体
で支承するので、機械の剛性が高く、小さなロールで大
きな加工を管棒に与えることができる。
次に上述の装置によりアルミ管にスパイラルフィンを成
形した例について述べる。
Dが78(mm),αが4°,Aが4.0(mm),Nが4,nが1,刃山
のパス寸法が66(mm)、刃谷のパス寸法が86(mm),入
側のアルミ管の寸法が外径80(mm),肉厚10(mm),管
の内部に挿入したマンドレルの直径が58(mm),の場合
に本発明の第1図、第2図に示す実施例成形装置によっ
てアルミ管の外面に、ネジ山間隔4.0(mm),フィン高
さ8(mm)の4条のスパイラルフィンが成形できた。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成されているので、以下に記載
するような効果を奏する。すなわち従来の円盤状工具を
用いる装置では、高さが1〜2(mm)の低いフィンすな
わちローフィンチューブしか加工できなかったが、本発
明ではフィン高さ8(mm)のハイフィンチューブも可能
になった。従ってリボン状の細幅金属を巻き付けて溶接
する方法で製造していたかなりのものが本発明装置によ
って製造できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の説明図であって、第1図
は本発明装置の基本概念図、第2図は第1図の入側のロ
ール胴部5の位置すなわちA′−A″における断面図で
ある。 1……ロール胴部、2……円刃状突起部 3……パスセンターライン、4……ロール回転軸 5……入側のロール胴部、6……環状回転体 7……環状回転体の内面 8……ロール姿勢保持装置、9……管棒 D……ロール間隔 α……ロール傾斜角 β……ロール開き角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール胴部に1個の、又は等間隔で複数個
    の円刃状突起を有する3本以上の同寸法の樽型ロールの
    円刃状突起の位置を揃え、これらのロール胴部を円刃状
    突起の前後において環状回転体の内面で支承して環状回
    転体をパスセンターラインから等距離に保ち、環状回転
    体の前後に設けたロール姿勢保持装置によってロール回
    転軸をパスセンターラインの回りに同方向に捻じり傾斜
    させて圧延パスを構成し、入側のロール胴部によって管
    棒を把持し、ロールの回転とロール回転軸の捻じりとに
    より相対的に管棒に回転と前進を与え、続いてロールの
    円刃状突起部では、管棒に環状回転体の内面で支承され
    た3本以上のロールによって同時に雄ネジ状に溝を切り
    込むようにした管棒の多条フィン付け加工装置。
JP1003028A 1989-01-10 1989-01-10 管俸の多条フイン付け加工装置 Expired - Lifetime JPH0698412B2 (ja)

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JP1003028A JPH0698412B2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10 管俸の多条フイン付け加工装置

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JP1003028A JPH0698412B2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10 管俸の多条フイン付け加工装置

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Publication Number Publication Date
JPH02182338A JPH02182338A (ja) 1990-07-17
JPH0698412B2 true JPH0698412B2 (ja) 1994-12-07

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JP1003028A Expired - Lifetime JPH0698412B2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10 管俸の多条フイン付け加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101032970B1 (ko) * 2008-09-19 2011-05-09 (주)핀튜브코리아 핀튜브 제조장치
US10913103B2 (en) * 2015-06-10 2021-02-09 Jun Zhou Method, module, and apparatus for roll-processing external pipe thread, and external pipe thread production line

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US3855832A (en) * 1974-01-21 1974-12-24 A Novak Method of and apparatus for manufacturing integral finned tubing
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Publication number Publication date
JPH02182338A (ja) 1990-07-17

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