JPH0698008A - 異常信号端局切離し方式 - Google Patents
異常信号端局切離し方式Info
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- JPH0698008A JPH0698008A JP24153192A JP24153192A JPH0698008A JP H0698008 A JPH0698008 A JP H0698008A JP 24153192 A JP24153192 A JP 24153192A JP 24153192 A JP24153192 A JP 24153192A JP H0698008 A JPH0698008 A JP H0698008A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】Ｎｏ．７信号網において、ＳＴＰのレベル３で
異常ＳＥＰを特定し、異常ＳＥＰを信号網から切り離し
て信号網全体の正常性を確保する。 【構成】Ｎｏ．７信号網内のＳＴＰ２のレベル３にリー
キーバケット法を採用して異常信号の多発を検出させ、
異常信号を多発している異常ＳＥＰを特定してＮｏ．７
信号網から異常ＳＥＰ１を切り離す。異常ＳＥＰ１の特
定要因として、転送禁止信号や輻輳通知信号などの信号
網管理信号を無視しての信号の送出過多や、宛先不明信
号の多発を検出する。
異常ＳＥＰを特定し、異常ＳＥＰを信号網から切り離し
て信号網全体の正常性を確保する。 【構成】Ｎｏ．７信号網内のＳＴＰ２のレベル３にリー
キーバケット法を採用して異常信号の多発を検出させ、
異常信号を多発している異常ＳＥＰを特定してＮｏ．７
信号網から異常ＳＥＰ１を切り離す。異常ＳＥＰ１の特
定要因として、転送禁止信号や輻輳通知信号などの信号
網管理信号を無視しての信号の送出過多や、宛先不明信
号の多発を検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＮｏ．７信号網内の異常
信号端局をレベル３において発見してＮｏ．７信号網か
ら切り離す異常信号端局切離し方式に関する。
信号端局をレベル３において発見してＮｏ．７信号網か
ら切り離す異常信号端局切離し方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、Ｎｏ．７信号網の信号中継局（以
下ＳＴＰ：Ｓｉｇｎａｌ Ｔｒａｎｓｆｅｒ Ｐｏｉｎ
ｔ）のレベル３においては、信号発信局が宛先不明信号
を送出してきた場合には、この宛先不明信号を破棄し、
メッセージをタイプアウトして保守者の対応に任せてい
た。また前位局に信号網管理信号を送出したにも関わら
ず前位局が信号網管理信号を無視した信号を送出してき
た場合には、この信号網管理信号を再送出していた。
下ＳＴＰ：Ｓｉｇｎａｌ Ｔｒａｎｓｆｅｒ Ｐｏｉｎ
ｔ）のレベル３においては、信号発信局が宛先不明信号
を送出してきた場合には、この宛先不明信号を破棄し、
メッセージをタイプアウトして保守者の対応に任せてい
た。また前位局に信号網管理信号を送出したにも関わら
ず前位局が信号網管理信号を無視した信号を送出してき
た場合には、この信号網管理信号を再送出していた。
【０００３】次に、上記２通りの動作について図３，図
４を参照して説明する。図３（ａ），（ｂ）は従来の宛
先不明信号を受信した場合の動作を、図４（ａ），
（ｂ）は信号網管理信号を無視した場合の動作を説明す
るためのネットワークのブロック図，ＳＴＰにおける処
理フロー図である。
４を参照して説明する。図３（ａ），（ｂ）は従来の宛
先不明信号を受信した場合の動作を、図４（ａ），
（ｂ）は信号網管理信号を無視した場合の動作を説明す
るためのネットワークのブロック図，ＳＴＰにおける処
理フロー図である。
【０００４】まず、宛先不明信号を受信した場合の動作
について図３を参照して説明する。ＳＴＰ１２は自局の
ルーチングテーブルに登録されていない着信局へのルー
チングを要求する着信局番号（以下ＤＰＣ：Ｄｅｓｔｉ
ｎａｔｉｏｎ ＰｏｉｎｔＣｏｄｅ）を有する信号を
受信すると、このＤＰＣによりルーチングを判定し（ス
テップＳ２１）、宛先不明として信号を破棄し（Ｓ２
２）、自局のタイプライタに「トランスレーションイリ
ーガル」のメッセージを出力する（Ｓ２３）と共に、空
き信号局番号信号（以下ＵＳＮ：Ｕｎａｌｌｏｃａｔｅ
ｄ Ｓｉｇｎａｌｌｉｎｇ Ｐｏｉｎｔ Ｎｕｍｂｅ
ｒ）を発信局である信号端局（以下ＳＥＰ：Ｓｉｇｎａ
ｌ Ｅｎｄ Ｐｏｉｎｔ）１１に送出する（Ｓ２４）。
ＵＳＮを受信したＳＥＰ１１では、信号ルート試験信号
（以下ＳＲＴ：Ｓｉｇｎａｌ Ｒｏｕｔｉｎｇ Ｔｅｓ
ｔ）にてルート試験を実施し（Ｓ２５）、試験結果を判
定する（Ｓ２６）。そして再度ＵＳＮを受信した場合
に、「ＵＳＮ信号受信」のメッセージをタイプアウトす
る（Ｓ２７）。
について図３を参照して説明する。ＳＴＰ１２は自局の
ルーチングテーブルに登録されていない着信局へのルー
チングを要求する着信局番号（以下ＤＰＣ：Ｄｅｓｔｉ
ｎａｔｉｏｎ ＰｏｉｎｔＣｏｄｅ）を有する信号を
受信すると、このＤＰＣによりルーチングを判定し（ス
テップＳ２１）、宛先不明として信号を破棄し（Ｓ２
２）、自局のタイプライタに「トランスレーションイリ
ーガル」のメッセージを出力する（Ｓ２３）と共に、空
き信号局番号信号（以下ＵＳＮ：Ｕｎａｌｌｏｃａｔｅ
ｄ Ｓｉｇｎａｌｌｉｎｇ Ｐｏｉｎｔ Ｎｕｍｂｅ
ｒ）を発信局である信号端局（以下ＳＥＰ：Ｓｉｇｎａ
ｌ Ｅｎｄ Ｐｏｉｎｔ）１１に送出する（Ｓ２４）。
ＵＳＮを受信したＳＥＰ１１では、信号ルート試験信号
（以下ＳＲＴ：Ｓｉｇｎａｌ Ｒｏｕｔｉｎｇ Ｔｅｓ
ｔ）にてルート試験を実施し（Ｓ２５）、試験結果を判
定する（Ｓ２６）。そして再度ＵＳＮを受信した場合
に、「ＵＳＮ信号受信」のメッセージをタイプアウトす
る（Ｓ２７）。
【０００５】上記Ｓ２３，Ｓ２７においてメッセージを
出力されたＳＥＰ１１，ＳＴＰ１２では、保守者による
局データのチェックが行われる。
出力されたＳＥＰ１１，ＳＴＰ１２では、保守者による
局データのチェックが行われる。
【０００６】次に、信号網管理信号の内の輻輳通知信号
（以下ＴＦＣ：Ｔｒａｆｆｉｃ Ｃｏｎｇｅｓｔｉｏ
ｎ）を例として前位局が輻輳通知信号を無視した場合の
動作について図４を参照して説明する。ＳＴＰ１７でＳ
ＥＰ１８の輻輳を検出してＳＥＰ１５にＴＦＣを送出し
たにも関わらず、ＳＥＰ１５からＳＥＰ１８向けの信号
を受信した場合、ＳＴＰ１７は信号のＤＰＣを判定
し（Ｓ３１）、受信信号を破棄しＳＥＰ１５にＴＦＣを
再送出する（Ｓ３２）。
（以下ＴＦＣ：Ｔｒａｆｆｉｃ Ｃｏｎｇｅｓｔｉｏ
ｎ）を例として前位局が輻輳通知信号を無視した場合の
動作について図４を参照して説明する。ＳＴＰ１７でＳ
ＥＰ１８の輻輳を検出してＳＥＰ１５にＴＦＣを送出し
たにも関わらず、ＳＥＰ１５からＳＥＰ１８向けの信号
を受信した場合、ＳＴＰ１７は信号のＤＰＣを判定
し（Ｓ３１）、受信信号を破棄しＳＥＰ１５にＴＦＣを
再送出する（Ｓ３２）。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術では、
上述したように異常信号受信時には、前位局に対しての
信号の再送出や、自局および前位局へのメッセージ出力
で対処していた。
上述したように異常信号受信時には、前位局に対しての
信号の再送出や、自局および前位局へのメッセージ出力
で対処していた。
【０００８】しかし、前位局が暴走していた場合には、
信号の再送出やメッセージ出力要求はすべて無視され、
自局の処理能力の低下を招くだけでなく、網全体の疎通
状況にも影響を来たすようになるという問題点があっ
た。
信号の再送出やメッセージ出力要求はすべて無視され、
自局の処理能力の低下を招くだけでなく、網全体の疎通
状況にも影響を来たすようになるという問題点があっ
た。
【０００９】本発明の目的は、明らかに異常と判断され
るＳＥＰをＮｏ．７信号網から切り離すことにより、Ｎ
ｏ．７信号網の疎通能力の正常性を維持することを可能
とする異常信号端局切離し方式を提供することにある。
るＳＥＰをＮｏ．７信号網から切り離すことにより、Ｎ
ｏ．７信号網の疎通能力の正常性を維持することを可能
とする異常信号端局切離し方式を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明の異常信号端
局切離し方式は、Ｎｏ．７信号網内の異常となった信号
端局を信号中継局のレベル３においてリーキーバケット
法を用いて検出し、前記異常信号端局を異常を検出した
局で前記Ｎｏ．７信号網から切り離すことを特徴とす
る。
局切離し方式は、Ｎｏ．７信号網内の異常となった信号
端局を信号中継局のレベル３においてリーキーバケット
法を用いて検出し、前記異常信号端局を異常を検出した
局で前記Ｎｏ．７信号網から切り離すことを特徴とす
る。
【００１１】第２の発明の異常信号端局切離し方式は、
Ｎｏ．７信号網内の異常となった信号端局を信号中継局
のレベル３においてリーキーバケット法を用いて検出
し、前記異常信号端局を前位局で前記Ｎｏ．７信号網か
ら切り離すことを特徴とする。
Ｎｏ．７信号網内の異常となった信号端局を信号中継局
のレベル３においてリーキーバケット法を用いて検出
し、前記異常信号端局を前位局で前記Ｎｏ．７信号網か
ら切り離すことを特徴とする。
【００１２】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１（ａ）は第１の発明の異常信号端局切離し方式
の一実施例を示すネットワークのブロック図、（ｂ）は
同図（ａ）におけるＳＴＰ２の処理フロー図であり、自
局配下のＳＥＰをＮｏ．７信号網から切り離す場合を示
している。
る。図１（ａ）は第１の発明の異常信号端局切離し方式
の一実施例を示すネットワークのブロック図、（ｂ）は
同図（ａ）におけるＳＴＰ２の処理フロー図であり、自
局配下のＳＥＰをＮｏ．７信号網から切り離す場合を示
している。
【００１３】図１（ａ）において、例としてＳＴＰ２が
ＳＥＰ１から宛先不明信号を受信した場合について図１
（ｂ）を併用して説明する。ＳＥＰ１から送信された信
号がＳＴＰ２のルーチングテーブルに登録されていな
いルーチングを要求しているＤＰＣを有する信号であ
り、かつ、ＳＴＰ２のレベル３に導入したリーキーバケ
ット法により同様の宛先不明信号をカウンタ加算して
（Ｓ２）この信号が多発していると判定したとき（Ｓ
３）、信号入力のリンク番号から索引したＮＤＣが発信
号局番号（以下ＯＰＣ：Ｏｒｉｇｉｎａｔｉｎｇ Ｐｏ
ｉｎｔ Ｃｏｄｅ）と一致したときには、該当局が自局
配下のＳＥＰ１と判定されるため（Ｓ４）、該当ＳＥＰ
１向けのリンクをすべてスタンバイ（ＳＢＹ）化させて
（Ｓ５）該当ＳＥＰ１をＮｏ．７信号網から切り離す
（）。
ＳＥＰ１から宛先不明信号を受信した場合について図１
（ｂ）を併用して説明する。ＳＥＰ１から送信された信
号がＳＴＰ２のルーチングテーブルに登録されていな
いルーチングを要求しているＤＰＣを有する信号であ
り、かつ、ＳＴＰ２のレベル３に導入したリーキーバケ
ット法により同様の宛先不明信号をカウンタ加算して
（Ｓ２）この信号が多発していると判定したとき（Ｓ
３）、信号入力のリンク番号から索引したＮＤＣが発信
号局番号（以下ＯＰＣ：Ｏｒｉｇｉｎａｔｉｎｇ Ｐｏ
ｉｎｔ Ｃｏｄｅ）と一致したときには、該当局が自局
配下のＳＥＰ１と判定されるため（Ｓ４）、該当ＳＥＰ
１向けのリンクをすべてスタンバイ（ＳＢＹ）化させて
（Ｓ５）該当ＳＥＰ１をＮｏ．７信号網から切り離す
（）。
【００１４】次に、図２（ａ）は第２の発明の異常信号
端局切離し方式の一実施例を示すネットワークのブロッ
ク図、（ｂ）は同図（ａ）における配下ＳＥＰ切離し要
求信号フォーマットの一例を示す図、（ｃ）は同図
（ａ）におけるＳＴＰ６，７の処理フロー図である。
端局切離し方式の一実施例を示すネットワークのブロッ
ク図、（ｂ）は同図（ａ）における配下ＳＥＰ切離し要
求信号フォーマットの一例を示す図、（ｃ）は同図
（ａ）におけるＳＴＰ６，７の処理フロー図である。
【００１５】図２（ａ）において、例としてＳＥＰ８の
輻輳をＳＴＰ７が検出してＳＥＰ５にＴＦＣを送出した
にも関わらず、ＳＴＰ７がＳＥＰ５からＳＥＰ８向けの
信号を受信し、かつ、ＳＴＰ７のレベル３に導入したリ
ーキーバケット法によりＳＥＰ５からＳＥＰ８向けの信
号が多発されていると判定された場合の動作について説
明する。
輻輳をＳＴＰ７が検出してＳＥＰ５にＴＦＣを送出した
にも関わらず、ＳＴＰ７がＳＥＰ５からＳＥＰ８向けの
信号を受信し、かつ、ＳＴＰ７のレベル３に導入したリ
ーキーバケット法によりＳＥＰ５からＳＥＰ８向けの信
号が多発されていると判定された場合の動作について説
明する。
【００１６】ＳＴＰ７では受信した信号を判定し（Ｓ
１１）、信号の入力リンク番号（以下ＬＧＮ：Ｌｉｎ
ｋ Ｇｒｏｕｐ Ｎｕｍｂｅｒ）をキーにＮＤＣ索引し
て隣接局であるＳＴＰ６を求め（Ｓ１２）、配下ＳＥＰ
切離し要求信号フォーマット（図２（ｂ）に示す）の対
象局情報に該当する異常信号のＯＰＣを設定し（Ｓ１
３）、ＳＴＰ６に配下ＳＥＰ切離し要求信号を送出する
（Ｓ１４）。ＳＴＰ６ではＳＴＰ７からの受信信号のＯ
ＰＣから異常ＳＥＰ６を特定し（Ｓ１５）、該当ＳＥＰ
向けのリンクをすべてＳＢＹ化させて（Ｓ１６）、該当
ＳＥＰをＮｏ．７信号網から切り離す。
１１）、信号の入力リンク番号（以下ＬＧＮ：Ｌｉｎ
ｋ Ｇｒｏｕｐ Ｎｕｍｂｅｒ）をキーにＮＤＣ索引し
て隣接局であるＳＴＰ６を求め（Ｓ１２）、配下ＳＥＰ
切離し要求信号フォーマット（図２（ｂ）に示す）の対
象局情報に該当する異常信号のＯＰＣを設定し（Ｓ１
３）、ＳＴＰ６に配下ＳＥＰ切離し要求信号を送出する
（Ｓ１４）。ＳＴＰ６ではＳＴＰ７からの受信信号のＯ
ＰＣから異常ＳＥＰ６を特定し（Ｓ１５）、該当ＳＥＰ
向けのリンクをすべてＳＢＹ化させて（Ｓ１６）、該当
ＳＥＰをＮｏ．７信号網から切り離す。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ＳＴＰの
レベル３にリーキーバケット法を採用することにより異
常ＳＥＰを特定し、特定されたＳＥＰをＮｏ．７信号網
から切り離すようにしたので、１ＳＥＰの異常による障
害がＮｏ．７信号網全体へ波及するのを防止することが
できる効果を有する。
レベル３にリーキーバケット法を採用することにより異
常ＳＥＰを特定し、特定されたＳＥＰをＮｏ．７信号網
から切り離すようにしたので、１ＳＥＰの異常による障
害がＮｏ．７信号網全体へ波及するのを防止することが
できる効果を有する。
【図１】（ａ）は第１の発明の異常信号端局切離し方式
の一実施例を示すネットワークのブロック図、（ｂ）は
同図（ａ）におけるＳＴＰ２の処理フロー図である。
の一実施例を示すネットワークのブロック図、（ｂ）は
同図（ａ）におけるＳＴＰ２の処理フロー図である。
【図２】（ａ）は第２の発明の異常信号端局切離し方式
の一実施例を示すネットワークのブロック図、（ｂ）は
同図（ａ）における配下ＳＥＰ切離し要求信号フォーマ
ットの一例を示す図、（ｃ）は同図（ａ）におけるＳＴ
Ｐ６，７の処理フロー図である。
の一実施例を示すネットワークのブロック図、（ｂ）は
同図（ａ）における配下ＳＥＰ切離し要求信号フォーマ
ットの一例を示す図、（ｃ）は同図（ａ）におけるＳＴ
Ｐ６，７の処理フロー図である。
【図３】（ａ），（ｂ）は従来の宛先不明信号を受信し
た場合の動作を説明するためのネットワークのブロック
図，ＳＴＰ１２における処理フロー図である。
た場合の動作を説明するためのネットワークのブロック
図，ＳＴＰ１２における処理フロー図である。
【図４】（ａ），（ｂ）は従来の信号網管理信号を無視
した場合の動作を説明するためのネットワークのブロッ
ク図，ＳＴＰ１７における処理フロー図である。
した場合の動作を説明するためのネットワークのブロッ
ク図，ＳＴＰ１７における処理フロー図である。
１，５，１１，１５ 異常信号端局（ＳＥＰ） ２，７，１２，１７ 異常検出信号中継局（ＳＴＰ）
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｎｏ．７信号網内の異常となった信号端
局を信号中継局のレベル３においてリーキーバケット法
を用いて検出し、前記異常信号端局を異常を検出した局
で前記Ｎｏ．７信号網から切り離すことを特徴とする異
常信号端局切離し方式。 - 【請求項２】 Ｎｏ．７信号網内の異常となった信号端
局を信号中継局のレベル３においてリーキーバケット法
を用いて検出し、前記異常信号端局を前位局で前記Ｎ
ｏ．７信号網から切り離すことを特徴とする異常信号端
局切離し方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24153192A JPH0698008A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 異常信号端局切離し方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24153192A JPH0698008A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 異常信号端局切離し方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698008A true JPH0698008A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17075741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24153192A Pending JPH0698008A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 異常信号端局切離し方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698008A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100366540B1 (ko) * | 2000-09-25 | 2002-12-31 | 주식회사 하이닉스반도체 | Ｎｏ.7 신호메시지 처리 기능이 분산된 ＡＳＳ,ＡＳＳ-Ｔ내 ＳＳＨＰ의 초기화 방법, 및 장애 복구 방법 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP24153192A patent/JPH0698008A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100366540B1 (ko) * | 2000-09-25 | 2002-12-31 | 주식회사 하이닉스반도체 | Ｎｏ.7 신호메시지 처리 기능이 분산된 ＡＳＳ,ＡＳＳ-Ｔ내 ＳＳＨＰ의 초기화 방법, 및 장애 복구 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990309 |