JPH069767U - 熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止具 - Google Patents

熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止具

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JPH069767U
JPH069767U JP5626092U JP5626092U JPH069767U JP H069767 U JPH069767 U JP H069767U JP 5626092 U JP5626092 U JP 5626092U JP 5626092 U JP5626092 U JP 5626092U JP H069767 U JPH069767 U JP H069767U
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glass
frame
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fixed
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JP5626092U
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昇 ▲たか▼田
一方 末吉
鎌夫 君嶋
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Tochigi Prefecture
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Tochigi Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熔接作業において熔接ト−チに装着して使用
され、持続的遮光、スパッタ飛散防止、ア−ク光反射に
よる視界良好をもたらす器具を提供する。 【構成】 ト−チTへの固定具14にブラケット12を
介して水平枠縁2とこれと下向角を成す傾斜枠縁3を一
体形成した側面ヘ字形の防護枠縁1を一体的に固設し、
前記水平枠縁2の透窓2aに沿って設けた嵌め枠2b内
には、中間に遮光ガラス5を挟んで下側に表面をスパッ
タ付着防止のためコ−ティング処理した保護ガラス4を
上側に透明ガラス6を重ねて留め枠7で固定し、また前
記傾斜枠縁3の透窓3aに沿って設けた嵌め枠3b内に
は中間に反射鏡9を挟んで下側に表面をスパッタ付着防
止のためコ−ティング処理をした保護ガラス8を上側に
耐熱カバ−10を重ねて留め枠11で固定して構成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、熔接ト−チに取付け、遮光、スパッタ飛散防止、またア−ク光反 射による視界良好を実現するための付属器具に関する。
【0002】
【従来技術】
熔接作業においてア−ク光から発する強い紫外線や赤外線から眼や顔面等の皮 膚を護るため、遮光ガラス窓を有するヘルメット形およびハンドシ−ルド形の防 護面が使用されている。 しかしこれらは作業者の顔面に直接着用し、あるいは顔面近くに掲げて使用す るものであるから、ア−クを発生させない限り何も見ることができない。そこで ア−クをスタ−トさせる位置の確認は作業者の勘に頼るしかなかった。またスパ ッタに対する防護領域は、凡そ470cm2 で、略顔面のみを保護するためのも のであった。さらに遮光ガラス窓のスパッタの当たる前面には防護のため透明ガ ラスが配されているが、この透明ガラスはスパッタが付着すると熔接中の状態が 見にくくなるため随時ガラスを交換しなければならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、熔接作業において熔 接ト−チに装着して使用され、持続的遮光、スパッタ飛散防止により、或いはま たア−ク光反射による視界良好をもたらすことにより、作業性の向上と安全性を 実現できる器具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するため、熔接ト−チTへの固定具14にブラケ ット12を介して水平枠縁2を一体的に固設する。そしてその水平枠縁2の透窓 2aに沿って設けた嵌め枠2b内には、中間に遮光ガラス5を挟んで下側に表面 をスパッタ付着防止のためコ−ティング処理した保護ガラス4を上側に透明ガラ ス6を重ねて留め枠7で固定して熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止具を構 成する。
【0005】 またト−チTへの固定具14にブラケット12を介して水平枠縁2とこれと下 向角を成す傾斜枠縁3を一体形成した側面ヘ字形の防護枠縁1を一体的に固設し 、前記水平枠縁2の透窓2aに沿って設けた嵌め枠2b内には、中間に遮光ガラ ス5を挟んで下側に表面をスパッタ付着防止のためコ−ティング処理した保護ガ ラス4を上側に透明ガラス6を重ねて留め枠7で固定し、また前記傾斜枠縁3の 透窓3aに沿って設けた嵌め枠3b内には中間に反射鏡9を挟んで下側に表面を スパッタ付着防止のためコ−ティング処理をした保護ガラス8を上側に耐熱裏カ バ−10を重ねて留め枠11で固定して熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止 具を構成する。
【0006】
【実施例】
図1において14がト−チTへのクリップ状の固定具で、これに方向自在継手 13を介して垂直下向きのブラケット12が取付けられ、そのブラッケト12に 水平枠縁2とこれと下向角を成す傾斜枠縁3を一体形成した側面ヘ字形の防護枠 縁1が一体的に固設される。 そして前記水平枠縁2の透窓2aに沿って設けた嵌め枠2b内には、中間に遮 光ガラス5を挟んで下側に表面をスパッタの付着しずらいセラミック材等でコ− ティング処理した保護ガラス4を上側に透明ガラス6を重ねて留め枠7で固定し てある。 また前記傾斜枠縁3の透窓3aに沿って設けた嵌め枠3b内には中間に反射鏡 9を挟んで下側に表面をスパッタの付着しずらいセラミック材等でコ−ティング 処理をした保護ガラス8を上側に耐熱裏カバ−10を重ねて留め枠11で固定し て、本考案の熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止具は構成される。
【0007】
【作用並びに効果】
今、熔接作業に際しては、本案具を固定具14により熔接ト−チTの下部に装 着し、作業者が両手でト−チTの把手部を握り、ト−チTの先端ノズルをア−ク スタ−ト位置に設定する。即ち本案具にあっては作業者の眼の位置と遮光ガラス 5を嵌め込んだ水平枠縁2の透窓2aとは相当距離を有するので、ア−ク発生が なくとも上記スタ−ト位置が容易に確認できる。熔接中も作業者はこの透窓2a の遮光ガラス5を覗きつつ作業するから視界が良好で、周辺の状況把握ができる ものであり、作業性の向上を図れ且つ上記のように両手作業であることと相俟っ て作業の確実性が保証される。飛散するスパッタの防護領域もこれまでの数倍( 本発明者の実験によれば8乃至9倍)に拡大され安全性を著しく向上させる。前 記遮光ガラス5はその下側に表面をスパッタ付着防止のためコ−ティング処理し た保護ガラス4を当ててあるので、ガラス交換の周期を長くすることができる。 そして、水平枠縁2と一体に傾斜枠縁3を形成し、その透窓3aに反射鏡9を 嵌込んだ態樣においては、ア−ク光をノズル側へ反射させることにより熔接部の 周辺の視界を極めて良好にすることができ、より一層の作業性の向上を図ること が可能となる。また傾斜枠縁3の付加により飛散するスパッタの防護領域をさら に拡大させることができる。なお、この態樣においても反射鏡9の下側に表面を スパッタ付着防止のためコ−ティング処理をした保護ガラス8を重ねているので 、ガラス交換の周期を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図
【図2】ト−チに装着した状態の縦断側面図
【図3】使用状態を示す斜視図
【符合の説明】
1 防護枠縁 2 水平枠縁 2a 透窓 2b 嵌め枠 3 傾斜枠縁 3a 透窓 3b 嵌め枠 4 保護ガラス 5 遮光ガラス 6 透明ガラス 7 留め枠 8 保護ガラス 9 反射鏡 10 耐熱裏カバ− 11 留め枠 12 ブラケット 13 方向自在継手 14 固定具 T 熔接ト−チ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ト−チTへの固定具(14)に水平枠縁
    (2)を一体的に固設し、該水平枠縁(2)の透窓(2
    a)に沿って設けた嵌め枠(2b)内には、中間に遮光
    ガラス(5)を挟んで下側に表面をスパッタ付着防止の
    ためコ−ティング処理した保護ガラス(4)を上側に透
    明ガラス(6)を重ねて留め枠(7)で固定したことを
    特徴とする熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止具。
  2. 【請求項2】 ト−チTへの固定具(14)に水平枠縁
    (2)とこれと下向角を成す傾斜枠縁(3)を一体形成
    した防護枠縁(1)を一体的に固設し、前記水平枠縁
    (2)の透窓(2a)に沿って設けた嵌め枠(2b)内
    には、中間に遮光ガラス(5)を挟んで下側に表面をス
    パッタ付着防止のためコ−ティング処理した保護ガラス
    (4)を上側に透明ガラス(6)を重ねて留め枠(7)
    で固定し、また前記傾斜枠縁(3)の透窓(3a)に沿
    って設けた嵌め枠(3b)内には中間に反射鏡(9)を
    挟んで下側に表面をスパッタ付着防止のためコ−ティン
    グ処理をした保護ガラス(8)を上側に耐熱裏カバ−
    (10)を重ねて留め枠(11)で固定したことを特徴
    とする熔接ト−チ装着遮光、スパッタ飛散防止具。
JP1992056260U 1992-07-17 1992-07-17 アーク熔接具 Expired - Lifetime JP2598063Y2 (ja)

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JPH069767U true JPH069767U (ja) 1994-02-08
JP2598063Y2 JP2598063Y2 (ja) 1999-07-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230102153A (ko) * 2021-12-30 2023-07-07 홍광표 자유 절곡형 탈부착식 용접면

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636182U (ja) * 1986-06-30 1988-01-16
JPH01201254A (ja) * 1988-02-04 1989-08-14 Ashida Seisakusho:Kk 溶接用防護マスク
JPH0222271U (ja) * 1988-07-30 1990-02-14

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JP2598063Y2 (ja) 1999-07-26

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