JP2598063Y2 - アーク熔接具 - Google Patents

アーク熔接具

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JP2598063Y2
JP2598063Y2 JP1992056260U JP5626092U JP2598063Y2 JP 2598063 Y2 JP2598063 Y2 JP 2598063Y2 JP 1992056260 U JP1992056260 U JP 1992056260U JP 5626092 U JP5626092 U JP 5626092U JP 2598063 Y2 JP2598063 Y2 JP 2598063Y2
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JP
Japan
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frame
edge
glass
protective
transparent window
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JP1992056260U
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English (en)
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JPH069767U (ja
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昇 ▲たか▼田
一方 末吉
鎌夫 君嶋
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Tochigi Prefecture
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Tochigi Prefecture
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  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、熔接トーチに取付
け、遮光、スパッタ飛散防止に加え、またアーク光反射
による視界良好を実現するためのアーク熔接具に関す
る。
【0002】
【従来技術】熔接作業においてアーク光から発する強い
紫外線や赤外線から眼や顔面等の皮膚を護るため、遮光
ガラス窓を有するヘルメット形およびハンドシールド形
の防護面が使用されている。しかしこれらは作業者の顔
面に直接着用し、あるいは顔面近くに掲げて使用するも
のであるから、アークを発生させない限り何も見ること
ができない。そこでアークをスタートさせる位置の確認
は作業者の勘に頼るしかなかった。またスパッタに対す
る防護領域は、凡そ470cmで、略顔面のみを保護
するためのものであった。さらに遮光ガラス窓のスパッ
タの当たる前面には防護のため透明ガラスが配されてい
るが、この透明ガラスはスパッタが付着すると熔接中の
状態が見にくくなるため随時ガラスを交換しなければな
らない。さらにまた、発生したアーク光を何らかの手段
によってノズル側に反射集光させて視界の良好をもたら
す技術については、これまでに全く見られない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、従来のか
かる実情に鑑みてなされたもので、熔接作業において熔
接トーチに装着して使用され、持続的遮光、スパッタ飛
散防止はもとより、アーク光反射による視界良好をもた
らすことにより、作業性の向上と安全性を実現できる器
具を提供するものである。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案は、上記目的を
達成するため、トーチTへの固定具14に水平枠縁2と
これと下向角を成す傾斜枠縁3を一体形成した防護枠縁
1を装着しする。そして前記水平枠縁2の透窓2aの縁
沿いに設けた嵌め枠2b内には、中間に遮光ガラス5を
挟んで下側に表面をスパッタ付着防止のためコーティン
グ処理した保護ガラス4を上側に透明ガラス6を重ねて
留め枠7で固定する。そしてまた前記傾斜枠縁3の透窓
3aの縁沿いに設けた嵌め枠3b内には中間に反射鏡9
を挟んで下側に表面をスパッタ付着防止のためコーティ
ング処理をした保護ガラス8を上側に耐熱裏カバー10
を重ねて留め枠11で固定してアーク熔接具を構成す
る。
【0006】
【実施例】図1において14がトーチTへのクリップ状
の固定具で、これに方向自在継手13を介して垂直下向
きのブラケット12が取付けられ、そのブラッケト12
に水平枠縁2とこれと下向角を成す傾斜枠縁3を一体形
成した側面へ字形の防護枠縁1が一体的に固設される。
そして前記水平枠縁2の透窓2aの縁沿いに設けた嵌め
枠2b内には、中間に遮光ガラス5を挟んで下側に表面
をスパッタの付着しずらいセラミック材、例えばファイ
ンセラミックスの透明薄膜層でコーティング処理した保
護ガラス4を上側に透明ガラス6を重ねて留め枠7で固
定してある。また前記傾斜枠縁3の透窓3aの縁沿いに
設けた嵌め枠3b内には中間に反射鏡9を挟んで下側に
表面をスパッタの付着しずらいセラミック材、例えばフ
ァインセラミックスの透明薄膜層でコーティング処理を
した保護ガラス8を上側に耐熱裏カバー10を重ねて
留め枠11で固定して、本考案のアーク熔接具は構成さ
れる。
【0007】
【作用並びに効果】今、熔接作業に際しては、本案具を
固定具14により熔接トーチTの下部に装着し、作業者
が両手でトーチTの把手部を握り、トーチTの先端ノズ
ルをアークスタート位置に設定する。すると、作業者の
眼の位置と遮光ガラス5を嵌め込んだ水平枠縁2の透窓
2aとは相当距離を有するので、アーク発生がなくとも
上記スタート位置が容易に確認できる。熔接中も作業者
はこの透窓2aの遮光ガラス5を覗きつつ作業するから
視界が良好で、周辺の状況把握ができる。加えて前記遮
光ガラス5はその下側に表面をスパッタ付着防止のため
コーティング処理した保護ガラス4を当ててあるので、
ガラス交換の周期を長くすることができる。また、水平
枠縁2と一体に傾斜枠縁3を形成し、その透窓3aに反
射鏡9を嵌込んであるので、アーク光をノズル側へ反射
させることにより熔接部の周辺の視界を極めて良好にす
ることができ、より一層の作業性の向上を図ることが可
能となる。そしてまた、傾斜枠縁3の付加により飛散す
るスパッタの防護領域をさらに拡大させることができ
る。さらに加えて反射鏡9の下側に表面をスパッタ付着
防止のためコーティング処理をした保護ガラス8を重ね
ているので、ガラス交換の周期を長くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図
【図2】トーチに装着した状態の縦断側面図
【図3】使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 防護枠縁 2 水平枠縁 2a 透窓 2b 嵌め枠 3 傾斜枠縁 3a 透窓 3b 嵌め枠 4 保護ガラス 5 遮光ガラス 6 透明ガラス 7 留め枠 8 保護ガラス 9 反射鏡 10 耐熱裏カバー 11 留め枠 12 ブラケット 13 方向自在継手 14 固定具 T 熔接トーチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−201254(JP,A) 実開 昭54−155919(JP,U) 実開 昭63−6182(JP,U) 実開 平2−22271(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 9/32 F16P 1/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーチ(T)への固定具(14)に水平
    枠縁(2)とこれと下向角を成す傾斜枠縁(3)を一体
    形成した防護枠縁(1)を装着し、前記水平枠縁(2)
    の透窓(2a)の縁沿いに設けた嵌め枠(2b)内に
    は、中間に遮光ガラス(5)を挟んで下側に表面をスパ
    ッタ付着防止のためコーティング処理した保護ガラス
    (4)を上側に透明ガラス(6)を重ねて留め枠(7)
    で固定し、また前記傾斜枠縁(3)の透窓(3a)の縁
    沿いに設けた嵌め枠(3b)内には中間に反射鏡(9)
    を挟んで下側に表面をスパッタ付着防止のためコーティ
    ング処理をした保護ガラス(8)を上側に耐熱裏カバー
    (10)を重ねて留め枠(11)で固定したことを特徴
    とするアーク熔接具。
JP1992056260U 1992-07-17 1992-07-17 アーク熔接具 Expired - Lifetime JP2598063Y2 (ja)

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JPH069767U JPH069767U (ja) 1994-02-08
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JPH0222271U (ja) * 1988-07-30 1990-02-14

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