JPH0696800B2 - 冷間圧延ステンレス鋼シートおよびストリップの処理法 - Google Patents

冷間圧延ステンレス鋼シートおよびストリップの処理法

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JPH0696800B2
JPH0696800B2 JP63330740A JP33074088A JPH0696800B2 JP H0696800 B2 JPH0696800 B2 JP H0696800B2 JP 63330740 A JP63330740 A JP 63330740A JP 33074088 A JP33074088 A JP 33074088A JP H0696800 B2 JPH0696800 B2 JP H0696800B2
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    • C25F1/04Pickling; Descaling in solution
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D6/00Heat treatment of ferrous alloys
    • C21D6/002Heat treatment of ferrous alloys containing Cr
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
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    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷間圧延されたステンレス鋼シートまたはスト
リップの処理法、特にそれを焼鈍し、次いで脱スケール
する方法に関する。
〔従来の技術〕
平板圧延されたステンレス鋼シートおよびストリップ製
品の製造に際しては、冷間圧延操作ののち材料を焼鈍ま
たは軟化させる必要がある。ごく一般的な焼鈍法の1つ
は、鋼を酸化炉雰囲気内で、酸化物の表面ストリップが
形成されやすい温度に加熱することによる。この種の加
熱−処理される鋼の化学組成に応じて一般に1450〜2150
゜F(788〜1177℃)の温度とされる−は一般に酸化性雰
囲気を含む耐火材で内張りされたガス炎炉内で行われ、
この種の処理によって一般にステンレス鋼上に4000オン
グストロームないし数ミクロンの範囲の厚さを有する酸
化物ストリップが形成される。この種のスケールは製品
が販売できる状態となったと考えられる前に、最終的に
は除去されなければならない。これを行うためには、先
行技術によれば数種の脱スケール法のいずれかを単独
で、または組合わせて採用することができ、これらの既
知の方法には(1)ショットブラスト後の酸洗い、
(2)製品を容融塩に浸漬するか、またはこれを電解処
理してスケールを除去しやすくしたうえでの酸洗い、お
よび(3)直接的な酸洗いがある。酸洗い操作にふつう
用いられる酸には硫酸、硝酸および硝酸−フッ価化水素
酸の組合わせが含まれる。これらの酸の使用は不利であ
り、かつ費用がかかる。それは、これらの酸自体が安価
でないのみならず、それらは有害物質であるので、それ
らの使用前、使用中、使用後に特別な取扱い方が要求さ
れ、また環境基準により酸洗い廃液の廃棄に要する費用
が問題となるためである。
先行技術には米国特許第4,363,709号明細書も含まれる
が、そこでは少なくとも150゜F(65.6℃)の温度に保た
れた、硫酸ナトリウム約15〜25wt.%を含有する水溶液
を電解浴とし、高電流密度電解脱スケール法を採用し
て、ステンレス鋼の金属本体の表面から酸化物スケール
を除去することが示されている。上記特許明細書によれ
ば、ステンレス鋼がアノードとして、少なくとも10秒
間、少なくとも電流密度3A/in2(46.5A/dm2)にて直流
の作用下に置かれる。
先行技術にはさらに、金属ストリップまたはシート材料
に誘導法により熱を与える方法に係る一群の特許が含ま
れる。この先行技術にはたとえば米国特許第4,054,770;
4,585,916;3,444,346;2,902,572および4,678,883号が含
まれる。これらの特許は“横磁束誘導加熱(transverse
flux induction heating)”と呼ばれる電磁誘導法に
関連するものと理解される。
〔発明が解決しようとする課題〕
当業者には、酸化性雰囲気を備えた耐火材で内張りした
炉を用いて通常のガス炎加熱を行うよりも誘導加熱を用
いた方がよかろうという気持があった。これが可能であ
れば加熱はより速やかにかつ効果的に行われるため、焼
鈍で高温にさらされる時間が短縮され、形成される酸化
物スケールがより薄くできるであろうことは、当業者に
は明らかであった。しかし同時に当業者は実施上かなり
の難点があることも認識せざるを得ず、この明らかに望
ましい状態は困難または不可能となっていた。
たとえば、ストリップまたはシートの縁付近にかけられ
る磁束の量を減少させるように特別な処置をとらなけれ
ば不均一な加熱が生じ、そのためステンレス鋼ストリッ
プを満足すべき処理量で商業的に処理する際に、処理さ
れるストリップに許容できない座屈(buckling)または
歪曲(cobbling)が生じるという由々しき事態をまねき
かねなかった。
さらに、既知のガス炎加熱法は種々のストリップ幅のス
テンレス鋼ストリップを、そのときの操作条件において
何ら他の重要な調節を行うことなく取扱うことができ
る。誘導加熱については、ある既知の商業用幅から他へ
の変更、および処理されるステンレス鋼の組成の変更
は、他の満足すべき一組の操作条件を決定するためにさ
らに実験を必要とする。
先行技術の水準は当業者に対し、「冷間圧延ステンレス
鋼シートまたはストリップ製造後における、焼鈍と後続
の脱スケール処理とを誘導加熱と後続の硫酸ナトリウム
溶液中における改良型電解処理との組合わせにより実施
することができ、それを適切に実施した場合にはその後
の酸洗いが省略できるということを示唆するようなもの
ではなかった。
〔課題を解決するための手段〕
(1)総論 冷間圧延ステンレス鋼シートまたはストリップを2300゜
F(1260℃)までの焼鈍温度に誘導加熱し、これにより
この上に2000オングストローム以下の厚さを有するスケ
ールを形成させ、次いで高電流密度で、少なくとも150
゜F(66℃)の温度に保たれた15〜25wt.%の硫酸ナトリ
ウム水溶液中において、鋼を実質的に完全に脱スケール
するのに充分な時間、電解脱スケールすることにより後
処理する。
本発明は添付の図面を考慮すれば、叙上の、また以下の
記載から十分に理解されるものと思われる。図面は本発
明による方法の工程図である。
(2)詳論 図面において、本発明方法はブロック2、すなわち出発
材料、好ましくはストリップ状またはシート状の冷間圧
延されたステンレス鋼からまず説明される。このステン
レス鋼はオーステナイト性(たとえばAISI型304)また
はフェライト性(たとえばAISI型430)のいずれであっ
てもよい。この種のシートまたはストリップは一般に0.
008〜0.02in.(0.2032〜0.508mm)、特に0.012in.(0.3
048mm)程度の厚さをもち、24〜40in.(61〜101.6cm)
程度の種々のシート幅で得られる。本発明方法は明らか
に個々のシートにつき順次適用することもできるが、連
続ストリップまたはウェブに対して適用する方が効率的
であることは当業者には理解し得る筈である。市販用シ
ート状またはストリップ状のステンレス鋼を製造するに
は、冷間圧延ステンレスシートを焼鈍および脱スケール
する必要がある。
本発明によれば上記ステンレス鋼シートまたはストリッ
プに図面の枠4に示したように誘導焼鈍操作を施す。当
業者であればわかるように、工の工程での横誘導加熱法
では前記したように米国特許第4,054,770;4,585,916;3,
444,346;2,902,572および4,678,883号明細書から当業者
に知られている種類のものにより、処理される鋼の化学
組成に応じて適切な焼鈍温度、たとえば1450〜2300゜F
(788〜1260℃)にステンレス鋼が加熱される。本発明
の目的および開示に沿って、歪曲または座屈を生じる可
能性のある不均一な温度の発生を避け、満足すべき処理
量でステンレス鋼シートまたはストリップに満足すべき
加熱を付与するためには、極片の遮蔽と付形とを適当な
ものにすると共に、付与する周波数および電力の組合わ
せを適当に選択することは当業者が容易になしうる範囲
内にあると考えられる。こうして加熱されたステンレス
鋼シートを次いで水で急冷するか、または空冷すること
ができる。
枠4の誘導焼鈍処理によって、2000オングストローム以
下、特に700〜1400オングストローム程度の厚さを有す
る酸化物スケールを保有するステンレス鋼製品が得られ
る。これは一般的なガス炎式耐火材内張り炉内で焼鈍の
ために加熱された場合に得られる酸化物スケールの厚さ
の約1/3である。当業者にとって、ガス炎雰囲気中で行
われる一般的焼鈍操作においては中性または還元性の雰
囲気を与えるべく特別な処置をとらない限り、ステンレ
ス鋼シートまたはストリップを酸化する傾向があること
は自明のことである。このような特別な処置は一般の焼
鈍操作を実施不可能なほど高価なものにしてしまう。
図面の枠6内に示したように本発明方法の次の工程にお
いては、ステンレス鋼ストリップを150゜F(66℃)以上
の温度に維持された15〜25wt.%の硫酸ナトリウム水溶
液の浴中で、3A/in2(46.5A/dm2)以上の電流密度を用
いて電解処理する。好ましくはストリップをアノードと
して少なくとも10時間、直流下に置く。このような脱ス
ケール処理は前記の米国特許第4,363,709号明細書中に
示され、論じられている。しかし本発明によれば、枠4
の誘導焼鈍に際して得られる酸化物スケールの厚さをよ
り小さくすることを考えて、採用する処理条件の組合わ
せ(硫酸ナトリウムの濃度、浴温、付与する電流密度、
および処理時間)を、より緩和する方向で若干変更し、
なおかつ後続の酸洗いに頼ることなく、スケール適切
に、すなわち実質的に完全に除去された製品が得られる
ことが見出された。従って本発明によれば、枠8内に示
されるようにステンレス鋼をさらに水洗、ブラシがけ、
および乾燥処理すると、枠10内に示されるように適切に
焼鈍および脱スケールされたステンレス鋼が得られる。
〔実施例〕
以上に説明した本発明をさらに以下の詳細な例によって
具体的に説明する。
実施例1 AISIタイプ304ステンレス鋼ストリップ、0.012in.(0.3
1mm)厚、を焼鈍のために1850゜F(1010℃)の温度に誘
導加熱した。これを次いで3A/in2(46.5A/dm2)で15秒
間、160゜F(71℃)に保たれた20wt.%硫酸ナトリウム
を含有する水性浴中において電解脱スケール処理した。
焼鈍のままの酸化物の厚さは700オングストロームであ
り、電解脱スケール後には酸化物の厚さは35オングスト
ロームであると判定された。水洗、ブラシがけ、および
乾燥したのち、製品は満足すべき状態に焼鈍および脱ス
ケールされたステンレス鋼ストリップからなっていた。
実施例2 電解脱スケール処理に際し電流密度が3.5A/in2(54.3A/
dm2)であった点以外は実施例1に準じた。結果は実施
例1と同じであり、すなわち満足すべき状態に脱スケー
ルされた。
実施例3 鋼がAISIタイプ430であり、焼鈍温度が1500゜F(820
℃)であり、次いでステンレス鋼ストリップを空冷する
代わりに水で急冷した点以外は実施例1に準じた。結果
は実質的に等しく、スケールの酸化物の厚さは焼鈍後に
900オングストロームであり、電解脱スケール後に52.5
オングストロームであった。
実施例4 脱スケール処理に際して3.5A/in2(54.3A/dm2)の電流
密度を用いた点以外が実施例3に準じた。結果は電解脱
スケール後の酸化物の厚さが35オングストロームであっ
た点以外は実質的に等しかった。
等級AISIタイプ304およびAISIタイプ430のステンレス鋼
ストリップについての追加実験において、異なる誘導焼
鈍温度を採用した際のスケールの酸化物の厚さを求め
た。たとえば0.012in.(0.03mm)を有するAISIタイプ30
4オーステナイト型ステンレス鋼ストリップについて205
7゜F(1125℃)の焼鈍温度を用いると、鋼を空冷する
か、または水により急冷するかにかかわらず、1200〜14
00オングストロームの酸化物厚が観察された。同一の鋼
で焼鈍温度を2021゜F(1105℃)としたときには酸化物
スケール厚が1200〜1300オングストロームであることが
観察された。同一厚さのAISIタイプ430フェライト型ス
テンレス鋼については、1472゜F(800℃)で焼鈍され、
空冷されたストリップにおいて、約1100オングストロー
ムが観察された。約鈍温度が1598または1697゜F(870ま
たは925℃)であった場合、1000〜1100オングストロー
ムの酸化物スケール厚が観察された。
ここに本発明の特定の形態を示し、説明したが、本発明
の精神および範囲から逸脱することなくなしうる変更ま
たは修正はいずれも本発明に包含されるものとする。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の工程図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−253400(JP,A) 特公 昭57−10200(JP,B2) 米国特許4363709(US,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストリップ状またはシート状の冷間圧延ス
    テンレス鋼の処理法であって、 上記の鋼を実質的にその幅全体にわたって均一に2300゜
    F(1260℃)までの焼鈍温度に加熱すべく横磁束誘導加
    熱し、もって鋼上に厚さ2000オングストローム以下の酸
    化物スケールを形成させ、 本質的に水および15〜25wt.%の硫酸ナトリウムからな
    り、150゜F(65.6℃)以上の温度に保たれた浴の作用下
    で3.0A/in2(46.5A/dm2)以上の電流密度により、鋼を
    実質的に脱スケールするのに十分な時間処理して鋼を電
    解脱スケールし、そして さらに、酸洗い処理を付すことなく、鋼をブラシがけ、
    水洗、および乾燥によって後処理し、焼鈍および脱スケ
    ールされたステンレス鋼製品を得ることよりなる方法。
  2. 【請求項2】焼鈍温度が1450〜2300゜F(788〜1260℃)
    である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】形成された酸化物スケールの厚さが700〜1
    400オングストロームである、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】鋼シートまたはストリップの厚さが0.008
    〜0.020in.(0.2032〜0.508mm)である、請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】鋼がオーステナイト型ステンレス鋼であ
    り、採用される焼鈍温度が1800〜2100゜F(982〜1149
    ℃)である、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】採用される焼鈍温度が1800〜1900゜F(982
    〜1038℃)である、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】鋼がAISIタイプ304ステンレス鋼である、
    請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】鋼がフェライト型ステンレス鋼であり、採
    用される焼鈍温度が1450〜1700゜F(788〜927℃)であ
    る、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】焼鈍温度が1500〜1550゜F(816〜843℃)
    である、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】鋼がAISIタイプ430ステンレス鋼であ
    る、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】0.008〜0.020in.(0.2032〜0.508mm)の
    厚さを有するストリップ状またはシート状の冷間圧延ス
    テンレス鋼の処理法であって、 上記の鋼を実質的にその幅全体にわたって均一に1450〜
    2300゜F(788〜1260℃)の焼鈍温度に加熱すべく横磁束
    誘導加熱し、もって鋼上に厚さ700〜1400オングストロ
    ームの酸化物スケールを形成させ、 本質的に水および15〜25wt.%の硫酸ナトリウムからな
    り、150゜F(65.5℃)以上の温度に保たれた浴の採用下
    で、3.0A/in2(46.5A/dm2)以上の電流密度を用いて、
    鋼を実質的に完全に脱スケールするのに十分な時間処理
    して、鋼を電解脱スケールし、そして さらに、酸洗い処理を付すことなく、鋼をブラシがけ、
    水洗、および乾燥によって後処理し、焼鈍および脱スケ
    ールされたステンレス鋼製品を得ることよりなる方法。
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