JPH069674Y2 - 点滴装置 - Google Patents
点滴装置Info
- Publication number
- JPH069674Y2 JPH069674Y2 JP7466988U JP7466988U JPH069674Y2 JP H069674 Y2 JPH069674 Y2 JP H069674Y2 JP 7466988 U JP7466988 U JP 7466988U JP 7466988 U JP7466988 U JP 7466988U JP H069674 Y2 JPH069674 Y2 JP H069674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip
- blood pressure
- pulse
- unit
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は点滴装置に関し、特に点滴中の患者の状況を計
測して点滴速度制御を行う点滴装置に関する。
測して点滴速度制御を行う点滴装置に関する。
従来、点滴装置で広く使われているのは、第３図（ａ）
に示すようにスタンドから吊下された薬液ビン１１か
ら、点滴ユニット１３と点滴制御ユニット１４とが点滴
導管１６で接続され、点滴導管１６の先端の注射針を通
して患者の体内に薬液を注入している。この取扱は、医
師の管理の下に看護婦等が点滴監視ユニット１４で監視
しつつ、点滴導管のビニール管をネジでしめておさえる
点滴ユニットを調節して、あらかじめ定められた単位時
間当たりの滴数が落下するように調節していた。
に示すようにスタンドから吊下された薬液ビン１１か
ら、点滴ユニット１３と点滴制御ユニット１４とが点滴
導管１６で接続され、点滴導管１６の先端の注射針を通
して患者の体内に薬液を注入している。この取扱は、医
師の管理の下に看護婦等が点滴監視ユニット１４で監視
しつつ、点滴導管のビニール管をネジでしめておさえる
点滴ユニットを調節して、あらかじめ定められた単位時
間当たりの滴数が落下するように調節していた。
又、第３図（ｂ）に示すように点滴速度制御手段がある
ものでも、点滴速度の設定と終了検出手段とアラーム発
生手段が付属している程度である。すなわち、第３図
（ａ）に示す従来例は、そのうち点滴制御ユニット１４
を点滴制御部１５に置き換えたもので、点滴制御部１５
では点滴導管１６を内圧などから点滴終了を検知すると
共に、点滴終了の警報が発せられる点滴装置である。
ものでも、点滴速度の設定と終了検出手段とアラーム発
生手段が付属している程度である。すなわち、第３図
（ａ）に示す従来例は、そのうち点滴制御ユニット１４
を点滴制御部１５に置き換えたもので、点滴制御部１５
では点滴導管１６を内圧などから点滴終了を検知すると
共に、点滴終了の警報が発せられる点滴装置である。
従って、点滴速度は人間が介在しないかぎり、点滴速度
は変わらなかった。
は変わらなかった。
点滴を受ける場合、その内容と量・点滴速度により、
（特に水分が多くなると）血圧は上昇し脈拍も速くな
る。従って心臓も鼓動が多くなり、患者が軽症患者の場
合、看護婦を呼んで調整するが、他に緊急患者がいる場
合には点滴終了まで放っておかれるという欠点があっ
た。又、重症患者で特に血圧，脈拍等は、循環器障害の
人ではできるだけ一定値に保持することが望ましく、軽
症患者でも初心者には点滴速度の不適正により上述の血
圧の上昇や脈拍が速くなるための心理的不安が生じると
いう欠点がある。
（特に水分が多くなると）血圧は上昇し脈拍も速くな
る。従って心臓も鼓動が多くなり、患者が軽症患者の場
合、看護婦を呼んで調整するが、他に緊急患者がいる場
合には点滴終了まで放っておかれるという欠点があっ
た。又、重症患者で特に血圧，脈拍等は、循環器障害の
人ではできるだけ一定値に保持することが望ましく、軽
症患者でも初心者には点滴速度の不適正により上述の血
圧の上昇や脈拍が速くなるための心理的不安が生じると
いう欠点がある。
本考案の点滴装置は、単位時間当りの点滴量を制御する
点滴制御手段を有する点滴装置において、点滴中の血圧
を測定する血圧測定手段と、点滴中の脈拍を計測する脈
拍測定手段と、点滴中の血圧の限度を設定する血圧値設
定手段と、点滴中の脈拍の限度を設定する脈拍値設定手
段と、前記血圧の測定値及び設定値ならびに前記脈拍の
測定値及び設定値をそれぞれ比較し、これらの値に応じ
た制御信号を出力する比較手段と、前記制御信号により
点滴速度を制御する点滴速度制御手段とを備えて構成さ
れる。
点滴制御手段を有する点滴装置において、点滴中の血圧
を測定する血圧測定手段と、点滴中の脈拍を計測する脈
拍測定手段と、点滴中の血圧の限度を設定する血圧値設
定手段と、点滴中の脈拍の限度を設定する脈拍値設定手
段と、前記血圧の測定値及び設定値ならびに前記脈拍の
測定値及び設定値をそれぞれ比較し、これらの値に応じ
た制御信号を出力する比較手段と、前記制御信号により
点滴速度を制御する点滴速度制御手段とを備えて構成さ
れる。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
り、第２図は本考案の一実施例の外観を示す斜視図であ
る。
り、第２図は本考案の一実施例の外観を示す斜視図であ
る。
本実施例の構成は、血圧測定手段１と、血圧値設定手段
２と、脈拍測定手段３と、脈拍値設定手段４と、比較手
段５と点滴速度制御手段６と、点滴ユニット７と、計時
手段８とを備えている。また第２図において薬液ビン１
１と点滴監視ユニット１３と点滴導管１６とは従来の技
術と同様の構成と作動を備えており点滴ユニット７を形
成している。
２と、脈拍測定手段３と、脈拍値設定手段４と、比較手
段５と点滴速度制御手段６と、点滴ユニット７と、計時
手段８とを備えている。また第２図において薬液ビン１
１と点滴監視ユニット１３と点滴導管１６とは従来の技
術と同様の構成と作動を備えており点滴ユニット７を形
成している。
次に、点滴速度制御部１２は、血圧値設定手段２と脈拍
値設定手段４と比較手段５と点滴速度制御手段６と計時
手段８とを収容すると同時に、血圧測定手段１および脈
拍測定手段３の一部も収容している。また、測定素子１
２Ａには前述の血圧測定手段１および脈拍測定手段３の
他の部分（主としてセンサ部分）を収容している。
値設定手段４と比較手段５と点滴速度制御手段６と計時
手段８とを収容すると同時に、血圧測定手段１および脈
拍測定手段３の一部も収容している。また、測定素子１
２Ａには前述の血圧測定手段１および脈拍測定手段３の
他の部分（主としてセンサ部分）を収容している。
ここで、本実施例の動作について説明する。血圧測定手
段１の出力と血圧値設定手段２でメモリなどに設定され
た最高・最低の許容値とは比較手段５で比較され、脈拍
測定手段３の出力と脈拍値設定手段４でメモリなどに設
定された最大・最小の許容値とは比較手段５で上記同様
に比較される。点滴速度制御手段６は、計時手段８のタ
イマー等により一定時間毎に血圧測定手段１並びに脈拍
測定手段３に対して測定の指示を与え、一定時間後、比
較手段５にて血圧測定手段１の測定値と血圧値設定手段
２の設定値とが比較され、また、脈拍測定手段３の測定
値と脈拍値設定手段４の設定値とが比較される。点滴速
度制御手段６は比較手段５による比較の結果、血圧並び
に脈拍が血圧設定手段２と脈拍値設定手段４の各設定値
範囲内に入っていれば、点滴ユニット７に対して、現在
の状態を接続するよう制御する。
段１の出力と血圧値設定手段２でメモリなどに設定され
た最高・最低の許容値とは比較手段５で比較され、脈拍
測定手段３の出力と脈拍値設定手段４でメモリなどに設
定された最大・最小の許容値とは比較手段５で上記同様
に比較される。点滴速度制御手段６は、計時手段８のタ
イマー等により一定時間毎に血圧測定手段１並びに脈拍
測定手段３に対して測定の指示を与え、一定時間後、比
較手段５にて血圧測定手段１の測定値と血圧値設定手段
２の設定値とが比較され、また、脈拍測定手段３の測定
値と脈拍値設定手段４の設定値とが比較される。点滴速
度制御手段６は比較手段５による比較の結果、血圧並び
に脈拍が血圧設定手段２と脈拍値設定手段４の各設定値
範囲内に入っていれば、点滴ユニット７に対して、現在
の状態を接続するよう制御する。
各設定値の範囲外になった場合、設定値の範囲内に入る
ようあらかじめ定められた内容に従って点滴ユニット７
を制御する。具体的には、脈拍値，血圧値が設定値より
高くなった場合は点滴速度を遅くし、脈拍値・血圧値が
設定値より低い場合は点滴速度を速くするように点滴ユ
ニット７が制御される。
ようあらかじめ定められた内容に従って点滴ユニット７
を制御する。具体的には、脈拍値，血圧値が設定値より
高くなった場合は点滴速度を遅くし、脈拍値・血圧値が
設定値より低い場合は点滴速度を速くするように点滴ユ
ニット７が制御される。
以上説明したように本考案は、通常の点滴装置に血圧測
定手段，血圧値設定手段，，脈拍測定手段，脈拍値設定
手段と比較手段、並びに点滴速度制御手段を設けること
により、あらかじめ設定された脈拍値および血圧値の範
囲に納まるよう制御することができるので重症患者で特
に血圧脈拍等の変化が障害となる患者に対して点滴する
ことによる血圧や脈拍の急激な上昇を防ぐことができる
という効果がある。
定手段，血圧値設定手段，，脈拍測定手段，脈拍値設定
手段と比較手段、並びに点滴速度制御手段を設けること
により、あらかじめ設定された脈拍値および血圧値の範
囲に納まるよう制御することができるので重症患者で特
に血圧脈拍等の変化が障害となる患者に対して点滴する
ことによる血圧や脈拍の急激な上昇を防ぐことができる
という効果がある。
第１図は本考案の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本考案の一実施例の外観を示す斜視図、第３図
（ａ）および（ｂ）は従来の技術による点滴装置の斜視
図。 １……血圧測定手段、２……血圧値設定手段、３……脈
拍測定手段、４……脈拍値設定手段、５……比較手段、
６……点滴速度制御手段、７……点滴ユニット、８……
計時手段。
２図は本考案の一実施例の外観を示す斜視図、第３図
（ａ）および（ｂ）は従来の技術による点滴装置の斜視
図。 １……血圧測定手段、２……血圧値設定手段、３……脈
拍測定手段、４……脈拍値設定手段、５……比較手段、
６……点滴速度制御手段、７……点滴ユニット、８……
計時手段。
Claims (1)
- 【請求項１】単位時間当りの点滴量を制御する点滴制御
手段を有する点滴装置において、点滴中の血圧を測定す
る血圧測定手段と、点滴中の脈拍を計測する脈拍測定手
段と、点滴中の血圧の限度を設定する血圧値設定手段
と、点滴中の脈拍の限度を設定する脈拍値設定手段と、
前記血圧の測定値及び設定値ならびに前記脈拍の測定値
及び設定値をそれぞれ比較し、これらの値に応じた制御
信号を出力する比較手段と、前記制御信号により点滴速
度を制御する点滴速度制御手段とを備えて成ることを特
徴とする点滴装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7466988U JPH069674Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 点滴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7466988U JPH069674Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 点滴装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01178047U JPH01178047U (ja) | 1989-12-20 |
| JPH069674Y2 true JPH069674Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31299769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7466988U Expired - Lifetime JPH069674Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 点滴装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069674Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP7466988U patent/JPH069674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01178047U (ja) | 1989-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4612928A (en) | Method and apparatus for supplying a gas to a body | |
| EP0639088B1 (en) | Apparatus for apnea treatment by using adjustable positive airway pressure | |
| US5002055A (en) | Apparatus for the biofeedback control of body functions | |
| JP5230688B2 (ja) | 投薬のレベルを自動的に制御するための方法および装置 | |
| US20020038137A1 (en) | Therapeutic treatment of disorders based on timing information | |
| US5645054A (en) | Device and method for the treatment of sleep apnea syndrome | |
| JPH0561950B2 (ja) | ||
| WO2000009006A1 (en) | System for neonatal nursing development | |
| DE60121749D1 (de) | System zum adaptiven Verabreichen einer Arznei | |
| CN101579544A (zh) | 一种自动调节输液方法及装置 | |
| BRUBAKER et al. | Determination of pseudofacility in the eye of the rhesus monkey | |
| GB1459972A (en) | Control device for a monitor supervising a patient | |
| Lung | Variations in blood flow on mandibular glandular secretion to autonomic nervous stimulations in anaesthetized dogs. | |
| JPH069674Y2 (ja) | 点滴装置 | |
| CN205698707U (zh) | 人工胰脏 | |
| JPH0628134Y2 (ja) | 血液リザーバの液面レベル調節装置 | |
| JPH03128065A (ja) | 血液浄化装置及び血圧監視方法 | |
| US20030171733A1 (en) | Safety concept for a control loop for dynamically dosing medicaments | |
| CN108325022A (zh) | 一种输液监控报警装置 | |
| Beran et al. | In vivo evaluation of transcutaneous CO2 partial pressure monitoring | |
| WO2021000441A1 (zh) | 一种闭环药品输送系统 | |
| JPS6185959A (ja) | 薬剤投与方法及び装置 | |
| EP0172381A2 (en) | Clamp for regulating the flow of a liquid | |
| Hansen et al. | Cardiovascular changes during classical conditioning in the squirrel monkey | |
| JPS6122585Y2 (ja) |