JPH0695960B2 - ウレア−ゼを検出するための組成物、方法および装置 - Google Patents

ウレア−ゼを検出するための組成物、方法および装置

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JPH0695960B2 JP61112427A JP11242786A JPH0695960B2 JP H0695960 B2 JPH0695960 B2 JP H0695960B2 JP 61112427 A JP61112427 A JP 61112427A JP 11242786 A JP11242786 A JP 11242786A JP H0695960 B2 JPH0695960 B2 JP H0695960B2
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Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は胃腸障害の有無を診断する手段としてウレアー
ゼを検出する組成物と方法に関する。
b.従来の技術,および発明が解決しようとする問題点 ヒトの胃腸系統の機能に悪影響を及ぼす因子はそれ等の
性質が著しく変化する。かかる障害は上部或いは下部胃
腸道或いはその両者に発生する。胃腸障害の原因は多様
であり、遺伝生理学的因子,環境因子,心因性因子など
が考えられる。従ってこれ等の障害の診断や管理は大変
難しい。胃腸道の機能や障害,原因,治療などの詳細な
議論はシュピロ(Spiro)の臨床胃腸病学(1983年、第
3版)に見出すことができる。上部胃腸道の慢性疾患に
は胃炎や消化潰瘍疾患の一般的範ちゅうに入るものがあ
る。(上部胃腸道は一般に食道,胃,十二指腸,空腸,
および腸骨を含む。)消化性潰瘍は、消化酸やペプシン
の作用に起因する組織の損傷を特徴とする胃腸道内層の
病変である。消化性潰瘍は胃の過分泌か(より頻繁に)
消化酸類やペプチンに対する胃内層の抵抗性の減少によ
り惹起されるものと考えられている。胃炎は定義により
胃粘膜の炎症により代表される。実際には、胃腸疾患は
広範な明確ではない、従って不適切に処理された、消化
不良や胸やけ,消化障害,過剰なおくびなどの諸症状と
して発現される。胃炎に関する一般的な議論は、ビー・
ジェー・マーシャル(B.J.Marshall)およびジェー・ア
ール・ワレン(J.R.Warren)による「胃炎および消化潰
瘍形成を伴う患者の胃における未同定湾曲杆菌」、The
Lancet 1311-1315(1984)に与えられ、またアール・グ
リーンロー(R.Greenlaw)らの「胃十二指腸炎,消化潰
瘍疾患のより広い考え方」、25 Digestive Diceases an
d Science 660 672(1980)に与えられている。胃腸障
害を管理する場合、それ等について迅速で正確な診断が
不可欠である。しかしながら、この領域で通常適用され
る診断法は緩徐で、困難であり、高価なことが多く、し
かも、その結果は曖昧或いは不正確になりがちであっ
た。これに関しては、例えばシュピロ(Spiro)のsupra
を参照されたい。上部胃腸道に影響を与える多くの疾患
はcampylobacter属、特にcampylobacter pyloridisの細
菌などの細菌により媒介される。
現在用いられているcampylobacter pyloridisの検出法
は時間がかかり、高価である。特に、医師により患者の
指定時間内に感染を検出する試験の実施は不可能であ
る。
従って、更に診察する必要がある。campylobacter pylo
ridisは大量のウレアーゼ酵素を産生する能力を有す
る。このウレアーゼはウレアを分解してアンモニアと二
酸化炭素を生成する。
campylobacter pyloridisの産生するウレアーゼ酵素は
非常に活性が高く、従ってこれはヒトの胃液に含まれる
全ウレアを分解してしまう。本発明はcampylobacter py
loridisの感染を受けた胃組織に含まれる既に存在して
いるウレアーゼの検出法を提供するものである。胃粘膜
内に上記のようなウレアーゼが存在することは感染の特
有的症徴であり、これにより胃炎の存在が示される。更
に、本発明の方法は既に存在しているウレアーゼの検出
に一般に適用可能である。例えば、この方法はcampylob
acter pyloridis胃炎にかかった患者の吐物に含まれる
予め形成されたウレアーゼの検出に用いることができ
る。更に、この方法はレグミンに含まれる既に存在して
いるウレアーゼの検出に用いることができる。これ等の
植物にウレアーゼが検出されると、これは動物体内でガ
ス発生或いは鼓膜を惹起し得る毒素が牧草に含まれるこ
とを示すものである。
以上の点から本発明は、上記疾患に起因して生じたウレ
アーゼの有無の迅速で安価,正確な診断方式を提供する
ことを目的とする。
c.問題点を解決するための手段 本発明の一側面によれば、被検体の胃から得たサンプル
中のウレアーゼを検出して被検体であるヒトまたは下等
動物の胃腸障害の診断に供する組成物であって、ウレア
と、ウレアーゼを生成する胃内容物中の微生物の成長を
充分に阻害する殺菌剤と、pHの増加に際し有効濃度で色
が変化するpH指示薬と、水とからなり、少なくとも5.0
の酸性pHを有し、該pHが前記指示薬のPKaより少なくと
も約1PH単位低く構成されてなる組成物が提供される。
本発明による組成物は、好ましくは、ゲル状をなし、リ
ットル当り約5グラムから約50グラムの濃度のゲル化剤
を含有する。
本発明の他の側面によれば、ウレアーゼを検出してヒト
或いは下等動物の胃腸疾患の診断を実施する方法が与え
られ、この方法は、前記被検体の胃からサンプルを採取
し、このサンプルを本発明の組成物と接触させ、この組
成物の色変化を観測することから構成される。
ここで用いる濃度の単位は全て全組成物の体積当りの組
成の重量により与えられる。
実施例 ここで用いる指示薬の「有効濃度」は、本発明の方法に
より用いられたときに本発明の組成物の迅速に識別でき
る色を発現する指示薬の濃度を意味する。この指示薬の
濃度は、通常、リットル当り約2ミリグラムから約150
ミリグラムのレベルで、好ましくはリットル当り約20ミ
リグラムから約150ミリグラムのレベルで用いられる。
通常の試料中に存在する既に生じているウレアーゼと反
応して呈色するウレアの量は本発明の組成物のリットル
当りに約10グラムから約40グラムあれば十分なことが見
出されている。上記ウレアとウレアーゼが接触するとア
ンモニアが生成される。このアンモニアにより搬送媒体
の隣接部分のpHが増加し、アンモニア量が十分な場合
は、pH指示薬により色変化が得られる。
本発明の組成物はリットル当り約20グラムから約40グラ
ムの濃度のウレアを含有すると好ましい。
ここで用いる「胃腸障害」とはヒト或いは下等動物の胃
腸道の疾患またはその他の障害を包含するものである。
このような胃腸障害には、例えば、慢性或いは萎縮性胃
炎,胃腸炎,消化不良,食道逆流疾患,胃運動性低下な
どを含む胃粘膜の潰瘍の存在により発現されない疾患、
および「消化性潰瘍障害」、即ち、胃および十二指腸潰
瘍などが含まれる。特に、「胃腸障害」は細菌や、camp
ylobacter様器官(ここでは「CLO」)、例えばcampylob
acter pyloridisを原因とする、或いはそれを媒介とす
るような障害を指して用いられる。このようなCLOに
は、ここで引例として用いているジェー・アール・ウォ
レン(J.R.Warren)およびビー・ジェー・マーシャル
(B.J.Marshall)による「活性慢性胃炎における胃上皮
における未同定湾曲杆菌」、The Lancet 1273-1275(19
83)に記載されたものが含まれる。
ウレアの化学式はH2NCONH2で表わされ、蛋白代謝産生径
路に自然に発生するものである。本発明の組成物に使用
するウレアは市販品が用いられるが、多くの会社により
扱われている。本発明の基礎として、胃腸障害を有する
ヒト或いはその他の動物から採取した胃物質は比較的多
量のウレアーゼ(ウレアアミドヒドロラーゼ)を含有し
ており、このウレアーゼはウレアを加水分解してアンモ
ニアと二酸化炭素(または炭酸アンモニウム)を生成す
る。本発明による組成はウレアーゼの存在をそのウレア
に対する加水分解を通して検出するためにも用いられ
る。
本発明に用いるpH指示薬は弱酸性で、酸の解離(電離し
た)および非解離(中性の)状態で鋭い異なる色を発現
する。ここで有用な指示薬の濃度は約6.5から約8.5のPK
a値、好ましくは約7.0から約8.0のPKa値を持つと好まし
い。本発明の指示薬により呈色される色は、組成物のp
H,使用される特定の指示薬,およびこの指示薬に用いら
れる解離定数(Ka)、(即ち、PKa=−log10Ka)に依存
する。この指示薬の呈色する色は一連のpH値にわたって
変化し(pH=−log10〔H+〕)、本組成物に有用な指示
薬は約5.5から約9.0まで、好ましくは約6.5から約8.5ま
でのpH範囲にわたってその呈色する色を変化させる。従
って、本発明による組成物のpHは使用指示薬のPKa値よ
り少なくとも約1PHユニット低いPHに調整される(即
ち、指示薬のPKaに等しいPHの溶液中の水素イオン濃度
より10倍小さい(水素イオン濃度の10%)水素イオン濃
度〔H+〕を有するように)。
上記PHは上記指示薬のPKaより約2PH単位小さなPHに調整
されると都合が良い。本組成物のPH調整は塩基(例え
ば、水酸化ナトリウム)または酸(例えば、塩化水素酸
またはクエン酸)の付加により行うことができる。この
ようにして、本発明の組成物のPHは約5.0から約6.5まで
のPHに調整すると都合良く、更に約5.0から約6.0に調整
されると都合が良い。
ここで有用な指示薬としては、例えばp−ニトロフェノ
ール,ブロモチモルブルー(ジブロモチモールスルフォ
ンフタレイン),フェノールレッド(フェノールスルフ
ォンフタレイン),ニュートラルレッド(2−メチル−
3−アミノ−6−ジメチルアミノフェノジン),キノリ
ンブルー(シアニン),クレゾールレッド(o−クレゾ
ールスルフォンフタレイン),メタクレゾールパープル
(m−クレゾールスルフォンフタレイン),およびチモ
ールブルー(チモールスルフォンフタレイン)が用いら
れる。ブロモチモールブルー,フェノールレッド,ニュ
ートラルレッド,およびクレゾールレッドが本発明の組
成物の指示薬として好ましく用いられる。これ等の指示
薬は、ここに引例として示すメルクインデックス(The
Merck Index)(1976年9版)に記載されている。
本発明の組成物を構成する殺菌剤は、この組成物内でユ
レアーゼ産生器官の成長をほぼ阻害する1つ以上の物質
として与えられる。この殺菌剤の濃度はこの組成物のリ
ットル当り2から4グラムの範囲が最も好ましく用いら
れる。
本発明に有効に用いられる殺菌剤はアジ化ナトリウムお
よびメチルヒドロキシベンゾエートを含有している。後
者のメチルヒドロキシベンゾエートは特に好ましい殺菌
剤である。本発明の組成物で用いられる殺菌剤の特定量
は、使用される特定の殺菌剤などの微生物分野で公知の
因子,および本組成物のその他の成分の殺菌性(あるな
らば)とに依存する。殺菌剤があると、これは、過剰な
アルカリが無く、胃物質のサンプル内に既に生成されて
いるウレアーゼが含まれるとき、当該試験が単に正の結
果を与えるということを意味する。
本発明の組成物は、その性能或いは物理的性質に影響す
る任意の成分を含有している。しかしながら、このよう
な余分の成分は、それが指示薬の呈色した色を被うなど
して、指示薬と干渉するようなことがあってはならな
い。
本発明の組成物は、これが周囲条件の下で半固体状態に
あるように、ゲル化剤を含むことが好ましい。特に好ま
しいゲル化剤は寒天であり、これは好ましくはリットル
当り約5グラムから約50グラムのレベルで、更に好まし
くはリットル当り約10グラムから約20グラムのレベルで
存在する。この寒天は多くの会社から市販されており随
時入手可能である。寒天(多糖類)は通常、或る藻類の
アガロサイト(agarocytes)から抽出される。更に、上
記寒天は非栄養的、即ち微生物の成長を支持しないこと
が好ましい。本発明の試験は、実際には、既に生じてい
る細菌の存在だけを検出するように構成されているの
で、通常の微生物の栄養分は組成物に含めなくてもよ
い。
本発明の特に好ましい選択成分は緩衝剤である。上記の
ように、本発明の組成物は使用する指示薬のPKaより少
なくとも1PH単位下のPHに調節される。このように、本
組成物のPHは約5.0から約6.5が好ましく、更に約5.0か
ら約6.0が好ましい。最終組成物の上記のPH調整は適切
な緩衝剤を付加することにより行われることが好まし
い。このような緩衝剤は化学的には公知のものであり、
重亜硫酸ナトリウムや酢酸ナトリウム,燐酸ナトリウム
などの弱酸塩が用いられる。本発明の組成物に用いられ
る緩衝剤の全量は、緩衝剤が、使用する指示薬が色を変
化させ得るように組成物のPHが十分変化すること(存在
するウレアの加水分解から生じる)を妨げないように、
この組成物に取り込まれたウレアの全量に依存する。し
かしながら、この緩衝剤は、本組成物のPHの十分な変化
を妨げないように、また被分析胃物質サンプルに含まれ
る既に存在しているウレアーゼ酵素以外の化学物質のた
めに指示薬が誤ってその色を変えることがないだけの濃
度で存在することが好ましい。この場合の緩衝剤は、通
常、リットル当り約50ミリグラムから約2000ミリグラム
の濃度で本組成物に取り込まれる。(ここで用いられる
ように、上記緩衝剤の濃度は本組成物のPHを調整するた
めの緩衝剤の塩および酸の濃度を含んでいる。)ここで
用いられるように、「胃物質」はヒト或いはその他の動
物の上部胃腸道から直接或いは間接に得られた物質を意
味する。このような物質には、例えば、胃上皮,胃粘
膜、および消化体液などが含まれる。本発明の方法に用
いられるかかる物質のサンプルは、通常の医療手法によ
る多くの公知の方法により得られる。このような方法に
は、例えば、被検体の生検によりサンプルを採取するこ
と,被検体の吐物からサンプル採取すること,および鼻
からの胃吸引によりサンプルを採取することなどが含ま
れる。
ここで用いられるように、本発明の組成物とサンプルを
「接触させること」は、サンプルに存在するウレアーゼ
によるウレアの加水分解に対して検出可能な色変化を与
え得るまでそれを許容する十分長い時間の間に、本発明
の組成物と胃物質サンプルの間でかなりの界面的作用を
具現する方法を意味する。このような時間は通常5分よ
り長く、5分から15分の範囲にある。胃物質サンプルは
本発明の組成物に浸漬する,或いはかなり浸漬すること
が好ましい。更に、胃物質サンプルの被検体の胃以外の
ソースからの器官による感染を回避するように注意する
ことが好ましい。使用胃物質が消化体液を構成する時、
本発明のプロセスで好ましい選択ステップは上記胃物質
サンプルのPHを試験することで与えられる。この時、好
ましくは、サンプルは、本発明の上記ウレア含有組成物
と同じPHに調節された本発明の上記組成物に用いられた
特定指示薬の水溶液であるPH試験組成物と接触させられ
る。ここで胃物質がPH試験組成物の指示薬の色の変化を
もたらさないときは、この物質は酸性PHであり、上記本
発明のプロセスの接触ステップに直接用いることができ
る。しかしながら、PH試験組成物の色が変化する時は、
胃物質のPHは酸の付加による場合のように酸性にするべ
きである。
本プロセスの観測ステップは解離状態の指示薬が示す色
に対して組成物の色の何等かの色変化の検出を必要とす
る。約24時間経過しても組成物の色変化を検出できない
場合は試験結果が否定的であることを示すことになる。
肯定の殆んどの場合に、患者が退出する前に医師はその
結果を得てその場で処方を書くことができる。この場
合、それ以上の試験は不要になる。存在する細菌数が少
ないと、反応は遅延し、これは次の検査日に読取られる
ことになるが、それが起こる割合は正の場合の10%以下
である。campylobacter pyloridisに感染した全ての患
者は胃炎にかかっているので、この場合の正の結果はま
た上記感染の存在を示すことになる。更に、上記のよう
に、本発明は、牧場の試験などの獣医学的な場合に拡張
して、牧場が放牧のための正しい成熟段階にあり、過剰
な植物ウレアーゼを含まないことを保証することもでき
る。本発明の方法は好ましくは、操作が容易な容器に本
発明による一定量の組成物を含有する装置、ここでは
「診断装置」を用いて行われる。かかる装置は、 (a)開口が約20平方ミリメートルから約200平方ミリ
メートルで、全容量が約40立方ミリメートルから約1000
立方ミリメートルの容器と、 (b)この容器のカバーで、これを上記容器開口を開閉
するように移動させる手段によりこの容器に固定された
カバーとからなり、ここに上記容器は本発明の組成を約
0.04ミリリットルから約2.0ミリリットルを収容するよ
うに構成される。好ましくはこの容器は本発明の組成物
の約0.20ミリリットルから約0.40ミリリットルを収容す
る。
このような好ましい診断装置を第1図から第3図に示
す。第1図および第2図には連続する平ホルダー2に凹
状部または井戸として形成された容器3が示され、上記
ホルダーは剛性の、或いは半剛性の不透水性材料のシー
トから構成される。この容器は本発明の組成物4を含有
する。この容器は本発明の組成物4を含有する。カバー
1が上記容器に固着され、フレキシブル,不透水性材料
から構成され、剛性ホルダーシート2と同じ寸法を有す
る。第1図に示したように、上記フレキシブルカバー1
にはラベル5が直接固着或いは印刷されると好ましい。
第3図には、1部除去してあるフレキシブルカバーを備
えた診断装置が示され、このカバーは容器3を開放し、
これにより、ピンセット7などの適切な装置により試験
組成物4内に胃物質6のサンプルが配置される。
フレキシブルカバー1が、容器の開閉を反復してもその
機能を(粘着性の)失わない接着剤によるなどの、カバ
ーの着脱を許容し、また容器の開閉を許容する手段によ
り、剛性容器/ホルダー材2に固着される。上記カバー
材料は、カバーを開放せずに、注射針による刺通、従っ
て液状胃物質の組成物内への直接注入を可能にするよう
に十分薄く構成される。上記診断装置は正の結果が容易
に見られるように構成してあり、この装置は医師のポケ
ットにしのばすことができるか、或いは試験が前の正の
結果に対して検討されることを可能にする患者の内視鏡
検査報告用紙に装着できる程十分平たく構成される。
以下に示す非制限例は本発明の組成物,方法,および装
置を説明するものである。
例1. 本発明による組成物は次の成分を水中に分散,溶解させ
て構成される。
成分 量 最終濃度 ウレア 3.000 30g/l フェノールレッド 0.008 90mg/l
メチルヒドロキシベンゾエート 0.200 2g/l
細菌学的寒天 1.500 15g/l クエン酸 0.040 400mg/l 燐酸ナトリウム 0.080 800mg/l * フェノールスルフォンフタレイン指示薬。
PKa=17.9、非解離状態(PH6.4以下)で黄色に呈色。解
離状態(PH8.2以上)で赤に呈色。
ウレアを除く上記成分を10ミリリットルの水に溶解し、
100℃に加熱し、溶液が透明になるまで攪拌した。次
に、この溶液を45℃以下に冷却し、ウレアを付加し、攪
拌し、更に溶液のPHを測定して6.0を得た。次に、本発
明による組成物を容器に入れた。各容器は約0.3ミリリ
ットルの組成物を受けた。上記組成物を周囲温度に冷却
し、それによりゲルを容器内で形成させた。その色は濃
黄色を示した。
上記のように仕込んだ組成物が、胃炎症状を示すヒトの
胃からの胃粘膜のサンプルに対して用いられ、本発明の
プロセスが実行される。即ち、上記の胃粘膜を本組成物
にそう入し、色の変化を観測する。ほぼ15分後、CLOが
媒介する胃腸障害の存在を示す赤色が観測されるように
なる。
例II 次の成分を有する本発明による組成物を水中に溶解,懸
濁して調整する。
成分 量(グラム) 最終濃度 ウ レ ア 2.000 20g/l フェノールレッド 0.006 60mg/l アジ化ナトリウム 0.100 1g/l 寒 天 2.000 20g/l 上記成分を水100mlに溶解し、100℃に加熱し、PHを5.50
に調節する。この組成物の約0.3ミリリットルを本発明
の装置の容器に注入し、冷却し、ゲルを形成した。
以上の組成物と装置を、胃炎の疑いのあるヒト乳児から
の吐物サンプルに対して用い、本発明のプロセスに供す
る。即ち、吐物サンプルを注射器に取り、その1部を、
10mlの水に溶解したフェノールレッド0.6ミリグラムか
らなり、PH5.5に調整したPH試験組成物に加えた。この
試験組成物の色は変化しなかった。その後、この吐物サ
ンプルの残部を、本発明の組成物に、本装置のカバーを
刺通させて、注入した。その結果、約20分にわたって色
が観測され、これは濃黄色から赤色に変化し、胃腸障害
の存在を示した。
以上に例示した本発明の方法と装置は、本発明の精神と
範囲内で変形,変更が可能なことは当業者には明らかで
あろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の試験装置の等角図で、本発明の組成を
入れた容器を露出して示す破断部分を有し、第2図は第
1図の装置の断面図であり、更に、第3図は第1図の装
置の等角図で、装置の使用状態を示す。 1……カバー、2……ホルダ、 3……容器、4……組成物、 5……ラベル、6……胃物質。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の胃から得たサンプル中のウレアー
    ゼを検出して被検体であるヒトまたは下等動物の胃腸障
    害の診断に供する組成物であって、 (a)ウレアと、 (b)ウレアーゼを生成する胃内容物中の微生物の成長
    を充分に阻害する殺菌剤と、 (c)pHの増加に際し、有効濃度で色が変化するpH指示
    薬と、 (d)水 とからなり、少なくとも5.0の酸性pHを有し、該pHが前
    記指示薬のpKaより少なくとも約1pH単位低く構成されて
    なる組成物。
  2. 【請求項2】リットル当たり約10グラムから約40グラム
    の濃度のウレアを含有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の組成物。
  3. 【請求項3】リットル当たり約20グラムから約40グラム
    までの濃度のウレアを含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記殺菌剤がリットル当たり約1グラムか
    ら約5グラムまでの濃度で存在することを特徴とする特
    許請求の範囲第1ないし3項のいずれかに記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】前記殺菌剤がリットル当たり約2グラムか
    ら約4グラムまでの濃度で存在することを特徴とする特
    許請求の範囲第4項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記pH指示薬が約6.5から約8.5までのpKa
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1ないし5
    項のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記pH指示薬が約7.0から約8.0のpKaを有
    することを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の組
    成物。
  8. 【請求項8】前記pH指示薬がリットル当たり約2ミリグ
    ラムから約150ミリグラムの濃度で存在することを特徴
    とする特許請求の範囲第1ないし7項のいずれかに記載
    の組成物。
  9. 【請求項9】前記pH指示薬がリットル当たり約20ミリグ
    ラムから約150ミリグラムの濃度で存在することを特徴
    とする特許請求の範囲第8項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記pH指示薬がフェノールレッドである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1ないし9項のいず
    れかに記載の組成物。
  11. 【請求項11】約5.0から約6.5のpHを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1ないし10項のいずれかに記載
    の組成物。
  12. 【請求項12】約5.0から約6.0のpHを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第11項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】更にpH緩衝剤から構成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1ないし12項のいずれかに記載
    の組成物。
  14. 【請求項14】更にゲル化剤から構成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1ないし13項のいずれかに記載
    の組成物。
  15. 【請求項15】前記ゲル化剤がリットル当たり約5グラ
    ムから約50グラムの濃度で存在することを特徴とする特
    許請求の範囲第14項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】前記ゲル化剤がリットル当たり約10グラ
    ムから約20グラムの濃度で存在することを特徴とする特
    許請求の範囲第15項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】前記ゲル化剤が寒天であることを特徴と
    する特許請求の範囲第14、15、または16項に記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】微生物養分を含有しないことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1ないし17項のいずれかに記載の組
    成物。
  19. 【請求項19】被検体の胃から得たサンプル中のウレア
    ーゼを検出して被検体であるヒトまたは下等動物の胃腸
    障害を検査する方法であって、 (a)前記被検体の胃からサンプルを得るステップと、 (b)ウレアと、ウレアーゼを生成する胃内容物中の微
    生物の成長を充分に阻害する殺菌剤と、pHの増加に際し
    有効濃度で色が変化するpH指示薬と、水とからなり、少
    なくとも5.0の酸性pHを有し、該pHが該指示薬のpKaより
    少なくとも約1pH単位低く構成されてなる組成物と、前
    記サンプルを接触させるステップと、 (c)前記組成物の色の変化が前記被検体の胃腸障害の
    存在を指示してなる前記組成物の呈示色を観察するステ
    ップ とから構成される方法。
  20. 【請求項20】被検体の胃から得たサンプル中のウレア
    ーゼを検出して被検体であるヒトまたは下等動物の胃腸
    障害の診断に用いる装置であって、 (a)開口面積が約20平方ミリメートルから約200平方
    ミリメートルで、全容量が約40立方ミリメートルから約
    1000立方ミリメートルの容器と、 (b)前記容器の開口を開閉するように前記容器のカバ
    ーの移動を可能にする手段により前記容器に固定された
    前記容器のカバーであって、ウレアと、ウレアーゼを生
    成する胃内容物中の微生物の成長を充分に阻害する殺菌
    剤と、pHの増加に際し有効濃度で色が変化するpH指示薬
    と、水とからなり、少なくとも5.0の酸性pHを有し、該p
    Hが該指示薬のpKaより少なくとも約1pH単位低く構成さ
    れてなる組成物を、約0.04ミリリットルから約2.0ミリ
    リットル含有してなる前記容器のカバー とから構成されることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】前記容器が前記組成物を約0.20ミリリッ
    トルから約0.40ミリリットル含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第20項に記載の装置。
JP61112427A 1985-05-17 1986-05-16 ウレア−ゼを検出するための組成物、方法および装置 Expired - Lifetime JPH0695960B2 (ja)

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