JPH0695467A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JPH0695467A
JPH0695467A JP4244954A JP24495492A JPH0695467A JP H0695467 A JPH0695467 A JP H0695467A JP 4244954 A JP4244954 A JP 4244954A JP 24495492 A JP24495492 A JP 24495492A JP H0695467 A JPH0695467 A JP H0695467A
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JP
Japan
Prior art keywords
toner
optical density
latent image
image forming
target
Prior art date
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Pending
Application number
JP4244954A
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English (en)
Inventor
Yukio Tanaka
幸夫 田中
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Japan Ltd filed Critical Eastman Kodak Japan Ltd
Priority to JP4244954A priority Critical patent/JPH0695467A/ja
Publication of JPH0695467A publication Critical patent/JPH0695467A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 付着トナーによる光学濃度のゆらぎを抑え
る。 【構成】 最終的に得ようとする光学濃度を複数区分
し、区分した目標に基づき感光体の露光及び現像を複数
回に分け行う。その際、前回の現像により感光体の表面
に付着したトナーによる光学濃度(D1 〜D4 )を検出
し、設定した目標との差に応じてトナー付着制御を行
う。最終的なトナー付着量変動は最終回の露光及び現像
におけるトナー付着量に応じて定まり、従って最終的な
光学濃度ゆらぎが最終回のトナー付着による光学濃度増
加分D4 −D3 による定まる。 【効果】 光学濃度ゆらぎが抑制され、出力の階調性を
高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式により画
像を形成する方法及び装置、すなわち画像形成方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真方式による画像形成
装置が複写機や計算機の出力用プリンタとして用いられ
ている。図5には、一従来例に係る装置の構成が示され
ている。この図に示される装置は、帯電器1、露光装置
2、現像器3、感光体4及び転写帯電器5を備えてい
る。帯電器1は、一定速度で回転している感光体4の表
面に負イオンを供給し帯電させる。露光装置2は、形成
すべき画像を示す入力データに従って、帯電した感光体
4表面に光を照射する。すると、光が照射された箇所は
導電状態となり、感光体4の表面には電位分布が形成さ
れる。現像器3は、帯電したトナーを感光体4の表面に
供給することにより、感光体4の表面にトナーを付着さ
せる(現像)。転写帯電器5は、イオンを供給すること
により感光体4から紙7上にトナーによる画像を移転さ
せる。なお、6はクリナーである。このようにして、電
子写真方式による画像形成が実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成には、付着トナーによる光学濃度ゆらぎが大き
くなるという問題点がある。すなわち、現像器と感光体
の間の電界が同一空間強度分布であっても、現像毎に、
付着トナー数の空間分布が変動するため、付着トナー数
によって定まる光学濃度にもゆらぎが発生する。大きな
光学濃度ゆらぎの発生は、表現できる出力階調数の向上
の支障となる。
【0004】例えば感光体の狭い領域を考え、この領域
中では電界強度がほぼ一定と見なせるとする。すると、
この領域内に付着するトナー数は、現像毎に、二項分布
に従い変動する。変動量は、付着するトナー数の平均値
が大きいほど大きい。従って、図6に示されるように、
当該狭い領域では、光学濃度が大きいほどそのゆらぎが
大きくなる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、付着トナーによる
光学濃度ゆらぎを低減し、表現できる出力階調数を向上
可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の画像形成方法は、最終目標とする光
学濃度に基づき各回の目標を設定した上で、潜像形成及
びトナー付着を複数回に分けて実行し、その際、初回の
潜像形成及びトナー付着は、設定した初回の目標に基づ
き実行し、潜像形成媒体上に付着したトナーによる光学
濃度を各回毎に検出し、2回目以降の潜像形成及びトナ
ー付着は、光学濃度の検出結果と目標の差に応じて実行
することを特徴とする。
【0007】また、本発明の画像形成装置は、本発明の
方法を実施する際次回のトナー付着量制御に供すべきデ
ータとして、付着したトナーによる光学濃度を検出する
手段を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、まず、最終目標とする光学
濃度に基づき各回の目標が設定され、その上で潜像形成
及びトナー付着が複数回に分け実行される。例えば潜像
形成及びトナー付着を4回に分け実行することとし、最
終目標とする光学濃度D40に対して各回の目標をD10
20、D30、D40に設定する。
【0009】初回の潜像形成及びトナー付着は、設定し
た初回の目標に基づき実行される。この後、潜像形成媒
体上に付着したトナーによる光学濃度が検出される。2
回目以降の潜像形成及びトナー付着は、光学濃度の検出
結果と目標の差に応じて実行される。上述のように潜像
形成及びトナー付着を4回に分け実行することとした場
合、各回実行後の光学濃度検出値をD1 〜D4 とする
と、初回の潜像形成及びトナー付着制御は目標D10に基
づき、2回目のそれはD20−D1 に基づき、3回目のそ
れはD30−D2 に基づき、4回目のそれはD40−D3
基づき、それぞれ実行される。
【0010】このような手順に従い潜像形成及びトナー
付着を実行した場合、最終回以外のトナー付着に起因す
る光学濃度ゆらぎは次回の潜像形成及びトナー付着制御
によって吸収されるから、最終的な光学濃度ゆらぎは最
終回のトナー付着量変動量により決まる。従って、光学
濃度ゆらぎは、図1に示されるように最終回のトナー付
着による光学濃度増加分D4 −D3 により定まるから、
要求される最終的な光学濃度を1回の潜像形成及びトナ
ー付着により実行した場合に比べ、図1に示されるよう
に小さくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0012】図2には、本発明の一実施例に係る装置の
構成が示されている。この図に示される装置は、帯電器
101、露光装置102、現像器103及び感光体10
4を備えている。帯電器101は、一定速度で回転して
いる感光体104の表面に負イオンを供給し帯電させ
る。露光装置102は、形成すべき画像を示す入力デー
タに従って、帯電した感光体104表面に光を照射す
る。すると、光が照射された箇所は導電状態となり、感
光体104の表面には電位分布が形成される。現像器1
03は、帯電したトナーを感光体104の表面に供給す
ることにより、感光体104の表面にトナーを付着させ
る。なお、106はクリナーである。
【0013】また、本実施例は、転写ドラム105、光
学濃度検出器107及び転写帯電器108を備えてい
る。転写ドラム105の表面には感光体104からトナ
ーによる画像が転写される。光学濃度検出器107は、
転写ドラム105表面に付着したトナーによる光学濃度
を検出する。帯電器101及び露光装置102は、検出
された光学濃度と目標とする光学濃度との差に応じて次
の露光及び現像を実行する、というような繰り返し動作
によって、最終目標とする光学濃度を小さな光学濃度ゆ
らぎで得るように動作する。具体的には、最終的に目標
とする光学濃度を複数区分して目標設定し、各区分の目
標と前回の露光及び現像の結果得られる光学濃度の検出
値との差に基づき、逐次露光及び現像を実行する。転写
帯電器108は、イオンを供給することにより転写ドラ
ム105から紙109上にトナーによる画像を移転させ
る。
【0014】このような露光及び現像の区分実行によ
り、最終的に得られる光学濃度のゆらぎが最終回の露光
及び現像に係る小さなゆらぎに抑えられる。従って、出
力階調数をより大きくすることが可能になる。
【0015】図3には、本発明の第2実施例に係る画像
形成装置の構成が示されている。この図の装置は、帯電
器201、露光装置202、現像器203、感光体20
4、転写帯電器205、クリナー206及び光学濃度検
出器208を備え、紙207上にトナーによる画像を移
転する装置である。この実施例も、第1実施例と同様
に、最終目標とする光学濃度を複数区分し、光学濃度検
出器208の検出結果を反映させつつ露光及び現像を行
って、トナーによる光学濃度のゆらぎを抑制する装置で
ある。この実施例では、転写ドラム105を用いるのを
止め、感光体204の不感帯(感光しない波長領域)に
属する波長でトナーによる光学濃度を検出する光学濃度
検出器208を用いるようにしている。このようにして
も、第1実施例と同様の効果が得られ、かつ装置構成が
簡素になる。
【0016】図4には、本発明の第3実施例に係る画像
形成装置の構成が示されている。この図の装置は、イオ
ン発生装置301、現像器303、絶縁体304、転写
帯電器305、クリナー306及び光学濃度検出器30
8を備え、紙307上にトナーによる画像を移転する装
置である。この実施例はいわゆるイオンフロー法による
装置であり、イオン発生装置301から絶縁体304上
に直接に空間分布をもってイオン照射することにより潜
像を形成する点のみが、第2実施例と相違している。こ
の実施例においても、第2実施例と同様の効果が得られ
る。
【0017】なお、本発明は、潜像形成媒体をドラムに
限定するものではない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最終目標とする光学濃度を複数区分し、付着したトナー
による光学濃度を逐次検出反映させつつ潜像形成及びト
ナー付着を複数回に分けて実行するようにしたため、最
終的な光学濃度ゆらぎが最終回の潜像形成及びトナー付
着におけるトナー付着量変動量により決まることとな
り、光学濃度ゆらぎが小さくなる。この結果、階調性の
高い画像を形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための光学濃度−光学
濃度ゆらぎ関係図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る画像形成装置の構成
を示す概略配置図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る画像形成装置の構成
を示す概略配置図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る画像形成装置の構成
を示す概略配置図である。
【図5】一従来例に係る画像形成装置の構成を示す概略
配置図である。
【図6】従来の問題点を説明するための光学濃度−光学
濃度ゆらぎ関係図である。
【符号の説明】
1 ,D2 ,D3 ,D4 光学濃度の検出値 101,201 帯電器 102,202 露光装置 103,203,303 現像器 104,204 感光体 105 転写ドラム 106,206,306 クリナー 107,208,308 光学濃度検出器 108,205,305 転写帯電器 109,207,307 紙 301 イオン発生装置 304 絶縁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体、電気絶縁体等の潜像形成媒体上
    に潜像を形成し、潜像が形成された潜像形成媒体上に帯
    電したトナーを付着させ、トナーを印刷媒体上に転写し
    て画像を形成する画像形成方法において、 最終目標とする光学濃度に基づき各回の目標を設定した
    上で、潜像形成及びトナー付着を複数回に分けて実行
    し、その際、 初回の潜像形成及びトナー付着は、設定した初回の目標
    に基づき実行し、 潜像形成媒体上に付着したトナーによる光学濃度を各回
    毎に検出し、 2回目以降の潜像形成及びトナー付着は、光学濃度の検
    出結果と目標の差に応じて実行することを特徴とする画
    像形成方法。
  2. 【請求項2】 感光体、電気絶縁体等の潜像形成媒体上
    に潜像を形成する手段と、潜像が形成された潜像形成媒
    体上に帯電したトナーを付着させる手段と、トナーを印
    刷媒体上に転写して画像を形成する手段と、を備える画
    像形成装置において、 請求項1記載の方法を実施する際次回のトナー付着量制
    御に供すべきデータとして、付着したトナーによる光学
    濃度を検出する手段を備えることを特徴とする画像形成
    装置。
JP4244954A 1992-09-14 1992-09-14 画像形成方法及び装置 Pending JPH0695467A (ja)

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