JPH0695239A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0695239A
JPH0695239A JP4240472A JP24047292A JPH0695239A JP H0695239 A JPH0695239 A JP H0695239A JP 4240472 A JP4240472 A JP 4240472A JP 24047292 A JP24047292 A JP 24047292A JP H0695239 A JPH0695239 A JP H0695239A
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Hidehiro Ogawa
英洋 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮像データをカメラ内のメモリに無駄なく記憶
可能であり、メモリ残量が少なければ撮像データの記憶
を禁止するカメラを提供する。 【構成】撮像データ及びフィルムエンドマークを記憶す
るのに必要なメモリ容量と、記憶可能なメモリ残量とを
比較し、メモリ残量が必要なメモリ容量以下であれば撮
像データの記憶を禁止する禁止手段(2) を設けた。また
撮像データをメモリ内の撮影データ記憶領域に記憶して
いる途中で、該記憶領域の最終アドレスに到達すると、
記憶領域の最初のアドレスに戻って撮像データの記憶を
行なうよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像データを記憶する
カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、撮像データを記憶するメモリー
を画一的な使い方をしていたため、記憶可能な撮像デー
タの量に無駄があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては記憶装置を最大限有効に用いる記憶方法によって記
憶装置を無駄無く使用することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の記憶に関するアドレス情報を持たせ
る事によって記憶装置を有効に使用できるようにした。
【0005】
【作用】本発明においては、アドレス情報を複数持たせ
る事によって撮像データの記憶や読みだし等を制御する
ようにしたので、簡単なアドレス情報の操作によって記
憶や読みだしの操作が可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の第1実施例のカメラを示す図
である。図1において破線内の1はカメラであって、2
はカメラを制御するマイクロコンピュータ(CPU)、
3はカメラの操作部材、4はカメラの表示装置、5は記
憶装置である。また11はカメラと通信可能なパーソナ
ルコンピュータである。このパーソナルコンピュータ1
1も不図示のマイクロコンピュータ(CPU)を備えて
いる。
【0007】撮像データを記憶する際にデータとして何
を記憶するかをパーソナルコンピュータの画面を見なが
ら設定できるようになっている。図2はパーソナルコン
ピュータの画面の1例であって、シャッタースピード/
絞り値、露出モード/測光モード、レンズ焦点距離、露
出補正量/調光補正量、の項目が表示されている。ここ
でパーソナルコンピュータの操作により各項目の頭の□
マークを■に反転表示させるようにして記憶したい項目
を選択しカメラにその情報を転送すると、その情報がカ
メラの記憶装置に記憶される。
【0008】図3はパーソナルコンピュータで設定され
た記憶項目の設定情報を示す図である。図3において記
憶項目設定情報は1バイトの情報であって、ビット0〜
2は1コマ毎に必要な記憶バイト数の情報である。図4
によりこの3ビットの情報は000〜110の値を取
る。図3のビット3はシャッタースピード/絞り値の記
憶情報であり、0であったら記憶しない、1であったら
記憶する、となる。以下ビット4〜6で露出モード/測
光モード、レンズ焦点距離、露出補正量/調光補正量の
記憶する/しない、の情報を示す。
【0009】図5は各記憶項目に必要な情報量であり、
露出モード及び測光モードは4ビット、他は1バイトで
ある。従って露出モードと測光モードは組み合わせて1
バイトの撮像情報として記憶すれば良い。図6はカメラ
の記憶装置を示す図であり、アドレス<1>には記憶項
目設定情報が記憶されている。またアドレス<2>には
フィルムナンバー情報が記憶されている。この情報はフ
ィルム交換毎に1ずつ増加される。アドレス<3>〜<
5>には撮像データを記憶装置に記憶するためのアドレ
ス情報が書き込まれている。ここでアドレス<3>のカ
レントアドレスとは次に書き込むべき撮像データの記憶
装置のアドレスを示しており、1バイト書き込む毎に+
1される。またアドレス<4>のスタートアドレスは新
たに記憶を開始するアドレスが記憶されており、撮像デ
ータの読み込みや消去を行ったときに更新される。アド
レス<5>のカレントフィルムアドレスは、現在撮像中
のフィルムの最初のアドレスが書き込まれており、フィ
ルムを交換毎に更新される。
【0010】またアドレス<TOP>は実際の撮像デー
タが記憶される最初のアドレスであり、アドレス<EN
D>は最後のアドレスである。すなわち撮像データはT
OPからENDの記憶領域に記憶される。今何も撮像デ
ータが記憶されていない状態で、撮像データを記憶し始
める場合について説明する。
【0011】まずパーソナルコンピュータにて記憶項目
を設定する。これは図2の画面を見ながらキーボードの
操作によって行う。そして通信手段によってその情報を
カメラに転送すると、カメラのマイクロコンピュータ2
は記憶装置5の所定のアドレス、すなわち図6のアドレ
ス<1>に書き込む。この時書き込まれる値は図2で記
憶される内容がシャッタースピード/絞り値、露出モー
ド/測光モードであるので図3よりビット3=1、ビッ
ト4=1、記憶バイト数=3なので[1Dh]となる。
【0012】ここで今は撮像データは何も記憶されてい
ない初期状態であるので、図6のアドレス<3>〜<5
>のアドレス情報にはすべて「TOP」のアドレス値が
書き込まれている。ここでフィルムを装着して1コマ目
まで巻き上げる操作を行うと、マイクロコンピュータ2
はアドレス<2>のフィルムナンバーの値を+1すると
共にアドレス<3>のカレントアドレスが示すアドレス
にアドレスすなわちアドレス<TOP>にこれを書き込
む。すなわち1本目のフィルムのフィルムナンバーが書
き込まれる。この時アドレス<3>の値は+1される。
【0013】そして1コマ目の撮像が行われるとアドレ
ス<TOP+1>にシャッタースピードデータ、アドレ
ス<TOP+2>に絞り値、アドレス<TOP+3>の
露出モード/測光モードが書き込まれる。1コマ目の撮
像データが記憶された段階でアドレス<3>のカレント
アドレスの値は<TOP+5>に変化している。同様に
2コマ目以降も記憶していく。そしてフィルムが終了す
るとフィルムを巻き戻す。この時1本のフィルムの撮像
データの終了を示すフィルムエンドマークを書き込む。
さらにアドレス<5>のカレントフィルムアドレスの値
を2本目のフィルムの先頭アドレスの値に書き換える。
ここで現時点のカレントアドレスの値は、2本目のフィ
ルムの先頭を示す値になっているので、実際にはカレン
トアドレスの値をカレントフィルムアドレスにコピーす
れば良いことになる。
【0014】そして2本目のフィルムを装着して1コマ
目までの巻き上げ操作をするときも、1本目のフィルム
と同様に、2本目のフィルムのフィルムナンバーの記憶
を行なう。以上のアドレス情報の動作を以下に示すと、 初期状態 カレントアドレス :TOP スタートアドレス :TOP カレントフィルムアドレス:TOP 1本目のフィルムのイージーロード(空巻き上げ)終了
時 カレントアドレス :TOP+1 スタートアドレス :TOP カレントフィルムアドレス:TOP 1本目のフィルムでnコマ撮像時(1コマ当たりの記憶
バイト数=M) カレントアドレス :TOP+1+n×M スタートアドレス :TOP カレントフィルムアドレス:TOP 1本目のフィルムの巻き戻し終了時(Nコマ撮像) カレントアドレス :TOP+1+N×M+1 スタートアドレス :TOP カレントフィルムアドレス:TOP+1+N×M+1 2本目のフィルムのイージーロード(空巻き上げ)終了
時 カレントアドレス :(TOP+1+N×M+
1)+1 スタートアドレス :TOP カレントフィルムアドレス:TOP+1+N×M+1 しかし記憶装置5の記憶可能な容量は有限である。すな
わち図6で撮像データが記憶可能な領域は<TOP>か
ら<END>までである。そこで撮像データを記憶して
いる時は常に残り容量を見る必要がある。すなわち1コ
マ撮像し、撮像データを記憶した後に、1コマ当たりの
記憶バイト数とフィルムエンドマークを書き込む容量が
残っているかを比較する。
【0015】図6の例では撮像データの記憶可能な最終
アドレスは<END>である。ここで本実施例では撮像
データは<END>まで記憶したら次は<TOP>より
記憶するようになっている。従って<END>の次のア
ドレスは<TOP>となる。アドレス<4>の値は現時
点では<TOP>である。すなわち<END+1>であ
る。よって、残りの記憶容量は<END+1の値>−<
カレントアドレスの値>となる。
【0016】以上より、これ以上記憶できないかの判断
は、 (1コマ当たりの記憶バイト数+フィルムエンドマーク
の書き込み容量) と、 (<END+1の値>−<カレントアドレスの値>) とを比較して、後者の値の方が前者の値より小さかった
らこれ以上の記憶ができないと判断し、カメラは警告を
するなり記憶を中止すればよい。またこの時記憶容量が
一杯であるというメモリーフルビットを立てる。これは
図3のビット7に存在する。ここで残り容量の計算にフ
ィルムエンドマークの書き込み容量を考慮する理由は、
ちょうどフィルムが無くなったときに記憶容量がいっぱ
いになった場合でも、フィルムの巻き戻し時にフィルム
エンドマークを書き込む余裕を残すためである。
【0017】ここで上記実施例ではメモリーのアドレス
<TOP>から撮像データの記憶を開始した場合につい
て記されているが、実際には<TOP>から<END>
の間のどこから記憶を開始しても良い。この記憶を開始
するアドレスを格納する場所が<スタートアドレス>と
なる。この場合メモリーの残り容量の計算式は実際には
スタートアドレスの値とカレントアドレスの値の大小に
よって異なってくる。 (スタートアドレスの値)>(カレントアドレスの値)
の場合は、 (スタートアドレスの値)−(カレントアドレスの値)
バイトとなり、 (スタートアドレスの値)<(カレントアドレスの値)
の場合は、 (ENDの値−カレントアドレスの値)+(スタートア
ドレスの値−TOPの値)+1 バイトとなる。 以下に撮像動作時のカメラCPU2の動作の説明をフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0018】図7は撮像動作時のカメラCPU2の動作
を示すメインルーチンである。不図示の半押スイッチが
ONされるとフローはスタートする。ステップ101
で、不図示のレリーズボタンが押されたかどうかを検出
し、押されたらステップ102に進む。ステップ102
では撮像データを記憶するメモリーに余裕があるかを判
断し、メモリーフル(記憶エリアが不足)の場合はステ
ップ103に進み警告表示を行うと共にレリーズ動作を
禁止する。
【0019】メモリーフルではない場合はステップ10
4に進む。ステップ104ではフィルムカウンターが”
E”かどうかを判断する。ここでフィルムカウンター
が”E”表示であれば、フィルムは未露光状態であると
いうことを示している。フィルムカウンターが”E”以
外ならステップ105に進みシャッターをレリーズす
る。
【0020】レリーズが終了するとステップ106に進
み、フィルムの巻き上げ動作を開始する。そしてステッ
プ107で撮像データをメモリーに記憶する。そしてス
テップ108で1コマ分巻き上げを検出して巻き上げを
終了する。そしてステップ109でメモリーの残り容量
を算出して、ステップ110で残り容量の有無を判断す
る。
【0021】残り容量が所定の値以下ならステップ11
1に進みその情報を記憶し、ステップ112で警告表示
をする。ステップ109で、図11で後述する残り容量
判断のサブルーチンに進む。ステップ110で、残り容
量判断のサブルーチンを行なった結果、メモリ残量が所
定の値(図11にて後述)以上ならステップ101のレ
リーズ信号の判別ルーチンに戻る。
【0022】ステップ104でフィルムカウンターの値
が”E”ならばステップ113に進みイージーロードを
行う。イージーロードが終了するとステップ114でフ
ィルムナンバーの値を+1してからステップ115で現
在のカレントアドレスの示すメモリーのアドレスに記憶
する。
【0023】次にステップ116でカレントアドレスの
値を+1する。そしてステップ109に進み、メモリー
の残り容量を判断する。ステップ107及びステップ1
09に関してはその処理の詳細は後述する。次に巻戻動
作時のカメラCPU2の動作を図8のフローチャートを
用いて説明する。本フローは不図示のフィルム巻戻釦を
操作し、それに連動する不図示の巻戻スイッチがONす
るとスタートする。
【0024】ステップ201で不図示のモーターを回し
フィルムの巻き戻しを開始する。ステップ202で巻き
戻しの終了を検出し、巻き戻しが終わったらステップ2
03でモーターを停止する。次にステップ204で1本
のフィルムの撮像データの終了を意味するエンドマーク
をカレントアドレスの示すアドレスに記憶する。
【0025】次にステップ205でカレントアドレスを
+1して、ステップ206でカレントフィルムアドレス
の値を現在のカレントアドレスの値に書き換える。この
カレントフィルムアドレスは次のフィルムの撮像データ
の記憶開始アドレスに相当する。ここで図7のステップ
107における、撮像データ記憶処理のサブルーチンを
図9、10を用いて説明する。本処理は、記憶項目設定
情報(図3)を判断しながら記憶していく。
【0026】ステップ301でシャッタースピード/絞
り値を記憶する方に設定されていたなら、ステップ30
2でシャッタースピードを記憶してからカレントアドレ
スの値を+1し、ステップ303で絞り値を記憶してか
らカレントアドレスの値を+1する。次にステップ30
4で測光モード/露出モードを記憶する方に設定されて
いたらステップ305で4ビットの測光モードと4ビッ
トの露出モードを1バイトのデータとして記憶してから
カレントアドレスの値を+1する。
【0027】次にステップ306でレンズ焦点距離を記
憶する方に設定されていたならステップ307でレンズ
焦点距離を記憶してからカレントアドレスの値を+1す
る。次にステップ308で露出/調光補正量を記憶する
方に設定されていたならステップ309で露出補正量を
記憶してからカレントアドレスの値を+1し、ステップ
310で調光補正量を記憶してからカレントアドレスの
値を+1してステップ311の撮像データの記憶終了に
進む。
【0028】ここでステップ301、304、306、
308で記憶しないように設定されていると判断された
場合は、それぞれ304、306、308、311に進
む。またステップ302、303、305、307、3
09、310で撮像データを記憶した後にカレントアド
レスを+1する際に、+1した結果が図6の「END」
を越えた場合は、カレントアドレスの値を「TOP」に
変更する処理が加わる。図10のステップ312、31
3はこの処理を記載したものである。図7のステップ1
09における、メモリー残り容量の判断のサブルーチン
を図11を用いて説明する図11において、ステップ4
01で1コマ当たりの記憶バイト数(図4)とフィルム
エンドマークのバイト数の合計を計算し、この値をAと
する。
【0029】次にステップ402でスタートアドレスの
値とカレントアドレスの値を比較し、スタートアドレス
>カレントアドレスが成立しないときはステップ403
に、成立するときはステップ404に進む。ステップ4
03では枠内の値を計算しこの値をBとし、ステップ4
04では枠内の計算をしてこの値をBとする。
【0030】そしてステップ405でAの値とBの値を
比較し、A>Bが成立するならメモリーフルと判断さ
れ、本フローをリターンして図7のステップ110を経
てステップ111に進み、A>Bが成立しないなら本フ
ローをリターンして図7のステップ110を経てステッ
プ101に戻る。次にカメラに記憶されている撮像デー
タを読み込む動作について、図1の様にカメラとパーソ
ナルコンピュータを接続して撮像データを読み込む場合
で説明する。
【0031】今、図6の様に2本目のフィルムが撮像可
能な状態であるとする。この時1本目のフィルムの撮像
は終了している。パーソナルコンピュータの操作により
撮像データの読み込みを実行すると、パーソナルコンピ
ュータはまずアドレス情報を見に行く。そして次のよう
な判断をして撮像データの読み込みを行う。ここで実際
に読み込むのは撮像が終了したフィルムの撮像データ
(即ち1本目のフィルムの撮像データ)であり、撮像途
中のフィルムの撮像データは読み込まない。撮像データ
の読み込みは以下の3つの判断により行う。 1.(カレントフィルムアドレスの値)>(スタートア
ドレスの値)の時 読み込み開始アドレス=スタートアドレス 読み込み終了アドレス=カレントフィルムアドレス−1 2.(カレントフィルムアドレスの値)<(スタートア
ドレスの値)の時 読み込み開始アドレス=スタートアドレス 読み込み中断アドレス=END 読み込み再開アドレス=TOP 読み込み終了アドレス=カレントフィルムアドレス−1 3.(カレントフィルムアドレスの値)=(スタートア
ドレスの値)の時 メモリーフルビット=1の時 読み込み開始アドレス=スタートアドレス 読み込み終了アドレス=カレントフィルムアドレス−1 メモリーフルビット=0の時 撮像データは記憶されていない そして撮像データを読み込んだ後、パーソナルコンピュ
ータはアドレス情報を書き換える。これは撮像中にメモ
リーフルになった後撮像データを読み込めば、すぐに撮
像データの記憶を再開できるようにするためである。ア
ドレス情報の書換は以下の処理を行う。
【0032】<スタートアドレスの値を読み込み直前の
カレントフィルムアドレスの値に書き換える。> <メ
モリーフルビットをクリアする> 以上の操作により撮像データの読み込みと、新たな撮像
データの記憶が可能となる。すなわちスタートアドレス
の値をカレントフィルムアドレスの値に書き換えるだけ
で記憶されている撮像データを消去したのと同じ効果が
ある。
【0033】また図6では<TOP>から撮像データの
記憶をしているが、実際には<END>までくれば再び
<TOP>より記憶をするので、記憶装置を常に有効に
使用できる。以下に撮像データの読み込み時における、
パーソナルコンピュータ11内の不図示のCPUの動作
を、図12のフローチャートを用いて説明する。
【0034】本フローは、カメラに接続されるパーソナ
ルコンピュータの読み込み用の操作部材(不図示)が操
作されるとスタートする。ステップ501でアドレス情
報及びデータフルビットを読み込む。次にステップ50
2でカレントフィルムアドレスの値とスタートアドレス
の値が同じかどうかを判断し、同じ場合にはステップ5
03に進む。
【0035】ステップ503ではメモリーフルビットを
判断し、これが1(メモリーフル)の場合はステップ5
05進む。メモリーフルビットが0の場合は、ステップ
504へ進んで記憶されている撮像データが無いことを
表示する。ステップ505でカレントフィルムアドレス
の値とスタートアドレスの値を比較し、カレントフィル
ムアドレスの値の方がスタートアドレスの値より大きい
場合はステップ506へ、小さい場合はステップ507
へ進む。
【0036】ステップ506、507では共にカメラか
ら撮像データを読み込む処理であるが、その読み込み方
が異なるだけである。ステップ506、507で撮像デ
ータを読み込んだ後は、ステップ508でカレントフィ
ルムアドレスの値をスタートアドレスに書き込む処理を
する。これによって読み込んだ撮像データは消去される
事になる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アドレス
情報の処理や操作だけで撮像データの記憶や読み出しや
消去ができるので、簡単な処理で撮像データの処理がで
きるという効果が得られる。また記憶装置を無駄無く使
用可能であるから、より効率的な撮像データの記憶が可
能となる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラと撮像データの記憶モードの設
定や読み出しを行うパーソナルコンピュータをを示す図
である。
【図2】本発明のパーソナルコンピュータで撮像データ
の記憶項目を設定する画面を示す図である。
【図3】本発明の記憶項目設定情報を示す図である。
【図4】ビット情報のデータと記憶バイト数との関係を
示す図である。
【図5】記憶項目と情報量との関係を示す図である。
【図6】本発明による撮像データの記憶装置の記憶状態
を示す図である。
【図7】カメラCPUの、撮像時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】カメラCPUの、巻戻時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】カメラCPUの、撮像データ記憶処理のサブル
ーチンを示す図である。
【図10】カメラCPUの、撮像データ記憶処理のサブ
ルーチンを示す図である。
【図11】カメラCPUの、メモリー残り容量を判断す
る際のサブルーチンを示す図である。
【図12】撮像データの読み込み時における、パーソナ
ルコンピュータのCPUの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ制御用マイクロコンピュータ 3 カメラの設定装置 4 カメラの表示装置 5 カメラの記憶装置 11 パーソナルコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ内のメモリに記憶する、撮像データ
    の種類を設定する設定手段、 前記設定手段により設定された前記撮像データの種類に
    関する情報を、前記メモリに記憶する種類情報記憶手
    段、 撮像動作毎に、前記設定手段により設定された種類の撮
    像データを、前記メモリに記憶する撮像データ記憶手段
    と、 フィルムの巻き戻し動作に応じて、該フィルムの識別に
    関する情報を記憶する識別情報記憶手段と、 前記メモリの、データを記憶することができるメモリ残
    量を検出する残量検出手段と、 前記設定手段により設定された種類の撮像データを記憶
    するのに必要なメモリ容量と、前記識別情報を記憶する
    のに必要なメモリ容量との和が、前記メモリ残量以上で
    あるか否かを判別する容量判別手段と、 前記判別手段により、前記両メモリ容量の和が前記メモ
    リ残量以上であると判別されると、前記メモリへの前記
    撮像データの記憶を禁止する禁止手段を有することを特
    徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記容量判別手段は、前記撮像動作がなさ
    れる毎に前記判別動作を行なうことを特徴とする請求項
    1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記禁止手段は、前記メモリに前記撮像デ
    ータを書き込むことを禁ずる禁止情報を、前記メモリに
    書き込む禁止情報書込手段を含むことを特徴とする請求
    項1に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記撮像データをカメラ外部に出力する出
    力手段と、 前記禁止情報を消去する禁止情報消去手段とを有し、 前記出力手段の動作後に前記容量判別手段により、前記
    メモリ残量が前記両メモリ容量の和以上であることが判
    別されると、前記禁止情報消去手段が作動することを特
    徴とする請求項3に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】前記撮像データが記憶されている前記メモ
    リ内の位置に関するアドレス情報を更新するアドレス情
    報更新手段と、 前記アドレス情報更新手段により、前記メモリが前記撮
    像データを記憶可能な状態になったか否かを判別するア
    ドレス判別手段と、 前記アドレス判別手段により、前記記憶可能な状態にな
    ったことが判別されると、前記禁止情報を消去する禁止
    情報消去手段とを有することを特徴とする請求項3に記
    載のカメラ
  6. 【請求項6】撮像データを、カメラ内のメモリに記憶す
    る記憶手段を備えたカメラであって、 前記メモリは、 前記撮像データが次に記憶される、前記メモリ内の位置
    を示す第1アドレス情報を記憶する第1記憶部と、 撮像中のフィルムに関する情報の記憶を開始する、前記
    メモリ内の位置を示す第2アドレス情報を記憶する第2
    記憶部と、 フィルムに関する情報の記憶を開始する、前記メモリ内
    の位置を示す第3アドレス情報を記憶する第3記憶部と
    を備え、 前記撮像データをカメラ外部に出力する出力手段と、 前記第1アドレス情報を、前記撮像データが前記メモリ
    に記憶される毎に更新する第1アドレス更新手段と、 前記第2アドレス情報を、フィルムが交換される毎に更
    新する第2アドレス更新手段と、 前記第3アドレス情報を、前記撮像データが前記出力手
    段によりカメラ外部に出力される毎に更新する第3アド
    レス更新手段とを有することを特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】撮像データをカメラ内のメモリに記憶する
    記憶手段と、 前記メモリ内の、前記撮像データを記憶可能な領域の内
    の、最下位アドレスと最上位アドレスを識別する手段と
    を有し、 前記撮像データが最下位アドレスに記憶されると、次以
    降の撮像データの記憶を最上位アドレスから始める事を
    特徴とするカメラ。
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