JPH069491U - デザート食品 - Google Patents

デザート食品

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Publication number
JPH069491U
JPH069491U JP055299U JP5529992U JPH069491U JP H069491 U JPH069491 U JP H069491U JP 055299 U JP055299 U JP 055299U JP 5529992 U JP5529992 U JP 5529992U JP H069491 U JPH069491 U JP H069491U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
syrup
container
dessert
dessert food
Prior art date
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Pending
Application number
JP055299U
Other languages
English (en)
Inventor
昌男 田口
申一 井澤
宗央 宮尾
淳子 菊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
House Foods Corp
Original Assignee
House Foods Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by House Foods Corp filed Critical House Foods Corp
Priority to JP055299U priority Critical patent/JPH069491U/ja
Publication of JPH069491U publication Critical patent/JPH069491U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Confectionery (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のデザート食品に比べて見た目の清涼感
が優れており、さらにはハラエティに富んだ、新規なデ
ザート食品を提供する。 【構成】 シロップ、透明感のあるゲル状物、および果
実、白玉、野菜などの比較的大きな固形物からなるデザ
ート食品。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、新規なデザート食品に関する。さらに詳細には、見た目に清涼感の ある、新規なデザート食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、寒天あるいは、くず粉から作られたゲル状物を適宜切断してひも状にし 、シロップとともに、あるいは、さらに梅やびわなどの果実を加えて容器に充填 したデザート食品が、見た目に清涼感のあるものとして、特に夏場に多く市販さ れている。
【0003】 しかしながら、上記デザート食品においては、ゲル状物はにごりを生じており 、見た目の清涼感という点では今一つ物足らないものであった。また、加えられ た果実なども種類が限定されており、バラエティに乏しいものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のデザート食品に比べて、見た目の清涼感が優れており、さら にはバラエティに富んだ新規なデザート食品の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、カップ状容器に、シロップと、透明感のある細線状のゲル状物と、 比較的大きな果実とを一緒に充填すると、見た目の清涼感が優れたデザート食品 が得られるという知見に基づいてなされたものである。
【0006】 即ち、本考案は、シロップ、透明感のあるゲル状物、および比較的大きな固形 物からなることを特徴とするデザート食品である。
【0007】 本考案におけるシロップは、見た目および飲んだ時に清涼感を感じさせるもの で、しかもシロップ中に入れる後述の固形物の味覚を殺さないものであれば、特 に限定されるものではない。例えば、固形物がオレンジであれば、シロップとし てはオレンジ果汁を含有するものが一例として挙げられる。
【0008】 本考案における透明感のあるゲル状物とは、カラギーナン、キサンタンガム、 ローカストビーンガムなどのゲル化剤をを単独あるいは2種以上を組合せて作ら れたゲル状物が挙げられるが、透明感のあるゲル状物であれば特に限定されるも のではない。
【0009】 本考案における比較的大きな固形物とは、ぶどう、チェリー、オレンジ、洋な し、梅、白桃などの果実、白玉、あるいは人参、セロリ、アスパラガスなどのサ ラダ感覚で食べられる野菜など、見た目に清涼感を感じさせる色合いのもので、 かつ見た目にはっきりとした食べ易い大きさのものであり、必要によりにカット してある。
【0010】 本考案のデザート食品の形態としては、(1)シロップ、ゲル状物および固形 物をカップ状容器、スタンディングパウチ、缶詰などの容器に一緒に充填密封し ておき、喫食時に開封してそのまま、あるいは別の適当な大きさの容器に移しフ ォークなどを使って食べるようにしたもの、あるいは、(2)シロップ、ゲル状 物および固形物を別々に包装し、さらに1つに包装して、喫食時に取り出し適当 な大きさの容器に入れてフォークなどを使って食べるようにしたもの、などが挙 げられるが、(1)の形態の方が手間がかからないので好ましい。また、(1) の形態の場合には、ゲル状物は予め細線状に加工しておく必要があるが、(2) の形態の場合には、ところてん突きで突き出せるような形状にしておけば、特に 予め細線状に加工しておく必要はない。その他、(1)の形態の場合には、容器 は透明感のあるものを使用した方が、内容物が見られ清涼感をそそるので好まし い。
【0011】 また、ゲル状物はシロップに対して40〜240重量%とすることが、シロッ プがゲル状物をほぼ覆う形となって、見た目の清涼感およびフォークなどで食べ 易い量であるという点で重要である。さらに、固形物は全体に対して5〜20重 量%とすることが見た目の清涼感にアクセントをつけるという点で重要である。
【0012】 本考案においては、喫食時におけるゲル状物の形状は細線状でなければならな いが、さらにフォーク、はしなどを使って食べられ、かつ1本1本が一口で食べ られるように長さを60〜200mmにするのが好ましい。
【0013】 本考案におけるデザート食品を常温で流通させる場合には当然殺菌することが 必要となるが、一度に全体を殺菌する場合には湯殺菌、加圧加熱殺菌などの加熱 殺菌をするのが好ましい。また、シロップ、ゲル状物および固形物を別々に包装 するようにすると、それぞれの特性に合わせた殺菌条件が選択できるようになる という点で好ましいといえる。ゲル状物を加熱殺菌する場合には、前記ゲル化剤 にさらにジェランガムなどを添加して耐熱性を上げでおく必要がある。また、本 考案においてはゲル状物の割合が比較的多いので、加熱殺菌した場合に対流によ りゲル状物と固形物が混ざり合うことがない。従って、製造時に固形物とゲル状 物の位置を任意に設定することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案のデザート食品の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 図1は、本考案の一実施例である。 (1)はカップ状透明容器であり、底部にブドウの果実(2)20gと、その 上にタテ3mm×ヨコ5mm×長さ150mmの細線状ゲル状物(3)が100 g充填され、ブドウ果汁を含有するシロップ(4)80gにより満たされており 、さらに蓋(5)がイージーピールにシールされている。喫食時には、蓋(5) をはがしてあけた後、手に持ってブォークなどですくって食べる。
【0016】 図2は、上記実施例の別の実施例である。 (6)はカップ状透明容器であり、底部にタテ3mm×ヨコ5mm×長さ15 0mmの細線状ゲル状物(7)が100gと、その上にオレンジの果肉(8)3 0gが充填され、オレンジ果汁を含有するシロップ(9)70gにより満たされ ており、さらに蓋(10)がイージーピールにシールされている。喫食時には、 蓋(10)をはがしてあけた後、手に持ってブォークなどですくって食べる。
【0017】 図3は、本考案の別の実施例である。 (11)は収納容器であり、その中に、タテ3mm×ヨコ5mm×長さ150 mmの細線状ゲル状物60gが詰められた包装容器(12)と、抹茶風味のシロ ップ120gが詰められた包装容器(13)と、白玉20gが詰められた包装容 器(14)が収納されており、蓋(15)により密封されている。喫食時には、 蓋(15)をあけて包装容器(12)、(13)および(14)を取り出し、さ らに、それぞれの包装容器の内容物を収納容器(11)あるいは別に用意した適 当な大きさの容器にあけ、フォークなどですくって食べる。
【0018】 図4は、本考案の別の実施例である。 (16)は収納容器であり、その中にタテ30mm×ヨコ50mm×長さ15 0mmのカット前のゲル状物が詰められた包装容器(17)と、こしあんを含有 するシロップ120gが詰められた包装容器(18)と、白玉40gが詰められ た包装容器(19)が収納されており、蓋(20)により密封されている。喫食 時には、蓋(20)をあけて包装容器(17)、(18)および(19)を取り 出し、さらに、それぞれの包装容器の内容物を、ゲル状物についてはかんてん突 きで突き出すか、ナイフなどで細線状に切断した後、収納容器(16)あるいは 別に用意した適当な大きさの容器にあけ、フォークなどですくって食べる。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、細線状のゲル状物に透明感があるのと、固形物によってアク セントがつけられていることで、これらがシロップと相まって見た目に清涼感が あるデザート食品となる。また、ゲル状物の割合が比較的多いので、食べるとき にフォークなどですくい易いばかりでなく、加熱殺菌時にゲル状物が移動しにく く、製造時に固形物とゲル状物の位置を任意に設定できるようになる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のデザート食品に関わる一実施例を示し
た断面図である。
【図2】本考案の別の実施例を示した断面図である。
【図3】本考案の別の実施例を示した断面図である。
【図4】本考案の別の実施例を示した断面図である。
【符号の説明】
1 カップ状透明容器 2 ブドウ果実 3 細線状ゲル状物 4 シロップ 5 蓋 6 カップ状透明容器 7 細線状ゲル状物 8 オレンジ果肉 9 シロップ 10 蓋 11 収納容器 12 細線状ゲル状物を詰めた包装容器 13 シロップを詰めた包装容器 14 白玉を詰めた包装容器 15 蓋 16 収納容器 17 カット前のゲル状物を詰めた包装容器 18 シロップを詰めた包装容器 19 白玉を詰めた包装容器 20 蓋
フロントページの続き (72)考案者 菊野 淳子 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号ハ ウス食品工業株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シロップ、透明感のあるゲル状物、およ
    び比較的大きな固形物からなることを特徴とするデザー
    ト食品。
  2. 【請求項2】 シロップ、ゲル状物および固形物が容器
    に充填されていることを特徴とする請求項1記載のデザ
    ート食品。
  3. 【請求項3】 ゲル状物がシロップに対して40〜24
    0重量%で、かつ固形物が全体に対して5〜20重量%
    であることを特徴とする請求項1記載のデザート食品。
  4. 【請求項4】 ゲル状物が細線状であり、かつ長さが6
    0〜200mmであることを特徴とする請求項1記載の
    デザート食品。
  5. 【請求項5】 シロップ、ゲル状物および固形物が殺菌
    されていることを特徴とする請求項1記載のデザート食
    品。
JP055299U 1992-07-13 1992-07-13 デザート食品 Pending JPH069491U (ja)

Priority Applications (1)

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JP055299U JPH069491U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 デザート食品

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JP055299U JPH069491U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 デザート食品

Publications (1)

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JPH069491U true JPH069491U (ja) 1994-02-08

Family

ID=12994701

Family Applications (1)

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JP055299U Pending JPH069491U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 デザート食品

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JP (1) JPH069491U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553751A (en) * 1978-06-23 1980-01-11 Kibun Kk Preparation of dessert food
JPH02312558A (ja) * 1989-05-29 1990-12-27 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 耐熱性デザート風麺状ゼリーの製造法
JPH03254647A (ja) * 1990-03-01 1991-11-13 Ohayoo Nyugyo Kk シロップづけゼリー
JPH05219902A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Aohata Kk 容器詰デザート

Patent Citations (4)

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