JPH0694883B2 - 制御装置ケーシングを支持アーム機構の支持アームまたはアングル部材に接続するための回転カップリング - Google Patents

制御装置ケーシングを支持アーム機構の支持アームまたはアングル部材に接続するための回転カップリング

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JPH0694883B2
JPH0694883B2 JP4151784A JP15178492A JPH0694883B2 JP H0694883 B2 JPH0694883 B2 JP H0694883B2 JP 4151784 A JP4151784 A JP 4151784A JP 15178492 A JP15178492 A JP 15178492A JP H0694883 B2 JPH0694883 B2 JP H0694883B2
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リッタル−ヴェルク ルードルフ ロー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト
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    • F16M11/00—Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、制御ケーシングを支持
アーム機構の支持アームまたはアングル部材に接続する
ための回転カップリングであって、制御装置ケーシング
と固定的に結合された回転リングを備えており、回転リ
ングが支持アームまたはアングル部材と結合されたカッ
プリング部材に相対的に制限された範囲内で回転可能で
ある形式のものに関する。
【０００２】
【従来技術】この種の回転カップリングはＰ４０３３７
４７．２から公知である。この公知の回転カップリング
は鉛直の旋回軸線を中心にした制御装置ケーシングの旋
回を許す。調節された旋回位置は係止することもでき
る。旋回は３６０°に制限される、それというのも回転
カップリングを通って供給線路が案内されるからであ
る。 このような回転カップリングでは、支持アーム機
構のたわみ剛性が十分ではないために重い制御装置の場
合には旋回軸線はもはや鉛直方向に延びない。その結果
制御装置ケーシングは多かれ少なかれ大きな傾斜位置を
取り、この位置は旋回位置によっても変わらない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、制御
装置ケーシングのいずれの旋回位置においても旋回軸線
が鉛直方向に整列せしめられ、かつ調節位置を十分に固
定的に係止することができ、したがってこの位置が制御
装置ケーシングに対して任意の方向の付加的な力が及ぼ
された場合も変わらないような冒頭に記載の形式の回転
カップリングを見出すことである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、カップリング部材が外側に凸面状
に湾曲せしめられた支承リングでもって終わっており、
支承リングが２つの互いに結合された、凹面状に湾曲せ
しめられた支承面を持つシェルリングによって受容さ
れ、かつ保持されており、シェルリングが締付け部材を
用いてカップリング部材の支承リングに調節移動不可に
固定可能であり、かつ回転リングがシェルリングと結合
された保持リングを用いて回転可能にシェルリングに保
持リングされていることである。
【０００５】
【発明の効果】カップリングの支承リングは旋回位置と
は無関係に常に組立てられたシェルリング内において十
分に調節移動することができ、旋回軸線は正確に鉛直方
向に整列せしめられる。係止は締付け部材を用いてシェ
ルリングと支承リングとの間で行われ、したがって十分
に確実であり、かつ球面支承（これ自体も可能であろ
う）よりもはるかに優れている。
【０００６】簡単に製作可能な部材を用いての回転カッ
プリングの組立は、２つのシェルリングの結合平面が支
承リングの最大外径部と一致していること、かつシェル
リングの支承面が凸面状に湾曲せしめられた支承リング
全体にわたって延びていること、並びに２つのシェルリ
ングと保持リングが共通のねじ結合部材によって互いに
結合されていることによって軽減される。
【０００７】締付け部材が締付けねじによって調節移動
可能であり、締付けねじがシェルリングのねじ山受容部
内で調節移動可能であること、並びに締付けねじがシェ
ルリングの外部にストッパプレートおよびハンドレバー
を備えていることによって係止が簡単にされている。
【０００８】回転リングの旋回運動の制限は簡単に、連
結部材がストッパを備えており、ストッパが回転リング
のストッパピンと一緒に回転リングの回転運動を３６０
°に制限していることによって得られる。
【０００９】回転リングの、シェルリングにおける旋回
可能な固定は１つの構成によれば、回転リングが外フラ
ンジを有しており、外フランジが保持リングの内フラン
ジによってシェルリングに保持されるように構成されて
いる。
【００１０】別の構成によれば回転リングの外フランジ
が第１の滑りリングを介してシェルリングに、かつ第２
の滑りリングを介して保持リングの内フランジに支持さ
れるように設けられており、したがって旋回性を損わず
に制御装置ケーシングを回転カップリングに懸吊するか
または載置することができる、それというのも滑りリン
グが常に有効であるからである。
【００１１】回転リングが保持リングから僅かに突出し
ていてしかも制御装置ケーシングと直接結合可能である
ように設けられている場合にも、制御装置ケーシングの
旋回運動は損われない。
【００１２】
【実施例】図１の断面図から判るように、本発明による
回転カップリングが鉛直方向に整列された支持アームま
たはアングル部材の端面に、カップリング部材１９のね
じ結合２１が示すようにねじ結合されている。カップリ
ング部材１９にはガイドウエブ３７が一体形成され、ガ
イドウエブは正しい結合位置を決める。カップリング部
材１９は供給線路を通すための切欠２２を有している。
【００１３】カップリング部材１９は支承リング２３で
終わっている。支承リングは外側に凸面状に湾曲してお
り、この湾曲部はほぼ中央に最大外径を有する。この支
承リング２３は２つのシェルリング２４，２６によって
受容されており、かつ旋回可能に保持されている。２つ
のシェルリング２４と２６の結合平面は支承リング２３
の最大直径に一致する。ねじ結合部材２８，２９は両シ
ェルリング２４，２６を結合するのみならず、保持リン
グ１７をシェルリング２４，２６に固定する。この保持
リング１７は回転リング１３を回転可能にシェルリング
２４，２６に取付けている。保持リング１７の内フラン
ジ１８が回転リング１３の外フランジ１４の裏側に係合
している。回転リング１３の外フランジ１４は滑りリン
グ１５を介してシェルリング２６に、かつもう１つの滑
りリング１６を介して保持リング１７の内フランジ１８
に支持されているので、回転リング１３の旋回時の摩擦
は小さく（しかもこの回転カップリングが懸吊した、ま
たは載置された制御装置ケーシング１０によって負荷さ
れていると否とに無関係に）保持される。回転リング１
３は環状の外フランジ１４を、保持リング１７は環状の
内フランジ１８を持っているので、回転カップリングの
全周にわたるガイドが保証される。回転リング１３の回
転運動は３６０°に制限される。そのためには支承リン
グ２３には内側にストッパ３５と回転リング１３にはス
トッパピン３６とが、これらが互いに回転リング１３に
平行な１平面内で協働するように取付けられている。
【００１４】制御装置ケーシング１０は供給線路のため
の切欠１１を有している。回転リング１３はねじ結合１
２が示すようにこの切欠１１の周囲で制御装置ケーシン
グ１０とねじ結合されている。
【００１５】支持アーム機構は無条件の剛性を有してい
ず、ねじれのために支持アーム２０またはアングル部材
のストッパ面は常には水平方向に整列せしめられていな
いので、回転カップリングでもって調節をして各旋回位
置において回転リング１３およびこれと結合された制御
装置ケーシング１０が水平方向に整列せしめられる。こ
の目的のためには互いに結合されたシェルリング２４と
２６が支承リング２３において、保持リング１７によっ
て保持された回転リング１３が水平方向に整列されるよ
うに旋回せしめられる。次いでシェルリング２４，２６
は支承リング２３に係止される。そのためは締付け部材
３１（これは締付けねじ３０によってシェルリング、例
えば２６内で調節移動可能に取付けられている）が用い
られる。締付けねじ３０はシェルリング２６のねじ山受
容部３２内でねじ結合可能である。
【００１６】締付けねじ３０の操作はハンドレバー３４
を用いて行われ、ハンドレバーはストッパプレート３３
と同様にシェルリング２６の外側で締付けねじ３０に取
付けられる。締付け部材３１（これは支承リング２３に
対して締付けられる）をゆるめた後回転リング１３の改
たな調節を行うことができる。支承リング２３における
シェルリング２４，２６の旋回範囲は十分である、それ
というのも支持アーム機構はより大きな補償を必要とし
ないからである。
【００１７】シェルリング２４，２６はまた他の構成の
装置を用いて支承リング２３に係止することができる。
【００１８】それに対して１８０°回転せしめられる回
転カップリング上に載置される制御装置ケーシング１０
では滑りリング１６を省略することができる。
【００１９】回転カップリングを懸吊式の制御装置ケー
シング１０のために使用する場合には滑りリング１５を
省略することができる。この場合には内フランジ１８を
有する保持リング１７をシェルリング２６と一体に構成
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による回転カップリングの断面図であ
る。
【図２】締付け部材を備えたシェルリング部分の拡大図
である。
【符号の説明】
１０ 制御装置ケーシング １１，２２ 切欠 １２ ねじ結合部材 １３ 回転リング １４ 外フランジ １５，１６ 滑りリング １７ 保持リング １８ 内フランジ １９ カップリング部材 ２０ 支持アーム ２１，２８，２９ ねじ結合部材 ２３ 支承リング ２４，２６ シェルリング ２５，２７ 支承面 ３０ 締付けねじ ３１ 締付け部材 ３２ ねじ山受容部 ３３ ストッパプレート ３４ ハンドレバー ３５ ストッパ ３６ ストッパピン ３７ ガイドウエブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ロイター ドイツ連邦共和国 ブルバッハ ５ ドル フシュトラーセ 16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 制御装置ケーシングを支持アーム機構の
    支持アームまたはアングル部材に接続するための回転カ
    ップリングであって、制御装置ケーシングと固定的に結
    合された回転リングを備えており、回転リングが支持ア
    ームまたはアングル部材と結合されたカップリング部材
    に相対的に制限された範囲内で回転可能である形式のも
    のにおいて、カップリング部材（１９）が外側に凸面状
    に湾曲せしめられた支承リング（２３）でもって終わっ
    ており、支承リングが２つの互いに結合された、凹面状
    に湾曲せしめられた支承面（２５，２７）を持つシェル
    リング（２４，２６）によって受容され、かつ保持され
    ており、シェルリング（２４，２６）が締付け部材（３
    １）を用いてカップリング部材（１９）の支承リング
    （２３）に調節移動不可に固定可能であり、かつ回転リ
    ング（１３）がシェルリング（２４，２６）と結合され
    た保持リング（１７）を用いて回転可能にシェルリング
    （２４，２６）に保持されている、制御装置ケーシング
    を支持アーム機構の支持アームまたはアングル部材に接
    続するための回転カップリング。
  2. 【請求項２】 ２つのシェルリング（２４，２６）の結
    合平面が支承リング（２３）の最大外径部と一致してお
    り、かつシェルリング（２４，２６）の支承面（２５，
    ２７）が凸面状に湾曲せしめられた支承リング（２３）
    全体にわたって延びている、請求項１記載の回転カップ
    リング。
  3. 【請求項３】 締付け部材（３０）が締付けねじ（３
    ０）を用いて調節移動可能であり、締付けねじがシェル
    リングのねじ山受容部（３２）内で調節移動可能であ
    る、請求項１または２記載の回転カップリング。
  4. 【請求項４】 カップリング部材（１９）がストッパ
    （３５）を備えており、ストッパが回転リング（１３）
    のストッパピン（３６）と一緒に回転リング（１３）の
    回転運動を３６０°に制限している、請求項１から３ま
    でのいずれか１項記載の回転カップリング。
  5. 【請求項５】 回転リング（１３）が外フランジ（１
    ４）を有しており、外フランジが保持リング（１７）の
    内フランジ（１８）によってシェルリング（２４，２
    ６）に保持されている、請求項１から４までのいずれか
    １項記載の回転カップリング。
  6. 【請求項６】 回転リング（１３）の外フランジ（１
    ４）が第１の滑りリング（１５）を介してシェルリング
    （２４，２６）に、かつ第２の滑りリング（１６）を介
    して保持リング（１７）の内フランジ（１８）に支持さ
    れている、請求項５記載の回転カップリング。
  7. 【請求項７】 両シェルリング（２４，２６）および保
    持リング（１７）が共通のねじ結合手段（２８，２９）
    を用いて互いに結合されている、請求項１から６までの
    いずれか１項記載の回転カップリング。
  8. 【請求項８】 回転リング（１３）が保持リング（１
    ７）から僅かに突出しており、直接制御装置ケーシング
    （１０）と結合可能である、請求項１から７までのいず
    れか１項記載の回転カップリング。
  9. 【請求項９】 締付けねじ（３０）がシェルリングの外
    部にストッパプレート（３３）およびハンドレバー（３
    ４）を備えている、請求項３から８までのいずれか１項
    記載の回転カップリング。
  10. 【請求項１０】 支承リング（２３）がシェルリング
    （２４，２６）の結合平面に対して対称的に設計されて
    おり、かつシェルリング（２４，２６）の支承面（２
    ５，２７）がそれぞれ支承リング（２３）の凸面状の外
    面の半分にわたって延びている、請求項１から９までの
    いずれか１項記載の回転カップリング。
  11. 【請求項１１】 内フランジ（１８）を有する保持リン
    グ（１７）が対面するシェルリング（２６）と一体に構
    成されている、請求項１から１０までのいずれか１項記
    載の回転カップリング。
JP4151784A 1991-06-13 1992-06-11 制御装置ケーシングを支持アーム機構の支持アームまたはアングル部材に接続するための回転カップリング Expired - Fee Related JPH0694883B2 (ja)

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