JPH0694752A - 交差コイル式計器の設定装置 - Google Patents

交差コイル式計器の設定装置

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JPH0694752A
JPH0694752A JP24529192A JP24529192A JPH0694752A JP H0694752 A JPH0694752 A JP H0694752A JP 24529192 A JP24529192 A JP 24529192A JP 24529192 A JP24529192 A JP 24529192A JP H0694752 A JPH0694752 A JP H0694752A
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JP
Japan
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deflection angle
pulse signal
converter
setting
input
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Pending
Application number
JP24529192A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Miyage
宮毛  勝之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板を小形化することができると共に、
振れ角の設定をより簡単に行うことができる交差コイル
式計器の設定装置を提供する。 【構成】 プログラマブル分周器9の分周比設定用の入
力端子にA/Dコンバータ11の出力側が接続される。
A/Dコンバータ11の入力側に定電流源12が接続さ
れ、且つ抵抗器RがA/Dコンバータ11の入力側とグ
ランド間に接続され、抵抗器Rの抵抗値により指針の振
れ角を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の速度計、回転
計などに使用される交差コイル式計器の指針の振れ角
(指示値)を設定するための設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用速度計などに使用される交
差コイル式計器として、図2に示すようなデジタル制御
方式の回路を有する交差コイル式計器が、実開平3−1
7577号公報等で知られている。
【0003】この交差コイル式計器は、車速や回転速度
等の被検出量に応じた周波数のパルス信号を発生する検
出信号発生器1から出力されたパルス信号が、シングル
ショットのマルチバイブレータ2に入力されて、各パル
スの立ち上がり又は立ち下がりに同期した短い幅のパル
ス信号を出力させ、そのパルス信号をカウンタ3に入力
させる。
【0004】カウンタ3は、クロック発振器10から出
力されプログラマブル分周器9を通して送られる分周後
のクロック信号を入力し、上記のパルス信号から次のパ
ルス信号までの間、クロック信号をカウントする。そし
て、カウンタ3のカウント値のデータが、アドレスデー
タとして、駆動パルス信号のデューティ比をアドレス順
に予め記憶したメモリ4に送られ、メモリ4では、その
カウント値に応じたデューティ比データが読み出され、
駆動パルス信号発生器5に送られる。
【0005】駆動パルス信号発生器5は、入力したデュ
ーティ比データに基づき、2つの交差コイルL1、L2
用のデューティ比を各々持った2つの駆動パルス信号を
発生し、それらの信号を駆動回路6、7に送る。そし
て、それらの駆動回路6、7からメータ部8のコイルL
1とL2に駆動電流が供給され、交差コイルL1、L2
によって発生する合成磁界により、指針が被検出量に応
じた角度に回転するように、交差コイル式計器は構成さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の交
差コイル式計器を例えば速度計に使用する場合、例えば
100km/hで90°の振れ角に設定し、或は100
km/hで130°の振れ角に設定するなど、速度計の
種類に応じてその振れ角を変更・設定する必要がある。
【0007】そこで、交差コイル式計器に特定の振れ角
を設定する場合、従来の計器では、図2に示すように、
プログラマブル分周器9における分周比を変えることに
よって、つまり、プログラマブル分周器9設けられた分
周比設定用端子P0〜P5に印加する2進数の論理値
「1」「0」を変えることにより設定し、具体的には、
プリント基板上に分周比設定用端子P0〜P5を設け、
各端子に対し、論理信号「1」「0」を示す各導電パタ
ーンの接続を変えることにより設定を行っていた。
【0008】このため、プリント基板上に分周比設定用
端子P0〜P5の接続エリアを相当広く設ける必要があ
り、プリント基板が大形化すると共に、多数の端子の接
続を行うために、設定作業にも多くの工数を必要とする
問題があった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、回路基板を小形化することができると共に、振れ角
の設定をより簡単に行うことができる交差コイル式計器
の設定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の交差コイル式計器の設定装置は、クロック
発振器から出力されたクロック信号を分周して出力し、
その分周比を分周比指令値に応じて変化させるプログラ
マブル分周器と、被検出量に応じた周波数のパルス信号
を入力すると共に、パルス信号におけるパルス周期間
で、プログラマブル分周器からのクロック信号をカウン
トするカウンタと、前記カウンタのカウント値に対応し
た振れ角に関するデータを予め記憶するメモリと、カウ
ント値に応じてメモリから読み出されたデータを入力し
て各交差コイル用の駆動パルス信号を発生する駆動パル
ス信号発生器と、を具備し、プログラマブル分周器の分
周比を変えることにより指針の振れ角を設定する交差コ
イル式計器の設定装置において、プログラマブル分周器
の分周比設定用の入力端子にA/Dコンバータの出力側
が接続され、A/Dコンバータの入力側に定電流源が接
続され、且つ抵抗器がA/Dコンバータの入力側とグラ
ンド間に接続され、抵抗器の抵抗値により指針の振れ角
を設定することを特徴とする。
【0011】
【作用・効果】このような構成の交差コイル式計器の設
定装置では、指針の振れ角を設定する場合、既知の抵抗
値を持つ抵抗器をA/Dコンバータの入力側とグランド
間に接続することにより、その抵抗値に応じて振れ角を
設定する。
【0012】即ち、抵抗器の持つ抵抗値によってA/D
コンバータの入力電圧が決り、そのアナログ電圧がデジ
タル値に変換され、バイナリ信号としてプログラマブル
分周器9の分周比設定用の入力端子に入力され、抵抗値
によって決定される電圧に基づき、プログラマブル分周
器の分周比が設定される。
【0013】したがって、このような分周比により分周
された周波数のクロック信号がカウンタに入力され、カ
ウンタは被検出量に応じた周波数のパルス信号のパルス
周期間でそのクロック信号をカウントし、そのカウント
値に基づいて、メモリ内の振れ角に関するデータが読み
出されて駆動パルス信号発生器に入力され、駆動パルス
信号発生器はそのデータに基づき各交差コイル用の駆動
パルス信号を発生し、駆動回路を介して各交差コイルに
データに応じた駆動電流が供給される。
【0014】このように、振れ角の設定は、1個の抵抗
器をプリント基板に接続するだけで簡単に行うことがで
き、また、プリント基板上では1個の抵抗器を接続する
ための僅かなスペースさえあればよいため、回路基板や
ICパッケージは従来のように多くのポートを有したり
大形化する必要はない。さらに、A/Dコンバータの分
解能を上げれば、振れ角の設定の精度を容易に向上させ
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示す交差コイル
式計器の設定装置のブロック図を示している。1は車速
センサ、或は回転センサにあたる検出信号発生器で、被
検出量に応じた周波数の信号を出力する。2は検出信号
発生器1から送られた検出信号を入力し、その信号の立
ち下がり、又は立ち上がりに同期して、短い幅のパルス
信号を出力するシングルショットのマルチバイブレータ
である。
【0017】3はカウンタであり、マルチバイブレータ
2から出力され被検出量に応じた周波数を持つ検出信号
を入力し、そのパルス信号のパルス周期間で、プログラ
マブル分周器9を介して送られた分周後のクロック信号
をカウントする。
【0018】プログラマブル分周器9の入力側にはクロ
ック発振器10が接続され、所定周波数のクロック信号
が分周器9に送られる。
【0019】プログラマブル分周器9は分周比設定用の
入力端子を有し、その入力端子にA/Dコンバータ11
の出力側が接続される。また、A/Dコンバータ11の
入力側に定電流源12が接続され、さらに抵抗器RがA
/Dコンバータ11の入力側とグランド間に接続され、
抵抗器Rの抵抗値により指針の振れ角を設定する。
【0020】4は、カウンタ3のカウント値に対応した
振れ角に関するデータ(デューティデータ)を記憶する
メモリであり、交差コイル式計器を駆動する駆動パルス
信号に対応したデューティ比データが、カウンタ3のカ
ウント値に対応したアドレス順に予め記憶されている。
メモリ4は、そのアドレス入力側がカウンタ3の出力側
が接続される。
【0021】メモリ4のデータ出力側には駆動パルス信
号発生器5が接続される。駆動パルス信号発生器5は、
メモリ4から入力したデューティ比データに基づき、2
つの交差コイルL1、L2用のデューティ比を各々持っ
た2つの駆動パルス信号を発生し、それらの信号を駆動
回路6、7に送る。駆動回路6、7は、駆動パルス信号
に応じて増幅した駆動電流をメータ部8の各交差コイル
L1、L2に供給する。
【0022】このような構成の交差コイル式計器の設定
装置では、指針の振れ角を設定する場合、振れ角に応じ
た抵抗値を持つ抵抗器Rを選択し、それをA/Dコンバ
ータ11の入力側とグランド間に接続することにより、
その抵抗値に応じて振れ角を設定する。
【0023】即ち、A/Dコンバータ11の入力電圧
は、定電流源12から抵抗器Rに流れる電流値とその抵
抗値によって決り、そのアナログ入力電圧がデジタル値
に変換され、バイナリ信号としてプログラマブル分周器
9の分周比設定用の入力端子に入力され、プログラマブ
ル分周器9の分周比が設定される。
【0024】したがって、このような分周比により分周
された周波数のクロック信号がカウンタ3に入力され、
カウンタ3は被検出量に応じた周波数のパルス信号のパ
ルス周期間でそのクロック信号をカウントする。そし
て、カウント値がアドレスデータとしてメモリ4に送ら
れ、メモリ4をアクセスすることによって、メモリ4内
の振れ角に関するデータ(デューティ比データ)が読み
出され、駆動パルス信号発生器5に送られる。
【0025】駆動パルス信号発生器5は、そのデューテ
ィ比データに基づき各交差コイル用の駆動パルス信号を
発生し、駆動回路6、7を介して各交差コイルL1、L
2にデューティ比データに応じた駆動電流が供給され
る。メータ部8では、コイルL1、L2による合成磁界
が発生し、指針が、検出信号の周波数つまり被検出量に
応じて、及び設定されたプログラマブル分周器9の分周
比によって決る振れ角だけ回動する。
【0026】したがって、指針の振れ角の設定は、1個
の抵抗器Rをプリント基板に接続するだけで簡単に行う
ことができ、また、プリント基板上では1個の抵抗器R
を接続するための僅かなスペースさえあればよいため、
回路基板やICパッケージは従来のように多くのポート
を有したり大形化する必要はない。さらに、A/Dコン
バータ11の分解能を上げれば、振れ角の設定の精度を
容易に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す交差コイル式計器の設
定装置のブロック図である。
【図2】従来の交差コイル式計器の設定装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1−検出信号発生器、 3−カウンタ、 4−メモリ、 5−駆動パルス信号発生器、 9−プログラマブル分周器、 10−クロック発振器、 11−A/Dコンバータ、 12−定電流源、 R−抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック発振器から出力されたクロック
    信号を分周して出力し、その分周比を分周比指令値に応
    じて変化させるプログラマブル分周器と、 被検出量に応じた周波数のパルス信号を入力すると共
    に、該パルス信号におけるパルス周期間で、該プログラ
    マブル分周器からのクロック信号をカウントするカウン
    タと、 前記カウンタのカウント値に対応した振れ角に関するデ
    ータを予め記憶するメモリと、 該カウント値に応じて該メモリから読み出されたデータ
    を入力して各交差コイル用の駆動パルス信号を発生する
    駆動パルス信号発生器と、 を具備し、該プログラマブル分周器の分周比を変えるこ
    とにより指針の振れ角を設定する交差コイル式計器の設
    定装置において、 該プログラマブル分周器の分周比設定用の入力端子にA
    /Dコンバータの出力側が接続され、該A/Dコンバー
    タの入力側に定電流源が接続され、且つ抵抗器が該A/
    Dコンバータの入力側とグランド間に接続され、該抵抗
    器の抵抗値により指針の振れ角を設定することを特徴と
    する交差コイル式計器の設定装置。
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