JPH0694641B2 - 踏切構造 - Google Patents

踏切構造

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JPH0694641B2
JPH0694641B2 JP26284790A JP26284790A JPH0694641B2 JP H0694641 B2 JPH0694641 B2 JP H0694641B2 JP 26284790 A JP26284790 A JP 26284790A JP 26284790 A JP26284790 A JP 26284790A JP H0694641 B2 JPH0694641 B2 JP H0694641B2
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JP
Japan
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support block
rail
pavement
railroad crossing
fitting
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JP26284790A
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隆男 久保
武二 福田
元助 宇田川
剛 仙台
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East Japan Railway Co
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East Japan Railway Co
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は踏切構造のうち、主として自動車等の交通量が
比較的少ない踏切構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、踏切を形成するには、一般に、軌間内に左右の本
線レールに平行して所定の間隔にガードレールを設置
し、これを枕木に定着してフランジウエイを確保した上
で2本のガードレール間の道路幅員に相当する部分に木
製又は鉄筋コンクリート製等の踏切舗装板を張渡し、そ
の移動を防止するためにボルト、ネジ釘等で枕木に固定
する方法が取られている。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これら従来の構造のものでは、敷設に手
間が掛かり、交差する自動車等の交通を長時間遮断しな
ければならないだけではなく、該踏切部分の道床の突き
固め等軌道補修の際には、それらの取外し復旧に手間が
掛かるという問題があった。
そこで本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、取外し復旧が容易に行え、しかも、踏切を
渡る自動車の荷重に対して充分な強度を有する踏切構造
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本発明では当該踏切構造を、レールの軌間内に
敷設される複数の舗装板と、該舗装板を支承し、レール
に取付ける支持ブロックと、舗装板を支持ブロックに固
定する固定ボルトとで構成され、前記舗装板は枕木の間
隔と略同じ巾を有する舗装板本体と、該舗装板本体の下
部周縁に一体に成形された支持枠とからなり、該支持枠
の四隅には、前記支持ブロックに嵌合する嵌合片が突設
され、該嵌合片の内側面にはボルト孔を有する取付片が
設けられていると共に、前記支持ブロックには、隣接す
る支持枠の嵌合片を嵌合する縦溝と、レールの底部に嵌
合する横溝が形成され、かつ、該支持ブロックの前記取
付片のボルト孔と対応する位置には、上下方向に貫通す
るボルト孔が穿設されている構造として所期の目的を達
成すると共に、さらには支持ブロックの横溝を該レール
の底部に充分深く嵌合できる奥行きを有する深さとし前
記支持ブロックとレールとの間に絶縁材を介装させるこ
とによって左右のレール間を電気的に絶縁するようにし
たものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図示せる実施例に従って説明する。
1はレールRの軌間内に敷設される舗装板であって、枕
木Mの間隔と略同じ巾を有するコンクリート製の舗装板
本体2と、該舗装板本体2の下部周縁に一体に成形され
た支持枠3とからなされている。支持枠3はL型鋼を枠
組みすることによって形成され、該支持枠3の四隅に
は、長手方向の両端から、下半部を後述する支持ブロッ
ク6の縦溝7に嵌合する嵌合片4が一体に突設されてい
る。該嵌合片4の内側面略中央には、ボルト孔5aを有す
る取付片5が溶接によって水平に固定されている。
前記支持枠3の、嵌合片4の下縁基部に対応する位置に
は、後述する支持ブロック6の縦溝7の奥壁に当接する
段部4aが形成されている 6は前記舗装板1を支承し、レールRに取付ける支持ブ
ロックであって、該支持ブロック6の軌道中心側には、
前記支持枠3の嵌合片4を嵌合する縦溝7が形成され、
又、支持ブロック6のレールRと対向する側には、レー
ルRの底部11に嵌合する横溝8が形成されている。尚、
該横溝8の深さは、後述する絶縁材9の受圧面積を充分
に確保できるように、レールRの底部11に充分深く嵌合
できる奥行きを有している。又、支持ブロック6の前記
取付片5のボルト孔5aと対応する位置には、上下方向に
貫通するボルト孔6aが穿設されている。
9は前記支持ブロック6とレールRの底部11との間に介
装される絶縁材であって、柔軟性を有し、かつ、電気絶
縁性を有するゴム等の材料で板状に形成され、絶縁性を
確実なものとするため、その巾は支持ブロック6の巾よ
りも広く形成されている。
前記のように構成された舗装板1を設置するには、先
ず、支持ブロック6を軌間内側から枕木M,M間のレール
R底部11に絶縁材9を介して嵌合させる。次に、支持ブ
ロック6の縦溝7に支持枠3の嵌合片4の下半部を嵌合
させ、取付片5を支持ブロック6上に載置させる。然る
後、舗装板1の位置を微調整して取付片5のボルト孔5a
と支持ブロック6のボルト孔6aとを合致させ、該ボルト
孔5a,6aに取付ボルト10を螺挿して舗装板1を固定す
る。
尚、図中12はレールRと舗装板1との間にフランジウェ
イ13を確保するためのL型鋼材、14は軌間外舗装板、15
は軌間外舗装板を支持する緩衝材である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、踏切構造を、レール
の軌間内に敷設される複数の舗装板と、該舗装板を支承
し、レールに取付ける支持ブロックと、舗装板を支持ブ
ロックに固定する固定ボルトとで構成され、前記舗装板
は枕木の間隔と略同じ巾を有する舗装板本体と、該舗装
板本体の下部周縁に一体に成形された支持枠とからな
り、該支持枠の四隅には、前記支持ブロックに嵌合する
嵌合片が突設され、該嵌合片の内側面にはボルト孔を有
する取付片が設けられていると共に、前記支持ブロック
には、隣接する支持枠の嵌合片を嵌合する縦溝と、レー
ルの底部に嵌合する横溝が形成され、かつ、該支持ブロ
ックの前記取付片のボルト孔と対応する位置には、上下
方向に貫通するボルト孔が穿設されている構造としたの
で、舗装板の厚さを略レールの高さ分に近い厚さを確保
することができる。したがって、該踏切を渡る自動車の
荷重に対して充分な強度を得ることができる。
又、本発明によれば、固定ボルトを抜取るだけで容易に
舗装板と支持ブロックを撤去することができるので、道
床突き固め等の軌道保守作業が極めて容易に短時間で行
える。
又、本発明によれば、支持枠の、嵌合片の下縁基部に対
応する位置に、支持ブロックの縦溝の奥壁に当接する段
部を形成したので、舗装板は左右の支持ブロックの間に
確実に嵌合されるだけではなく、左右方向の移動が阻止
され、かつ、所要のフランジウェイも確保することがで
きる。
尚、前記段部を形成しない場合であっても、舗装板を左
右の支持ブロックの間に嵌合したとき、支持ブロックの
軌道中心側垂直面と舗装板の小口垂直部が互いに当接す
るため上記の効果を得ることができる。
又、本発明によれば、1つの支持ブロックに隣接する舗
装板の嵌合片を嵌合させるようにしたので、隣接する舗
装板相互の間に生ずる隙間を最小限に規制することがで
きる。
さらに本発明によれば、支持ブロックとレールとの間に
絶縁材を介装したので、左右のレール間を電気的に絶縁
できることは勿論のこと、レールの底部に嵌合する支持
ブロックの横溝を該レールの底部に充分深く嵌合できる
奥行きを有する深さとしたので、受圧面積を充分に確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による舗装板を設置した状態を示す軌道
の概略平面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は支
持ブロックと舗装板の端部を示す拡大斜視図、第4図は
舗装板を下方から見た状態を示す斜視図、第5図は本発
明の他の実施例を示すもので、舗装板を下方から見た状
態を示す斜視図である。 1は舗装板、2は舗装板本体、3は支持枠、4は嵌合
片、5は取付片、6は支持ブロック、7は縦溝、8は横
溝、9は絶縁材、10は固定ボルト、Rはレール、11はレ
ールの底部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールの軌間内に敷設される複数の舗装板
    と、該舗装板を支承し、レールに取付ける支持ブロック
    と、舗装板を支持ブロックに固定する固定ボルトとで構
    成され、前記舗装板は枕木の間隔と略同じ巾を有する舗
    装板本体と、該舗装板本体の下部周縁に一体に成形され
    た支持枠とからなり、該支持枠の四隅には、前記支持ブ
    ロックに嵌合する嵌合片が突設され、該嵌合片の内側面
    にはボルト孔を有する取付片が設けられていると共に、
    前記支持ブロックには、隣接する支持枠の嵌合片を嵌合
    する縦溝と、レールの底部に嵌合する横溝が形成され、
    かつ、該支持ブロックの前記取付片のボルト孔と対応す
    る位置には、上下方向に貫通するボルト孔が穿設されて
    いることを特徴とする踏切構造。
  2. 【請求項2】支持ブロックの横溝を該レールの底部に充
    分深く嵌合できる奥行きを有する深さとしたことを特徴
    とする請求項1に記載の踏切構造。
  3. 【請求項3】支持枠の、嵌合片の下縁基部に対応する位
    置に、支持ブロックの縦溝の奥壁に当接する段部を形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の踏切構造。
  4. 【請求項4】前記支持ブロックとレールとの間に絶縁材
    を介装させたことを特徴とする請求項1に記載の踏切構
    造。
JP26284790A 1990-09-29 1990-09-29 踏切構造 Expired - Lifetime JPH0694641B2 (ja)

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JPH04221106A JPH04221106A (ja) 1992-08-11
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US5988519A (en) * 1997-11-18 1999-11-23 Pacific International Pipe Enterprises, Inc. Precast concrete curved grade crossing with restraining rail

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