JPH0694493A - 渦流量計 - Google Patents
渦流量計Info
- Publication number
- JPH0694493A JPH0694493A JP24338792A JP24338792A JPH0694493A JP H0694493 A JPH0694493 A JP H0694493A JP 24338792 A JP24338792 A JP 24338792A JP 24338792 A JP24338792 A JP 24338792A JP H0694493 A JPH0694493 A JP H0694493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vortex
- vortex generator
- flowmeter
- conduit
- generator
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低流速に於いても流速流量が測定可能な渦流
量計を提供する。 【構成】 管路に直交して挿入配置された柱状の渦発生
体を具備する渦流量計において、前記渦発生体の下流の
前記管路に設けられ該管路の断面積を縮小する縮部と、
安定な渦が発生するように該縮部の上流の前記管路に一
端が開口し他端が前記渦発生体の側面或いは該渦発生体
の側面に対向する管路の管壁に開口する導通管とを具備
したことを特徴とする渦流量計である。
量計を提供する。 【構成】 管路に直交して挿入配置された柱状の渦発生
体を具備する渦流量計において、前記渦発生体の下流の
前記管路に設けられ該管路の断面積を縮小する縮部と、
安定な渦が発生するように該縮部の上流の前記管路に一
端が開口し他端が前記渦発生体の側面或いは該渦発生体
の側面に対向する管路の管壁に開口する導通管とを具備
したことを特徴とする渦流量計である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カルマン渦による信号
が検出できない様な低流速に於いても流速流量が測定可
能な渦流量計に関するものである。
が検出できない様な低流速に於いても流速流量が測定可
能な渦流量計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、雑誌「センサ技術」
１９８７年１月号（Ｖｏｌ．７．Ｎｏ．１）５８頁 発
行：昭和６１年１２月１１日 発行所：株式会社情報調
査会 に示されている。図において、１は管路２に直交
して挿入配置された柱状の渦発生体である。この場合
は、断面三角形をなす。３は渦発生体１に設けられた流
通孔である。４は流通孔３内に設けられたサーミスタで
ある。
従来例の構成説明図で、例えば、雑誌「センサ技術」
１９８７年１月号（Ｖｏｌ．７．Ｎｏ．１）５８頁 発
行：昭和６１年１２月１１日 発行所：株式会社情報調
査会 に示されている。図において、１は管路２に直交
して挿入配置された柱状の渦発生体である。この場合
は、断面三角形をなす。３は渦発生体１に設けられた流
通孔である。４は流通孔３内に設けられたサーミスタで
ある。
【０００３】以上の構成において、測定流体が管路２に
流されると、発生する渦により、流速の変化が生じ，サ
ーミスタ４が温度変化し，サーミスタ４の抵抗値が変化
し、電圧信号の変化として検出される。この渦発生周波
数により、流量が測定できる。
流されると、発生する渦により、流速の変化が生じ，サ
ーミスタ４が温度変化し，サーミスタ４の抵抗値が変化
し、電圧信号の変化として検出される。この渦発生周波
数により、流量が測定できる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置においては、カルマン渦が安定に発生する比較
的高流速（レイノルズ数≧５０００〜７０００）では精
度良く測定出来るが、カルマン渦が安定に発生しない低
流速では測定が困難であり、流量計出力は、流量０付近
で急激にゼロになる。本発明は、この問題点を、解決す
るものである。本発明の目的は、カルマン渦による信号
が検出できない様な低流速に於いても流速流量が測定可
能な渦流量計を提供するにある。
うな装置においては、カルマン渦が安定に発生する比較
的高流速（レイノルズ数≧５０００〜７０００）では精
度良く測定出来るが、カルマン渦が安定に発生しない低
流速では測定が困難であり、流量計出力は、流量０付近
で急激にゼロになる。本発明は、この問題点を、解決す
るものである。本発明の目的は、カルマン渦による信号
が検出できない様な低流速に於いても流速流量が測定可
能な渦流量計を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、管路に直交して挿入配置された柱状の渦
発生体を具備する渦流量計において、前記渦発生体の下
流の前記管路に設けられ該管路の断面積を縮小する縮部
と、安定な渦が発生するように該縮部の上流の前記管路
に一端が開口し他端が前記渦発生体の側面或いは該渦発
生体の側面に対向する管路の管壁に開口する導通管とを
具備したことを特徴とする渦流量計を構成したものであ
る。
に、本発明は、管路に直交して挿入配置された柱状の渦
発生体を具備する渦流量計において、前記渦発生体の下
流の前記管路に設けられ該管路の断面積を縮小する縮部
と、安定な渦が発生するように該縮部の上流の前記管路
に一端が開口し他端が前記渦発生体の側面或いは該渦発
生体の側面に対向する管路の管壁に開口する導通管とを
具備したことを特徴とする渦流量計を構成したものであ
る。
【０００６】
【作用】以上の構成において、測定流体の一部は縮部に
よって妨げられ導通管に分流し、上流側の渦発生体の側
面部分において吹き出し、安定な渦の発生を助ける。以
下、実施例に基づき詳細に説明する。
よって妨げられ導通管に分流し、上流側の渦発生体の側
面部分において吹き出し、安定な渦の発生を助ける。以
下、実施例に基づき詳細に説明する。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図２は図１のＡ−Ａ断面図である。１１は管路１２に直
交して挿入配置された柱状の渦発生体である。この場合
は、断面台形をなす。１３は、渦発生体１１の下流の管
路１２に設けられ、管路１２の断面積を縮小する縮部で
ある。この場合は、断面半月形をなす。１４，１５は、
安定な渦が発生するように、縮部１３の上流の管路１２
に一端が開口し他端が渦発生体の側面に対向する管路１
２の管壁に開口する導通管である。
図２は図１のＡ−Ａ断面図である。１１は管路１２に直
交して挿入配置された柱状の渦発生体である。この場合
は、断面台形をなす。１３は、渦発生体１１の下流の管
路１２に設けられ、管路１２の断面積を縮小する縮部で
ある。この場合は、断面半月形をなす。１４，１５は、
安定な渦が発生するように、縮部１３の上流の管路１２
に一端が開口し他端が渦発生体の側面に対向する管路１
２の管壁に開口する導通管である。
【０００８】以上の構成において、測定流体の一部は縮
部１３によって妨げられ導通管１４，１５に分流し、上
流側の渦発生体１１の側面部分において吹き出し、安定
な渦の発生を助ける。
部１３によって妨げられ導通管１４，１５に分流し、上
流側の渦発生体１１の側面部分において吹き出し、安定
な渦の発生を助ける。
【０００９】この結果、導通管１４，１５により安定な
渦の発生が助けられるので、これまでの、渦流量計の欠
点であったカルマン渦が安定に発生しない低流速域での
精度の良い測定が可能となる。図３は本発明の他の実施
例の要部構成説明図、図４は図３のＢ−Ｂ断面図であ
る。本実施例においては、縮部１３の上流の管路１２に
一端が開口し、他端が渦発生体２１の側面に開口する導
通管２２，２３を設けたものである。
渦の発生が助けられるので、これまでの、渦流量計の欠
点であったカルマン渦が安定に発生しない低流速域での
精度の良い測定が可能となる。図３は本発明の他の実施
例の要部構成説明図、図４は図３のＢ−Ｂ断面図であ
る。本実施例においては、縮部１３の上流の管路１２に
一端が開口し、他端が渦発生体２１の側面に開口する導
通管２２，２３を設けたものである。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、管路に
直交して挿入配置された柱状の渦発生体を具備する渦流
量計において、前記渦発生体の下流の前記管路に設けら
れ該管路の断面積を縮小する縮部と、安定な渦が発生す
るように該縮部の上流の前記管路に一端が開口し他端が
前記渦発生体の側面或いは該渦発生体の側面に対向する
管路の管壁に開口する導通管とを具備したことを特徴と
する渦流量計を構成した。
直交して挿入配置された柱状の渦発生体を具備する渦流
量計において、前記渦発生体の下流の前記管路に設けら
れ該管路の断面積を縮小する縮部と、安定な渦が発生す
るように該縮部の上流の前記管路に一端が開口し他端が
前記渦発生体の側面或いは該渦発生体の側面に対向する
管路の管壁に開口する導通管とを具備したことを特徴と
する渦流量計を構成した。
【００１１】この結果、導通管により安定な渦の発生が
助けられるので、これまでの、渦流量計の欠点であった
カルマン渦が安定に発生しない低流速域での精度の良い
測定が可能となる。
助けられるので、これまでの、渦流量計の欠点であった
カルマン渦が安定に発生しない低流速域での精度の良い
測定が可能となる。
【００１２】従って、本発明によれば、カルマン渦によ
る信号が検出できない様な低流速に於いても流速流量が
測定可能な渦流量計を実現することが出来る。
る信号が検出できない様な低流速に於いても流速流量が
測定可能な渦流量計を実現することが出来る。
【図１】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ断面図である。
【図５】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
明図である。
【符号の説明】 １１…渦発生体 １２…管路 １３…縮部 １４…導通管 １５…導通管 ２１…渦発生体 ２２…導通管 ２３…導通管
Claims (1)
- 【請求項１】管路に直交して挿入配置された柱状の渦発
生体を具備する渦流量計において、 前記渦発生体の下流の前記管路に設けられ該管路の断面
積を縮小する縮部と、 安定な渦が発生するように該縮部の上流の前記管路に一
端が開口し他端が前記渦発生体の側面或いは該渦発生体
の側面に対向する管路の管壁に開口する導通管とを具備
したことを特徴とする渦流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24338792A JPH0694493A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24338792A JPH0694493A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 渦流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694493A true JPH0694493A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17103101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24338792A Pending JPH0694493A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 渦流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694493A (ja) |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP24338792A patent/JPH0694493A/ja active Pending
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