JPH0694422A - アライメントマーク検出方法 - Google Patents

アライメントマーク検出方法

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JPH0694422A
JPH0694422A JP5183608A JP18360893A JPH0694422A JP H0694422 A JPH0694422 A JP H0694422A JP 5183608 A JP5183608 A JP 5183608A JP 18360893 A JP18360893 A JP 18360893A JP H0694422 A JPH0694422 A JP H0694422A
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JP
Japan
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light
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detecting
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP5183608A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakajima
英治 中島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0694422A publication Critical patent/JPH0694422A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カラーフィルタの製造工程で生じるアライメン
トミスを低減させる。 【構成】基板1上に形成されたアライメントマーク9を
レーザービームRの反射回折光によって検出する方法に
おいて、アライメントマーク9のエッジE1 により反射
する被検出光PA を検出するセンサ部SAと、該センサ
部SAに隣接して被検出光PA の方向と直角方向のノイ
ズ光ND を検出するセンサ部SDとを備え、ノイズ光を
検出するセンサ部SDのノイズ信号と、被検出光を検出
するセンサ部SAの検出信号とを、いずれか一方を反転
させて加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置用のカラ
ーフィルタを製造する工程において、フォトマスクと基
板の位置決めを行うためのアライメントマーク検出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図6によりカラーフィルタの製造
方法の1例について説明する。ガラス等の透明基板1上
に真空成膜法を用いてクロムを成膜した後、フォトレジ
ストを塗布し、フォトマスクを配置して露光、現像、ク
ロムエッチング、フォトレジスト剥離を行い、線幅30
μm、ピッチ100μm、膜厚0.1μm程度のストラ
イプ状パターンからなるブラック遮光層2を形成し
(A)、次にブラック遮光層2の上から、1色目、例え
ばレッドの着色用感材を塗布した後、フォトマスクを配
置し露光した後、現像を行いレッドパターン3を形成し
(B)、2色目以降は例えば、グリーン、ブルーの着色
用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露光した
後、現像を行いグリーン、ブルーのパターン4、5を形
成する(C、D)。各カラーパターン層は長手方向の両
側がブラック遮光層2に対して10〜15μm程度の重
なりを持ち膜厚は2.5μm程度である。次に、カラー
パターンの上に物理的、化学的保護、表面の整面化、平
坦化を目的とする保護膜層6を膜厚1〜2μm程度に形
成する(E)。さらに、必要に応じて保護膜層6の上に
真空成膜法を用いて酸化インジウム錫(ITO)を成膜
した後、エッチング法等により電極パターン加工を行
い、透明電極層7を形成してカラーフィルタを製造する
(F)。
【0003】上記カラーフィルタの製造工程の内、着色
用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露光する工
程においては、フォトマスクと基板の位置決めを行うた
めに基板の位置を検出する必要がある。従来の検出方法
を図5により説明すると、同図Aに示すように、基板1
上にブラック遮光層形成工程でアライメントマーク9を
形成しておき、レーザービームRを図示矢印方向に走査
するか、またはレーザービームを固定しておき基板1を
図示矢印方向と逆方向に走査すると、レーザービームR
は、アライメントマーク9のエッジE1 、E2 におい
て、これと直角方向に被検出光PL 、PR となって反射
され、この被検出光PL 、PR を光学系10を介して検
出器11により検出することにより、同図B、Cに示す
ように、被検出光PL 、PR のピーク信号をとらえてア
ライメントマーク9の位置を検出している。なお、被検
出光PL 、PR の少なくとも一方からの反射光を検出す
ればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
ライメントマークの検出方法は、基板1上のアライメン
トマーク近傍に当該アライメントマーク以外に何も形成
されていない状態では有効な検出方法であるが、図5に
示すように、着色用感材として顔料を分散した感光性樹
脂を塗布する場合には、基板1の表面全体に着色用感材
が塗布され、アライメントマーク9にも着色用感材が塗
布されるために、レーザービームRが着色用感材中の顔
料粒子に当たって反射回折光を生じ、図5に示すよう
に、ノイズ信号Nが出るため、被検出光PL 、PR の信
号と重なって波形がくずれたり、S/N比が低下したり
する。(同図B、C)その結果、アライメントミスが発
生し、フォトマスクと基板の位置がずれるために製品不
良が発生したり、アライメントマークが検出できずに露
光機の動作が停止するために稼働率が低下したりする。
特に、最終段階での露光工程でアライメントミスが生じ
ると、それまでの工程が全て無駄になってしまうことに
なる。
【0005】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、カラーフィルタの製造工程で生じるアライメントミ
スを低減させ、露光機の稼働率を向上させるることがで
きるアライメントマーク検出方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のアラ
イメントマーク検出方法は、基板1上に形成されたアラ
イメントマーク9をレーザービームRの反射回折光によ
って検出する方法において、アライメントマーク9のエ
ッジE1 により反射する被検出光PA を検出するセンサ
部SAと、該センサ部SAに隣接して被検出光PA の方
向と直角方向のノイズ光ND を検出するセンサ部SDと
を備え、ノイズ光を検出するセンサ部SDのノイズ信号
と、被検出光を検出するセンサ部SAの検出信号とを、
いずれか一方を反転させて加算することを特徴とする。
なお、上記構成に付加した番号は、理解を容易にするた
めに図面と対比させるためのもので、これにより本発明
の構成が何ら限定されるものではない。
【0007】
【作用】本発明においては、例えば、センサ部SAにお
いて、アライメントマーク9から反射されるA方向の被
検出光PA および顔料粒子により形成される粗面から反
射されるA方向のノイズ光NA を検出し、センサ部SD
において、A方向と直角のノイズ光ND を検出し、ノイ
ズ光を検出するセンサ部SDのノイズ信号と、被検出光
を検出するセンサ部SAの検出信号とを、いずれか一方
を反転させて加算することにより、ノイズ信号がキャン
セルされた被検出光PA のみの信号を得ることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のアライメントマーク検出方法の
1実施例を説明するための概念図、図2は被検出光とノ
イズ光の生じる状態を示す図、図3は検出器の1例を示
す平面図、図4は波形処理方法を説明するための図であ
る。
【0009】図1に示すように、基板1上にアライメン
トマーク9を形成しておき、レーザービームRを図示矢
印方向に走査するか、またはレーザービームを固定して
おき基板1を図示矢印方向と逆方向に走査すると、レー
ザービームRは、アライメントマーク9のエッジE1
2 において、これと直角方向A、Cに被検出光PA
C となって反射される。一方、基板1上には顔料粒子
に起因する微小凹凸12が存在し、レーザービームRが
これに当たって回折条件を満たす方向にほぼ均等にノイ
ズ光Nが乱反射される。図2は被検出光PA 、PC とノ
イズ光N(N1、N2 … …)が生じる状態を模式的に
示す図である。実際には、アライメントマークのエッジ
形状により反射回折のパターンは複雑になるが、エッジ
からの反射光は主にエッジに対して直角方向に反射され
るが、顔料粒子の凹凸によるノイズ光はエッジに対して
ほぼ全方向に均等に反射され、指向性は少ない。
【0010】本発明においては、図3に示すように、4
つのセンサ部SA、SB、SC、SDを備える検出器1
1を設け、方向Aの被検出光PA とこれに重なるノイズ
光NA が、センサ部SAに入射するようにし、方向Aと
は逆方向Cの被検出光PC とこれに重なるノイズ光NC
がセンサ部SCに入射するようにし、また、方向A、C
と直角な方向D、Bのノイズ光ND 、NB は、センサ部
SD、SBに各々入射するように、各レーザー光を光学
系で集めるように構成している。
【0011】センサ部SAにおいては、エッジE1 にお
いてA方向の被検出光PA が検出されるとともに、顔料
粒子の微小凹凸12の箇所でこれに起因するA方向のノ
イズ光NA が検出される。同様にしてセンサ部SCにお
いては、エッジE2 においてC方向の被検出光PC が検
出されるとともに、微小凹凸の箇所でこれに起因するC
方向のノイズ光NC が検出される。また、センサ部S
B、SDにおいては、それぞれB方向およびD方向のノ
イズ光NB 、ND が検出される。本発明においては、セ
ンサ部SB、SDで検出したノイズ光NB 、ND 信号の
位相を反転し、それぞれ−SB、−SD信号とし、この
−SB、−SD信号をそれぞれセンサ部SA、SCの信
号に加算すれば、各ノイズ信号がキャンセルされた被検
出光PA 、PC のみの信号を得ることができる。従っ
て、アライメントマーク9の位置を正確に検出すること
ができる。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく種々の変更が可能である。検出器11に4つ
のセンサ部を設けているが、これは、アライメントマー
ク9のエッジが少なくとも2つある場合に対応するもの
であり、エッジが1つであれば、センサ部SA、SDま
たはセンサ部SC、SBというように2つのセンサ部に
より検出することができる。
【0013】また、上記実施例においては、ノイズ光を
検出するセンサ部SB、SDのノイズ信号NB 、ND
反転し、被検出光を検出するセンサ部SA、SCの検出
信号に加算するようにしているが、被検出光を検出する
センサ部SA、SCの検出信号を反転し、ノイズ光を検
出するセンサ部SB、SDのノイズ信号NB 、ND に加
算するようにしてもよい。図4においては、センサの出
力信号が正レベルの場合を示しているが、センサの設定
によっては、負レベルで検出される場合もあり、その場
合には被検出光の検出信号を反転させた方が後処理が簡
単になるからである。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、基板上に形成されたアライメントマークをレー
ザービームの反射回折光によって検出する方法におい
て、前記アライメントマークのエッジにより反射する被
検出光を検出するセンサ部と、該センサ部に隣接して前
記被検出光の方向と直角方向のノイズ光を検出するセン
サ部とを備え、ノイズ光を検出するセンサ部のノイズ信
号と、被検出光を検出するセンサ部の検出信号とを、い
ずれか一方を反転させて加算するようにしたため、アラ
イメントマークの位置を正確に検出することができ、カ
ラーフィルタの製造工程で生じるアライメントミスを低
減させ、その生産効率と歩留りを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアライメントマーク検出方法の1実施
例を説明するための概念図
【図2】被検出光とノイズ光の生じる状態を示す図
【図3】検出器の1例を示す平面図
【図4】波形処理方法を説明するための図
【図5】従来のアライメントマーク検出方法を説明する
ための概念図
【図6】カラーフィルタの製造方法を説明するための拡
大断面図
【符号の説明】
1…基板、9…アライメントマーク、10…光学系、1
1…検出器 12…微小凹凸、E1、E2…エッジ、R…レーザービー
ム PA 、PC …被検出光、NA 、NB 、NC 、ND …ノイ
ズ光 SA、SB、SC、SD…センサー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成されたアライメントマークを
    レーザービームの反射回折光によって検出する方法にお
    いて、前記アライメントマークのエッジによりエッジと
    直角方向に反射回折する被検出光を検出するセンサ部
    と、該センサ部に隣接して前記被検出光の方向と直角で
    あってエッジと平行な方向のノイズ光を検出するセンサ
    部とを備え、ノイズ光を検出するセンサ部のノイズ信号
    と、被検出光を検出するセンサ部の検出信号とを、いず
    れか一方を反転させて加算することを特徴とするアライ
    メントマーク検出方法。
JP5183608A 1992-07-27 1993-07-26 アライメントマーク検出方法 Pending JPH0694422A (ja)

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JP4-199472 1992-07-27
JP19947292 1992-07-27
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5457479A (en) * 1994-06-13 1995-10-10 Primax Electronics Ltd. Apparatus having dual modes for controlling cursor on display screen
US6787930B1 (en) 1999-07-29 2004-09-07 Nec Lcd Technologies, Ltd. Alignment marks and manufacturing method for the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6787930B1 (en) 1999-07-29 2004-09-07 Nec Lcd Technologies, Ltd. Alignment marks and manufacturing method for the same
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