JPH069380A - 一酸化窒素生成の阻害方法 - Google Patents
一酸化窒素生成の阻害方法Info
- Publication number
- JPH069380A JPH069380A JP5038572A JP3857293A JPH069380A JP H069380 A JPH069380 A JP H069380A JP 5038572 A JP5038572 A JP 5038572A JP 3857293 A JP3857293 A JP 3857293A JP H069380 A JPH069380 A JP H069380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methylguanidine
- dimethylguanidine
- induced
- production
- nitric oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/195—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/13—Amines
- A61K31/155—Amidines (), e.g. guanidine (H2N—C(=NH)—NH2), isourea (N=C(OH)—NH2), isothiourea (—N=C(SH)—NH2)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Hematology (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Obesity (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
する方法を提供する。 【構成】 一酸化窒素阻害有効量のメチルグアニジンま
たはジメチルグアニジンを温血哺乳動物に投与する。
Description
一酸化窒素の生成を阻害する方法、さらに詳しく言う
と、一酸化窒素の生成のインヒビターとしてのメチルグ
アニジンまたはジメチルグアニジンの投与に関する。
ンからL−シトルリン及び一酸化窒素の混合された機能
酸化を触媒する(NO. 、1、2)。NO. は、酵素の
イソフォームに応じてシグナル分子またはエフェクター
分子のいずれかとして機能すると考えられる。一酸化窒
素シンターゼの機能的イソフォームは、グアニル酸シク
ラーゼを活性化しその結果内皮依存弛緩(2)及び神経
伝達(3)の媒介となるcGMPを生成させる少量のN
O. を生成する。NO. は、一酸化窒素シンターゼのサ
イトカイン及び内毒素誘発可能なイソフォームより大量
に生成され、大食細胞中では、標的細胞上で大食細胞の
細胞毒作用の媒介となると考えられるエフェクター分子
として機能する(4)。NO. は、強力な血管拡張神経
薬であり、血液流を増加させるので、そして、NO. 生
成を刺激する血管作用薬(ヒスタミン及びブラジキニン
のような)は、血液流及び血管浸透性の両者を増加させ
るので、NO. は糖尿病及び高められたグルコースによ
り誘発される血液流及び血管浸透性の増加の媒体の候補
者となり得る(5)。
が、ランゲルハンス島中の一酸化窒素シンターゼのサイ
トカイン誘発可能なイソフォームの表現を誘導すること
が示された。NO. の生成は、IL−1がランゲルハン
ス島機能に与える阻害影響を媒介するエフェクター分子
となり得ることが提案されている(6、7)。NG −モ
ノメチル−L−アルギニン(NMMA)により妨げられ
るIL−1誘発されたEPR検出可能な鉄−ニトロシル
複合体の生成を利用して、ランゲルハンス島による一酸
化窒素の生成が確認されている(8)。また、タンパク
質合成インヒビターであるシクロヘキシミドは、IL−
1誘発される亜硝酸塩の生成、cGMPの蓄積及びラン
ゲルハンス島によるEPR検出可能な鉄−ニトロシル複
合体の生成を阻害することが知られており、従って、I
L−1は、ランゲルハンス島内の一酸化窒素シンターゼ
のサイトカイン誘発可能なイソフォームを誘導すること
が確立されている。
オイノシトール及び1、2−ジアシル−sn−グリセロ
ールの代謝の不均衡及び細胞内及び細胞外の成分の非酵
素的グリケーションに関連する。このグリケーションと
の関連は、アミノグアニジン、求核性ヒドラジン化合物
がそれらのグリケーション生成物の生成を妨げ、いくつ
かの糖尿病誘発された血管(5、9)、神経(10)及
びコラーゲン変化(11)の進展を軽減するという証拠
によって支持される。バカラらは(12)最近、グリケ
ーションされたアルブミンによるインビトロのNO. の
クエンチがアミノグアニジン(アルブミンがグリケーシ
ョン剤に接触したときに存在する)により軽減されるこ
とを報告し、グリケーション生成物が、NO. 活性を軽
減することにより内皮依存弛緩を損い得ることを提案し
た。
哺乳動物において一酸化窒素の生成を阻害する新規な方
法が提供される。
あるが有効量のメチルグアニジンまたはジメチルグアニ
ジンを温血哺乳動物に投与して、一酸化窒素の生成を阻
害することを含む。これらの化合物の薬学的に許容され
得る塩、例えばHCl及び硫酸塩も哺乳動物に投与する
ことができることが理解される。目下のところ、糖尿病
合併症の病因は未だはっきりしておらず、それを予防し
得ることが示された薬物療法は未だ存在しない。糖尿病
合併症は、血糖濃度及びグリケートされたヘモグロビン
により影響されるので糖尿病の重症度に著しく関連する
が、血糖濃度を通常にする努力により糖尿病合併症を防
止及び/または逆転する試みの効果は、未だ報告されて
いない。
出願された同時継続中の米国出願第07/807,91
2号には、動脈血圧を実質的に高めずに一酸化窒素の生
成を阻害する量のアミノグアニジンを温血哺乳動物に投
与することを特徴とする方法が開示されている。本発明
によれば、通常のラットに静脈内注射した場合に動脈血
圧が増加したことによって証明されたように、メチルグ
アニジンは構造性及びサイトカイン誘発されたNO生成
の強力なインヒビターであることが発見された。しかし
ながら、アミノグアニジンとは対照的に、メチルグアニ
ジンは高次のグリケーション最終生成物に特徴的な蛍光
性生成物の成長により証明されるグルコース誘発された
高次グリケーション生成物を阻害することにおいて比較
的非有効である。従って、糖尿病により誘発された血管
機能不全のメチルグアニジンによる予防は、高次グリケ
ーション最終生成物の生成よりもNO生成物を阻害する
能力に帰することが明らかである。
る主題を特に指摘し明確に権利を主張する特許請求の範
囲で終結すると同時に、添付の図面に関連して説明され
る本発明の好適具体例の下記の説明によって、より明ら
かとなるであろう。図1は、メチルグアニジン(M
G)、アミノグアニジン(AG)またはNG −モノメチ
ル−L−アルギニン(NMMA)のボーラス静脈内注射
により誘発された平均動脈血圧(MAP)の変化を示す
グラフであり、MAPの変化は、基底線より高い圧力の
上昇により%で記録され、ボーラス注射投与量はμmo
l/kgで記録されている。図2は、Rin−m5F細
胞によるIL−1β誘発された亜硝酸塩生成に与えるメ
チルグアニジン(MG)、アミノグアニジン(AG)ま
たはNG −モノメチル−L−アルギニン(NMMA)の
影響を示すグラフであり、亜硝酸塩生成に与える影響
は、IL−1β誘発された亜硝酸塩生成の%で記録さ
れ、試験化合物の濃度はμMで記録されている。図3
は、図2と同様に、Rin−m5F細胞によるIL−1
β誘発された亜硝酸塩生成に与えるメチルグアニジン
(MG)、ジメチルグアニジン(DMG)及びアミノグ
アニジン(AG)の影響を示すグラフである。図4は、
グルコース−6−ホスフェート/リジン(G−6−P/
リジン)中で6日間、メチルグアニジン、アミノグアニ
ジンまたはセミカルバジドをインキュベートした後の、
蛍光性生成物の相対的な生成を示す棒グラフである。
活性に与えるメチルグアニジンの影響は、麻酔状態の通
常のラットにおけるメチルグアニジンの静脈内注射後の
平均動脈血圧(MAP)の変化を監視することによって
評価した。メチルグアニジン、アミノグアニジン及びN
MMAの用量作用を図1に示す。メチルグアニジンは、
L−アルギニン及び一酸化窒素シンターゼの拮抗インヒ
ビター、即ちNMMAに強力な構造類似性を有している
ので、これらの化合物は、2つの化学的に均等なグアニ
ジド窒素基を有しており、Rin−m5F細胞による亜
硝酸塩及びcGMPのIL−1β誘発される生成に与え
るメチルグアニジンの影響を調べて、同様の試験におけ
るNMMAの効果と比較した(図2)。また類似の試験
において、メチルグアニジン及びその近接類似物ジメチ
ルグアニジンをそれぞれアミノグアニジン(AG)の影
響と比較した(図3)。Rin−m5F細胞系は、一酸
化窒素シンターゼのサイトカイニン誘発可能なイソフォ
ームを含むことが示されている齧歯動物β細胞のランゲ
ルハンス島細胞腺腫細胞系である。図2及び3は、5ユ
ニット/mlのIL−1β±示された濃度のメチルグア
ニジン、ジメチルグアニジン、アミノグアニジン及びN
MMAまたはAGとともに18時間インキュベートした
Rin−m5F細胞による亜硝酸塩(一酸化窒素の酸化
生成物)のIL−1β誘発された生成物における、メチ
ルグアニジン、ジメチルグアニジン、アミノグアニジン
及びNMMAまたはAGの用量作用を示す。グリケーシ
ョンに与えるメチルグアニジンの影響は、グルコース−
6−ホスフェート/リジン中におけるインキュベート後
の蛍光性生成物の成長を測定することによって評価さ
れ、アミノグアニジン及びセミカルバジドの相当する効
果と比較した。結果を図4に示すが、グリケーションの
最終生成物に特徴的な蛍光性生成物の成長によって証明
されるように、メチルグアニジンは、グルコース誘発さ
れるグリケーション生成物の防止において比較的不活性
である(アミノグアニジン及びセミカルバジドと比較し
て)ことを示している。
な実施例を開示するが、本発明は、これらの特定の実施
例または本明細書中に記載される詳細部分によって限定
されるものではないことを理解されたい。これらの実施
例において得られた結果を表1〜5及び添付の図面1〜
4中に示す。この実施例は、メチルグアニジンを使用し
て糖尿病により誘発される血管機能不全を予防して一酸
化窒素シンターゼを阻害する方法を説明するものであ
る。
じ込め、「実験動物の愛護飼育に関する大学委員会」及
び「実験動物福祉に関するNIHのガイドライン」に従
って飼育した。ラットは別個に屋内に入れ、無制限に食
糧(標準ラット用飼料;米国インディアナ州リッチモン
ドのラルストンピュリナ)及び水を与え、12時間明/
暗周期の光を与えた。最初に225〜250g重量であ
った雄のSpraque−Dawleyラットを4つの
グループに分けた:グループ1は、未処理の対照;グル
ープ2は、メチルグアニジン(mg)処理した対照;グ
ループ3は、未処理の糖尿病;及びグループ4は、mg
処理した糖尿病。糖尿病は、ケタミン麻酔薬を使用して
ストレプトゾトシン(米国ミズーリ州セントルイスのシ
グマケミカル社製)を45mg/体重1kg静脈内注射
することにより誘発した。メチルグアニジン塩酸塩(シ
グマケミカル社製)を25mg/体重1kgの投与量で
1日1回皮下投与した。さらに、糖尿病のラットには1
g/Lのメチルグアニジンを含む水を与える一方、対照
のラットには2.5g/Lのメチルグアニジンを含む水
を与えた。水の消費量は全てのラットに関して1週間毎
に監視した。体重は一週間毎に測定し、非絶食の朝の血
漿グルコース濃度をストレプトゾトシン投与の3日後に
評価して(糖尿病の誘発を確認し)、次いでその後2週
間毎に、ローリーとパソノーの慣用グルコースオキシダ
ーゼ方法(14)を使用して評価した。4週間後に、全
てのラットを24時間個々の代謝ケージに入れ、食糧消
費(g/体重100g/24時間)及び尿排出量(ml
/腎臓/24時間)を測定した。尿の飼料を尿アルブミ
ン排出量の測定のために−70℃で保存した(下記参
照)。糖尿病誘発の5週間後に、ラットを使用して下記
の浸透性及び血流の考察を行った。
素 131I及び 125Iにより標識したウシ血清アルブミン
(BSA)の注射投与に基づく同位元素希釈技術を使用
して定量した(15〜17)。 125I−BSAを使用し
てトレーサー循環の10分後に血管アルブミン濾過を定
量し、一方、 131I−BSAは、血管内に含まれるトレ
ーサーの 125I−BSA組織活性の補正のための血漿容
量マーカーとして作用した。
ヨウ素同位元素方法(15)により 131Iまたは 125I
(米国マサチューセッツ州ボストンのNENレサーチプ
ロダクツ製)1mCiによりヨウ化した。57Co−ED
TAを上記のようにして調製し(15、16)、46Sc
−ミクロスフェア(10μm径)を使用して、下記の方
法で部位血液流を評価した。
ルデン)により麻酔し(〜100mg/体重1kg腹膜
内投与)、熱灯、37℃の外科用トレー及び直腸温度探
針を使用して、中心体温を37±0.5℃に維持した。
左大腿部静脈、左腸骨動脈、右鎖骨動脈及び右頚動脈
に、ヘパリン処理した食塩水(400Uヘパリン/m
l)が充填されたポリエチレン管(0.58mm内径)
を挿入した。大腿部静脈カニューレを使用してトレーサ
ーを注射投与し、右鎖骨動脈カニューレを血圧の監視の
ための圧力変換器に接続した。左腸骨動脈を、0.05
5ml/分の一定速度で排出するために予め設けられた
ハーバードモデル940定速排出ポンプに取り付けられ
た1mlのシリンジに接続した。右頚動脈中のカニュー
レの先端を心臓の左心室中に置き、放射線標識されたミ
クロスフェアの注入に使用した。気管に挿管し、連続的
通気を助ける小齧歯動物用の人工呼吸装置に接続した。
l中)及び57Co−EDTA(食塩水0.1ml中〜
0.1μCi)を静脈内注射し、排出ポンプを同時に始
動した。時間0の8分後に、 131I−BSA0.2ml
を注射し、1分後に、46Sc−ミクロスフェアを〜30
秒かけてゆっくりと注射した。10分後に、心臓の全血
液流を停止させ、排出ポンプを同時に停止し、種々の組
織をγ線分光測定のために採取した。腎臓、膀胱及び輸
尿管を取り出した。目を上記に説明した方法により(1
5、16)切開し、両目から得られた組織をγ線分光測
定の前に集めた。全ての組織試料及び動脈血漿試料の重
量を計測し、ヒューレットパッカード1000Aコンピ
ューターとインターフェースで接続されたγ線分光測定
器により計測し、前記コンピューターによりデータがバ
ックグラウンドに対して補正され、次の分析のために保
存された。
法(15、16、17)で算出し、μg血漿/g組織重
量/分として表現した。非常に簡単に、組織中の 125I
−BSA活性に、試験終了時に得られた動脈血漿試料中
の 125I−BSA/ 131I−BSA活性の比率をかける
ことによって、 125I−BSA組織活性を、組織中に含
まれるトレーサーに関して補正した。血管−補正された
125I−BSA組織活性を、時間平均化された 125I−
BSA血漿活性(排出シリンジから得られた血漿の十分
に混合された試料から得られた)及びトレーサー循環時
間(10分間)により割り、次いで組織重量1g当りに
標準化した。腎糸球体の濾過速度(GFR)を既に説明
した方法(18)により算出した。部位血液流を算出す
るために、網膜内の46Scの全活性を排出シリンジから
得られた参照血液試料中の46Scの全活性で割り、次い
で、ポンプ排出速度でかけ、ml/g組織重量/分とし
て表現した(19)。
ン酸ナトリウム緩衝液、pH7.4中において、100
mMのグルコース−6−リン酸塩及びL−リジンをイン
キュベートすることにより、バカラらの方法(12)で
調製した。このインキュベートは、滅菌状態を維持して
行ない、暗所で室温において〜6日間維持され、その時
に、パーキン−エルマーのLS−5B蛍光光度計を用
い、370nmにおける励起及び440nmにおける放
射を使用して、グリケーションの指標として相対的蛍光
度を測定した。分光光度測定の前に、試料を食塩水で
1:11に希釈した。10及び100mM濃度のメチル
グアニジン、アミノグアニジンまたはセミカルバジドが
グリケーションプロセスを阻害する能力を2つの別個の
試験において比較した(図4)。
るラットにおける収縮期の血圧を1週間の間隔をおいて
測定した。最初に、動物を拘束装置中に置き、血圧計を
数回膨張させることによる方法を採用した。血圧は、浸
透性の考察の間に麻酔状態のラットにおける腸骨動脈カ
ニューレからも計測した。
丸薬注射の影響 250から300g重量の通常の雄のSprague−
Dawleyラットを、100mg/体重1kgのイナ
クチン、次いで0.1ml/体重1kgのd−ツボクラ
リン塩化物により麻酔し、左大腿部血管(トレーサー注
入のため)及び右腸骨動脈(血圧の監視のため)にヘパ
リン処理された食塩水を充填したポリビニル管(0.8
×0.5mm)を挿入し、気管にカニューレを挿入し、
連続的通気を助けるために小齧歯動物用の人工呼吸装置
に接続した。動脈血圧が安定した後、増加する量(3.
1及び50μmol/kg体重)のメチルグアニジンま
たはNG −モノメチル−L−アルギニン(NMMA)
を、別個の動物において0.5mlの容量で静脈内注射
し、ピークの血圧上昇をゴウルドのRS3200記録装
置を使用して記録した。結果を基底線上の血圧上昇の百
分率として表現した。
SASの一般線形モデル手順を使用して行なった。多重
比較に関連する潜在的なタイプ1の誤差を減少するため
に、各パラメーターに対するグループ間の全体の相違を
バンデルベルデンテストにより予め評価した。与えられ
たパラメーターに対するグループ間に、統計的に著しい
相違(p<0.05)が認められた場合は、全てのデー
タの非母数(階数順)ブロン変換の後の最小二乗法によ
り、二重方法の比較を行なった。
発された亜硝酸塩生成における、メチルグアニジンの影
響を説明するものである(図2)。ワシントン大学組織
培養支援センターから入手したRin−m5F細胞を、
トリプシン/EDTA処理により生長フラスコ(55〜
80×106 細胞/フラスコ)から取り出し、1mlの
ペトリ皿中に等分して入れた(1条件当り1〜2×10
6 Rin−m5F細胞)。細胞を、完全CMRL−10
66組織培養基(10%熱不活性化された、ウシ胎児血
清、2mML−グルタミン、50ユニット/mlペニシ
リン及び50μg/mlストレプトマイシン)またはメ
チルグアニジン(MG)、アミノグアニジン(AG)若
しくはNMMAを補給された完全CMRL−1066の
1ml中において、18時間(95%空気及び5%CO
2 の雰囲気下で)インキュベートした。インキュベート
の後、上清を除去し、亜硝酸塩を上記した方法(8、1
3)と同じ慣用方法により100μlアリコートにおい
て測定した。結果をIL−1誘発された亜硝酸塩生成
(%)として表わし、1試験当り3回の繰り返しを含む
4の個々の試験の±SEMの平均値である。結果は、一
酸化窒素シンターゼのサイトカイン誘発可能なイソフォ
ームによる一酸化窒素生成の阻害において、AG及びN
MMAの両者は、MGよりも〜10倍大きいことを示し
ている。
酸塩の生成に与えるメチルグアニジン、1,1−ジメチ
ルグアニジン及びアミノグアニジンのそれぞれの影響
を、実施例2に記載の方法により試験し、得られた結果
を図3に示す。結果は、亜硝酸塩シンターゼのサイトカ
イン誘発イソフォームの阻害については、AG>DMG
>MGの順番で大きいことを示している。
上記実施例において得られた結果を記録したものであ
る。これらの結果は、メチルグアニジン及びジメチルグ
アニジンが、構造性及びサイトカイン誘発されたNO生
成の強力なインヒビターであることを示している。この
ことは、図1に示されるように通常のラットに静脈内注
射した場合のメチルグアニジンによる平均動脈血圧の上
昇、並びに図2及び3に示されるようにメチルグアニジ
ン及びジメチルグアニジンによる齧歯動物の細胞腺腫細
胞における亜硝酸塩のIL−1β−誘発された増加の阻
害により証明される。メチルグアニジンは、グルコース
誘発されたグリケーション生成を妨げることにおいて
(高次グリケーション最終生成物に特徴的な蛍光性生成
物の生成により証明される)、比較的不活性であるので
(アミノグアニジンと比較して)(図4)、糖尿病誘発
の血管機能不全のメチルグアニジンによる防止は、それ
がNO生成を阻害する能力に帰するものであると考えら
れる。従って、メチルグアニジン及びその近接類似物で
あるジメチルグアニジンは、NOの生成の増加を伴う炎
症性及び免疫性疾患の他、糖尿病の合併症の防止に有効
である。
成のメチルグアニジン及びジメチルグアニジンインヒビ
ターは、慣用の方法、好ましくは薬学的に許容され得る
希釈剤及び担体との処方物として温血哺乳動物へ投与さ
れるように使用されることができる。投与される活性イ
ンヒビターの量は、有効量、即ち、医薬的に効果的であ
るがその使用に伴う利益よりも重い毒性効果を示さない
量でなければならない。人間の大人の一日当りの投与量
は、通常、体重1キロ当り薬品約1mg以上の範囲であ
ると考えられる。投与の適当な経路は、カプセル、錠
剤、シロップ、エレキシル及びその類似の形態による経
口投与であるが、静脈内、腹膜内または皮下のような非
経口投与を使用することもできる。生理食塩水のような
水性溶液として本薬物を静脈内投与することを例として
あげることができる。治療投与形態物における薬学的に
許容され得る希釈剤及び担体中の本薬物の適当な処方物
は、例えば米国ペンシルベニア州イーストンのマックパ
ブリシングカンパニーのアーサーオソル編集「レミント
ンズファーマシューティカルサイエンス」16版、(1
980)のような本技術分野における一般的テキストを
参考にして調製することができる。
発明の精神と範囲を逸脱することのない種々のその他の
実施例が明らかとなるであろう。そのような実施例の全
ては、本明細書中の特許請求の範囲の範囲内に包含され
ることを意図する。
参考文献は、下記の通りである。 1. D.J.スチュエール、H.J.チョ、N.S.
ウォン、M.F.ウアイス、C.F.ナザン、「Pro
c.Natl.Acad.Sci.USA」、88,7
773(1991)。 2. S.モンカダ、R.M.J.パルマー、E.A.
ヒグス、「Pharmacol.Reviews」、4
3,109(1991)。 3. J.ガースウェイト、「Trends Neur
ol.Sci.」、14:60(1991)。 4. J.B.ヒブス、Jr.,ら、「Nitric
Oxide fromL−Arginine:a Bi
oregulatory System」、S.モンカ
ダ及びE.ヒグス、Eds.エルゼビエール、ニューヨ
ーク、(1990)、pp 189−223。 5. G.パグリーゼ、R.G.チルトン、J.R.ウ
ィリアムソン、「Diabetes/Metaboli
sm Reviews」、7,35(1991)。 6. C.サザン、D.シャルスター、I.C.グリー
ン、「Febs Lett.276」、42(199
0)。 7. J.A.コルベット、J.L.ウォン、M.A.
スウィートランド、J.R.ランカスター、Jr.,
M.L.マクダニエル、「Biochemical
J.」(submitted)。 8. J.A.コルベット、J.R.ランカスター、J
r.,M.A.スウィートランド、M.L.マクダニエ
ル、「J.Biol.Chem.」、266,2135
1−21354(1991)。 9. J.R.ウィリアムソンら、「Diabete
& Metab.」、16,3369(1990)。
T.ソリス−リパロータ、M.クーパー、D.パパゾグ
ロー、B.クラーク、G.ジェラムス、「Diabet
es」、40,1328(1991)。 10. M.キハラら、「Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA88」、6107(1991)。 11. M.ブラウンリー、A.セラミ、H.ブラッサ
ラ、「N.Engl.J.Med.」、318,131
5(1988)。M.ブラウンリー、H.ブラッサラ、
A.クーニー、P.ウルリッヒ、A.セラミ、「Sci
ence」、232,1629(1986)。 12. R.ブカラ、K.J.トレーシー、A.セラ
ミ、「J.Clin.Invest.」、87,432
(1991)。 13. L.C.グリーンら、「Anal.Bioch
em.126」、131(1982)。 14. O.H.ローリー、J.V.パソノー(197
2)「A Flexible System of E
nzymatic Analysis.」、オーラン
ド:アカデミックプレス。 15. R.G.チルトン、K.チャン、G.パグリー
ゼ、D.M.イード、M.A.プロビンス、W.R.シ
ャーマン、C.キロ、J.R.ウィリアムソン、「Di
abetes 38」、1258−1270(198
9)。 16. G.パグリーゼ、R.G.チルトン、A.スピ
ーディー、K.チャン、M.A.プロビンス、C.キ
ロ、J.R.ウィリアムソン、「Metabolism
39」、690−697(1990)。 17. G.パグリーゼ、R.G.チルトン、K.チャ
ン、A.スピーディー、M.プロビンス、D.M.イー
ド、P.E.レイシー、C.キロ、J.R.ウィリアム
ソン、「Diabetes 39」、323−332
(1990)。 18. Y.Ido,R.G.チルトン、K.チャン、
及びJ.R.ウィリアムソン、「Kidney In
t.」、In press,1992。 19. G.パグリーゼ、R.G.チルトン、A.スピ
ーディー、E.サンタレリ、D.M.イード、M.A.
プロビンス、C.キロ、W.R.シャーマン、J.R.
ウィリアムソン、「Diabetes 39」、312
−322(1990)。 20. M.J.フレグリー、「J.Lab.Cli
n.Med.」、62,223−230(1963)。 21. J.M.フェファー、M.A.フェファー、
E.D.フローリッヒ、「J.Lab.Clin Me
d.」、78,957−962(1971)。
1、T32DK07296、EY06600、HL39
934及びDK20579により一部援助を受けて行わ
れた。
(AG)またはNG −モノメチル−L−アルギニン(N
MMA)のボーラス静脈内注射により誘発された平均動
脈血圧(MAP)の変化を示すグラフである。
た亜硝酸塩生成に与えるメチルグアニジン(MG)、ア
ミノグアニジン(AG)またはNG −モノメチル−L−
アルギニン(NMMA)の影響を示すグラフである。
−1β誘発された亜硝酸塩生成に与えるメチルグアニジ
ン(MG)、ジメチルグアニジン(DMG)及びアミノ
グアニジン(AG)の影響を示すグラフである。
6−P/リジン)中で6日間、メチルグアニジン、アミ
ノグアニジンまたはセミカルバジドをインキュベートし
た後の、蛍光性生成物の相対的な生成を示す棒グラフで
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 一酸化窒素阻害有効量のメチルグアニジ
ンまたはジメチルグアニジンを温血哺乳動物に投与する
ことを含む温血哺乳動物における一酸化窒素の生成を阻
害する方法。 - 【請求項2】 前記メチルグアニジンまたはジメチルグ
アニジンが、前記哺乳動物へ静脈内または皮下に投与さ
れる請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記メチルグアニジンまたはジメチルグ
アニジンが、グルコース誘発された、高次グリケーショ
ン最終生成物の生成を実質的に妨げることなく一酸化窒
素の生成を阻害する投与量により哺乳動物に投与される
請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記メチルグアニジンが哺乳動物に投与
される請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 ジメチルグアニジンが哺乳動物に投与さ
れる請求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/843,387 US5246971A (en) | 1991-12-16 | 1992-02-28 | Method of inhibiting nitric oxide formation |
US843387 | 1992-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069380A true JPH069380A (ja) | 1994-01-18 |
JP3737523B2 JP3737523B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=25289823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03857293A Expired - Fee Related JP3737523B2 (ja) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | 一酸化窒素生成の阻害方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5246971A (ja) |
EP (1) | EP0558468B1 (ja) |
JP (1) | JP3737523B2 (ja) |
AT (1) | ATE141790T1 (ja) |
CA (1) | CA2090574C (ja) |
DE (1) | DE69304225T2 (ja) |
DK (1) | DK0558468T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919326B1 (en) | 1998-08-24 | 2005-07-19 | Toshio Miyata | Carbonyl-stress improving agent and peritoneal dialysate |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5733933A (en) * | 1984-03-19 | 1998-03-31 | The Picower Institute For Medical Research | Methods and materials for the diagnosis and treatment of conditions such as stroke |
US5801200A (en) * | 1984-03-19 | 1998-09-01 | The Picower Institute For Medical Research | Methods and materials for the diagnosis and treatment of conditions such as stroke |
US5700447A (en) * | 1992-05-21 | 1997-12-23 | The Picowder Institute For Medical Research | Methods and materials for the diagnosis and treatment of conditions such as stroke |
US5837738A (en) * | 1991-12-16 | 1998-11-17 | Washington University | Method of inhibiting nitric oxide formation |
US5710181A (en) * | 1991-12-16 | 1998-01-20 | Washington University | Inhibition of nitric oxide formation in inflammatory bowel disease |
EP0674508B1 (en) * | 1992-12-17 | 1998-06-10 | Cemorc Ltd. | 4-guanidinobutyramide for improving blood circulation |
US5424447A (en) * | 1993-07-07 | 1995-06-13 | The Medical College Of Wisconsin Research Foundation, Inc. | Heme binding compounds and use thereof |
JPH09504028A (ja) * | 1993-10-21 | 1997-04-22 | ジー.ディー.サール アンド カンパニー | 酸化窒素シンターゼ抑制剤として有用なアミジノ誘導体 |
AU1912595A (en) * | 1994-02-03 | 1995-08-21 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Therapeutic guanidines |
ES2137512T3 (es) * | 1994-05-07 | 1999-12-16 | Astra Ab | Derivados de amidina biciclicos como inhibidores de la sintetasa de oxido nitrico. |
US5621004A (en) * | 1994-06-03 | 1997-04-15 | Robert W. Dunn | Method for treating emesis |
US5665757A (en) * | 1994-07-13 | 1997-09-09 | Robert W. Dunn | Method for treating anxiety |
DE4444930A1 (de) * | 1994-12-16 | 1996-06-27 | Cassella Ag | 2-Amino-1,3-thiazepine und deren Verwendung als Hemmstoffe der Stickstoffmonoxid-Synthase |
WO1996021445A1 (en) * | 1995-01-13 | 1996-07-18 | The General Hospital Corporation | Methods of inhibiting neurodegenerative diseases |
US5929063A (en) * | 1995-03-24 | 1999-07-27 | Children's Hospital Medical Center | Mercapto and seleno derivatives as inhibitors of nitric oxide synthase |
KR100442561B1 (ko) * | 1995-04-20 | 2004-10-14 | 지.디. 썰 엘엘씨 | 5산화2질소신타아제의억제제로유용한환상아미디노제 |
TR199801731T2 (xx) * | 1996-03-05 | 1999-02-22 | Children's Hospital Medical Center | Siklooksijenaz önleyicileri olarak merkapto türevleri. |
US5945408A (en) * | 1996-03-06 | 1999-08-31 | G.D. Searle & Co. | Hydroxyanidino derivatives useful as nitric oxide synthase inhibitors |
AU3128197A (en) * | 1996-05-30 | 1998-01-05 | Children's Hospital Medical Center | Guanidino derivatives as inhibitors of the cytotoxic effect of peroxynitrite |
US5789395A (en) * | 1996-08-30 | 1998-08-04 | The Research Foundation Of State University Of New York | Method of using tetracycline compounds for inhibition of endogenous nitric oxide production |
US5981556A (en) * | 1997-07-22 | 1999-11-09 | G.D. Searle & Co. | 1,3-diazolino and 1,3-diazolidino heterocycles as useful nitric oxide synthase inhibitors |
JP2002517502A (ja) | 1998-06-10 | 2002-06-18 | ジー・ディー・サール・アンド・カンパニー | 複素二環状及び三環状一酸化窒素シンターゼ阻害剤 |
EP1289537B1 (en) | 2000-05-31 | 2005-11-30 | Encelle, Inc. | Method of treating chronic ulcers |
US6344473B1 (en) | 2000-08-07 | 2002-02-05 | G.D. Searle & Co. | Imidazoles useful as nitric oxide synthase inhibitors |
US20040047919A1 (en) * | 2002-06-13 | 2004-03-11 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Methods and compositions involving aldose reductase inhibitors |
EP2848252A3 (en) | 2007-03-23 | 2015-06-17 | The Board of Regents of the University of Texas System | Aldose reductase inhibitors for use in treating uveitis |
US20090270490A1 (en) * | 2008-04-24 | 2009-10-29 | The Board Of Regents Of The University Of Texas System | Methods involving aldose reductase inhibition |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4983604A (en) * | 1987-11-13 | 1991-01-08 | The Rockefeller University | Inhibitors of nonenzymatic cross-linking |
US4758583A (en) * | 1984-03-19 | 1988-07-19 | The Rockefeller University | Method and agents for inhibiting protein aging |
US5218001A (en) * | 1984-03-19 | 1993-06-08 | The Rockefeller University | Inhibitors of the advanced glycosylation of proteins and methods of use therefor |
-
1992
- 1992-02-28 US US07/843,387 patent/US5246971A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-26 JP JP03857293A patent/JP3737523B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 AT AT93870034T patent/ATE141790T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-02-26 EP EP93870034A patent/EP0558468B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-26 CA CA002090574A patent/CA2090574C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 DE DE69304225T patent/DE69304225T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 DK DK93870034.1T patent/DK0558468T3/da active
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919326B1 (en) | 1998-08-24 | 2005-07-19 | Toshio Miyata | Carbonyl-stress improving agent and peritoneal dialysate |
US7297689B2 (en) | 1998-08-24 | 2007-11-20 | Kiyoshi Kurokawa | Method for preparing peritoneal dialysate |
EP2070535A1 (en) | 1998-08-24 | 2009-06-17 | Kurokawa, Kiyoshi | Drugs for relieving carbonyl stress and peritoneal dialysates |
US7745613B2 (en) | 1998-08-24 | 2010-06-29 | Toshio Miyata | Method for preparing peritoneal dialysate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3737523B2 (ja) | 2006-01-18 |
EP0558468B1 (en) | 1996-08-28 |
DE69304225D1 (de) | 1996-10-02 |
CA2090574A1 (en) | 1993-08-29 |
EP0558468A1 (en) | 1993-09-01 |
US5246971A (en) | 1993-09-21 |
CA2090574C (en) | 1999-05-25 |
DK0558468T3 (da) | 1996-09-16 |
DE69304225T2 (de) | 1997-01-30 |
ATE141790T1 (de) | 1996-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH069380A (ja) | 一酸化窒素生成の阻害方法 | |
US5246970A (en) | Method of inhibiting nitric oxide formation | |
Tilton et al. | Prevention of diabetic vascular dysfunction by guanidines: inhibition of nitric oxide synthase versus advanced glycation end-product formation | |
Tilton et al. | Endotoxin-induced uveitis in the rat is attenuated by inhibition of nitric oxide production. | |
Corbett et al. | Aminoguanidine, a novel inhibitor of nitric oxide formation, prevents diabetic vascular dysfunction | |
Hasan et al. | Inhibition of nitric oxide formation by guanidines | |
EP1714960B1 (en) | Novel therapeutic agent for amyotrophic lateral sclerosis (als) or disease attributable to als | |
Mulder et al. | Protective role of NO in the regional hemodynamic changes during acute endotoxemia in rats | |
EP0474874B1 (en) | Maillard Reaction inhibitor compositions | |
EP1014980A1 (en) | Use of nitroxides for the treatment of essential hypertension | |
CZ323496A3 (en) | Pharmaceutical composition containing a catalyst of peroxy nitrite decomposition | |
US5358969A (en) | Method of inhibiting nitric oxide formation | |
US6521645B2 (en) | Methods for the treatment and prevention of urinary stone disease | |
JP3194964B2 (ja) | 臓器または組織保護剤 | |
JP3251673B2 (ja) | 酸化窒素生成の抑制方法 | |
WO1996012483A1 (en) | Method of inhibiting nitric oxide formation | |
WO1999043325A1 (fr) | Remedes preventifs ou therapeutiques contre les maladies associees a une anomalie fonctionnelle vasculaire en relation avec la resistance a l'insuline | |
TW202038937A (zh) | 治療高血壓的方法 | |
US5837738A (en) | Method of inhibiting nitric oxide formation | |
WO1997035566A1 (en) | Inhibition of nitric oxide formation in acute and chronic inflammation | |
TWI391131B (zh) | 3-(2,2,2-三甲基肼)丙酸鹽的新用途 | |
JPH06279287A (ja) | 癌転移抑制剤 | |
JPH11116472A (ja) | 心不全の治療法 | |
CA2512618C (en) | Use of r-4-trimethylammonio-3-(tetradecyl-carbamoyl)-aminobutyrate and metformin for the treatment of diabetes | |
JP2003521453A (ja) | フルクトースアミン・オキシダーゼ:アンタゴニストとインヒビター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040318 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040428 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050826 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |