JPH0693286A - 眠気覚まし用香料 - Google Patents
眠気覚まし用香料Info
- Publication number
- JPH0693286A JPH0693286A JP26978092A JP26978092A JPH0693286A JP H0693286 A JPH0693286 A JP H0693286A JP 26978092 A JP26978092 A JP 26978092A JP 26978092 A JP26978092 A JP 26978092A JP H0693286 A JPH0693286 A JP H0693286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drowsiness
- perfume
- caffeine
- container
- alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 森林浴的な匂いの中に爽やかさ、清々しさを
感じると共に眠気から開放される 【構成】 本発明の眠気覚まし用香料は、針葉油、カフ
ェイン及びアルコールを含んでおり、針葉油は、から
松、とど松、えぞ松、その他針葉樹等の葉、小枝を水蒸
気蒸留することにより得られる油を用いる。針葉油、カ
フェイン、乳化剤、水及びアルコールの分散物の各成分
の重量比は水及びアルコールの重量を基準にして10
0:100の重量部とした場合、カフェインは20〜5
0重量部、針葉油は20〜25重量部、乳化剤は分散量
でよく、例えば0.01〜0.05重量部である。本発
明の眠気覚まし用香料は、容器に入れて部屋の中又は自
動車の中に置いて使用するか、または小物としては鉛筆
やボールペン等に容器を取付けて用いるか、マスコット
人形の中に入れて使用してもよい。
感じると共に眠気から開放される 【構成】 本発明の眠気覚まし用香料は、針葉油、カフ
ェイン及びアルコールを含んでおり、針葉油は、から
松、とど松、えぞ松、その他針葉樹等の葉、小枝を水蒸
気蒸留することにより得られる油を用いる。針葉油、カ
フェイン、乳化剤、水及びアルコールの分散物の各成分
の重量比は水及びアルコールの重量を基準にして10
0:100の重量部とした場合、カフェインは20〜5
0重量部、針葉油は20〜25重量部、乳化剤は分散量
でよく、例えば0.01〜0.05重量部である。本発
明の眠気覚まし用香料は、容器に入れて部屋の中又は自
動車の中に置いて使用するか、または小物としては鉛筆
やボールペン等に容器を取付けて用いるか、マスコット
人形の中に入れて使用してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眠気覚まし用香料に関
し、更に詳しくは森林浴的な匂いの中に清々しさを感じ
る眠気覚まし用香料に関する。
し、更に詳しくは森林浴的な匂いの中に清々しさを感じ
る眠気覚まし用香料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、仕事中、特に室内での仕事中又は
自動車の運転中等において一時的に眠くなることが多々
あり、このような場合仕事の能率が落ち、ましてや自動
車の運転中では事故につながることがしばしばある。
自動車の運転中等において一時的に眠くなることが多々
あり、このような場合仕事の能率が落ち、ましてや自動
車の運転中では事故につながることがしばしばある。
【0003】したがって眠気に襲われた場合、種々工夫
をこらして眠気を覚ましているが、例えば仕事中ではた
ばこを吸ったり、コーヒーや紅茶を飲んだりまた自動車
の運転中ではチューイングガムを噛んだりして眠気を覚
ますことが行われている。
をこらして眠気を覚ましているが、例えば仕事中ではた
ばこを吸ったり、コーヒーや紅茶を飲んだりまた自動車
の運転中ではチューイングガムを噛んだりして眠気を覚
ますことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
眠気の覚まし方は、実際に眠くなった場合であり、しか
も、たばこは健康上からみて、仕事中又は自動車の運転
中には吸わない方がよく、したがって、本発明者は、仕
事中又は自動車の運転中等に眠くならないような環境を
どのようにしてつくるのがよいかを常々考えていたとこ
ろ、森林の中にいる時の爽やかさ、清々しさを思い、こ
のような雰囲気をつくりだす針葉油と興奮作用のあるカ
フェインとを組み合わせることにより眠気のない良好な
環境が得られることを見出し、ここに本発明を完成し
た。したがって、本発明の目的は、森林浴的な匂いの中
に爽やかさ、清々しさを感じると共に眠気から開放され
る眠気覚まし用香料を提供することにある。
眠気の覚まし方は、実際に眠くなった場合であり、しか
も、たばこは健康上からみて、仕事中又は自動車の運転
中には吸わない方がよく、したがって、本発明者は、仕
事中又は自動車の運転中等に眠くならないような環境を
どのようにしてつくるのがよいかを常々考えていたとこ
ろ、森林の中にいる時の爽やかさ、清々しさを思い、こ
のような雰囲気をつくりだす針葉油と興奮作用のあるカ
フェインとを組み合わせることにより眠気のない良好な
環境が得られることを見出し、ここに本発明を完成し
た。したがって、本発明の目的は、森林浴的な匂いの中
に爽やかさ、清々しさを感じると共に眠気から開放され
る眠気覚まし用香料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、針
葉油、カフェイン及びアルコールを含む眠気覚まし用香
料により達成される。以下、本発明を更に詳しく説明す
ると、本発明の眠気覚まし用香料は、針葉油、カフェイ
ン及びアルコールを含んでいるので、森林浴的な匂いの
中に爽やかさ、清々しさを感じるばかりでなく、カフェ
インがアルコールと一緒に蒸発して空気中を漂うので、
眠気覚ましの効果も発揮される。
葉油、カフェイン及びアルコールを含む眠気覚まし用香
料により達成される。以下、本発明を更に詳しく説明す
ると、本発明の眠気覚まし用香料は、針葉油、カフェイ
ン及びアルコールを含んでいるので、森林浴的な匂いの
中に爽やかさ、清々しさを感じるばかりでなく、カフェ
インがアルコールと一緒に蒸発して空気中を漂うので、
眠気覚ましの効果も発揮される。
【0006】本発明に用いられる針葉油としては、から
松、とど松、えぞ松、その他針葉樹等の葉、小枝を水蒸
気蒸留することにより得られる油である。これらの針葉
油には、香成分として酢酸ボルニルが含まれており、こ
れは清爽感のある匂いで「森の香」と言われている。本
発明に用いられるカフェインは、茶、コーヒー、マテ茶
等に広く含まれているプリン塩基の一つで、中枢神経
系、心臓、腎臓などに興奮作用を表す性質を有する。
松、とど松、えぞ松、その他針葉樹等の葉、小枝を水蒸
気蒸留することにより得られる油である。これらの針葉
油には、香成分として酢酸ボルニルが含まれており、こ
れは清爽感のある匂いで「森の香」と言われている。本
発明に用いられるカフェインは、茶、コーヒー、マテ茶
等に広く含まれているプリン塩基の一つで、中枢神経
系、心臓、腎臓などに興奮作用を表す性質を有する。
【0007】本発明の眠気覚まし用香料は、水に針葉油
及びカフェインを乳化剤を用いて分散し、更にアルコー
ルを加えて均一に分散することにより製造する。針葉
油、カフェイン、乳化剤、水及びアルコールの分散物の
各成分の重量比は、まず水及びアルコールの混合比が好
ましくは1:1がよく、したがって水及びアルコールの
重量を基準にして100:100の重量部とした場合、
カフェインは20〜50重量部、針葉油は20〜25重
量部、乳化剤は分散量でよく、例えば0.01〜0.0
5重量部である。
及びカフェインを乳化剤を用いて分散し、更にアルコー
ルを加えて均一に分散することにより製造する。針葉
油、カフェイン、乳化剤、水及びアルコールの分散物の
各成分の重量比は、まず水及びアルコールの混合比が好
ましくは1:1がよく、したがって水及びアルコールの
重量を基準にして100:100の重量部とした場合、
カフェインは20〜50重量部、針葉油は20〜25重
量部、乳化剤は分散量でよく、例えば0.01〜0.0
5重量部である。
【0008】本発明の眠気覚まし用香料を製造する際に
使用される乳化剤としては、特に限定されるものではな
いが、アルカリ石鹸、有機アミン石鹸、高級アルコール
の硫酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪
酸エステル、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロー
ス、サポニン等が好ましい。
使用される乳化剤としては、特に限定されるものではな
いが、アルカリ石鹸、有機アミン石鹸、高級アルコール
の硫酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪
酸エステル、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロー
ス、サポニン等が好ましい。
【0009】本発明の眠気覚まし用香料は、容器に入れ
て部屋の中又は自動車の中に置いて、その成分をそのま
ま揮発させながら使用するか、または小物としては鉛筆
やボールペン等に容器を取付けて用いるか、マスコット
人形の中に眠気覚まし用香料の入った容器を部屋の中又
は自動車の中に入れて使用してもよい。この他、本発明
の眠気覚まし用香料は、他のいかなる物と組み合わせて
使用してもよく、組み合わせる物は、特に限定されな
い。
て部屋の中又は自動車の中に置いて、その成分をそのま
ま揮発させながら使用するか、または小物としては鉛筆
やボールペン等に容器を取付けて用いるか、マスコット
人形の中に眠気覚まし用香料の入った容器を部屋の中又
は自動車の中に入れて使用してもよい。この他、本発明
の眠気覚まし用香料は、他のいかなる物と組み合わせて
使用してもよく、組み合わせる物は、特に限定されな
い。
【0010】
【作用】本発明の眠気覚まし用香料では、アルコールが
含有されているので、カフェインは、水、アルコール及
びカフェインの共沸混合物を形成して空気中に容易に発
散するので、針葉油の香に混ざってカフェインが空気中
で漂い、これが呼吸により吸入され、眠気覚まし効果を
発揮する。
含有されているので、カフェインは、水、アルコール及
びカフェインの共沸混合物を形成して空気中に容易に発
散するので、針葉油の香に混ざってカフェインが空気中
で漂い、これが呼吸により吸入され、眠気覚まし効果を
発揮する。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示して、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこの例によって限定されるもの
ではない。
に説明するが、本発明はこの例によって限定されるもの
ではない。
【0012】実施例 冷却器付きの容器にから松の葉を入れ、更に水を入れ、
から松の葉が十分水に浸るところまで水を入れる。この
容器を下から加熱することにより水蒸気蒸留をすると、
水層の上に油分の層ができるので、これを室温まで冷却
した後、採取する。この油分の層は黄色であった。
から松の葉が十分水に浸るところまで水を入れる。この
容器を下から加熱することにより水蒸気蒸留をすると、
水層の上に油分の層ができるので、これを室温まで冷却
した後、採取する。この油分の層は黄色であった。
【0013】このようにして得られたから松の油分の3
0重量部を水100重量部に入れ、ついでカフェイン3
0重量部を入れてから乳化剤としてジオクチルスルホサ
クシネートを0.04重量部加え、攪拌して混合し、更
にエタノール100重量部を加えて均一に分散する。こ
れにより均一に分散された眠気覚まし用香料が得られ
た。
0重量部を水100重量部に入れ、ついでカフェイン3
0重量部を入れてから乳化剤としてジオクチルスルホサ
クシネートを0.04重量部加え、攪拌して混合し、更
にエタノール100重量部を加えて均一に分散する。こ
れにより均一に分散された眠気覚まし用香料が得られ
た。
【0014】本発明では、この眠気覚まし用香料を容器
に入れ、部屋の中の本棚に置いておくと、この眠気覚ま
し用香料に含まれているから松の油分による爽やかな森
林浴的な匂い、即ち「森の香」が部屋中に広がり、また
カフェニンも発散して部屋の中を漂っているので、カフ
ェインが吸入され、眠気から解放され、清々しい気分に
してくれる。
に入れ、部屋の中の本棚に置いておくと、この眠気覚ま
し用香料に含まれているから松の油分による爽やかな森
林浴的な匂い、即ち「森の香」が部屋中に広がり、また
カフェニンも発散して部屋の中を漂っているので、カフ
ェインが吸入され、眠気から解放され、清々しい気分に
してくれる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、針葉油とカフェインとを組合
せ、更にアルコールを加えたので、針葉油の香りと共に
カフェインが容易に発散し、爽やかな森林浴的な匂いが
漂い、しかも眠気から解放されるという優れた効果を奏
するものである。
せ、更にアルコールを加えたので、針葉油の香りと共に
カフェインが容易に発散し、爽やかな森林浴的な匂いが
漂い、しかも眠気から解放されるという優れた効果を奏
するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 針葉油、カフェイン及びアルコールを含
む眠気覚まし用香料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26978092A JPH0693286A (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 眠気覚まし用香料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26978092A JPH0693286A (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 眠気覚まし用香料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0693286A true JPH0693286A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17477060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26978092A Withdrawn JPH0693286A (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 眠気覚まし用香料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0693286A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10216295A1 (de) * | 2002-04-08 | 2003-10-23 | Detlef Bohse | Mittel zur vollständigen Regeneration von Gehirnnervenschädigungen |
JP2012171944A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Kyushu Univ | θ波発現増強剤 |
JP2014224073A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 | マツ科モミ属植物の樹葉の抽出物を含有するエラスターゼ活性抑制剤 |
US9808463B1 (en) | 2016-06-28 | 2017-11-07 | Zaaz, Inc. | Safe-driving support system |
-
1992
- 1992-09-12 JP JP26978092A patent/JPH0693286A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10216295A1 (de) * | 2002-04-08 | 2003-10-23 | Detlef Bohse | Mittel zur vollständigen Regeneration von Gehirnnervenschädigungen |
JP2012171944A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Kyushu Univ | θ波発現増強剤 |
JP2014224073A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 | マツ科モミ属植物の樹葉の抽出物を含有するエラスターゼ活性抑制剤 |
US9808463B1 (en) | 2016-06-28 | 2017-11-07 | Zaaz, Inc. | Safe-driving support system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |