JPH0693129A - 発泡断熱材 - Google Patents
発泡断熱材Info
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- JPH0693129A JPH0693129A JP3017433A JP1743391A JPH0693129A JP H0693129 A JPH0693129 A JP H0693129A JP 3017433 A JP3017433 A JP 3017433A JP 1743391 A JP1743391 A JP 1743391A JP H0693129 A JPH0693129 A JP H0693129A
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- thermal insulation
- polyether
- heat insulating
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/4009—Two or more macromolecular compounds not provided for in one single group of groups C08G18/42 - C08G18/64
- C08G18/4027—Mixtures of compounds of group C08G18/54 with other macromolecular compounds
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫、冷凍庫等に使用する発泡断熱材にお
いてフロン公害に対する問題がなく、優れた断熱性能を
有し、生産性に優れたフェノールウレタンフォームを得
ることを目的とする。 【構成】 芳香族アミン系ポリエーテル、及び非アミン
系ポリエーテルをベンジリックエ−テル型液状フェノ−
ル系樹脂組成物に対し、それぞれ5〜15%、20〜4
0%添加配合し、さらに触媒、整泡剤、有機イソシアネ
ート、及び1.1.ジクロロ.2.2.2.トリフルオ
ロエタンを混合し発泡して成る発泡断熱材を形成するこ
とによりフロン公害もなく、生産性、強度、断熱性能に
優れた発泡断熱材を得ることができる。
いてフロン公害に対する問題がなく、優れた断熱性能を
有し、生産性に優れたフェノールウレタンフォームを得
ることを目的とする。 【構成】 芳香族アミン系ポリエーテル、及び非アミン
系ポリエーテルをベンジリックエ−テル型液状フェノ−
ル系樹脂組成物に対し、それぞれ5〜15%、20〜4
0%添加配合し、さらに触媒、整泡剤、有機イソシアネ
ート、及び1.1.ジクロロ.2.2.2.トリフルオ
ロエタンを混合し発泡して成る発泡断熱材を形成するこ
とによりフロン公害もなく、生産性、強度、断熱性能に
優れた発泡断熱材を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫,冷凍庫,建材
等に用いる発泡断熱材に関するものである。
等に用いる発泡断熱材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギ−の観点より発泡断熱
材の熱伝導率を低減し、断熱性能を向上することが強く
望まれている。特に、ベンジリックエ−テル型液状フェ
ノ−ル系樹脂組成物(以下、フェノ−ル系樹脂組成物と
称する。)を水酸基成分とし、有機ポリイソシアネ−ト
との反応によって得られるフェノ−ルウレタンフォ−ム
は、優れた断熱性能を発揮するため注目されている発泡
断熱材である。
材の熱伝導率を低減し、断熱性能を向上することが強く
望まれている。特に、ベンジリックエ−テル型液状フェ
ノ−ル系樹脂組成物(以下、フェノ−ル系樹脂組成物と
称する。)を水酸基成分とし、有機ポリイソシアネ−ト
との反応によって得られるフェノ−ルウレタンフォ−ム
は、優れた断熱性能を発揮するため注目されている発泡
断熱材である。
【0003】従来、フェノ−ル系樹脂組成物を原料とす
るフェノ−ルウレタンフォ−ムは、表面のもろさが欠点
であり、面材との接着性改善に対して種々取り組みがな
されてきた。
るフェノ−ルウレタンフォ−ムは、表面のもろさが欠点
であり、面材との接着性改善に対して種々取り組みがな
されてきた。
【0004】例えば、特開昭60−76540号公報に
示されるように、含ハロゲンリン酸エステルの存在下の
もとに発泡断熱材を発泡生成させて、発泡断熱材の接着
性を改善することが提案されている。
示されるように、含ハロゲンリン酸エステルの存在下の
もとに発泡断熱材を発泡生成させて、発泡断熱材の接着
性を改善することが提案されている。
【0005】すなわち、特開昭60−76540号公報
を説明すると、トリス(クロロメチル)−フォスフェ−
トやトリス(ジクロロプロピル)−フォスフェ−ト等の
含ハロゲンリン酸エステルをフェノ−ル系樹脂組成物に
対して10〜50%配合することが特徴となっており、
整泡剤、触媒、発泡剤、及び有機ポリイソシアネ−トを
混合し、発泡生成させて接着性の優れた発泡断熱材を得
ようとするものである。
を説明すると、トリス(クロロメチル)−フォスフェ−
トやトリス(ジクロロプロピル)−フォスフェ−ト等の
含ハロゲンリン酸エステルをフェノ−ル系樹脂組成物に
対して10〜50%配合することが特徴となっており、
整泡剤、触媒、発泡剤、及び有機ポリイソシアネ−トを
混合し、発泡生成させて接着性の優れた発泡断熱材を得
ようとするものである。
【0006】つまり、含ハロゲンリン酸エステルは、有
機ポリイソシアネ−トと反応しない非活性成分であり、
これを配合することにより希釈効果が生まれ、反応系の
活性を適宜低下させることができる。
機ポリイソシアネ−トと反応しない非活性成分であり、
これを配合することにより希釈効果が生まれ、反応系の
活性を適宜低下させることができる。
【0007】この結果、反応性においてゲルタイムとタ
ックフリ−タイムの間隔が長くなり、面材との接着性が
改善できるものである。
ックフリ−タイムの間隔が長くなり、面材との接着性が
改善できるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、含ハロゲンリ
ン酸エステルは、有機ポリイソシアネ−トとは反応しな
いため、フェノ−ルウレタンの樹脂中に未反応物として
残存する欠点があり、強度的に弱くなる現象がある。特
に、オゾン層破壊の原因物質とされている発泡剤トリク
ロロモノフルオロメタン(以下CFC−11と称する)
の代替フロンとして推奨されている1.1.ジクロロ.
2.2.2.トリフルオロエタン(以下HCFC−12
3と称する)などを使用した場合、樹脂溶解性の強い特
性により顕著にフォ−ム収縮が起こる問題点があった。
ン酸エステルは、有機ポリイソシアネ−トとは反応しな
いため、フェノ−ルウレタンの樹脂中に未反応物として
残存する欠点があり、強度的に弱くなる現象がある。特
に、オゾン層破壊の原因物質とされている発泡剤トリク
ロロモノフルオロメタン(以下CFC−11と称する)
の代替フロンとして推奨されている1.1.ジクロロ.
2.2.2.トリフルオロエタン(以下HCFC−12
3と称する)などを使用した場合、樹脂溶解性の強い特
性により顕著にフォ−ム収縮が起こる問題点があった。
【0009】本発明は、HCFC−123などの代替フ
ロンを発泡剤とする無公害型フェノ−ルウレタンフォ−
ムにおいて、接着性に優れ、かつ強度も十分に得られる
発泡断熱材を提供することを目的とする。
ロンを発泡剤とする無公害型フェノ−ルウレタンフォ−
ムにおいて、接着性に優れ、かつ強度も十分に得られる
発泡断熱材を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、芳香族アミン系ポリエーテル、及び非アミ
ン系ポリエーテルをベンジリックエ−テル型液状フェノ
−ル系樹脂組成物に対し、それぞれ5〜15%、20〜
40%添加配合し、さらに触媒、整泡剤、有機イソシア
ネート、及びHCFC−123を混合し発泡して成る発
泡断熱材を得るものである。
決するため、芳香族アミン系ポリエーテル、及び非アミ
ン系ポリエーテルをベンジリックエ−テル型液状フェノ
−ル系樹脂組成物に対し、それぞれ5〜15%、20〜
40%添加配合し、さらに触媒、整泡剤、有機イソシア
ネート、及びHCFC−123を混合し発泡して成る発
泡断熱材を得るものである。
【0011】原料となる有機ポリイソシアネ−ト、フェ
ノ−ル系樹脂組成物、整泡剤、触媒は、従来より上市さ
れているものを使用できる。なお、前記ポリエーテル類
の添加配合は、フェノ−ル系樹脂組成物の製造工程でも
よく、その時期は問わない。
ノ−ル系樹脂組成物、整泡剤、触媒は、従来より上市さ
れているものを使用できる。なお、前記ポリエーテル類
の添加配合は、フェノ−ル系樹脂組成物の製造工程でも
よく、その時期は問わない。
【0012】
【作用】上記構成によって、非アミン系ポリエーテル
は、フェノ−ル系樹脂組成物に対して自己触媒作用が小
さく、20〜40%添加配合することにより著しく活性
の高いフェノ−ル系樹脂組成物に対して希釈効果を有
し、ゲルタイムとタックフリ−タイムの間隔を長くする
効果を持つと共に、架橋反応が促進され、フォ−ム表面
の硬化度が向上するため、面材との接着性をより高める
ことができる。
は、フェノ−ル系樹脂組成物に対して自己触媒作用が小
さく、20〜40%添加配合することにより著しく活性
の高いフェノ−ル系樹脂組成物に対して希釈効果を有
し、ゲルタイムとタックフリ−タイムの間隔を長くする
効果を持つと共に、架橋反応が促進され、フォ−ム表面
の硬化度が向上するため、面材との接着性をより高める
ことができる。
【0013】一方、芳香族アミン系ポリオールは、自己
触媒作用が大きいため5〜15%しか添加できないが、
官能基数が大きいため架橋反応をさらに促進し、フォー
ム硬度の向上、接着性改善に寄与する。
触媒作用が大きいため5〜15%しか添加できないが、
官能基数が大きいため架橋反応をさらに促進し、フォー
ム硬度の向上、接着性改善に寄与する。
【0014】さらに添加したポリエーテルは、有機ポリ
イソシアネートと反応し樹脂化するためフォーム強度を
低下させることはない。特に、HCFC−123のよう
に樹脂溶解性の強い発泡剤を使用してもフォーム強度の
低下によるフォーム収縮はない。
イソシアネートと反応し樹脂化するためフォーム強度を
低下させることはない。特に、HCFC−123のよう
に樹脂溶解性の強い発泡剤を使用してもフォーム強度の
低下によるフォーム収縮はない。
【0015】この結果、オゾン破壊に対する問題もな
く、かつ、断熱性能に優れ、良好な接着性とフォ−ム強
度を十分有する発泡断熱材を形成できるものである。
く、かつ、断熱性能に優れ、良好な接着性とフォ−ム強
度を十分有する発泡断熱材を形成できるものである。
【0016】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明の発泡断熱材を
説明する。(表1)に一実施例の原料処方を示した。
説明する。(表1)に一実施例の原料処方を示した。
【0017】
【表1】
【0018】(表1)において、ベンジリックエ−テル
型液状フェノ−ル系樹脂組成物Aは、水酸基価480m
gKOH/gのフェノ−ルポリオ−ル、ポリエーテルA
は、トリメチロ−ルプロパンを開始剤とするもので水酸
基価410mgKOH/gの非アミン系ポリエーテルで
ある。
型液状フェノ−ル系樹脂組成物Aは、水酸基価480m
gKOH/gのフェノ−ルポリオ−ル、ポリエーテルA
は、トリメチロ−ルプロパンを開始剤とするもので水酸
基価410mgKOH/gの非アミン系ポリエーテルで
ある。
【0019】又、ポルエーテルBは、トリレンジアミン
を開始剤とする水酸基価460mgKOH/gの芳香族
アミン系ポリエーテルである。 整泡剤Aは、信越化学
(株)製F−338、触媒Aは、花王(株)製メチルモ
ルフォリンである。また、有機ポリイソシアネートA
は、三井日曹ウレタン(株)製クルードMDI、発泡剤
Aは、HCFC−123である。
を開始剤とする水酸基価460mgKOH/gの芳香族
アミン系ポリエーテルである。 整泡剤Aは、信越化学
(株)製F−338、触媒Aは、花王(株)製メチルモ
ルフォリンである。また、有機ポリイソシアネートA
は、三井日曹ウレタン(株)製クルードMDI、発泡剤
Aは、HCFC−123である。
【0020】これらの原料を種々組み合わせて高圧発泡
機で発泡を行なった。実施例として1〜4、比較例とし
てA〜Dを(表1)に示した。この時の発泡条件は、原
料温度20℃,吐出圧力120kg/cm2で行ない、
面材として平板のABS樹脂板を用い、パック率110
%のパネルフォ−ムを試作した。
機で発泡を行なった。実施例として1〜4、比較例とし
てA〜Dを(表1)に示した。この時の発泡条件は、原
料温度20℃,吐出圧力120kg/cm2で行ない、
面材として平板のABS樹脂板を用い、パック率110
%のパネルフォ−ムを試作した。
【0021】これらのフェノールウレタンフォームの密
度、熱伝導率,面材との接着性,−20℃時の低温収縮
性も(表1)に示した。
度、熱伝導率,面材との接着性,−20℃時の低温収縮
性も(表1)に示した。
【0022】このように本発明の発泡断熱材は、HCF
C−123の代替フロンを発泡剤とし、かつ、著しく活
性の高いフェノ−ル系樹脂組成物を用いた場合において
も、面材との接着性に対する問題もなく、かつ、低外気
温時におけるフォ−ム収縮もなく低密度化が可能で断熱
性能の優れた発泡断熱材を得ることができるのである。
C−123の代替フロンを発泡剤とし、かつ、著しく活
性の高いフェノ−ル系樹脂組成物を用いた場合において
も、面材との接着性に対する問題もなく、かつ、低外気
温時におけるフォ−ム収縮もなく低密度化が可能で断熱
性能の優れた発泡断熱材を得ることができるのである。
【0023】接着性向上に対しては、ポリエーテルAに
よる希釈効果によって著しく活性の高いフェノ−ル系樹
脂組成物Aの活性が低下し、ゲルタイムとタックフリ−
タイムの間隔が長くなると共に、架橋反応の促進によっ
て、フォ−ム表面の硬化度が向上したためと考えられ
る。
よる希釈効果によって著しく活性の高いフェノ−ル系樹
脂組成物Aの活性が低下し、ゲルタイムとタックフリ−
タイムの間隔が長くなると共に、架橋反応の促進によっ
て、フォ−ム表面の硬化度が向上したためと考えられ
る。
【0024】また、トリクロロモノフルオロメタンの代
替フロンとしてHCFC−123の樹脂溶解性の強い発
泡剤を使用した本発明においては、フォーム収縮がなか
ったが、これは、ポリエーテルAとポリエーテルBが、
有機ポリイソシアネ−トAと反応する結果、未反応物と
して残ることなく、膨潤によるフォ−ム強度の低下も小
さく、かつポリエーテルBの官能基数が大きいためより
強い架橋反応の促進によりフォーム強度が高くなったた
めである。
替フロンとしてHCFC−123の樹脂溶解性の強い発
泡剤を使用した本発明においては、フォーム収縮がなか
ったが、これは、ポリエーテルAとポリエーテルBが、
有機ポリイソシアネ−トAと反応する結果、未反応物と
して残ることなく、膨潤によるフォ−ム強度の低下も小
さく、かつポリエーテルBの官能基数が大きいためより
強い架橋反応の促進によりフォーム強度が高くなったた
めである。
【0025】さらにポリエーテルBを添加することによ
り、沸点が高く、クリーム化時間が長くなるHCFC−
123を発泡剤として使用しても自己触媒作用によりク
リーム化時間は短くなり、安定した発泡挙動、及びより
高い発泡効率により低密度化も可能となる。
り、沸点が高く、クリーム化時間が長くなるHCFC−
123を発泡剤として使用しても自己触媒作用によりク
リーム化時間は短くなり、安定した発泡挙動、及びより
高い発泡効率により低密度化も可能となる。
【0026】このように、HCFC−123のように、
樹脂溶解性の強い発泡剤を使用してもフォーム強度の低
下によるフォーム収縮はなかった。
樹脂溶解性の強い発泡剤を使用してもフォーム強度の低
下によるフォーム収縮はなかった。
【0027】この結果、オゾン破壊に対して問題のない
HCFC−123を使用しても、断熱性能に優れた高品
質な発泡断熱材が得られるのである。
HCFC−123を使用しても、断熱性能に優れた高品
質な発泡断熱材が得られるのである。
【0028】なお、比較例に示すように、ポリエーテル
Aが、20%未満の場合、接着性が不充分で一部面材と
の剥離があり、叉、40%を超えて添加した場合熱伝導
率が悪くなるため適用困難である。さらに、芳香族アミ
ン系ポリエーテルであるポリエーテルBを5%未満用い
た場合、低密度化ができず、叉、15%を超えて使用し
た場合活性が高まり、接着性の改善に乏しいことが判っ
た。また、含ハロゲンリン酸エステルAとしてトリス
(クロロメチル)−フォスフェ−トを添加した場合フォ
−ム収縮が大きく、適用は困難であった。
Aが、20%未満の場合、接着性が不充分で一部面材と
の剥離があり、叉、40%を超えて添加した場合熱伝導
率が悪くなるため適用困難である。さらに、芳香族アミ
ン系ポリエーテルであるポリエーテルBを5%未満用い
た場合、低密度化ができず、叉、15%を超えて使用し
た場合活性が高まり、接着性の改善に乏しいことが判っ
た。また、含ハロゲンリン酸エステルAとしてトリス
(クロロメチル)−フォスフェ−トを添加した場合フォ
−ム収縮が大きく、適用は困難であった。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、芳香族アミン系
ポリエーテル、及び非アミン系ポリエーテルをベンジリ
ックエ−テル型液状フェノ−ル系樹脂組成物に対し、そ
れぞれ5〜15%、20〜40%添加配合し、さらに触
媒、整泡剤、有機イソシアネート、及び1.1.ジクロ
ロ.2.2.2.トリフルオロエタンを混合し発泡して
成る発泡断熱材を形成することにより、フロン公害問題
において問題なく、かつ接着性にの優れた特性が得ら
れ、面材との一体発泡が容易になると共に、低外気温時
のフォーム収縮が起こりにくく、低密度化も可能で優れ
た断熱性能を有することができる。
ポリエーテル、及び非アミン系ポリエーテルをベンジリ
ックエ−テル型液状フェノ−ル系樹脂組成物に対し、そ
れぞれ5〜15%、20〜40%添加配合し、さらに触
媒、整泡剤、有機イソシアネート、及び1.1.ジクロ
ロ.2.2.2.トリフルオロエタンを混合し発泡して
成る発泡断熱材を形成することにより、フロン公害問題
において問題なく、かつ接着性にの優れた特性が得ら
れ、面材との一体発泡が容易になると共に、低外気温時
のフォーム収縮が起こりにくく、低密度化も可能で優れ
た断熱性能を有することができる。
【0030】このように、社会環境的に問題なく、かつ
生産性に優れ、断熱性能においても優れた発泡断熱材に
よって省エネルギーに寄与し、品質面での著しい改善が
可能となるのである。
生産性に優れ、断熱性能においても優れた発泡断熱材に
よって省エネルギーに寄与し、品質面での著しい改善が
可能となるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75:04 (72)発明者 谷本 康明 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 芳香族アミン系ポリエーテル、及び非ア
ミン系ポリエーテルをベンジリックエ−テル型液状フェ
ノ−ル系樹脂組成物に対し、それぞれ5〜15%、20
〜40%添加配合し、さらに触媒、整泡剤、有機イソシ
アネート、及び1.1.ジクロロ.2.2.2.トリフ
ルオロエタンを混合し発泡して成る発泡断熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3017433A JPH0693129A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 発泡断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3017433A JPH0693129A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 発泡断熱材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0693129A true JPH0693129A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=11943890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3017433A Pending JPH0693129A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 発泡断熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0693129A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4134160A1 (de) * | 1991-10-11 | 1993-04-22 | Mannesmann Ag | Kraftfahrzeug und verfahren zum betrieb dieses kraftfahrzeugs |
US7534538B2 (en) | 2004-09-08 | 2009-05-19 | Ricoh Company, Ltd. | Coating liquid for intermediate layer in electrophotographic photoconductor, electrophotographic photoconductor utilizing the same, image forming apparatus and process cartridge for image forming apparatus |
JP2010133690A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-06-17 | Fujimori Sangyo Kk | ダクト |
US7960081B2 (en) | 2005-08-18 | 2011-06-14 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoreceptor having N-alkoxymethylated nylon intermediate layer, and image forming apparatus having the electrophotographic photoreceptor |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3017433A patent/JPH0693129A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4134160A1 (de) * | 1991-10-11 | 1993-04-22 | Mannesmann Ag | Kraftfahrzeug und verfahren zum betrieb dieses kraftfahrzeugs |
US7534538B2 (en) | 2004-09-08 | 2009-05-19 | Ricoh Company, Ltd. | Coating liquid for intermediate layer in electrophotographic photoconductor, electrophotographic photoconductor utilizing the same, image forming apparatus and process cartridge for image forming apparatus |
US7960081B2 (en) | 2005-08-18 | 2011-06-14 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoreceptor having N-alkoxymethylated nylon intermediate layer, and image forming apparatus having the electrophotographic photoreceptor |
JP2010133690A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-06-17 | Fujimori Sangyo Kk | ダクト |
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