JPH0692474B2 - オレフイン類とビニル系芳香族単量体とのブロツク共重合体およびその製造方法 - Google Patents

オレフイン類とビニル系芳香族単量体とのブロツク共重合体およびその製造方法

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JPH0692474B2
JPH0692474B2 JP58127021A JP12702183A JPH0692474B2 JP H0692474 B2 JPH0692474 B2 JP H0692474B2 JP 58127021 A JP58127021 A JP 58127021A JP 12702183 A JP12702183 A JP 12702183A JP H0692474 B2 JPH0692474 B2 JP H0692474B2
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/06Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレン及び(又は)アルフア−オレフイン
類とビニル系芳香族単量体との新種ブロツク共重合体、
同共重合体の製造方法並びに同共重合体の、熱可塑性材
料としての他に、重合体組成物中の混和剤としての使用
法に関する。
特に詳述すれば、本発明は、少なくともポリオレフイン
型結晶性を示す結晶性オレフイン類−ビニル系芳香族単
量体ブロツク共重合体にして、その一つブロツクはポリ
オレフイン系であり、他はビニル系芳香族単量体から誘
導される単位であり、単量体単位最低50単位を包含する
少なくとも二ブロツクより成り、かつ立体規則性構造の
特徴を有するものに関する。
さらに詳述すれば、本発明は、反復単量体単位がプロピ
レンである場合には、アイソタクチツク構造のポリオレ
フイン・ブロツクと、同様にアイソタクチツク構造のポ
リスチレン・ブロツクとにより形成され、ポリオレフイ
ン型とポリスチレン型双方の結晶性を見せるエチレン又
はプロピレン−スチレン二・ブロツク共重合体に関す
る。
事実、後続工程において、スチレンとアルフア−オレフ
イン、特に、プロピレンの、特定触媒と特定重合条件に
よる重合により得た粗製重合体中には、その一つがアイ
ソタクチツク構造のポリプロピレン・ブロツクであり、
他も同様にアイソタクチツク構造のポリスチレン・ブロ
ツクである二ブロツクより成るブロツク共重合体構造の
成分部分を含有していると言う驚くべき発見がなされた
のである。
同様に、アルフア・オレフインに代えてエチレンを重合
する場合にも粗製重合体が生じるが、これからも、溶媒
分別法により、ポリエチレン型結晶性とアイソタクチツ
ク構造のポリスチレン・ブロツクを示すエチレン−スチ
レンブロツク共重合体構造をもつ成分部分の分離が可能
である。
同様の結果が、スチレン以外の他のビニル系芳香族単量
体、例えば、オルト・メチル・スチレン、オルト・クロ
ルスチレン、1−ビニルナフタレン等の単量体を使用し
ても得られる。
本発明のブロツク共重合体生成条件は、第一段階とし
て、均質液相中にて、ビニル系芳香族単量体が少なくと
も膨潤可能な溶媒の存在下に、スチレン又はビニル系芳
香族単量体の重合を行うことより成る。
ベンゼン、キシレン、トルエンのような芳香族炭化水素
を一般に溶媒として使用する。
スチレン自体が重合媒体としての作用をすることが出来
る。
後続工程は、エチレン又はアルフア・オレフインの重合
を、スチレン又はビニル芳香族単量体の重合が事実上存
在しない条件下に、行う工程である。
本工程に使用の触媒はハロゲン化Mg担持型触媒である。
それらの触媒の中には少なくともTi化合物が活性型の無
水ハロゲン化Mgに担持されたものが含まれる。アルフア
・オレフイン類のブロツク共重合体の調製に当つては、
立体規則性の、そしてアイソタクチツク性の可能性のあ
る構造をしたポリオレフインのブロツクを取得するため
に、高立体特異性担持触媒が使用される。
上記種類の触媒は文献等において周知である。
これら各触媒の例は米国特許第4298718号、第3803105
号、第4113654号、第3953414号、第4107413号、第41074
14、第4226741号中で知られている。
操作温度が高くなると、重合体収率が急速に低下して無
視される程の数値になる一方、上記担持触媒の使用にそ
り、スチレン又はビニル系芳香族単量体の重合反応が約
50℃以下の温度で容易に生起することが判明した。
使用触媒の種類に関係なく(つまり、高立体特異性或は
プロピレン重合時に立体特異性を示すか否かにかかわら
ず)得られるポリスチレンはアイソタクチツク構造を主
体としている。
エチレン、アルフア・オレフイン類の重合反応は、ビニ
ル系芳香族単量体の重合に使用する各種溶媒の存在下に
操作しても、50℃以上の温度で容易に生起する。
組成について見ると、共重合体中にはエチレン又はアル
フア・オレフイン誘導単位が10ないし90%、ビニル系芳
香族単量体誘導単位が90ないし10%それぞれ含まれる。
特に関心を呼ぶ特性は、オレフイン単量体誘導単位30な
いし70重量%、ビニル系芳香族単量体誘導単位70ないし
30重量%を含有する共重合体中に見出される。本発明の
共重合体は、今日迄に知られて来た共重合体のものとは
非常に異なり、相当する単一重合体の混合物のものに比
べ断然優れた物理的、機械的性質を提供する。
本発明の共重合体の諸性質は、単一重合体自体のもつ諸
性質より幾つかの点で優れている。
これら本発明のブロツク共重合体は、既に述べたごと
く、特に、混合物たとえばオレフイン類の結晶性重合体
とビニル系重合体のように、相互に混和性のないことが
知られている各重合体の混合物の混和剤としての用途を
有する。特に、二・ブロツク共重合体の使用により興味
ある成果が得られる。
詳しくは、それらの共重合体は、ポリエチレン或はアイ
ソタクチツク・ポリプロピレンとポリスチレンで構成さ
れる組成物中の混和剤としての用途を見出したのであ
る。その様な組成物にあつては混和効果は、単一重合体
について、5重量%量の共重合体の共存で既に見られ
る。本発明のブロツク共重合体は、分散相領域の大きさ
を減少すると同時に、マトリツクスとの結合を創り出す
という二方向に作用する。これは、化学的には二主要成
分に相等し、化学的同一の他に立体的同一性が存在する
場合には、共重合体主鎖の部分の、混合物を形成してい
る相当する単一重合体の結晶性領域への参加によつて安
定される連続性を樹立する二つの部分が同時に主鎖中に
存在する結果、そうなるのである。
重合体間の混和性は、非晶性重合体の場合にかなりしば
しば存在していることが知られている。
これに反して、その一つ又は双方が共に半結晶性重合体
である重合体混合物に、分子レベルでの混和性を見出す
ことは極めて稀であり、可結晶性重合体について、応用
上の関心の対象となる幾多の特性をそれに起因させねば
ならない結晶化動力学と(又は)結晶度百分率に影響を
与えずに混和性を達成する場合は知られておらず皆無で
ある。事実上の問題として、熱力学的意味での真の混和
性の稀少例は非結晶相の可溶化にその生因を見ることが
出来る。
僅かに数種の重合体が、限定された濃度範囲で、共結晶
化の形跡を示すに過ぎない。これらの場合の重合体は、
結晶性の状態で相互作用のあることを証明するX線回析
図の変化を示す。これはポリ−ε−カプロラクタムとア
イソタクチツク・ポリプロピレンとの、また恐らくは低
密度ポリエチレンとの混合物の場合である。
混合物形成重合体間に混和性が無いと、各相に異質を生
じることになつて、物理的、機械的特性にマイナスの影
響を与え、明確な特性値の減少が純種重合体の特性値よ
り低位となり、さらに極端な変化を示すようになる。
これらの挙動は、結晶化する重合体の混合物が関与する
場合に強調されたものとなる。即ち、その様の場合に
は、他の成分が分離相となる隔離現象が生じる。この隔
離現象は加工品が加工工程中にて熱処理される場合にも
生じる。以下、本発明を明白にする目的で、実施例を掲
示するが、本発明はそれらの実施例により限定されるも
のではない。
実施例1 含水率1%以下の無水塩化マグネシウム530gと安息香酸
エチル280gとを、ステンレス鋼球(直径16mm)3kgとと
もに1容量の振動ミルに装入し、窒素ガス雰囲気中、
温度約40℃において100時間摩砕した。
次に、この摩砕物25gを500ml容量の反応容器に分取し、
窒素ガス雰囲気中、温度80℃において、四塩化チタン37
5gと2時間接触させ反応させた。得られた反応混合物を
温度80℃においてろ過し、過剰の四塩化チタンを除去し
たのち、残った固形分を沸騰ヘキサンで洗浄し、窒素ガ
ス中で乾燥し、担持触媒を調製した。この触媒のチタン
含量は1.30重量%、塩素含量は63.15重量%であった。
次に、無水トルエン50ml、トリイソブチルアルミニウム
(Al−トリイソブチル)1.5mM、p−トルイル酸エチル
(EPT)0.5mMを別々にテール型試験管に入れ、5分間放
置して冷間反応させた後、前記の担持触媒294mgを加え
て混合する。
別に、トリエチルアルミニウム(Al−トリエチル)の存
在下で蒸留精製したばかりの無水トルエン50ml及びスチ
レン200mlを、圧力計、温度計及びマグネチックスター
ラーを備えた1容量のガラス内張りオートクレーブ中
に導入し、無水の窒素雰囲気下に保持する。次いで、こ
のオートクレーブ中に、前記の混合触媒系を窒素ガスに
よりサイホン導入する。
混合系を室温で1分間攪拌状態で放置、次いで、トルエ
ン50cc、Al−トリイソブチル1.5mM、EPT0.5mMの混合物
を導入、全体をプロピレンガスで3気圧に昇圧する。室
温、C3定圧60分後に、50℃に昇温、混合系を3時間反応
させる。
上記時間経過後、メタノールと100%塩酸で重合反応を
停止、反応生成物140.6gを収率29000g/gTiで分離する。
上記生成物は沸騰時メチルエチルケトン(MEK)で11%
方抽出可能であり、残渣はスチロール54重量%を含有、
〔η〕=6dl/g(135℃テトラリン中)である。
上記生成物をアルフア・クロルナフタレンに溶解、分別
結晶して単一重合体を分離する。
その結果得られる共重合体の〔η〕値は2.2dl/gであ
り、13CNMR、1R分析等により、同共重合体の二・ブロツ
ク性並びにスチレン、プロピレン各等重量組成が確認さ
れる。
それを270℃で5分間、圧縮プレス機中で成形処理、20
℃に維持のプレス機中で冷却する。
その様にして調製したホイル(foil)から得た試料につ
いて、自由振動付捩れ振子により動力学−機械的スペク
トラムの測定を行つた。ASTM1708Rules(ConditionB)
準拠による牽引下諸特性、ASTMD1822Rules準拠による牽
引下衝撃強度等についても測定した。
比較資料として、w値450.000のポリプロピレン試
料,w値500.000のアイソタクチツク・ポリスチレン
試料,ポリスチレン−ポリプロピレン各等重量混合物等
の各試料について報告する。各試料は、共重合体につい
て示した所と同一条件下に調製したものである。得られ
た結果については、第1表、第2表に表示する。また、
上記のアイソタクチツク・ポリプロピレン‐アイソタク
チツク・ポリスチレン共重合体(COPiPP-iPS)、アイソ
タクチツク・ポリスチレン(iPS)、アイソタクチツク
・ポリプロピレン(iPP)及びアイソタクチツク・ポリ
スチレンとアイソタクチツク・ポリプロピレンとの等重
量混合物(50/50 iPS/iPP Blend)についての、温度
とG′(MPa)係数との関係を示すグラフを第1図に示
す。変化量の測定は自由振動付捩れ振子を使用して行つ
た。
実施例2 溶媒としてn−ヘプタンを使用、第一工程の重合反応を
1分間に代えて5分間行つて、前記試験を繰り返した。
C3ガスにより3気圧に昇圧後、50℃に昇温、混合系を7
時間反応させる。
通常に操作を行い、沸騰時MEK14%抽出可の重合体生成
物77gを単離する(収率Ti1g当り13500g)。残渣中には
スチレン23重量%が含まれており、残渣の〔η〕値は5d
l/gであつた。
実施例1に示すように、精製生成分についてNMR、IR分
析を行つた。分析の結果、生成物はポリスチレン30重量
%に相当する組成をもつ二・ブロツク共重合体であり、
〔η〕値は1.8dl/gであつた。
実施例3 第3表及び第4表に示す混合物を、160℃オルト−ジク
ロルベンゼン中に各重合体を溶解、室温でメタノール、
アセトン1対1混合物で沈澱して、調製する。
乾燥後得た沈澱物を、実施例1に記載する所に従い、薄
板に成形する。
同成形物より試料を得てASTMD1822Rules準拠衝撃−牽引
測定に付す。同試料をミクロトームで小片化し、偏光で
光学顕微鏡観察を行い、各相の大きさを測定した。衝撃
−牽引試験、各相の大きさ測定の結果をそれぞれ第3表
に示す。
実施例4 第4表掲示の各混合物を実施例1に記載の方法により調
製、同混合物を同実施例の記載と同様に耐衝撃・牽引性
測定に供した。
かくして得た結果を第4表に報告する。
実施例5 溶媒としてトルエンを使用し、第一工程重合反応を1分
間行い、実施例1の試験を繰り返した。稀釈は等量のト
ルエンを使用して行い、Al−トリイソブチル1.5mM、EPT
0.5mMの添加後、エチレンを室温で60分間、50℃で3時
間、溶液中に起泡導入する。
常法により、重合体生成物90gを収率23000g/gTiで単離
する。
同生成物は沸騰時MEK抽出5%可であることが判明、残
渣はポリスチレン76.2重量%を含み、〔η〕値(135℃
テトラリン中)7.2dl/gであつた。
実施例1の記載同様、精製生成物について、NMR,IR、DS
C、X−線による各分析を行う。結果は、組成率85/15の
二−ブロツク共重合体であつた。〔η〕値3.1dl/g。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のブロツク共重合体と、それ以外の試
料についての温度によるG′(MPa)係数の変化を示す
グラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバ−ト・エドワ−ド・コ−エン アメリカ合衆国マサチ−セツツ州ジヤマイ カ・プレイン・パルシング・ロ−ド73番 (72)発明者 フロリアナ・ベルテイノ−テイ イタリ−国ノヴアラ・ヴイアレ・ジヨバン ニ23 76番 (56)参考文献 特公 昭44−20459(JP,B1) 特公 昭49−26517(JP,B1)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが最低50単量体単位の少なくとも
    二つの重合体ブロックからなり、その一つはポリオレフ
    ィンのブロックであり、他は立体規則性構造のブロック
    でビニル系芳香族単量体から誘導される単位で形成さ
    れ、このビニル系芳香族単量体から誘導される重合体ブ
    ロックは主としてアイソタクチック構造であり、またこ
    のブロック共重合体はポリオレフィン単位30〜70%及び
    ビニル系芳香族単位70〜30%からなることを特徴とする
    エチレン及び/又はCH2−CHR(Rは炭素原子1ないし4
    個のアルキル基)のアルファオレフィン類とビニル系芳
    香族単量体のブロック共重合体。
  2. 【請求項2】二つのブロックにより形成される特許請求
    の範囲第1項記載のブロック共重合体。
  3. 【請求項3】少なくともポリオレフィン型の結晶性を示
    す特許請求の範囲第1項記載のブロック共重合体。
  4. 【請求項4】ポリオレフィン型及びビニル系芳香族単量
    体誘導重合体型双方の結晶性を示す特許請求の範囲第1
    項記載のブロック共重合体。
  5. 【請求項5】重合体ブロックはアイソタクチック構造を
    もつ特許請求の範囲第1項記載のアルファオレフィン類
    とビニル系芳香族単量体とのブロック共重合体。
  6. 【請求項6】少なくともポリエチレン型の結晶性を示す
    特許請求の範囲第1項記載のエチレンとビニル系芳香族
    単量体とのブロック共重合体。
  7. 【請求項7】重合体ブロックはアイソタクチック構造を
    もつ特許請求の範囲第4項記載のプロピレンとスチレン
    とのブロック共重合体。
  8. 【請求項8】第一の工程においては、ビニル系芳香族単
    量体を、形成するビニル系芳香族単量体の重合体が少な
    くとも再膨脹可能な溶媒より成る均質液相中で、Ti化合
    物がハロゲン化Mg上に担持されて成る、プロピレンの重
    合において立体特異性を有する配位触媒の存在下に重合
    し、同重合反応は50℃以下の温度で行われること、これ
    に続く第二の工程においては、エチレン及び/又はアル
    ファオレフィンを50℃以上の温度で操作して重合するこ
    と、の少なくとも二つの重合工程を含む、それぞれが最
    低50単量体単位の少なくとも二つの重合体ブロックから
    なり、その一つはポリオレフィンのブロックであり、他
    は立体規則性構造のブロックでビニル系芳香族単量体か
    ら誘導される単位で形成され、このビニル系芳香族単量
    体から誘導される重合体ブロックは主としてアイソタク
    チック構造であり、またこのブロック共重合体はポリオ
    レフィン単位30〜70%及びビニル系芳香族単位70〜30%
    からなることを特徴とするエチレン及び/又はCH2−CHR
    (Rは炭素原子1ないし4個のアルキル基)のアルファ
    オレフィン類とビニル系芳香族単量体のブロック共重合
    体からなる重合原材料の製造方法。
  9. 【請求項9】第二の工程において、Ti化合物をハロゲン
    化Mg上に担持して成る立体特異性触媒をプロピレンの重
    合に使用する特許請求の範囲第8項記載のエチレンとビ
    ニル系芳香族単量体のブロック共重合体からなる重合原
    材料の製造方法。
JP58127021A 1982-07-14 1983-07-14 オレフイン類とビニル系芳香族単量体とのブロツク共重合体およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0692474B2 (ja)

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IT22386 1982-07-14

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JPS5924712A JPS5924712A (ja) 1984-02-08
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