JPH0692274A - 自動車の組立方法 - Google Patents
自動車の組立方法Info
- Publication number
- JPH0692274A JPH0692274A JP24653792A JP24653792A JPH0692274A JP H0692274 A JPH0692274 A JP H0692274A JP 24653792 A JP24653792 A JP 24653792A JP 24653792 A JP24653792 A JP 24653792A JP H0692274 A JPH0692274 A JP H0692274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- fitted
- rear axle
- hole
- mounting
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はできるだけ共通部品を多くし、かつ
仕様変更に対しても対応できる自由度の多いKD生産形
態を有する自動車の組立方法を提供することを目的とし
ている。 【構成】 あらかじめ共通部品を取付ける穴をあけたサ
イドレールは最長のものを準備し、要望に応じてサイド
レールを所定の寸法にその後端部を切断し、ホイールベ
ースに合わせてリアアクスル取付部に穴をあけてリアア
クスルを取付けることを特徴とする自動車の組立方法。
仕様変更に対しても対応できる自由度の多いKD生産形
態を有する自動車の組立方法を提供することを目的とし
ている。 【構成】 あらかじめ共通部品を取付ける穴をあけたサ
イドレールは最長のものを準備し、要望に応じてサイド
レールを所定の寸法にその後端部を切断し、ホイールベ
ースに合わせてリアアクスル取付部に穴をあけてリアア
クスルを取付けることを特徴とする自動車の組立方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、あらかじめ共通部品を
取付ける穴をあけたサイドレールとクロスメンバーとで
フレームを構成し、そのフレームに前後のアクスルを取
付け、ついでエンジンを取付け、キャブを搭載する自動
車の組立方法に関する。
取付ける穴をあけたサイドレールとクロスメンバーとで
フレームを構成し、そのフレームに前後のアクスルを取
付け、ついでエンジンを取付け、キャブを搭載する自動
車の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノックダウン(KD)生産形態で車両を
組立てる場合において、(イ)サイドレールとクロスメ
ンバーとでフレームを構成し、(ロ)そのフレームに前
後のアクスルを1本ずつ付ける。
組立てる場合において、(イ)サイドレールとクロスメ
ンバーとでフレームを構成し、(ロ)そのフレームに前
後のアクスルを1本ずつ付ける。
【0003】(ハ)フレームにエンジンを取付ける。
【0004】(ニ)フレームの上部にキャブを搭載する
組立方法は、基本的には他の生産形態と同様である。
組立方法は、基本的には他の生産形態と同様である。
【0005】また、オプションとして例えば、(a)前
輪または後輪2軸 (b)燃料タンクが2個 (c)ホ
イールベースを変える (d)上物変更 (e)クロス
メンバーの変更 (f)フレームの長さの変更等の要素
がある事は知られている。
輪または後輪2軸 (b)燃料タンクが2個 (c)ホ
イールベースを変える (d)上物変更 (e)クロス
メンバーの変更 (f)フレームの長さの変更等の要素
がある事は知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,KD生
産の場合、顧客が発注してから納入まで最低でも6か月
を要し、この間に客先の市場環境の変化等で、客先の要
求仕様に変化が起きることがある。そして、従来は、顧
客の発注仕様にもとずき部品を現地に供給してきたの
で、供給後の仕様変更に対応できないと言う問題が有っ
た。
産の場合、顧客が発注してから納入まで最低でも6か月
を要し、この間に客先の市場環境の変化等で、客先の要
求仕様に変化が起きることがある。そして、従来は、顧
客の発注仕様にもとずき部品を現地に供給してきたの
で、供給後の仕様変更に対応できないと言う問題が有っ
た。
【0007】また、特開昭63−154473号公報が
開示されているが、車両の組立の自動化の改良に関する
技術で上記の問題を解決するものでない。
開示されているが、車両の組立の自動化の改良に関する
技術で上記の問題を解決するものでない。
【0008】本発明はできるだけ共通部品を多くし、か
つ仕様変更に対しても対応できる自由度の多いKD生産
形態を有する自動車の組立方法を提供することを目的と
している。
つ仕様変更に対しても対応できる自由度の多いKD生産
形態を有する自動車の組立方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、あらか
じめ共通部品を取付ける穴をあけたサイドレールとクロ
スメンバーとでフレームを構成し、そのフレームに前後
のアクスルを取付け、ついでエンジンを取付け、キャブ
を搭載する自動車の組立方法において、あらかじめ共通
部品を取付ける穴をあけたサイドレールは最長のものを
準備し、要望に応じてサイドレールを所定の寸法にその
後端部を切断し、ホイールベースに合わせてリアアクス
ル取付部に穴をあけてリアアクスルを取付けることを特
徴とする自動車の組立方法を提供している。
じめ共通部品を取付ける穴をあけたサイドレールとクロ
スメンバーとでフレームを構成し、そのフレームに前後
のアクスルを取付け、ついでエンジンを取付け、キャブ
を搭載する自動車の組立方法において、あらかじめ共通
部品を取付ける穴をあけたサイドレールは最長のものを
準備し、要望に応じてサイドレールを所定の寸法にその
後端部を切断し、ホイールベースに合わせてリアアクス
ル取付部に穴をあけてリアアクスルを取付けることを特
徴とする自動車の組立方法を提供している。
【0010】
【作用】上記のように構成された自動車の組立て方法に
おいて、あらかじめ共通部品を取付ける穴があけてある
ので、キャブ、エンジン等の取付けは簡単にできる。
おいて、あらかじめ共通部品を取付ける穴があけてある
ので、キャブ、エンジン等の取付けは簡単にできる。
【0011】また、顧客の要望に応じて、荷台の長さを
変えられるようフレームは最長のものが供給されている
ので、後端部を切断してリヤアクスルの取付け位置に穴
加工しリヤアクスルを取付ければ短い納期で組立ができ
る。
変えられるようフレームは最長のものが供給されている
ので、後端部を切断してリヤアクスルの取付け位置に穴
加工しリヤアクスルを取付ければ短い納期で組立ができ
る。
【0012】
【好ましい実施の態様】サイドレールを長い状態で使用
する場合等、必要に応じサイドレールに穴をあけてクロ
スメンバを増設する事が好ましい。また、燃料タンクを
増設する場合はサイドレールに穴をあける等追加工する
ことが好ましい。
する場合等、必要に応じサイドレールに穴をあけてクロ
スメンバを増設する事が好ましい。また、燃料タンクを
増設する場合はサイドレールに穴をあける等追加工する
ことが好ましい。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
明する。
【0014】図1はノックダウンの組立工場の例を示
し、組立の工程は、図の右から左に進行するようになっ
ている。
し、組立の工程は、図の右から左に進行するようになっ
ている。
【0015】そして、工場の両側に設けられた梁1、1
には梁上クレン2、2が設けられている(図示の例では
2基)。
には梁上クレン2、2が設けられている(図示の例では
2基)。
【0016】第1の工程であるAではフレーム3、フロ
ントアクスル4、リヤアクスル5等が取付けられてい
る。さらに詳細には、図2をも参照して、フロントスプ
リング6、リヤスプリング7、チュウブ8、タイヤ13
等が取付けられる。
ントアクスル4、リヤアクスル5等が取付けられてい
る。さらに詳細には、図2をも参照して、フロントスプ
リング6、リヤスプリング7、チュウブ8、タイヤ13
等が取付けられる。
【0017】第2の工程であるBではシャシに搭載する
前に、エンジン9にはクラッチ10やトランスミッショ
ン11が組付けられ、フレーム3に取付けられる。な
お、この工程ではオプション追加のための追加工を行う
と共にバッテリ12等が取付けられる。
前に、エンジン9にはクラッチ10やトランスミッショ
ン11が組付けられ、フレーム3に取付けられる。な
お、この工程ではオプション追加のための追加工を行う
と共にバッテリ12等が取付けられる。
【0018】第3の工程であるCではキャブ14が搭載
され、燃料タンク15、テールストップランプ16等が
取付けられると共に車両全体が点検される。
され、燃料タンク15、テールストップランプ16等が
取付けられると共に車両全体が点検される。
【0019】また、フレーム3の長さを顧客の要望に合
わせて後端部で切断する工程や、リヤアクスルを取付け
る穴をあける工程や、オプション追加のための追加工を
行う工程は、図示しない別の工場で実施するようになっ
ているが、これらの工程は組立工場で行ってもよい。
わせて後端部で切断する工程や、リヤアクスルを取付け
る穴をあける工程や、オプション追加のための追加工を
行う工程は、図示しない別の工場で実施するようになっ
ているが、これらの工程は組立工場で行ってもよい。
【0020】図3は本願の組立方法で、共通部品の中の
最重点部品であるフレーム3のサイドレール3aを示
し、Fで示すシャシの前方側には、フロントアクスル、
ステアリングギヤボックス等の共通部品を取付ける穴h
1、h2、h3等が設けられている。
最重点部品であるフレーム3のサイドレール3aを示
し、Fで示すシャシの前方側には、フロントアクスル、
ステアリングギヤボックス等の共通部品を取付ける穴h
1、h2、h3等が設けられている。
【0021】サイドレールの後方側は、例えばクロスメ
ンバを取付ける穴や、リアアクスルを取付ける穴はあい
ていない。したがって、ホイルベースの変更や、オプシ
ョンであるリヤアクスルの2軸化にも対応でき、燃料タ
ンクの増設も問題がない。
ンバを取付ける穴や、リアアクスルを取付ける穴はあい
ていない。したがって、ホイルベースの変更や、オプシ
ョンであるリヤアクスルの2軸化にも対応でき、燃料タ
ンクの増設も問題がない。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、市場環境の変化等による顧客の急な仕様変
更にも、短い納期で対応でき、完成車の改造に比して品
質の低下やコストアップを防ぐ事ができる。
ているので、市場環境の変化等による顧客の急な仕様変
更にも、短い納期で対応でき、完成車の改造に比して品
質の低下やコストアップを防ぐ事ができる。
【0023】また、フレームに不用穴がないので、車両
の耐久性が低下することがない。
の耐久性が低下することがない。
【0024】したがって、ノックダウンのような多種少
量の生産に適している。
量の生産に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すノックダウン工場の
図。
図。
【図2】図1の組立工程の例を示す図。
【図3】本願のフレームの出荷時の形態を例示する図。
A…第1の工程 B…第2の工程 C…第3の工程 1…梁 2…梁上クレン 3…フレーム 4…フロントアクスル 5…リヤアクスル 6…フロントスプリング 7…リヤスプリング 9…エンジン 14…キャブ 15…燃料タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 あらかじめ共通部品を取付ける穴をあけ
たサイドレールとクロスメンバーとでフレームを構成
し、そのフレームに前後のアクスルを取付け、ついでエ
ンジンを取付け、キャブを搭載する自動車の組立方法に
おいて、あらかじめ共通部品を取付ける穴をあけたサイ
ドレールは最長のものを準備し、要望に応じてサイドレ
ールを所定の寸法にその後端部を切断し、ホイールベー
スに合わせてリアアクスル取付部に穴をあけてリアアク
スルを取付けることを特徴とする自動車の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4246537A JP3040034B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 自動車の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4246537A JP3040034B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 自動車の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692274A true JPH0692274A (ja) | 1994-04-05 |
JP3040034B2 JP3040034B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17149888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4246537A Expired - Fee Related JP3040034B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 自動車の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040034B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005095255A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | クレーン及びクレーンの組立方法 |
JP2005314106A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-11-10 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーン及びその組立方法 |
JP2006168991A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-29 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104185879A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-12-03 | 古河电气工业株式会社 | 绝缘电线、电气设备及绝缘电线的制造方法 |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP4246537A patent/JP3040034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005095255A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | クレーン及びクレーンの組立方法 |
JP2005314106A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-11-10 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーン及びその組立方法 |
US8827091B2 (en) | 2004-03-31 | 2014-09-09 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | Crane and method of assembling crane |
JP2006168991A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-29 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3040034B2 (ja) | 2000-05-08 |
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