JPH0692248A - 産業車両のステアリング装置 - Google Patents

産業車両のステアリング装置

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Publication number
JPH0692248A
JPH0692248A JP3352951A JP35295191A JPH0692248A JP H0692248 A JPH0692248 A JP H0692248A JP 3352951 A JP3352951 A JP 3352951A JP 35295191 A JP35295191 A JP 35295191A JP H0692248 A JPH0692248 A JP H0692248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
rotation
motor
steering wheel
industrial vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3352951A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yoshida
正志 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP3352951A priority Critical patent/JPH0692248A/ja
Publication of JPH0692248A publication Critical patent/JPH0692248A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングハンドル2の回転方向を変えて
瞬間的にこれの回転が停止しても、パワーステアリング
バルブ1への圧油の供給が行われ、車両の切り返し操作
時のステアリングハンドルのひっかかり感をなくすよう
にした省エネ、低騒音タイプの産業車両のステアリング
装置を提供する。 【構成】 ステアリングハンドル2の操作を検出してこ
の検出信号に基づいてパワーステアリング用のポンプ1
0を駆動するモータ11を制御するコントローラ14
に、モータ回転ダウン信号遅延手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省エネ化と騒音低減を
図った産業車両のステアリング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】産業車両の中でも特にバッテリフォーク
リフトは、可能な限りエネルギ(電力)を消費せずに稼
動時間を長くすることが重要である。そのため、これの
ステアリング装置においても、ステアリングハンドルを
操作したときにのみ、ステアリングモータが駆動し、操
作しないときにはステアリングモータは駆動されないよ
うにするか、または回転をダウンさせるようになってい
る。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のステアリング装置では、例えば図5に示すように、
車両aをバックして180°方向転換する、いわゆる切
り返し操作のときには、ステアリングハンドルbの操作
が連続しているにもかかわらず、その回転方向が右回転
から左回転にかわる瞬間にステアリングモータの回転が
一瞬止まり、ステアリング装置への油の供給がゼロにな
るため、ステアリングハンドルbの操作にひっかかりを
感じるという問題があった。
【0003】本発明は、上記のことにかんがみなされた
もので、ステアリングハンドルを右回転から左回転に、
あるいはその逆に切りかえたときにおいても、ステアリ
ングハンドルにひっかかりを感じることなくスムーズに
ステアリングハンドルの切りかえを行なうことができる
ようにした産業車両のステアリング装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る産業車両のステアリング装置は、パワ
ーステアリングバルブ1を介してポンプ10からの圧油
をステアリングハンドル2の回転角に応じてステアリン
グシリンダ9に供給することによりステアリング操作
し、かつ上記ステアリングハンドルが停止したときに、
上記ポンプを駆動するモータの回転をダウンまたは停止
させるようにした産業車両のステアリング装置におい
て、上記モータ11を制御するコントローラ15に、ス
テアリングハンドル2の回転が停止したときのモータ回
転ダウンまたは停止信号の出力を所定時間遅らせるモー
タ回転ダウン信号遅延手段を設けた構成となっている。
【0005】
【作 用】ステアリングハンドル2の操作(回転)が
停止しても、コントローラ15からのモータ回転ダウン
信号は、直ちに出力されないで、モータ11の回転は所
定時間にわたってそのまま回転を続け、短時間内でのス
テアリングハンドル2の停止では、そのままパワーステ
アリングバルブ1への圧油は供給されて、このときのハ
ンドル操作にひっかかり感が生じるのが防止される。
【0006】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は省エネ化と騒音低減を図ったバッテリフォー
クリフトのステアリング装置の構成を、また第2図はそ
の回路構成を示すもので、図中1はパワーステアリング
バルブ、2はこのパワーステアリングバルブ1を切換え
操作するステアリングハンドルである。上記パワーステ
アリングバルブ1には左ポート3、右ポート4、ポンプ
ポート5、ドレンポート6が備えてある。7は後車軸で
あり、この後車軸7の左右に後輪8a,8bが取付けて
あり、この左右の後輪8a,8bはステアリングシリン
ダ9の伸縮動により左右方向へ操向するようになってお
り、このステアリングシリンダ9の左室9a、右室9b
に上記パワーステアリングバルブ1の左ポート3、右ポ
ート4が接続してある。10は上記パワーステアリング
バルブ1のポンプポート5へ圧油を供給するポンプ、1
1はこれを駆動するモータである。12はタンクであ
り、このタンク12にポンプ10の吸入ポート13及び
上記パワーステアリングバルブ1のドレンポート6が接
続してある。上記パワーステアリングバルブ1には、こ
のバルブ内にステアリングハンドル2の回転によって生
じるパイロット圧力を検出してこれの圧力が所定圧以上
になったときにONとなる圧力スイッチ15が設けてあ
り、この圧力スイッチ15はコントローラ14に接続し
てあり、このコントローラ14は上記圧力スイッチ15
がONとなったときにモータ11に駆動信号を出力し、
また圧力スイッチ15がOFFとなったときには、直ち
にモータ11へスローダウン信号を出力せず、所定時間
t秒、例えば2秒後にスローダウン信号を出力するよう
になっている。
【0007】上記構成における作用を図3に示すフロー
に基づいて説明する。バッテリフォークリフトの走行中
において、ステアリングハンドル2を操作(回転)する
ことにより、パワーステアリングバルブ1内にパイロッ
ト圧力が発生して圧力スイッチ15がONとなる。これ
によりコントローラ14からモータ11へ回転信号が出
力されてモータ11は回転を維持し、ポンプ10より圧
油がパワーステアリングバルブ1を経由してステアリン
グシリンダ9へ送られ、上記ステアリングハンドル2の
回転角に応じたステアリング作動が行われる。一方上記
走行時において、図5に示すように、走行方向を180
°転換する際等のように、ステアリングハンドル2を、
例えば右回転から左回転に切りかえた場合、ステアリン
グハンドル2は瞬間的に停止し上記パイロット圧力は低
下して圧力スイッチ15はOFFとなる。この状態で所
定時間である2秒間経過するとコントローラ14からモ
ータ11へスローダウンまたは停止信号が発せられ、モ
ータ11の回転がスローダウンまたは停止され、ポンプ
10の吐出圧は低下し、省エネ及び騒音の低減が図られ
る。
【0008】従来のステアリング装置では、図4の
(a)に示すように、ステアリングハンドル2が停止し
てパイロット圧力にてON、OFFする上記圧力スイッ
チ15がOFFになるとモータ回転もこれに連動して低
くなっていたのに対して、本考案によれば、上記ステア
リングハンドル2停止時間が所定時間(2秒)内であれ
ばモータ回転は高い状態が維持される。このため上記車
両の切り変え時等のようにステアリングハンドル2の停
止時間が2秒間等のように短い場合にはモータ11はそ
の都度スローダウンすることがなくなる。なお上記実施
例では、ステアリングハンドル2の操作(回転)の有無
を検出する手段に、パワーステアリンクバルブ1内のパ
イロット圧を検出する圧力スイッチ15を用いた例を示
したが、これは、ステアリングハンドル2の回転を直接
検出する回転検出器、またはハンドルトルクを検出する
トルク検出器を用いてもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、ステアリングハンドル
2を停止したときにステアリング用のモータ11が停止
するようにした省エネ、低騒音タイプの産業車両にあっ
ても、ステアリングハンドル2の操作を停止してもすぐ
にはステアリング用のモータ11の回転はダウンされ
ず、車両の進行方向の切り返し等のときのように、ステ
アリングハンドル2の回転方向を変えて瞬間的にこれの
回転が停止したときにあってもパワーステアリングバル
ブ1への圧油の供給が行なわれ、ステアリングハンドル
2は、これにひっかかりを感じることなくスムーズなパ
ワーステアリング作動がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を概略的に示す構成説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の作用を示すフローチャートである。
【図4】(a)従来例におけるタイミングチャートであ
る。 (b)本考案におけるタイミングチャートである。
【図5】産業車両の切り返し作動を示す説明図である。
【符号の説明】
1…パワーステアリングバルブ、2…ステアリングハン
ドル、3…左ポート、4…右ポート、5…ポンプポー
ト、6…ドレンポート、7…後車軸、8a,8b…後
輪、9…ステアリングシリンダ、10…ポンプ、11…
モータ、14…コントローラ、15…圧力スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーステアリングバルブ1を介してポ
    ンプ10からの圧油をスアリングハンドル2の回転角に
    応じてステアリングシリンダ9に供給することによりス
    テアリング操作し、かつ上記ステアリングハンドルが停
    止したときに、上記ポンプを駆動するモータの回転をダ
    ウンさせるようにした産業車両のステアリング装置にお
    いて、上記モータ11を制御するコントローラ15に、
    ステアリングハンドル2の回転が停止したときのモータ
    回転ダウンまたは停止信号の出力を所定時間遅らせるモ
    ータ回転ダウン信号遅延手段を設けたことを特徴とする
    産業車両のステアリング装置。
JP3352951A 1991-12-17 1991-12-17 産業車両のステアリング装置 Pending JPH0692248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3352951A JPH0692248A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 産業車両のステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3352951A JPH0692248A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 産業車両のステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0692248A true JPH0692248A (ja) 1994-04-05

Family

ID=18427573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3352951A Pending JPH0692248A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 産業車両のステアリング装置

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JP (1) JPH0692248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014520714A (ja) * 2011-07-12 2014-08-25 ルノー・トラックス パワーステアリングシステムの電気モータを制御する方法発明の分野

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6410391A (en) * 1987-07-03 1989-01-13 Toyo Communication Equip Condition change detecting device
JPH0218173A (ja) * 1988-07-04 1990-01-22 Mazda Motor Corp 車両の後輪操舵装置
JPH03112776A (ja) * 1989-09-25 1991-05-14 Toyoda Mach Works Ltd 動力舵取装置の制御装置

Patent Citations (3)

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