JPH0692031B2 - 溶接部のばり取り方法 - Google Patents

溶接部のばり取り方法

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JPH0692031B2
JPH0692031B2 JP2793087A JP2793087A JPH0692031B2 JP H0692031 B2 JPH0692031 B2 JP H0692031B2 JP 2793087 A JP2793087 A JP 2793087A JP 2793087 A JP2793087 A JP 2793087A JP H0692031 B2 JPH0692031 B2 JP H0692031B2
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JP
Japan
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cutting tool
pipe material
outer peripheral
shearing
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JP2793087A
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茂生 深谷
勝 正木
忠義 寺園
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D79/00Methods, machines, or devices not covered elsewhere, for working metal by removal of material
    • B23D79/02Machines or devices for scraping
    • B23D79/021Machines or devices for scraping for removing welding, brazing or soldering burrs, e.g. flash, on pipes or rods
    • B23D79/023Machines or devices for scraping for removing welding, brazing or soldering burrs, e.g. flash, on pipes or rods internally
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/08Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for flash removal

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高温圧接例えば摩擦圧接やバット溶接時に接
合部に発生するばりを除去するためのばり取り方法に係
り、詳しくは管材の内周に膨出したばりを剪断除去する
のに有効なばり取り方法に関する。
[従来の技術] 一般に関材の摩擦圧接やバット溶接では、摩擦熱や抵抗
熱によって高温化した接合部の変形領域が強大な推力に
よって内外周方向に押し出され、それぞれがほぼ軸対称
にカールした環状のばりを生じる。このような溶接部の
ばりのうちとくに環状内ばりは管内に他の部品類が挿通
される場合は勿論、例えば流体抵抗として影響するよう
な場合にもこれを除去することが要求される。
そのため、例えば摩擦圧接の完了後、予め管内に挿入さ
れた回転刃具に送りを与えて環状内ばりを切削除去する
ことが知られており(特開昭50−92254号)、また、一
方では螺旋状に傾斜した刃を有する切除用カッタを用い
て環状内ばりをプレスカットする手段も知られている
(実公昭50−34382号)。
[発明が解決しようとする問題点] ところが上記環状内ばりの切削除去は、最終的に管材か
ら分離されてもなお環状の形態で残存する浮遊ばりが、
カッタの切削圧力により拡張されて管内周に圧着し、そ
の除去が頗る困難になるという欠点を有する。
また、上記切除用カッタを使用したプレスカット方式の
ばり取りでは、とくに溶接管材の肉厚に比例してばりの
総容積が大きくなるにつれ、複螺旋刃の高さをそれなり
に大きく設定しないとばりの分断が果たされずに環状の
まま切取られ、しかも螺旋刃の高さすなわち傾斜角を大
きくとるとカッタ寿命を縮めるという問題を付随する。
加えて上記分断が果たされない場合の剪断作用において
は、第4図に示すように当初剪断刃具aに衝接しない側
に位置するカール状ばりbの先端部分が、剪断刃具の押
圧に基づく曲げ作用により遠心方向に変位して管材cに
食い込み、剪断達成後も刃具の進行が続く限りこの食い
込みが拡大して、管材内周面は著しく損傷される結果と
なる。
本発明は、管材を傷めることなく完全確実に環状内ばり
を剪断除去することを解決すべき技術課題とするもので
ある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記課題解決のため、溶接管材の内周面と微小
な空隙を有する外周面をもち、かつ該外周面が軸心対称
に欠除されて2個の欠円刃に形成された刃具を溶接管材
の孔内に挿入し、刃具と管材とに軸方向の相対移動を生
じるような剪断荷重を加えて接合の環状内ばりを円周上
の2箇所において分断し、その後、刃具を剪断前の位置
まで復帰させてから、刃具又は管材の一方を90度転位せ
しめて上記剪断を繰返し、残留した扇状ばりのすべてを
剪断除去するという新規な構成を採用している。
[作用] ばり取り作業は在来のプレスカット方式と同様、溶接管
材の孔内に保持具に支持された刃具を挿入し、刃具と管
材とに軸方向の相対移動が生じるような剪断荷重を加え
てばりを剪断除去するものである。
第3図は本発明方法の最初の剪断工程により、環状内ば
りが円周上の180度対称位置において分断された状態を
示している。図から明らかなように、2個の欠円刃と両
欠円刃間に形成された不干渉域とによって対称的に残留
した扇状ばりbの形成角βは90度よりも小さく、逆に分
断除去されたばりの分断角α′すなわち上記欠円刃の刃
面形成角αが90%度を越えるように設定されているの
で、管材と刃具とを相対的に90度転位させたのちの再度
の剪断工程によって、該扇状ばりbは余すところなく完
全に剪断除去される。従って従来のように曲げによる環
状内ばりの管材への食い込みを生じることなく、前後2
回の工程によって4個の断片と化して離脱した環状ばり
は管端から容易に排出される。
なお、溶接管材の内周面と微小な空隙を有する欠円刃の
外周面は、これが平行円柱状であっても一応の剪断作用
は達成されるが、刃先から順次縮径するテーパ状の逃げ
角を付与することが有効である。
[実施例] 以下、本発明方法の実施例をこれに使用される刃具の実
施例とともに第1図及び第2図に基づいて説明する。
図において、刃具10は刃先12を形成する外周面14を有す
る柱状部と、該刃具10を支持するための軸部16とから構
成され、該柱状部は外周面14が軸心対称に欠除18、18さ
れて2個の欠円刃20、20に形成される。上記外周面14は
溶接管材Pの内周面の微小な空隙を有するようにその外
径寸法が設定され、同外周面14には上記刃先12からテー
パ状に縮径する5度程度の逃げ角γが付与されている。
そして上記欠円刃20、20の刃面形成角α(分断角α′)
は再度の剪断工程の際、残留した扇状ばりbを完全に剪
断除去しうるよう、扇状ばりbの形成角βよりも大きく
すなわち90度を越えるように設定されている。また、上
記欠除18、18は第2図に例示したような曲面又は斜面に
より軸心に対して垂直な面内で凹陥状を呈するようにな
されているが、これは最初の工程である環状内ばりBの
分断時に刃具10の同環状内ばりBの全周と干渉すること
なく、換言すれば扇状ばりbの残留を許すように、その
底面部分に不干渉域を設けるためである。
ばり取り作業は溶接又は圧接完了後常温に冷却されるか
又は材質如何によって接合部が未だ高温の状態にあって
適宜把持された管材P内に、事後又は事前に図示しない
保持具により整合支持された上記刃具10が挿入され、そ
の一端に矢印方向に所要の剪断荷重を加えることによっ
て行われる。これにより環状内ばりBがまず欠円刃20の
刃先12に当接して局部的な剪断応力を生じ、さらに荷重
の持続により環状内ばりBは円周上の2箇所において完
全に分断される。その後上記刃具10を剪断前の位置まで
反矢印方向に逆行させてから、任意の回転手段により例
えば管材Pを90度転位させ、再び矢印方向に剪断荷重を
加えることにより残留した扇状ばりbも欠円刃20によっ
て同様に剪断される。かくて前後2回の剪断により4個
の断片と化して離脱した環状内ばりBは管端から容易に
排出される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明になるばり取り方法は、軸心
対称に形成された2個の欠円刃により環状内ばりをまず
円周上の2個所において分断し、溶接管材と刃具とを相
対的に90度転位させたのちの剪断によって、残留した扇
状ばりを完全に除去するようにしたものであるから、環
状内ばりの全周に同時に剪断荷重を及ぼすことなく、従
って環状内ばりの食い込みにともなう管材内周面の損傷
という事故の発生も完全に消去される。しかも剪断され
たばりは4個の断片となって確実に分離除去されるの
で、残存した環状浮遊ばりの除去という難作業も省略で
き、生産性の向上にすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための刃具と管材との関係を
示す正面図、第2図は刃具の側面図、第3図は最初の剪
断工程により分断されたばりの状態を示す管材の断面
図、第4図は環状内ばりの管材への食い込み状態を示す
断面図である。 10……刃具、12……刃先 14……外周面、18……欠除 20……欠円刃、P……管材 B……環状内ばり、b……扇状ばり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−14096(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接管材の内周面と微小な空隙を有する外
    周面をもち、かつ該外周面が軸心対称に欠除されて2個
    の欠円刃に形成された刃具を溶接管材の孔内に挿入し、
    刃具と管材とに軸方向の相対移動を生じるような剪断荷
    重を加えて接合部の環状内ばりを円周上の2箇所におい
    て分断し、その後、刃具を剪断前の位置まで復帰させて
    から、刃具又は管材の一方を90度転位せしめて上記剪断
    を繰返し、残留した扇状ばりのすべてを剪断除去するこ
    とを特徴とする溶接部のばり取り方法。
  2. 【請求項2】上記欠円刃の各々が90度を越える刃面形成
    角を有するものである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  3. 【請求項3】上記刃具外周面の欠除が軸心に対して垂直
    な面内で凹陥状を呈し、かつその底面部分にばりとの不
    干渉域を形成するものである特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】上記欠円刃の外周面に逃げ角が付与されて
    いる特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の方
    法。
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ES2680520B1 (es) * 2017-03-02 2019-07-17 Martin Manuel Garcia Herramienta y procedimiento de eliminacion de defectos interiores de tubos

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