JPH0691859B2 - スーパーマーケット等の食品一時保管システム - Google Patents

スーパーマーケット等の食品一時保管システム

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JPH0691859B2
JPH0691859B2 JP23081387A JP23081387A JPH0691859B2 JP H0691859 B2 JPH0691859 B2 JP H0691859B2 JP 23081387 A JP23081387 A JP 23081387A JP 23081387 A JP23081387 A JP 23081387A JP H0691859 B2 JPH0691859 B2 JP H0691859B2
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JP
Japan
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food
storage
sales floor
tray
refrigerating
Prior art date
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JP23081387A
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新 吉永
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スーパーマーケット等に於いて、調理室内で
調理加工された食肉や鮮魚等のパック食品の一時保管シ
ステムに関するものである。
(従来の技術及びその問題点) スーパーマーケットで陳列販売される食肉や鮮魚等のパ
ック食品は、調理室に於いて所定の販売形態まで調理加
工されて容器に盛りつけられ、ラッピングされると共に
計量と値付けが行われた後、売場に搬出されて冷蔵用陳
列棚(食品によっては温蔵用陳列棚)に展示される。然
して上記のように準備されたパック食品を売場に搬出す
るまでトレーラックに入れてロールインタイプの冷蔵庫
に仮置きすることも行われているが、当該冷蔵庫の有効
利用高さは1.2〜1.3mであり、スペース効率は良くな
い。従って従来は、調理室面積が限られている場合、1
日の売れ数を予測して種類毎に1日分をまとめて調理加
工し、冷蔵庫等で保管して順次売場に出してゆくという
方法がとれなかった。又、仮に調理室面積が十分に広く
て複数台の大型冷蔵庫を設置することが出来たとして
も、前記のようにスペース効率が悪いために設備コスト
が非常に高くつくばかりでなく、売場に搬出する際に調
理室内にトレー台車を持ち込んで動き回らなければなら
ず、作業を能率良く行えないし衛生面でも問題があっ
た。しかも補充食品をリストアップした作業票等を作成
しなければならない不便があり、更に調理室から売場へ
補充食品を搬出する作業者は作業票に基づいて補充食品
を間違いなく選択し得る者でなければならない不便もあ
った。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得るスーパ
ーマーケット等の食品一時保管システムを提案するもの
であって、その特徴は、調理室と売場又は売場へ食品を
搬出する通路との間の間仕切り位置に冷蔵又は温蔵収納
庫を設置し、この冷蔵又は温蔵収納庫には、前記調理室
内と調理室外とに面する開閉自在な食品出し入れ口を設
けると共に、両食品出し入れ口に隣接する垂直循環経路
を回動する多数のトレーを内装せしめ、当該冷蔵又は温
蔵収納庫内の食品の保管状況を管理すると共に、前記売
場に於いて使用されるレジスターから与えられる販売食
品データに基づいて売場での在庫量を補正し、在庫量が
一定以下となったとき補充指令を出力する在庫管理手段
を利用し、前記補充指令に基づいて、補充食品を支持す
る特定トレーを前記調理室外に面する食品出し入れ口に
呼び出すべく前記冷蔵又は温蔵収納庫内のトレーを循環
駆動し、且つ取り出し数量等を表示する収納庫制御手段
を設けた点にある。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図はスーパーマーケットの店舗レイアウトを示し、
1は冷蔵用その他の陳列棚2を備えた売場、3はこの売
場1に隣接して設けられた調理室、4はレジスター5を
備えた勘定場、6は客出入り口である。
第1図及び第2図に示すように前記売場1と調理室3と
の間の間仕切り位置には、間仕切り壁を兼用するように
複数台の冷蔵収納庫7a〜7cが並列設置されている。これ
ら冷蔵収納庫7a〜7cは、図示のように床面から天井まで
の空間を有効利用出来る高さを有するものであって、第
3図及び第4図に示すように売場1側と調理室3側の両
側面に夫々開閉シャッター8a,8b(観音開き扉であって
も良い)と作業テーブル9a,9bを備えた食品出し入れ口1
0a,10bが設けられ、内部には前記両側の食品出し入れ口
10a,10bに隣接する垂直な循環経路11を回動する多数の
トレー12が設けられている。13は各トレー12を前記循環
経路11に沿って回動させる駆動チェンであり、モーター
14に減速機15を介して連動連結された駆動歯輪16と遊転
歯輪17との間に掛張されている。18は庫内を一定温度に
冷却する冷却機である。前記トレー12は垂直姿勢を保っ
たままで循環経路11を回動するので、売場1側の食品出
し入れ口10aには正面側が隣接し、調理室3側の食品出
し入れ口10bには背面側が隣接することになる。従っ
て、各トレー12は、正面側と背面側の何れからも食品を
出し入れすることが出来る、前後開放構造のものであ
る。
第5図に示すように、前記各トレー12には上下2段に棚
12aが設けられ、各段の棚12aには長さ方向(左右幅方
向)に複数の区画12bが設けられている。一方、前記冷
蔵収納庫7a〜7cの売場側食品出し入れ口10aの上側に
は、当該食品出し入れ口10aの下辺と同一レベル(作業
テーブル9aと同一レベル)の所定位置に停した棚12a上
の複数区画12bの各々に対応して食品取り出し位置指示
灯19a,19bが配設され、更に、食品取り出し数量を表示
する数量表示盤20と作業完了押し釦スイッチ21が併設さ
れている。
調理室3内に於いてはその日の売れ数の予想に基づいて
食品や鮮魚等のパック食品がまとめて調理加工され、各
冷蔵収納庫7a〜7c内に収納保管される。即ち、各トレー
12を垂直循環経路11に沿って回動させることにより、空
トレー12を物品出し入れ口10bに呼び出し、シャッター8
bを開いて呼び出しトレー12に於ける各棚12aの各区画12
b上にその背面側よりパック食品を移載する。このと
き、一つの区画12bには一種類のパック食品を収納す
る。各冷蔵収納庫7a〜7c内は冷却機18により一定温度に
冷却されており、収納されたパック食品を鮮度良く保管
し得る。
前記冷蔵収納庫7a〜7cに於ける在庫状況、即ち各区画12
b毎の保管食品の種類と数量は、調理室1内での入庫作
業時に行われる設定操作により第6図に示す収納庫在庫
管理機22に於いて記憶されている。一方、売場1の陳列
棚2には、上記のように調理加工されたパック食品が陳
列されるが、この陳列棚2に於ける初期在庫状況、即ち
陳列食品の種類と数量は、初期陳列時の設定操作により
第6図に示す陳列棚在庫管理機23に於いて記憶されてい
る。
陳列棚2内のパック食品が買物客によって買い上げられ
たとき、第1図に示した勘定場4の各レジスター5に於
いて打ち込まれる販売食品の種類と数量とが第6図に示
すように前記陳列棚在庫管理機23に入力される。第7図
のフローチャートに示すように、在庫管理機23では、記
憶している陳列食品の種類毎の数量を入力された販売食
品の数量に基づいて現在陳列数量に一致するように減算
補正すると共に、減算補正された現在陳列数量が食品の
種類毎に予め設定されている一定数量以下になったか否
かをチェックする。
現在陳列数量が一定数量以下となったときには、前記陳
列棚在庫管理機23は収納庫在庫管理機22に対し補充すべ
き食品の種類と数量とを内容に持つ補充指令24を出力す
る。収納庫在庫管理機22では、この補充指令24に基づい
て補充すべき食品を収納している出庫作業対象区画12b
の検索を行い、トレー呼び出し指令25を収納庫駆動コン
トローラー26に対し出力する。収納庫駆動コントローラ
ー26は、トレー呼び出し指令25に従って出庫作業対象区
画12bを持つ特定トレー12を売場1側の食品出し入れ口1
0aに対応する所定位置に呼び出すべく、モーター14を駆
動してトレー12を垂直循環経路11に沿って回動させる。
そして特定トレー12が食品出し入れ口10aに呼び出され
たならば、出庫作業対象区画12bに対応する食品取り出
し位置指示灯19a又は19bを点灯させると共に、数量表示
盤20に於いて取り出し(補充)数量を表示する。
売場1の担当者は、前記指示灯19a又は19bが点灯したと
きシャッター8aを開き、食品取り出し位置で停止してい
るトレー12の各区画12bの内、点灯する指示灯19a又は19
bが指示する出庫作業対象区画12bから表示盤20が指示し
ている数量の補充食品を取り出すことが出来る。補充食
品の取り出し完了後はシャッター8aを閉じて作業完了押
し釦スイッチ21を押す。この結果、第7図のフローチャ
ートに示すように陳列棚在庫管理機23に於いて記憶して
いる各食品種類毎の現在陳列数量が補充指令24の内容に
応じて加算補正されると共に、収納コントローラー在庫
管理機22に於いて記憶している各食品種類毎の保管数量
が補充指令24の内容に応じて減算補正される。
補充のために冷蔵収納庫7a〜7cより取り出したパック食
品は、別のトレーやトレー台車等を利用して同一食品を
陳列している特定の陳列棚2まで搬送し、当該陳列棚2
に収納する。
前記収納庫在庫管理機22や陳列棚在庫管理機23として、
1台又は個々に対応する2台のマイクロコンピューター
を使用し、第7図のフローチャートに示す手順で自動制
御が行われるようにプログラムを設定することにより、
上記のシステムは容易に実施することが出来る。又、ト
レー12の各棚12a毎に一種類の食品を収納するようにす
れば、指示灯19a,19bは省くことが出来る。
尚、温蔵が必要なパック食品を取り扱う場合には、前記
冷蔵収納庫7a〜7cに於ける冷却機18に代えて庫内を一定
温度に加温する加温機を使用した温蔵収納庫が使用され
る。勿論、冷蔵収納庫と温蔵収納庫の両者を並設するこ
とも出来る。
(発明の作用及び効果) 本発明は以上のように実施することが出来るものであっ
て、係る本発明の構成によれば、垂直循環トレーを内蔵
した冷蔵又は温蔵収納庫を利用するのであるから、従来
の一般的なロールインタイプの冷蔵又は温蔵庫を利用す
る場合と比較して、天井までの空間を有効利用して収納
効率を大幅に高めることが出来る。従ってその日に必要
な大量のパック食品をまとめて調理加工して前記冷蔵又
は温蔵収納庫に保管し、補充の必要が生じた際にその都
度収納庫から該当食品を取り出して売場に補充する作業
方法を採り入れることが出来、労働環境の良くない調理
室内での作業効率を高め、延べ作業時間の短縮を図るこ
とが出来る。
しかも前記冷蔵又は温蔵収納庫に保管されたパック食品
は調理室外の売場や通路から直接取り出すことが出来る
ので、調理室側にはこの収納庫へパック食品を入れる作
業を行うための空間さえ確保すれば良く、売場へパック
食品を搬送するためのトレー台車を横付けし得るような
広い空間を確保する必要はないので、比較的狭い調理室
にでも本発明を適用実施することが出来ると共に、調理
関係者以外の人間やトレー台車等が調理室内に出入りす
るのを避けることが出来るので、衛生面に於いても好ま
しい結果が得られる。
更に本発明によれば、売場に於いて使用されるレジスタ
ーから与えられる販売食品データに基づいて売場での在
庫量を補正し、在庫量が一定以下となったとき補充指令
を出力する在庫管理手段(実施例では陳列棚在庫管理機
23)を利用し、前記補充指令に基づいて、補充食品を支
持する特定トレーを前記調理室外に面する食品出し入れ
口に呼び出すべく前記収納庫内のトレーを循環駆動し、
且つ取り出し数量等を表示する収納庫制御手段(実施例
では収納庫在庫管理機22、収納庫駆動コントローラー2
6、指示灯19a,19b、表示盤20等から構成)を設けてある
ので、前記補充指令を作業票の形に作成して作業者に持
たせる必要がなくなり、経済的であると共に作業能率を
高めることも出来る。そして食品補充担当者は、自動的
に食品出し入れ口に呼び出された特定のトレーから指示
される数量の食品を取り出し、当該食品と同一食品が陳
列されている場所へ補充すれば良いので、記載された食
品名から該当食品を選択する知識を持たないパートタイ
マー等の未経験者でも食品補充作業を容易且つ正確に実
行することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスーパーマーケットの店舗レイアウトの一例を
示す概略平面図、第2図はその要部の斜視図、第3図は
使用される収納庫の縦断側面図、第4図は同横断平面
図、第5図は売場側の食品出し入れ口周囲の構成を説明
する概略正面図、第6図は本発明システムの構成を説明
するブロック線図、第7図は制御手順を示すフローチャ
ートである。 1…売場、2…陳列棚、3…調理室、7a〜7c…冷蔵収納
庫、8a,8b…シャッター、9a,9b…作業テーブル、10a,10
b…食品出し入れ口、11…垂直循環経路、12…トレー、1
2a…各トレーの棚、12b…各棚の区画、13…駆動チェ
ン、14…駆動用モーター、19a,19b…食品取り出し位置
指示灯、20…食品取り出し数量表示盤、21…作業完了押
し釦スイッチ、22…収納庫在庫管理機、23…陳列棚在庫
管理機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理室と売場又は売場へ食品を搬出する通
    路との間の間仕切り位置に冷蔵又は温蔵収納庫を設置
    し、この冷蔵又は温蔵収納庫には、前記調理室内と調理
    室外とに面する開閉自在な食品出し入れ口を設けると共
    に、両食品出し入れ口に隣接する垂直循環経路を回動す
    る多数のトレーを内装せしめ、当該冷蔵又は温蔵収納庫
    内の食品の保管状況を管理すると共に、前記売場に於い
    て使用されるレジスターから与えられる販売食品データ
    に基づいて売場での在庫量を補正し、在庫量が一定以下
    となったとき補充指令を出力する在庫管理手段を利用
    し、前記補充指令に基づいて、補充食品を支持する特定
    トレーを前記調理室外に面する食品出し入れ口に呼び出
    すべく前記冷蔵又は温蔵収納庫内のトレーを循環駆動
    し、且つ取り出し数量等を表示する収納庫制御手段を設
    けてなるスーパーマーケット等の食品一時保管システ
    ム。
JP23081387A 1987-09-14 1987-09-14 スーパーマーケット等の食品一時保管システム Expired - Lifetime JPH0691859B2 (ja)

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JPS6472710A JPS6472710A (en) 1989-03-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105996496A (zh) * 2016-06-29 2016-10-12 浙江老娘舅餐饮有限公司 煮鱼操作台及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105996496A (zh) * 2016-06-29 2016-10-12 浙江老娘舅餐饮有限公司 煮鱼操作台及其使用方法

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JPS6472710A (en) 1989-03-17

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