JPH0691630B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH0691630B2
JPH0691630B2 JP60190800A JP19080085A JPH0691630B2 JP H0691630 B2 JPH0691630 B2 JP H0691630B2 JP 60190800 A JP60190800 A JP 60190800A JP 19080085 A JP19080085 A JP 19080085A JP H0691630 B2 JPH0691630 B2 JP H0691630B2
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JP
Japan
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recording medium
time
image pickup
still camera
driving
Prior art date
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JP60190800A
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JPS6249786A (ja
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正明 中山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静止画の撮影・記録を行なう電子スチルカメ
ラ、特に電子スチルカメラの省電力化に関するものであ
る。
従来の技術 電子スチルカメラの省電力化に関する従来例としては、
大きく特開昭58−33370号公報に代表されるものと、特
開昭58−96475号公報に代表されるものがある。前者は
第1,第2のスイッチを設け、第1のスイッチの操作で電
子スチルカメラの全回路に電源を供給し、電子スチルカ
メラを構成する各部のうちで電気的に最も慣性の大きい
ディスクモーター(記録媒体を駆動する駆動手段)の回
転が定常状態に安定した後の第2スイッチ(シャッター
スイッチに相当する)の操作によって、被写体の撮影・
記録を行なうように構成されたものである。後者は、シ
ャッタースイッチの操作によって、即時に全回路への電
源の供給および被写体の撮影を行なって、この被写体像
を撮像デバイスに保持しておいて、ディスクモーターが
定常回転に達した後に、この被写体像を撮像デバイスか
ら読み出して記録を行なうように構成されたものであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら以上の構成の従来例には次のような問題点
がある。
まず前者は、第1のスイッチの操作で全回路に電源を供
給するため、実際の撮影・記録に要する期間に比して電
源を供給している期間が長く、省電力効果が少ないとい
う問題点がある。
後者は、被写体を撮影した後に、この被写体像をモータ
ーが定常回転に達して記録できるようになるまで撮像素
子に保持しておく必要があり、この期間は比較的長時間
になるのでこの期間に撮像素子に発生する暗電流等によ
って記録する画像のSN比が劣化するという問題点があ
る。ちなみに、一般にディスクモーターが定常回転に達
するのに要する時間は約0.3秒以上の値であり、現状の
撮像素子では、この時間に発生する暗電電流の値は非常
に大きな値となり、画像のSN比劣化は無視できない。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、光情報を電気信号
に変換する撮像手段と、前記撮像手段の出力信号を信号
処理する信号処理回路と、前記記録媒体を駆動する駆動
手段と、前記撮像手段、信号処理回路及び駆動手段の同
期をとるための同期信号を発生する同期信号発生回路
と、制御回路を具備し、前記制御回路は、シャッタース
イッチの押圧によって、前記全回路及び手段へ駆動電源
を供給し、前記撮像手段が安定状態に達しおから一定期
間経過後に、被写体像の撮影を行なって前記撮像手段に
この被写体像を蓄積保持し、前記記録媒体が安定した後
に前記蓄積保持されていた被写体像を前記記録媒体に記
録するよう制御し、且つ前記一定期間が、前記記録媒体
が駆動電源の供給開始後安定状態に達するまでに要する
第1の時間から、前記撮像手段が駆動電源の供給開始
後、安定状態に達するまでに要する第2の時間と前記撮
像手段の最大電荷蓄積可能時間より小さい第3の時間を
減じた値であるようにしたものである。
作 用 本発明は上記した構成により、電子スチルカメラの各回
路・手段への駆動電源の供給期間を必要最小限に抑える
ことができ、電子スチルカメラの省電力化を図ることが
できる。
実 施 例 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。第1図において、1はレンズ、2はシャッター、3
は撮像装置、4は信号処理回路、5は記録媒体、6は記
録媒体駆動装置、7は同期信号発生回路、8は第1の記
録媒体の状態検出器、9は第2の記録媒体の状態検出
器、10はシステム制御回路、11は電源、12は電源スイッ
チ回路、13はシャッタースイッチである。次に第2図の
タイミング図を用いて動作を説明する。時刻T1でシャッ
タースイッチ13が押圧されると、システム制御回路10が
これを検出して電源スイッチ12を閉じるような指令が出
され、電子スチルカメラの全回路、装置に電源11から駆
動電源が供給される。記録媒体5とその駆動装置6以外
の撮像装置3、信号処理回路4、同期信号発生回路7等
は、第2図dに示すように短時間で立ち上がって時刻T2
で定常状態に達する。このT1からT2までの時間は、ほぼ
20〜30m秒程度にまで短かくすることができ、一般には5
0m秒程度の値である。
一方、記録媒体5とその駆動装置6は、磁気記録方式に
よる電子スチルカメラの場合には、例えば磁扇シートと
それを回転する為のディスクモータで構成されるため、
慣性が大きく、その立ち上がりには相当の時間を必要と
し第2図cに示すように時刻T6でやっと定常状態に達す
る。なおこの記録媒体の定常状態とは、信号が正常に記
録できるようになった状態のことであり、前記の磁気デ
ィスクを用いたものでは、定常回転数で回転し且つその
回転位相も所定の位相にある状態をいう。そしてこの立
ち上り期間(T1〜T6の期間)は、現状の技術レベルにお
いて、最短で約0.2〜0.3秒の値である。上記記録媒体5
の状態は、第1の状態検出器8と、第2の状態検出器9
によって検出され、第1の状態検出器8は第2図eに示
すように、記録媒体5が定常状態に達した時(時刻T6
に、検出信号を発生するように設定されており、一方第
2の状態検出器9は、例えば記録媒体5の回転数を検出
することにより前記定常状態に達する一定期間前の状態
(時刻T3)で検出信号を発生するように設定されてい
る。そして前記の第2の状態検出器9から信号が発生さ
れた直後の同期信号(系全体の同期をとるために同期信
号発生器7から発生されている。)に同期信号に同期し
て、第2図gに示すように時刻T4でシャッター2が所定
の露光期間後の時刻T5まで開放され、被写体からの光が
レンズ1を通して撮像装置3に導かれ、被写体像の撮影
が行なわれる。その後この被写体像は、記録媒体5が定
常状態に達した直後の同期信号の発生時刻T7まで撮像装
置内に蓄積保持されている。そして時刻T7からT8までの
期間に、第2図hに示すように記録ゲートが発生され、
撮像装置3内に蓄積保持されていた前記被写体像が読み
出され、信号処理回路4を介して記録媒体5に記録され
る。時刻T8で記録が完了すると、電源スイッチ12は開始
指令を受けて、電子スチルカメラ各部への電源供給が停
止され、1回の撮影動作が終了する。なお、前記した第
2の状態検出器9から信号が発生される時刻T3について
更に説明を行う。一般にスチルカメラにおいては、撮影
指令を行なってから実際に撮影が行なわれるまでの期間
(上記の実施例においては、T1からT4までの期間)は短
かい程良い。したがってこの特性の点からはT3をなるべ
くT1に近づける方が良い。しかしながら、一方撮影を行
なってから撮像装置内に被写体像を蓄積保持しておく期
間(上記の実施例においては、T4からT7までの期間)は
従来例の項で説明したように記録される被写体像のSN比
の点から短かい程良い。したがって、この特性の点から
はT3をなるべくT6に近づける方が良い。ところが、撮像
装置は原理的に被写体像の電荷蓄積保持の性能を有して
いるため、SN比の劣化が視覚的に目立たない期間であれ
ばこの性能を利用して、T3をなるべくT1に近づけるよう
にすると、電子スチルカメラ全体としての性能が向上す
る。本発明は、このような観点から構成されたものであ
って、前記したように撮像装置内で画像のSN比劣化が許
容限に納まる最大の電荷蓄積期間(許容最大電荷蓄積期
間と呼ぶ)をτとおきT1からT6までの期間をτ、T1
からT2までの期間をτ、T1からT3までの期間をτ
T2からT3までの期間をτとおくと、 τ>τ−τ ………………(1) したがって、 τ=τ−τ>τ−(τ+τ) ……(2) となるように時刻T3を選べば電子スチルカメラとして性
能バランスの良いものが達成できる。
以上のような構成とすることによって、例えばT1からT6
までの期間τは一般に0.2〜0.3秒であり、τは、CC
D固体撮像素子で0.05〜0.1秒であるので、撮像指令後、
実際の撮影が行なわれるまでの時間遅れを、0.1〜0.25
秒程度とすることができ、通常の電子スチルカメラとし
ては許容できる値に抑えて、且つ電子スチルカメラの省
電力化を図ることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば電子スチルカメラの
他の性能に支障をきたすことなく、電子スチルカメラ内
部の各回路・装置への駆動期間を必要最小限に抑えて省
電力化を図ることができ実用効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図はそのタイミング図である。 1……レンズ、2……シャッター、3……撮像装置、4
……信号処理回路、5……記録媒体、6……記録媒体駆
動装置、7……同期信号発生回路、8,9……状態検出
器、10……システム制御回路、11……電源、12……電源
スイッチ、13……シャッタースイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光情報を電気信号に変換する撮像手段と、
    前記撮像手段の出力信号を信号処理する信号処理回路
    と、前記信号処理回路の出力信号を記録する記録媒体
    と、前記記録媒体を駆動する駆動手段と、前記撮像手
    段、信号処理回路及び駆動手段の同期をとるための同期
    信号を発生する同期信号発生回路と、制御回路とを具備
    し、前記制御回路は、シャッタースイッチの押圧によっ
    て、前記全回路及び手段へ駆動電源を供給し、前記撮像
    手段が安定状態に達してから一定期間経過後に、被写体
    像の撮影を行なって前記撮像手段にこの被写体像を蓄積
    保持し、前記記録媒体が安定した後に前記蓄積保持され
    ていた被写体像を前記記録媒体に記録するように制御
    し、かつ前記一定期間が、前記記録媒体が駆動電源の供
    給開始後安定状態に達するまでに要する第1の時間から
    前記撮像手段が駆動電源の供給開始後安定状態に達する
    までに要する第2の時間と前記撮像手段の許容最大電荷
    蓄積可能時間より小さい第3の時間とを減じた値より大
    であることを特徴とする電子スチルカメラ。
JP60190800A 1985-08-29 1985-08-29 電子スチルカメラ Expired - Lifetime JPH0691630B2 (ja)

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JPS6249786A JPS6249786A (ja) 1987-03-04
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