JPH0691573B2 - 携帯式自動ダイヤリング装置 - Google Patents

携帯式自動ダイヤリング装置

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JPH0691573B2
JPH0691573B2 JP63106652A JP10665288A JPH0691573B2 JP H0691573 B2 JPH0691573 B2 JP H0691573B2 JP 63106652 A JP63106652 A JP 63106652A JP 10665288 A JP10665288 A JP 10665288A JP H0691573 B2 JPH0691573 B2 JP H0691573B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、携帯式自動ダイヤリング装置に関し、特に
予め電話番号およびそれに関連したデータを登録してお
き、その登録されたデータをトーン信号に変換してスピ
ーカから公衆電話回線に送り出し、それによって電話交
換機を作動させるような携帯式自動ダイヤリング装置に
関する。
[従来の技術] 従来、電話をかけようとする場合、相手先電話番号や暗
証番号等を電話をかける者がダイヤルする必要があっ
た。しかしながら、最近の電話サービスの多様化に伴な
い、ダイヤル操作の桁数は増加する傾向にあり、ダイヤ
ル操作が面倒なものとなっていた。また、何人もの電話
番号を頭の中に覚えておくことは困難である。
そこで、電話番号等の記憶機能と自動ダイヤリング機能
とを併せ持つ携帯式自動ダイヤリング装置が最近提案さ
れている。この携帯式自動ダイヤリング装置は、いわゆ
る電子式卓上計算機と同様にキー操作部と表示器を備え
ている。キー操作部はデータの入力や検索のために用い
られる種々のキーを含んでいる。キー操作部からキー入
力された電話番号およびそれに関するデータ(相手の名
前や暗証番号や電話会社のアクセスコード等)は、内部
記憶装置(たとえばRAM)に記憶される。一方、電話か
ける場合は、キー操作部に設けられた検索キーを操作す
ることによって該当の電話番号等が記憶装置から呼出さ
れ、表示器に表示される。そして、ダイヤル発信のため
のキーが押圧されると、上記検索された電話番号等のデ
ータが対応のトーン信号に変換される。このトーン信号
は、いわゆる押しボタン式電話機の押しボタン信号と同
一周波数の可聴周波数信号である。そして、このトーン
信号は、内部に設けられたスピーカに与えられ、外部へ
出力される。このとき、携帯式自動ダイヤリング装置
は、電話機の受話器の送話口に当接されており、これに
よってスピーカからのトーン信号が電話回線に送り出さ
れる。前述したごとく、トーン信号は押しボタン式電話
機の押しボタン信号と同じ周波数の可聴周波数信号であ
るので、電話交換機を作動させ、そのトーン信号に対応
する電話番号を有する他方の電話機に電話回線を接続さ
せる。このように、携帯式自動ダイヤリング装置は、ダ
イヤル操作を全く不要とし、また多数の電話番号やそれ
に関連するデータを記憶し得るので、極めて便利なもの
である。
ところで、米国の公衆電話システムでは、ロング・ディ
スタンス・コールをかける場合、相手先電話番号の先頭
に“1"を付加する必要がある。一方、米国ではコーリン
グカードダイヤリングサービスと呼ばれる電話サービス
がある。このコーリングカードダイヤリングサービス
は、予め電話会社からコーリングカード(電話に関する
クレジットカードの一種)を発行してもらい、このコー
リングカードには各顧客別に割当てられたコーリングカ
ード番号が記録されている。このコーリングカード番号
を相手先電話番号の後にダイヤルすることによって、そ
のときの電話料金が自己の銀行口座から自動的に引き落
される。たとえば、ロサンゼルスの公衆電話からニュー
ヨークに電話をかける場合、小銭を持っていなくとも通
話が行なえ、その支払いは自分の電話料金としてまとめ
て月1回請求されることになる。なお、公衆電話機に
は、現在のところカードリーダ付のものとそうでないも
のとが存在する。カードリーダ付の公衆電話機では、カ
ードリーダによってコーリングカード番号を読取らせて
自動的にセンターへ発信することが可能である。したが
って、コーリングカード番号のダイヤル操作は不要であ
る。これに対し、カードリーダの付いていない公衆電話
機(現在のところではこれが大部分)では、電話をかけ
る者が相手先電話番号の後にコーリングカード番号をダ
イヤルする必要がある。このようなコーリングカード番
号を用いた電話のかけ方は電話会社によって若干異なる
が、いずれの場合にも相手先電話番号の先頭に“0"を付
加する必要がある。これは、ローカルコール,ロング・
ディスタンス・コールにかかわらず同じである。したが
って、コーリングカード番号を用いてロング・ディスタ
ンス・コールをかける場合は、前述した通常のロング・
ディスタンス・コールの場合に付加される先頭の“1"に
代えて“0"を付加する必要がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来の携帯式自動ダイヤリング装置におい
て、ロング・ディスタンス・コールを自動ダイヤリング
する場合、相手先電話番号のみを記憶しているため、通
常のロング・ディスタンス・コールでは先頭に“1"を、
コーリングカード番号を用いたロング・ディスタンス・
コールでは先頭に“0"を末尾にカード番号をマニュアル
でダイヤル必要があった。そのため、従来の携帯式自動
ダイヤリング装置では、ダイヤル操作の完全自動化が図
られておらず、面倒なダイヤル操作を必要とするという
問題点があった。
なお、以上は米国の公衆電話システムを例に挙げて説明
したが、我国においても、昨今の新電々の設立等によっ
て同様の問題が生じ得る。
この発明は、上記のような問題を解消するためになされ
たもので、通常の遠距離通話であると特殊な電話サービ
ス(たとえば前述したようなコーリングカードダイヤル
サービス)を用いた遠距離通話であるとにかかわらず、
常にダイヤリング操作を完全に不要とし得るような携帯
式自動ダイヤリング装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る携帯式自動ダイヤリング装置は、電話番
号およびそれに関連したデータを入力するためのデータ
入力手段と、データ入力手段から入力されたデータを登
録するデータ登録手段と、データ登録手段に登録された
データの中から必要なデータを検索するための検索手段
と、検索手段によって検索されたデータを公衆電話回線
を使用するために用いられるトーン信号に変換する変換
手段と、変換手段の出力を外部へ出力するスピーカとを
備え、スピーカから発せられたトーン信号が電話機の送
話口を通じて電話回線に送り出され、それによって電話
交換機を作動させるようなものとして構成されている。
そして、この携帯式自動ダイヤリング装置は、一般的な
電話番号を登録および検索するための第1のモードと、
一般的な電話番号以外の特殊な電話サービス用番号を登
録および検索するための第2のモードとを備えており、
第1のモードで登録される電話番号のうち遠距離通話と
して登録される電話番号には、予め定められた遠距離通
話用の識別番号が付加して登録されている。さらに、こ
の発明の携帯式自動ダイヤリング装置は、第1のモード
で遠距離通話の電話番号が検索されたときは当該検索さ
れた電話番号をそのまま変換手段に与えて対応のトーン
信号に変換させる第1の制御手段と、第1のモードで遠
距離通話の電話番号が検索されさらに第2のモードで特
殊な電話サービス用番号が検索されたときは当該検索さ
れた電話番号から識別番号を除くとともに、その識別番
号の除かれた電話番号と当該検索された特殊な電話サー
ビス用番号とを変換手段に与えて対応のトーン信号に変
換させる第2の制御手段とを備えている。
[作用] この発明においては、通常の遠距離通話を行なうときは
識別番号の付加された電話番号がそのまま変換手段に与
えられて対応のトーン信号に変換され、また特殊な電話
サービスを利用して遠距離通話を行なうときは検索され
た電話番号から識別番号が自動的に除かれてその識別番
号が除かれた電話番号と特殊な電話サービス用番号とが
変換手段に与えられて対応のトーン信号に変換されるこ
とにより、通常の遠距離通話あるいは特殊な電話サービ
スを利用した遠距離通話にかかわらず、常にダイヤリン
グ操作が不要になる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例の携帯式自動ダイヤリング
装置の外観正面図である。図示のごとく、携帯式自動ダ
イヤリング装置1には、表示器2と、データの入出力,
検索等のために用いられる複数種類のキーを含むキー操
作部3とが設けられる。
第2図は第1図に示す実施例の電気回路部分を示す概略
ブロック図である。図において、CPU4には、前述の表示
器2およびキー操作部3が接続される。また、CPU4に
は、RAM5およびROM6が接続される。RAM5は、キー操作部
3から入力されたデータおよびその他処理に必要な種々
のデータを記憶するためのものである。ROM6はCPU4のた
めの動作プログラムを格納するためのもので、たとえば
後述する第3図のようなプログラムが格納されている。
さらに、CPU4には、CPU4の動作クロック発生用の発振子
7aと、トーン信号を作成するときに用いられる発振子7b
とが接続される。このトーン信号は、前述のごとく、押
しボタン式電話機の押しボタン信号と同じ周波数の可聴
周波数信号である。発振子7bに基づいて作成されたトー
ン信号は、増幅器8で増幅された後スピーカ9に与えら
れる。スピーカ9は、携帯式自動ダイヤリング装置1の
内部において、その裏面に対向するように配置される。
図示されていないが、携帯式自動ダイヤリング装置1の
裏面には、スピーカ9から発せられたトーン信号を外部
へ導出するための複数の孔が形成されている。
上記のような構成において、携帯式自動ダイヤリング装
置1は、電話モード(第1のモード)と、SSN(Special
Service Number)モード(第2のモード)とを有す
る。電話モードは一般的な電話番号および相手名を登
録,検索するためのモードであり、SSMモードは特殊な
電話サービス用番号を登録,検索するためのモードであ
る。通常、携帯式自動ダイヤリング装置1は電話モード
において動作するが、SSNキー3aが押圧されることによ
ってSSNモードに切換えられる。
次に、上記実施例の操作方法ないし動作を説明する。
まず、ロング・ディスタンス・コール(以下、遠距離通
話と称す)の電話番号の登録方法について述べる。電話
モードにおいて、まず相手先の名前を入力する。この入
力は、キー操作部3の文字/数字キー群3bを用いて行な
われる。このとき、文字/数字キー群3bは、入力切換キ
ー3cによって文字入力モードに切換えられている。入力
された相手の名前は、表示器2の上段に表示される。名
前の入力が終了すると、カーソル移動キー群3dを操作し
て表示器2のカーソル位置を表示器2の下段に移動させ
る。但し、上段の最終桁すなわち12文字まで名前を入力
すれば、カーソル位置は自動的に下段の電話番号表示部
へ移動される。そして、遠距離通話用に先頭に“1"を入
力する。この“1"の入力は、文字/数字キー群3bを用い
て行なわれる。このとき、文字/数字キー群3bは入力切
換キー3cによって数字入力モードに切換えられている。
次に、表示内容を見やすくする目的で、ハイフンキー3e
を操作して“−”が入力される。但し、この“−”は入
力しなくてもよい。次に、文字/数字キー群3bを操作し
て相手先電話番号を入力する。このようにして入力され
た“1−相手先電話番号”は、表示器2の下段に表示さ
れる。相手先電話番号の入力が終了すると、入力キー3f
が押圧される。これによって、表示器2に表示されてい
る名前と電話番号(先頭の1を含む)とがRAM5に登録さ
れる。
次に、コーリングカードダイヤルサービスを利用するた
めのSSNデータの登録方法について述べる。まず、SSNキ
ー3aが押圧されてSSNモードに入る。ここでは、名前を
入力した後上記と同様に表示器2の下段すなわち電話番
号表示部へ移り、“0−U"と入力し、その後ポーズコー
ド“P"とコーリングカード番号を入力し、入力キー3fに
よってRAM5に登録する。なお、“U"は、この部分に相手
先電話番号が入ることを意味し、ターゲットキー3gによ
って入力される。また、ポーズコード“P"はポーズキー
3kによって入力されるもので一定時間のポーズ状態を指
令する。このようにして登録されたコーリングカードダ
イヤルサービスのためのデータは、前述の方法で入力さ
れた複数の相手先電話番号に対して共通に使用可能であ
る。
次に、第3図のフローチャートおよび第4図の表示例を
参照して、通常の遠距離通話を行なうときの検索および
自動ダイヤリング動作を説明する。まず、サーチキー3h
および3iを動作して、該当する相手先の電話番号を検索
する。すなわち、サーチキー3hあるいは3iを押圧するこ
とにより、RAM5からは、電話モードで登録された相手先
の名前と電話番号とが順番に呼出され、表示器2に表示
される。電話をかけたい相手の名前と電話番号とが表示
器2に表示されると、ダイヤルキー3jが押圧され、第3
図に示す自動ダイヤリング動作に入る。まず、ステップ
S1において、検索された電話番号の先頭データが“1"で
あるか否かが判断される。このとき、電話番号の先頭に
は、遠距離通話であることを示す識別番号“1"が登録さ
れているので、ステップS1における判断がYESとなり、
ステップS2に進む。このステップS2では、SSNモードで
あるか否かが判断される。このとき、携帯式自動ダイヤ
リング装置1は電話モードで動作しているので、その判
断はNOとなり、ステップS3に進む。このステップS3で
は、現在参照されているデータが、0〜9,♯,*のいず
れかであるかが判断される。このとき、先頭データ“1"
が参照されているので、ステップS4の動作に進み、“1"
に対応するトーン信号がCPU4で作成され、アンプ8を介
してスピーカ9に与えられる。したがって、スピーカ9
からは押しボタン式電話機の押しボタン「1」の押圧信
号に対応するトーン信号が出力される。このとき、スピ
ーカ9から導出されるトーン信号を受けるように電話機
の受話器の送話口が携帯式自動ダイヤリング装置1の裏
面に当接されている。したがって、スピーカ9から出力
されたトーン信号は受話器の送話口を通じて電話回線に
送り出される。続いて、ステップS5に進み、次のデータ
が参照される。このとき参照されるデータは“−”であ
るので、ステップS3を経由してステップS6でそのとき参
照されているデータが“−”であることが判断される。
このとき、ステップS4におけるトーン信号の出力は行な
われず、ステップS5に進み、次のデータが参照される。
すなわち、前述したごとく、“−”は、単に表示を見や
すくするためだけに挿入されるものであるので、何の動
作も行なわれない。これ以後、ステップS5,S3,S4の動作
が繰返して行なわれ、相手先電話番号に対応するトーン
信号が出力される。なお、局番と局番との間に“−”が
挿入されている場合は、上述のごとく、ステップS6によ
ってトーン信号の出力動作(ステップS4)がスキップさ
れる。このようにして作成された相手先電話番号に対応
するトーン信号は、前述の先頭番号“1"と同様に受話器
の送話口を通じて電話回線に送り出される。したがっ
て、このトーン信号が電話交換機を作動させ、その信号
に相当する電話番号を有する他方の電話機に電話回線を
接続させる。トーン信号の出力が終了すると、今度はス
テップS7に進み、次の参照データが“U"であるか否かが
判断される。このとき、次の参照データには何のデータ
も登録されていないので、このステップS7における判断
がNOとなり、ステップS8に進む。このステップS8では、
SSNモードであるか否かが判断されるが、このとき携帯
式自動ダイヤリング装置1は電話モードとなっているの
で、NOと判断され、自動ダイヤリング動作を終了して図
示しない別のメインフローへリターンする。
次に、第3図および第5図を参照して、コーリングカー
ドダイヤルサービスを用いて遠距離通話を行なうときの
検索および自動ダイヤリング動作を説明する。まず、サ
ーチキー3hおよび3iを操作して、該当する相手先の名前
と電話番号を検索する。この検索動作は、上述した通常
の遠距離通話の場合と同様である。名前と電話番号の検
索が終了すると、今度はSSNキー3aが押圧されてSSNモー
ドに入る。そして、サーチキー3hおよび3iを操作してコ
ーリングカード番号の検索が行なわれる。通常、この種
の携帯式自動ダイヤリング装置1には、SSNモードにお
いて特殊な電話サービス用番号が複数種類登録されてい
るので、その中からコーリングカード番号を検索するの
である。コーリングカード番号の検索が終了すると、ダ
イヤルキー3aが押圧されて第3図に示す自動ダイヤル動
作に入る。まず、ステップS1において先頭データが“1"
であるか否かが判断される。前述したごとく、コーリン
グカードダイヤルサービスに対するデータとしては、
“0−UPコーリングカード番号”が登録されているの
で、先頭データは“0"である。したがって、このステッ
プS1ではNOと判断され、ステップS3を経由してステップ
S4でその先頭データ“0"に対応するトーン信号が出力さ
れる。続いて、ステップS5で次のデータが参照される。
次のデータは“−”であるので、ステップS3を経由して
ステップS6で“−”であることが判断される。この場
合、トーン信号の出力は行なわれず、再びステップS5の
動作に戻って次のデータが参照される。次のデータは
“U"であるので、ステップS3およびS6の動作の後、ステ
ップS7でそのときの参照データが“U"であると判断され
る。したがって、ステップS9に進み、SSNモードに入る
前の直前の電話モードで検索されていた相手先電話番号
がセットされる。このときセットされる相手先電話番号
の先頭には遠距離通話であることを示す識別番号“1"が
付加されている。したがって、ステップS9の後ステップ
S1でその先頭データの“1"が判断され、ステップS2に進
む。ステップS2ではSSNモードであるか否かが判断され
るが、このときSSNモードとなっているため、ステップS
10へと進む。ステップS10では、相手先電話番号の処理
を実行中か否かが判断される。このとき相手先電話番号
の実行中であるため、ステップS11に進み、次のデータ
が参照される。次のデータは“−”であるため、ステッ
プS12でそのことが判断され、ステップS5で次のデータ
が参照される。これ以降のデータは、相手先の実際の電
話番号(先頭の0を除いたもの)である。そして、この
電話番号は、ステップS5,S3,S4およびS6において、その
番号に対応するトーン信号が出力される。このように、
コーリングカードダイヤルサービスにおける自動ダイヤ
リング動作では、電話モードにおいて登録されている遠
距離通話用電話番号の先頭に付加された“1"が自動的に
削除されてコーリングカードダイヤルサービスであるこ
とを示す識別番号“0"に置換えられる。相手先電話番号
のトーン信号出力が終了すると、次にステップS5で参照
される次のデータは“P"であるので、ステップS3,S6を
経た後、ステップS15およびS16で1秒間の待機処理がな
され、ステップS7を経てステップS8でSSNモードである
ことが判断され、ステップS13に進む。このステップS13
では、SSNデータの実行が終了したか否かが判断され
る。このとき、まだSSNデータの実行が終了していない
ため、ステップS14に進む。このステップS14では、SSN
データの最終部分としてのコーリングカード番号がセッ
トされる。続いて、ステップS1,S2,S10の動作を経た後
ステップS3に進む。これ以後、このステップS3〜S6の動
作ループによってコーリングカード番号に対応するトー
ン信号の出力動作が行なわれる。コーリングカード番号
のトーン信号出力動作が終了すると、ステップS7および
S8を経た後ステップS13に進み、SSNデータの実行終了が
判断される。したがって、図示しないメインフローにリ
ターンする。
なお、上記実施例では、SSNモードにおいてコーリング
カード番号が自動的にトーン信号として出力されるが、
カードリーダ付の公衆電話機から電話をかける場合はコ
ーリングカードに記録されたコーリングカード番号が読
取られて自動的にセンターへ送られるため、コーリング
カード番号のトーン出力は不要である。そこで、このよ
うなカードリーダ付電話機に対応するために、SSNモー
ドにおいて、“0−UPコーリングカード番号”とは別に
“0−U"を登録するようにしてもよい。カードリーダ付
の公衆電話機から電話をかける場合は後者のSSNデータ
が検索されて自動ダイヤリング動作が行なわれるが、こ
のときSSNデータにはコーリングカード番号が含まれて
いないので、コーリングカード番号のトーン出力は行な
われない。
なお、以上の動作説明は、主として遠距離通話について
示したが、この実施例は遠距離通話すなわちローカルコ
ールについても適用が可能である。通常の近距離通話に
ついては、電話モードで相手先の電話番号(この場合、
先頭の識別データ1は含まない)のみが登録される。ま
た、コーリングカードダイヤルサービスを用いて行なう
近距離通話については、コーリングカードダイヤルサー
ビスを用いて行なう遠距離通話と同じ登録および自動ダ
イヤリング動作がなされる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、通常の遠距離通話で
あると特殊な電話サービスを用いた遠距離通話であると
にかかわらず、常にダイヤリング操作を完全に自動化す
ることができ、面倒なダイヤリング操作を不要とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の携帯式自動ダイヤリング
装置の外観正面図である。 第2図は第1図に示す実施例の電気回路部分を示すブロ
ック図である。 第3図はこの発明の一実施例の自動ダイヤリング動作を
示すフローチャートである。 第4図はこの発明の一実施例において、通常の遠距離通
話を行なう場合の表示例を示す図である。 第5図はこの発明の一実施例において、コーリングカー
ドダイヤリングサービスを用いて遠距離通話を行なう場
合の表示例を示す図である。 図において、1は携帯式自動ダイヤリング装置、2は表
示器、3はキー操作部、3aはSSNキー、3は文字/数字
キー群、3gはダーゲットキー、3hおよび3iはサーチキ
ー、3jはダイヤルキー、4はCPU、5はROM、6はRAM、7
aおよび7bは発振子、9はスピーカを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話番号およびそれに関連したデータを入
    力するためのデータ入力手段と、前記データ入力手段か
    ら入力されたデータを登録するデータ登録手段と、前記
    データ登録手段に登録されたデータの中から必要なデー
    タを検索するための検索手段と、前記検索手段によって
    検索されたデータを公衆電話回線を使用するために用い
    られるトーン信号に変換する変換手段と、前記変換手段
    の出力を外部へ出力するスピーカとを備え、前記スピー
    カから発せられたトーン信号が電話機の送話口を通じて
    電話回線に送り出され、それによって電話交換機を作動
    させるような携帯式自動ダイヤリング装置において、 前記携帯式自動ダイヤリング装置は、一般的な電話番号
    を登録および検索するための第1のモードと、一般的な
    電話番号以外の特殊な電話サービス用番号を登録および
    検索するための第2のモードとを備えており、 前記第1のモードで登録される電話番号のうち遠距離通
    話として登録される電話番号には、予め定められた遠距
    離通話用の識別番号が付加して登録されており、さらに 前記第1のモードで遠距離通話の電話番号が検索された
    ときは、当該検索された電話番号をそのまま前記変換手
    段に与えて対応のトーン信号に変換させる第1の制御手
    段、および 前記第1のモードで遠距離通話の電話番号が検索されさ
    らに前記第2のモードで前記特殊な電話サービス用番号
    が検索されたときは、当該検索された電話番号から前記
    識別番号を除くとともに、その識別番号の除かれた電話
    番号と当該検索された特殊な電話サービス用番号とを前
    記変換手段に与えて対応のトーン信号に変換させる第2
    の制御手段を備える、携帯式自動ダイヤリング装置。
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