JPH0690815A - ヘアーカール器 - Google Patents

ヘアーカール器

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Publication number
JPH0690815A
JPH0690815A JP32086392A JP32086392A JPH0690815A JP H0690815 A JPH0690815 A JP H0690815A JP 32086392 A JP32086392 A JP 32086392A JP 32086392 A JP32086392 A JP 32086392A JP H0690815 A JPH0690815 A JP H0690815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
water
sheet
winding part
water retention
Prior art date
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Pending
Application number
JP32086392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Sakamoto
敏浩 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32086392A priority Critical patent/JPH0690815A/ja
Publication of JPH0690815A publication Critical patent/JPH0690815A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪巻付部に有する保水機能の汚れに対する
問題を解決し、毛髪に適切な水分量のを与えてことがで
き、更に成形不良率を大幅に低くすることができるヘア
ーカール器を提供するものである。 【構成】 ヘアーカーラ本体1が円筒形状をしており、
毛髪巻付部2の内部に電磁誘導にて加熱される鉄心3が
埋設され、その毛髪巻付部2の外表面には、保水層部4
aの裏面に粘着層4bが形成されたスチーム発生用の保
水シート4が着脱自在に保持されている。保水シート4
が取り外しが容易で長期の使用により、洗浄しても落と
せない汚れが付いたり、保水シート自体が破れたり破損
した場合においても、保水シート4のみを取り換えるこ
とができる。又、熱処理にて収縮される熱収縮チューブ
にて保水シートを毛髪巻付部の表面に保持させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪巻付部に保水シー
トが保持されるヘアーカール器であって、このヘアーカ
ール器を加熱してその保水シートの水をスチーム化し
て、このスチームにて毛髪にカール付けを行うヘアーカ
ーラ器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱してスチームを発生させるヘ
アーカール器の一例として、ヘアーカーラを図10に示
す。
【0003】このヘアーカーラでは、毛髪を巻き付ける
円筒体aの毛髪巻付部bは合成樹脂で形成されており、
この毛髪巻付部bの内部に電磁誘導で加熱される金属性
の円筒状の鉄心cが埋設されている。そして、毛髪巻付
部bの外表面にはポリエステル繊維等の布状の吸水層体
dが配置されている。この布状の吸水層体dは、鉄心c
を合成樹脂でなる毛髪巻付部bに埋設した状態にする際
に、同時成形にて一体的に毛髪巻付部bの外表面に成形
されるものである。この吸水層体dにて吸水させた水
を、電磁誘導加熱にて加熱された鉄心cの熱を毛髪巻付
部bに伝えてこの熱にてスチーム化するものである。ま
た、毛髪巻付部bの外表面には、毛髪を巻き付け易いよ
うに軸方向に略等間隔に突設された突起eからなる突起
群が円周方向に略等間隔に突設して配置されて形成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなスチームカ
ール器であるスチームカーラの吸水層体dは、ポリエス
テル繊維等で構成されているものであり、毛髪巻付部b
と同時成形にて一体的に形成されているので、長期間使
用することにより汚れたり、油性の整髪料等による汚れ
や匂いが付着した場合に、洗浄する必要が生じる。しか
しながら、吸水層体dは布状で基体と一体成形されてい
るので、布の中に進入している汚れは落とし難く、洗浄
にて容易に汚れを取り除くことができず、汚れが落ちな
い場合は、スチームカール器自体を新品と取り換えが必
要となってくる。また、長年使用にて、その吸水層体d
が毛髪巻付部bより剥がれてくる場合も生じていた。
【0005】又、毛髪巻付部bに形成された吸水層体d
は厚みが一定であるので、その吸水量も一定となり、使
用者の毛髪の状態、例えば毛髪の水分の多い状態では、
カールが付きにくかったり、あるいは、毛髪が乾燥ぎみ
であれば、水分が足らず、毛髪を傷める恐れがあった。
【0006】そして、毛髪巻付部bの軸方向において
も、軸方向の中央部と端部では、吸水層体dの吸水量は
同じとなり、毛髪巻付部bの発熱は中央部が多く、従っ
て中央部の吸水層体dの水分は早く蒸発し易く、端部の
吸水層体dの水分は中央部より蒸発遅くなる傾向とな
る。従って、毛髪巻付部dに巻付られた毛髪束の中央と
端部とでは若干のカール状態や水分量に違いが生じ易い
ものであった。
【0007】更に、吸水層体dを毛髪巻付部bの外表面
に一体的に同時成型することは、要求される成型条件等
が厳しく、成形不良の発生率が高いものであった。
【0008】本発明の目的は、上記点に鑑みてなされた
ものであり、ヘアーカール器における毛髪巻付部に保水
機能を持たせて、汚れに対する問題を解決し、毛髪に適
切な水分量のを与えてことができ、更に成形不良率を大
幅に低くすることができるヘアーカール器を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のヘアーカ
ール器では、保水シートの裏面に粘着層を形成し、この
保水シートをヘアーカール本体の毛髪巻付部の表面に着
脱自在にしてなることを特徴とする。
【0010】請求項2記載のヘアーカール器では、熱処
理にて収縮される熱収縮チューブにて保水シートをヘア
ーカール本体の毛髪巻付部の表面に保持させてなること
を特徴とする。
【0011】
【作用】上記のようなヘアーカール器の構成によれば、
ヘアーカール本体の毛髪巻付部の外表面に粘着層や熱収
縮チューブにて固定された保水シートにてスチーム用の
水を保水でき、ヘアーカール本体の加熱にて保水された
水がスチーム化するものであり、保水シートが粘着層に
て着脱自在となり、取り換えが容易であり、熱収縮チュ
ーブの保持では確実に保持でき、取り換えが可能なもの
である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例として示した図1乃至
図9に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明のヘアーカール器の一実施
例の一部切欠断面の正面図であり、1はヘアーカーラ本
体、2は毛髪巻付部、3は鉄心、4は保水シート、4a
は保水シートの保水層部、4bは粘着層、5はヘアーカ
ーラ本体1の両端部の膨出部である。
【0014】本発明のヘアーカール器は、ヘアーカーラ
本体1が円筒形状をしており、毛髪を巻き付ける毛髪巻
付部2の内部に電磁誘導にて加熱される鉄心3が埋設さ
れている。このヘアーカーラ本体1は蓄熱性の合成樹脂
で形成されている。ヘアーカーラ本体1の両端部分を除
く部分は毛髪を巻き付ける部分であり、そして、ヘアー
カーラ本体1の両端部分には、中央の毛髪巻付部2より
径大なるように膨出部5、5が形成されている。この膨
出部5により、毛髪巻付部2に毛髪を巻き付けた際に、
毛髪がヘアーカーラ本体1の両端部分から外れないもの
である。
【0015】毛髪巻付部2の外表面にはスチーム用の保
水シート4が装着されている。この保水シート4は、ポ
リエステル繊維等にて形成された保水層部4aとその裏
面に形成された粘着層4bとの2層にて形成されてい
る。この保水シート4の裏面に形成されている粘着層4
bにて毛髪巻付部2の外表面に保水シート4が着脱自在
となるものである。この粘着層4bは毛髪巻付部2の外
表面に融着するものでなく、取り外し可能な接着材料で
あり、図2の如く、取り外しが容易にものである。
【0016】この保水シート4を取り外し可能なように
したことにより、長期の使用により、洗浄しても落とせ
ない汚れが付いたり、保水シート自体が破れたり破損し
た場合においても、保水シート4のみを取り換えること
により、ヘアーカーラ本体1を長期に使用できるものと
なる。又、ヘアーカーラ本体成形時においても、外表面
に布状の外皮を配置して一体成形する必要がなく、成形
加工が容易となり、成形不良が大幅に低減できる。
【0017】図3は別実施例であり、ヘアーカーラ本体
1の毛髪巻付部2の表面に軸方向に略等間隔に突設した
突起からなる突起群6を周方向に複数配置し、この突起
群6に対応する位置の保水シート4の部分に逃がし孔4
cを形成して、この保水シート4を毛髪巻付部2の外表
面に装着するものである。この突起群6は毛髪巻付部2
に毛髪を巻き付け易いようにしたものであり、巻付後に
毛髪が保持されてカール付けが確実となる。
【0018】図4(a)、(b)、(c)に示されるよ
うに、保水シート4における保水層部4aの厚みを異な
らせたものであり、その厚みの変化により、例えば、図
4(b)における保水シート4の保水量が約0.3gを
有するものに対して、図4(a)における保水シート4
の保水量が約0.5g、図4(c)における保水シート
4の保水量が約0.1gとなるように形成して、保水量
を変化させ、使用者の毛髪状態により、着脱自在となる
保水シート4を取り換えて、その好みの保水量にするこ
とができる。例えば、洗髪後などで毛髪に水分量が多い
場合は、図4(c)のような水分量の少ない保水シート
4を使用し、乾燥している時は、図4(a)のような水
分量の多い保水シート4を使用することができ、適宜好
みの保水シート4が選択できる。
【0019】図5は本発明の他の実施例であり、ヘアー
カーラ本体1の長手方向に保水量の異なるように保水シ
ート4を着脱自在に装着したものである。図5に示すよ
うに、毛髪巻付部2の中央部分に保水量の多い保水シー
ト41aを装着し、その両側を保水量の少ない保水シー
ト40aを装着したものである。例えば、中央の保水シ
ート41aの保水量が約0.2g、両端の保水シート4
0aの保水量が約0.05gとなるように形成して、長
手方向の保水量を変化させる。この実施例では、中央部
の保水シート41aの保水量が両端部の保水シート40
aの保水量より多いので、中央部の水分が先に飛ぶこと
がなく長手方向に均一にスチームを発生することがで
き、毛髪のカール付けも均一に行なえるものである。
【0020】図6は請求項2記載の発明の一実施例であ
り、熱収縮チューブ46を熱を加えて熱収縮させて、保
水シート4を熱収縮チューブ46にてヘアーカール本体
1の毛髪巻付部2の表面に保持させてなるものである。
この保水シートはヘアーカール本体1より大きめに筒状
形成されており、この筒状の保水シート4をヘアーカー
ル本体1に被嵌し、ヘアーカール本体1を使用者が通常
の加熱を行うことにより熱収縮チューブ46が収縮して
保水シート4がヘアーカール本体1の毛髪巻付部2の表
面に密着保持される。又、他の加熱手段にて熱収縮チュ
ーブ46を収縮させてもよい。このように保水シート4
を熱収縮チューブ46にな保持できるので、長期に使用
して洗浄でも落とせない汚れが付いたり、繊維がほつれ
て保水量が低下して機能が落ちた場合に、保水シート4
を取り外すことが容易行え、新しい保水シート4が取り
付けることができ、ヘアーカール本体1を長期に使用で
きるものである。
【0021】図7は他の実施例の保水シート4の一部切
欠断面図であり、保水シート4の内面側に熱収縮チュー
ブ47bが形成され、その熱収縮チューブ47bの外面
に伸縮自在成る保水層部47が固着されている。
【0022】図8は別の実施例の保水シート4の一部切
欠断面図であり、保水層部48aの内部に埋設するよう
に熱収縮チューブ48bが形成されているものである。
【0023】図9は別の実施例の保水シート4の一部切
欠断面図であり、保水層部49aの外面に熱収縮チュー
ブ49bが形成され、保水シート4の表面に熱収縮チュ
ーブ49bが形成されているものであり、熱収縮チュー
ブ49bにはスチームが通過するように多数の小孔49
cが形成されている。この小孔49cの孔の大きさや数
は必要なスチーム量により決定される。又、外表面に配
設される熱収縮チューブ49bは網状に形成されてもよ
く、その他適宜の形態が考えられる。
【0024】図6〜9の実施例の保水シート4は全て熱
収縮チューブの収縮力にてヘアーカール本体1に密着す
るものであり、よって、熱収縮チューブを取り外すこと
により保水シート4の交換が可能となるものである。
【0025】以上、ヘアーカール器をヘアーカーラの実
施例で説明したが、毛髪をカール付けをする、スチーム
発生機能のための保水機能を有するヘアーアイロンやヘ
アーブラシにおいても、同様な構成にすることができる
ものである。
【0026】
【発明の効果】本発明のヘアーカール器は、上記のよう
な構成であるので、使用者が長期に使用して汚れても、
保水シートのみの容易に交換が可能であり、ヘアーカー
ル本体を長期に使用できるものであり、ヘアーカール本
体の成形条件が良いものとなり、成形不良率が低減でき
安価に成形できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部切欠断面の正面図であ
る。
【図2】図1の実施例の保水シートの保持状態を示す斜
視図である。
【図3】本発明の別の実施例の正面図である。
【図4】本発明の保水シートの保水層部の厚さが異なる
実施例を示し、(a)は厚さが大なる実施例、(b)は
厚さが中間なる実施例、(c)は厚さが小なる実施例の
拡大斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例の保水シートの保持状態を
示す斜視図である。
【図6】本発明の熱収縮チューブを有する保水シートの
実施例で、保水シートが毛髪巻付部に保持される状態を
示す斜視図である。
【図7】本発明の保水シートの実施例の一部切欠断面の
正面図である。
【図8】本発明の保水シートの別の実施例の断面図であ
る。
【図9】本発明の保水シートの他の実施例の斜視図であ
る。
【図10】従来例の一部切欠断面の正面図である。
【符号の説明】
1 ヘアーカーラ本体 2 毛髪巻付部 3 鉄心 4 保水シート 4a 保水層部 4b 粘着層 5 膨出部 46 熱収縮チューブ 47b 熱収縮チューブ 48b 熱収縮チューブ 49b 熱収縮チューブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保水シートの裏面に粘着層を形成し、こ
    の保水シートをヘアーカール本体の毛髪巻付部の表面に
    着脱自在に保持してなることを特徴とするヘアーカール
    器。
  2. 【請求項2】 熱処理にて収縮される熱収縮チューブに
    て保水シートをヘアーカール本体の毛髪巻付部の表面に
    保持させてなることを特徴とするヘアーカール器。
JP32086392A 1992-07-31 1992-11-30 ヘアーカール器 Pending JPH0690815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32086392A JPH0690815A (ja) 1992-07-31 1992-11-30 ヘアーカール器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20555192 1992-07-31
JP4-205551 1992-07-31
JP32086392A JPH0690815A (ja) 1992-07-31 1992-11-30 ヘアーカール器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0690815A true JPH0690815A (ja) 1994-04-05

Family

ID=26515118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32086392A Pending JPH0690815A (ja) 1992-07-31 1992-11-30 ヘアーカール器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0690815A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153496A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Matsushita Electric Works Ltd 歯ブラシ
JP2015136382A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 明夫 吉田 パーマ用カーラー

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