JPH069024A - 載置棚 - Google Patents

載置棚

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JPH069024A
JPH069024A JP16808292A JP16808292A JPH069024A JP H069024 A JPH069024 A JP H069024A JP 16808292 A JP16808292 A JP 16808292A JP 16808292 A JP16808292 A JP 16808292A JP H069024 A JPH069024 A JP H069024A
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JP
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suspending
slide table
sleeper
lengthy
long object
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JP16808292A
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Hiromasa Sano
弘昌 佐野
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊り上げの際、吊りベルトを容易に真っ直ぐ
に長尺物の下方に挿通することができる載置棚を提供す
る。 【構成】 出退自在なスライドテーブル11上に枕木19を
左右一対設け、枕木19の上面に、長尺物支持用の支持面
21を形成し、枕木19の他側端に、上方に開放された凹形
状の吊り索案内用溝26を枕木19の全長にわたって形成し
た。両枕木19上に支持された長尺物33を吊り上げる場合
は、吊りベルト27を長尺物33の両端部の下方に挿通す
る。この際、吊りベルト27を吊り索案内用溝26内に挿通
することにより、吊りベルト27は、この溝26に案内され
て、斜めにずれること無く、真っ直ぐに長尺物33の下方
に挿通される。そして、長尺物33を吊り上げることによ
り、長尺物33はバランス良く吊り上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺物などを格納する
ための載置棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の載置棚としては、たとえ
ば実開平2-107337号公報に示されるものがある。すなわ
ち、ガイドローラを介して棚枠のガイドレールに支持案
内されて出退自在なスライドテーブルを設け、電動工具
を用いてスライドテーブルを出退させていた。
【0003】図13に示すように、このような載置棚に棒
鋼などの長尺物45(格納物の一例)の束を格納する場
合、スライドテーブル46上の左右両端部に格納物支持用
の枕木47を載置あるいは溶接で設置していた。これによ
ると、吊りベルト48(吊り索の一例)により玉掛けされ
て吊り上げられた長尺物45は、両枕木47上に載置され支
持される。その後、吊りベルト48を抜取り、スライドテ
ーブル46を退入させることにより、長尺物45は載置棚内
に格納される。
【0004】また、スライドテーブル46を突出させて、
長尺物45の両端部に下方から吊りベルト48を掛け、長尺
物45を吊り上げる。これにより、長尺物45は載置棚から
取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、スライドテーブル46から長尺物45を吊り
上げる際、吊りベルト48を長尺物45の下方に真っ直ぐに
挿通させることは困難であり、特に、最上段のスライド
テーブル46の長尺物45に玉掛けをする場合は非常に困難
であった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、吊り
上げの際、吊り索を容易に真っ直ぐに格納物の下方に挿
通することができる載置棚を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明における載置棚は、テーブル上に、格納物支持
用の枕木を一対設け、各枕木の支持面に近接して、上方
に開放された凹形状の吊り索案内用溝を枕木の長さ方向
に沿って一体形成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によると、両枕木上に載置され支持さ
れた格納物を吊り上げる場合は、吊り索を格納物の両端
部の下方に挿通する。この際、吊り索を吊り索案内用溝
内に挿通することにより、吊り索は、この溝に案内され
て、斜めにずれること無く、真っ直ぐに格納物の下方に
挿通される。そして、格納物を吊り上げることにより、
格納物はバランス良く吊り上げられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図8に基
づいて説明する。図6〜図8に示すように、1は棚枠
で、左右一対の前部支柱2と、左右一対の中間部支柱3
と、左右一対の後部支柱4と、各支柱2,3,4の前後
間を連結するラチス5と、後部支柱4間を連結するブレ
ース6と、各支柱3,4の上部間を連結する天板フレー
ム7と、下部間を連結する下部サポート8などから構成
される。上記棚枠1には左右一対のチャンネル形状をし
たガイドレール10が上下複数段に配設されている。そし
て、両ガイドレール10間には、前後方向に出退自在なス
ライドテーブル11が設けられている。
【0010】図1〜図3に示すように、これらスライド
テーブル11は四角枠状の外フレーム12と、この外フレー
ム12内に連結される複数本の左右フレーム13とで形成さ
れている。そして、スライドテーブル11の前後部両側面
には、ガイドレール10に支持案内されて強制回動自在な
駆動ローラ14がそれぞれ設けられている。15は各駆動ロ
ーラ14を駆動させる電動機であり、16(図6参照)は各
スライドテーブル11を自動的に出退させるための操作箱
である。
【0011】各スライドテーブル11上には、格納物支持
用の枕木19が左右一対で前後方向にわたって設置されて
いる。図4に示すように、これら枕木19は断面門型形状
の支持部20を有し、この支持部20の上面は格納物を支持
する支持面21として形成されている。上記支持部20の一
側端には、スライドテーブル11の上面に当接する脚部22
が外方かつ全長にわたって一体形成されている。また、
支持部20の他側端には、スライドテーブル11の上面に当
接する溝底板部23が外方かつ全長にわたって一体形成さ
れており、この溝底板部23の他側端には、溝側板部24が
上向きかつ全長にわたって一体形成されている。そし
て、上記支持部20の他側面25と溝底板部23と溝側板部24
とにより、上方に開放された凹形状の吊り索案内用溝26
が上記支持面21の他側方に全長にわたって一体に形成さ
れる。尚、図5に示すように、吊り索案内用溝26の幅W
1は吊り索の一例である吊りベルト27の幅W2よりも広
く設定されている。また、溝側板部24の高さH1は支持
部20の高さH2よりも低く、高さH2とH1との差H3
は吊りベルト27の厚さTよりも大きい。上記脚部22と溝
底板部23との両端部を皿小ねじ28を介してスライドテー
ブル11の前,後フレーム29,30に連結することにより、
各枕木19は、吊り索案内用溝26を互いに内側にして、ス
ライドテーブル11上に着脱自在に取付けられる。
【0012】以下、上記構成における作用を説明する。
図7の仮想線に示すように、載置棚に棒鋼などの長尺物
33(格納物の一例)の束を格納する場合、操作箱16を操
作して目的のスライドテーブル11を前方へ突出させる。
そして、図1に示すように、左右一対の吊りベルト27に
より玉掛けされて吊り上げられた長尺物33をスライドテ
ーブル11上に載置する。この際、長尺物33の両端部は両
枕木19の支持面21に支持されている。そして、吊りベル
ト27を取り除いた後、スライドテーブル11を後方へ退入
させる。これにより、長尺物33は載置棚内に格納され
る。
【0013】また、格納された長尺物33を取り出す場合
は、目的のスライドテーブル11を突出させる。そして、
図4に示すように、吊りベルト27を長尺物33の両端部の
下方に挿通する。この際、吊りベルト27を吊り索案内用
溝26内に挿通することにより、吊りベルト27は、支持部
20の他側面25と溝側板部24とによって左右方向の移動を
規制されるため、吊り索案内用溝26に案内されて、斜め
にずれること無く、真っ直ぐに長尺物33の下方に挿通さ
れる。特に、本実施例のように、スライドテーブル11を
複数本の左右フレーム13で形成し、これら左右フレーム
13の直交方向に吊りベルト27を挿通するような場合、吊
りベルト27が左右フレーム13に引っ掛かって挿通しにく
いといった不具合は起こらない。その後、図3に示すよ
うに、クレーンなどで長尺物33を吊り上げることによ
り、長尺物33はバランス良く吊り上げられ載置棚内から
取り出される。
【0014】上記実施例では、格納物の一例として長尺
物33を示したが、格納物が小物であるため枕木19が不要
である場合は、皿小ねじ28を取り外すことにより、枕木
19をスライドテーブル11から取り外してもよい。
【0015】また、上記実施例では、図1に示すよう
に、吊り索案内用溝26を互いに内側にして各枕木19を設
置しているが、これは、吊り索案内用溝26を互いに外側
に設置したものでもよい。
【0016】さらに、上記実施例では、吊り索の一例と
して吊りベルト27を用いたが、これはワイヤなどでもよ
い。尚、上記実施例では、載置棚の一例として電動式の
スライド棚を挙げたが、これは、手動式のスライド棚で
もよい。
【0017】次に、本発明の第2実施例を図9,図10に
基づいて説明する。すなわち、第2実施例は上記第1実
施例の枕木19に、落下防止材51と仕切り材52とを取り付
けたものである。図10に示すように、枕木19の支持部20
の両側面には、それぞれ取付孔53が長さ方向にわたって
複数個形成されている。そして、上記落下防止材51は、
一対の側板部55間を連結板部56で連結した平面視門型形
状のブラケット57と、このブラケット57の連結板部56の
外面に添って立設固定された角パイプ状の落下防止棒58
とから形成される。上記ブラケット57の両側板部55には
上記取付孔53に合致するボルト孔59が形成されている。
これにより、上記支持部20の前後両端に前後方向からブ
ラケット57の両側板部55を外嵌するとともに、ボルト孔
59と取付孔53とにボルト60を挿通してナット61で締め付
けることにより、落下防止材51を支持部20の前後両端に
着脱自在に取り付けられる。
【0018】上記仕切り材52は、一対の側板部64間を連
結板部65で連結した正面視門型形状のブラケット66と、
このブラケット66の連結板部65の上面に立設固定された
角パイプ状の仕切り棒67とから形成される。上記ブラケ
ット66の両側板部64には上記取付孔53に合致するボルト
孔68が形成されている。これにより、上記支持部20の中
間部に上方からブラケット66の両側板部64を外嵌すると
ともに、ボルト孔68と取付孔53とにボルト69を挿通して
ナット70で締め付けることにより、仕切り材52を支持部
20の中間部適所に着脱自在に取り付けられる。
【0019】上記の構成によると、スライドテーブル11
の出退により長尺物71が荷崩れを起こしても、長尺物71
は落下防止材51で受け止められるためスライドテーブル
11から落下することは防止される。また、長尺物71が荷
崩れを起こしても、長尺物71は仕切り材52により仕切ら
れているため、隣り合う別種の長尺物72に混ざることは
防止される。
【0020】次に、本発明の第3実施例を図11に基づい
て説明する。すなわち、第3実施例は上記第1実施例の
枕木の断面形状が異なるものである。図11に示すよう
に、枕木35の脚部36が断面門型形状の支持部20の内方か
つ全長にわたって一体形成されている。そして、支持面
21から脚部36に形成されたボルト孔に皿ボルト37を挿通
することにより、枕木35は皿ボルト37を介してスライド
テーブル11の前,後フレーム29,30に取付けられてい
る。
【0021】次に、本発明の第4実施例を図12に基づい
て説明する。すなわち、第4実施例は上記第1実施例の
枕木の断面形状が異なるものである。図12に示すよう
に、枕木38の支持面39の中央部に、吊り索案内用溝40が
全長にわたって一体に形成されている。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吊り索を
吊り索案内用溝内に挿通することにより、吊り索は、こ
の溝に案内されて、斜めにずれること無く、容易に真っ
直ぐに格納物の下方に挿通される。したがって、格納物
をバランス良く吊り上げることができ、吊り上げ作業の
安全性が確保される。また、吊り索案内用溝を枕木に一
体形成しているため、溶接などの手間が省け製作効率が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における載置棚のテーブル
の斜視図である。
【図2】テーブルの平面図である。
【図3】テーブルの正面図である。
【図4】テーブルに設けられた枕木の正面図である。
【図5】枕木の寸法を示す正面図である。
【図6】載置棚の正面図である。
【図7】載置棚の側面図である。
【図8】載置棚の平面図である。
【図9】本発明の第2実施例におけるテーブルの斜視図
である。
【図10】同テーブルに設けられた落下防止材と仕切り材
との斜視図である。
【図11】本発明の第3実施例における枕木の正面図であ
る。
【図12】本発明の第4実施例における枕木の正面図であ
る。
【図13】従来例における載置棚のテーブルの平面図であ
る。
【符号の説明】
11 スライドテーブル 19 枕木 21 支持面 26 吊り索案内用溝 27 吊りベルト(吊り索) 33 長尺物(格納物) 35 枕木 38 枕木 39 支持面 40 吊り索案内用溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上に、格納物支持用の枕木を一
    対設け、各枕木の支持面に近接して、上方に開放された
    凹形状の吊り索案内用溝を枕木の長さ方向に沿って一体
    形成したことを特徴とする載置棚。
JP4168082A 1992-06-26 1992-06-26 載置棚 Expired - Fee Related JP2643724B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963828A (en) * 1988-03-04 1990-10-16 Hitachi, Ltd. Picture quality testing method and apparatus for color cathode-ray tube
US6307537B1 (en) 1998-07-23 2001-10-23 Kyocera Corporation Multifunction key for use with portable device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118640A (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 Ricoh Co Ltd 原稿搬送装置の原稿停止位置決め装置
JPS6148129U (ja) * 1984-08-31 1986-03-31 株式会社 光明 スチ−ルパレツト
JPH02138133U (ja) * 1989-04-22 1990-11-19

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