JPH0689621B2 - 電動ガレ−ジ扉 - Google Patents

電動ガレ−ジ扉

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JPH0689621B2
JPH0689621B2 JP61057632A JP5763286A JPH0689621B2 JP H0689621 B2 JPH0689621 B2 JP H0689621B2 JP 61057632 A JP61057632 A JP 61057632A JP 5763286 A JP5763286 A JP 5763286A JP H0689621 B2 JPH0689621 B2 JP H0689621B2
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switch
receiver
pillar
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remote controller
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JP61057632A
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広一郎 眞鍋
憲司 野田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は、ガレージの出入り口を開閉するための電動ガ
レージ扉に関する。
【背景技術】 従来の電動ガレージ扉にあっては、ガレージの壁や柱な
どに取り付けられたスイッチ操作部により扉体を開閉操
作する構造となっていた。 このため、扉体を開閉するためには、その都度自動車か
ら降りてスイッチ操作部の位置まで移動しなければなら
ず、面倒であった。 このため、本発明の発明者らは扉体をリモートコントロ
ーラによりリモコン操作することを考えたが、リモート
コントローラからの信号を受けて制御装置に信号を伝達
する受信機は駆動装置との関係により同じように支柱内
に内蔵させる必要がある。ところが、支柱は扉体を支持
しており、強度を必要とされるので金属製のものが用い
られており、この支柱内に受信機を内蔵させると金属製
の支柱のために受信機の周囲が電気的にシールドされた
状態となり、リモートコントローラからの信号が受信機
に達しなかったり、動作不良を生じたりするという問題
が生じた。受信機を支柱の外面に取り付ければこのよう
な問題は解消するが、代わりに子供などにより受信機を
いたずらされる恐れが大きくなるという問題がある。
【発明の目的】
本発明は叙上のような技術的背景に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは自動車の中からでも扉
体を遠隔操作できるようにすると共に金属製の支柱内に
内蔵された受信機をリモートコントローラで確実に動作
させられるようにすることにある。
【発明の開示】
本発明の電動ガレージ扉は、扉体4を支持するアーム3
の基端部を金属製の支柱1により回動自在に枢支し、ア
ーム3を駆動して扉体4を開閉駆動させるための駆動装
置5を前記支柱1内に設け、携帯型のリモートコントロ
ーラ44でリモートコントローラ44からの信号をアンテナ
84で受けて駆動装置5を制御操作する受信機45を備え、
この受信機45及びアンテナ84を前記支柱1内に内蔵させ
ると共に支柱1の受信機45内蔵位置に対応する箇所を開
口し、この開口48を非導電性の蓋49で覆うことを特徴と
するものである。しかして、扉体4の開閉をリモートコ
ントローラ44により操作できるので、自動車内にリモー
トコントローラ44を積んでおけば自動車から降りること
なく車内からでも扉体4を開閉できるものである。ま
た、支柱1に開口48を設け、この開口48を非導電性の蓋
49以外では覆わないこととしたので、リモートコントロ
ーラ44からの信号はシールドされることなく、支柱1の
開口48を通って受信機45に確実に達することができ、リ
モートコントローラ44による遠隔操作を確実なものにす
ることができる。 以下本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。第1
図には、塀の壁面7間に形成されたパーキングスペース
2の出入り口に電動ガレージ扉を設置した例を示してあ
る。パーキンススペース2の両側においてはコンクリー
ト床8に夫々支柱1が立てられており、両支柱1の内側
壁面には略V字状をしたアーム3の基端が上下回動自在
に枢支されている。扉体4はこの一対のアーム3の先端
に一体に固着されており、アーム3の回動に伴ってコン
クリート床8の上に垂直に立てられた閉成状態と上方へ
水平に跳ね上げられた開成状態との間で移動させるられ
るようになっている。この扉体4は駆動装置5によりア
ーム3回動させて開閉されるようになっており、駆動装
置5は一方の支柱1内に内蔵されている。 駆動装置5の構造を第3図〜第6図に示す。幅の狭い角
筒状のケーシング9の上部には、略扇形のカム12が配設
されている。このカム12は第7図及び第8図に示すよう
な構造を有しており、カム12の中心には筒状の軸部60が
設けられており、軸部60はケーシング9の上部に回動自
在に枢支されており、カム12はこの軸部60を中心として
回動できるようになっている。軸部60の中心には角孔59
が穿孔されており、この角孔59内にはアーム3の基端か
ら突設されている角棒状の回転軸10が嵌入されてカム12
と一体に回動するように保持されている。従って、支柱
1内でカム12が回転するとアーム3も一体に回動して扉
体4が開閉されるようになっている。また、カム12の前
面側の縁からはリンク機構17と連結させるための連結部
19が突出させられており、カム12の背面側には軸部60の
中心からの距離が一定となっている円弧状の縁11が形成
されており、この縁11の延長側の端にはチェーンピース
の形状及び寸法と合致させた嵌合孔61が凹設されてお
り、この嵌合孔61内にチェーン13の端のチェーンピース
を横から嵌入させるとチェーン13を引いてもチェーン13
は嵌合孔61から抜けることはなく、ねじ等を用いること
なくワンタッチでチェーン13をカム12に連結できる構造
となっており、端部をカム12につかまれたチェーン13は
前記縁11を周回してカム12の下方へ垂下されている。更
に、チェーン13の下端に設けられたピン26には引張ばね
14の上端が引っ掛けられ、更に引張ばね14の下端はケー
シング9の下部に設けられたバー27に引っ掛けられてお
り、引張ばね14はチェーン13を下方に引っ張っていて、
ひいては回転軸10を第4図のイ回転方向に付勢してい
る。この時、チェーン13はカム12により常に回転軸10か
ら一定の距離に保たれているので、回転軸10の回転に伴
ってチェーン13の引張力のモーメントの腕の長さが変化
することがなく、常にチェーン13を介して回転軸10に働
く引張ばね14のモーメントの大きさを最大に保つことが
でき、引張ばね14の力を常に効率的に発揮させることが
できるようになっている。また、カム12の背面にはリミ
ットスイッチLSO、LSCの感知レバー62を押動させるため
の被検出体56がねじにより取り付けられており、被検出
体56の先端はカム12の外周よりも突出している。被検出
体56は第9図に示すような形状を有しており、先端には
感知レバー62をスムーズに押動させられるように曲率の
小さな押動面63が形成されている。 カム12の下方においてはケーシング9内を横切るように
固定軸15が架設されており、この固定軸15の外周には第
6図に示すようにウオームホイール16とクラッチ板57と
下リンク17bとが回転自在に挿着されている。第10図及
び第11図に示すように、ウオームホイール16は中心に固
定軸15を挿通される透孔64を設けられ、外周面にウオー
ム23と噛み合うはすばねじ部65が形成されており、透孔
64を囲んで複数個のねじ通し孔66と結合孔67が設けられ
ている。一方、第12図及び第13図に示すように、クラッ
チ板57の中心には固定軸15を挿通させるための透孔69が
設けられ、透孔69を囲むようにしてねじを打つためのね
じ止め孔70が穿孔されており、ウオームホイール16と対
面している側の面には結合突起68が突設されており、下
リンク17bと対向する側の面には環状にクラッチ爪18aが
形成されている。しかして、クラッチ板57の結合突起68
をウオームホイール16の結合孔67内に嵌合させると共に
ウオームホイール16のねじ通し孔66からクラッチ板57の
ねじ止め孔70へねじ(図示せず)を打ってウオームホイ
ール16とクラッチ板57を強固に一体化してある。下リン
ク17bは、第14図及び第15図に示すような形状をしてお
り、一方の端部に固定軸15を挿通させるための透孔71を
穿孔され、他端には上リンク17aと結合させるためのジ
ョイントホール72が穿孔されており、クラッチ板57と対
向する面において透孔71の周囲にはクラッチ板57のクラ
ッチ爪18aと噛み合い可能なクラッチ爪18bが環状に形成
され、外周面には周方向に沿って延びたガイド溝75が凹
設されている。また、下リンク17bは固定軸15の周囲に
回転できるだけでなくキー溝73に嵌合させられたキー
(図示せず)に沿って固定軸15の軸方向にもスライド可
能となっており、下リンク17bがスライドすることによ
りクラッチ板57のクラッチ爪18aと下リンク17bのクラッ
チ爪18bとが噛み合いあるいは解除されるようになって
おり、下リンク17bとケーシング9内面との間にはスプ
リング74が圧縮状態で介装されており、スプリング74の
弾発力により下リンク17bのクラッチ爪18bがクラッチ板
57のクラッチ爪18aに噛合させられている。しかして、
クラッチ板57と下リンク17bとによりクラッチ18が形成
されている。 扇形のカム12とウオームホイール16との間には上記のよ
うなクラッチ18とリンク機構17とが構成されている。こ
のリンク機構17は前記の上リンク17aと下リンク17bとに
より構成されている。即ち、第4図に示すように、扇形
のカム12の外周から突出した連結部19には上リンク17a
の上端が軸20により回転自在に連結されており、固定軸
15に挿着されている下リンク17bの上端と上リンク17aの
下端とは軸21により回転自在に連結されており、下リン
ク17bの上端も下端と同様に軸21にスライド自在に連結
されている。従って、ウオームホイール16が駆動される
と、クラッチ18を介して下リンク17bが回動させられ、
更にリンク機構17を介してカム12が回動させられるので
ある。 ウオームホイール16を駆動する機構については、第3図
に示してある。ウオームホイール16の側方でケーシング
9には軸受け台32が固定されており、軸受け台32に枢支
されたウオーム軸33にはウオーム23が取着されていてウ
オーム23はウオームホイール16に噛合されている。軸受
け台32の下方には減速機24を介してモータ34が取付けら
れており、減速機24の出力軸25とウオーム軸33とが連結
されている。しかしてモータ34を駆動すると、減速機24
を介してウオーム23が駆動され、ウオーム23にてウオー
ムホイール16が駆動され、ウオームホイール16からクラ
ッチ18、下リンク17b、上リンク17aを介してカム12が回
転駆動され、アーム3の回転軸10が回転駆動される。こ
の際カム12は引張ばね14により扉体4の開成方向に付勢
されていて、扉体4の重量の大半は引張ばね14が負担す
る構造となっているから、扉体4を開閉するためのモー
タ34としては小さなトルクの小型のものを使用でき、扉
体4を持ち上げる場合にはモータ34を用いて回転軸10を
回転させ、扉体4の自重よりも小さな動力で扉体4を開
くことができる。逆に、扉体4を閉成する場合には、モ
ータ34を逆回転させて引張ばね14のばね力に抗して回転
軸10を逆転させると、扉体4はコンクリート床8の上に
閉成されるのである。 次に、クラッチ18を開離する手段は第4図及び第26図に
示されている。ケーシング9の内面には軸22にてクラッ
チ切り離しレバー28が回動自在に装着されており、クラ
ッチ切り離しレバー28の下端に突設されている係止ピン
28aが下リンク17bのガイド溝75内にスライド自在に嵌入
されている。クラッチ切り離しレバー28の上端に対応す
る部分ではケーシング9に開口29が穿孔されており、ケ
ーシンス9の外面側からクラッチ切り離しレバー28の上
端に止めねじ30を螺合してあり、止めねじ30を開口29の
背板76に設けられたねじ孔77に螺合させておくことによ
りクラッチ18を係合状態にロックできるようになってい
る。一方、止めねじ30を背板76から外すことによりクラ
ッチ切り離しレバー28を回動させて下リンク17bを固定
軸15の軸方向に摺動させてクラッチ爪18bをクラッチ板5
7のクラッチ爪18aから噛合解除させることができるよう
になる。従って、事故などの非常時には止めねじ30を背
板76から外し、クラッチ切り離しレバー28を回動させて
クラッチ爪18a、18b同士を開離させてクラッチ18を切り
離すと、ウオームホイール16と下リンク17bとの間がフ
リーになってリンク機構170)自由に動くようになるの
で手で扉体4を開閉できるようになる。但し、通常はク
ラッチ18の噛合状態でクラッチ切り離しレバー28を背板
76に固定し、第27図に示すように開口29を保護キャップ
78で覆ってクラッチ切り離しレバー28をいたずらから保
護してある。 上記のようにケーシング9内に一体に組まれた駆動装置
5は支柱1内の上部に抜き出し自在に内蔵されている。
支柱1は第16図に示すように断面略U字状をした金属製
深溝形の支柱本体1aと断面略U字状をした金属製浅溝形
の蓋体1bとからなっており、支柱本体1aの両端には断面
略C字状をした係合凹部79が形成されており、蓋体1bの
両端には係合凹部79と嵌合する係合凸部80が設けられて
おり、係合凸部80を係合凹部79の上端から挿入して下方
へスライドさせることにより第18図のように係合凹部79
と係合凸部80とを係合でき、支柱本体1aと蓋体1bが一体
化されて支柱1が形成されるようになっている。また支
柱本体1aの内面には複数本の突条50が上下全長に亘って
突設されており、突条50の中央には上下全長に亘って略
U字状の溝条51が凹設されている。この溝条51は支柱本
体1aの外面には開口してないものであり、第17図に示す
ように溝条51の両側面にはねじのねじ山が噛み合うよう
な凹凸リブ81が全長に亘って多数形成されている。支柱
1の上端は第28図に示すような合成樹脂製の支柱キャッ
プ31により覆われるようになっており、支柱キャップ31
の内面に突設された受け部82を支柱1の上端に載置して
支柱1の上に支柱キャップ31を支持させるようになって
おり、支柱キャップ31の内面から支柱1内面へ向けて垂
下された取付け片83をビスで支柱1に取り付けて支柱キ
ャップ31が外れないようにしてある。従って、この支柱
キャップ31を外せば支柱1内の駆動装置5を支柱1の上
端開口から出し入れして点検できるようになっている。 また、駆動装置は、第2図に示すように、同じく支柱1
内に内蔵された制御装置35によりコントロールされるよ
うになっており、制御装置35は三箇所のスイッチ操作部
6とリモートコントローラ44から操作されるようになっ
ている。屋内側のスイッチ操作部6は、支柱1の背面
(内側面でも良い)に設けられた屋内側のスイッチパネ
ル6a、6bであって両支柱1に設けられている。このうち
駆動装置5等が内蔵されている側の支柱1に設けられて
いるスイッチパネル6aには、開ボタン36a、閉ボタン37a
及びリセットボタン38が設けられており、このスイッチ
パネル6aはコネクタ39により制御装置35に接続されてい
る。他方の支柱1に設けられているスイッチパネル6bに
は、開ボタン36bと閉ボタン37bとが設けられており、こ
のスイッチパネル6a、6bは制御装置35のターミナル40に
結線されている。また、屋外側のスイッチ操作部6は屋
外で塀の壁面7に埋め込まれたスイッチボックス41であ
り、第25図に示すようにこのスイッチボックス41には開
ボタン36c、閉ボタン37c及びタンブラ型のモード切換ス
イッチ42が設けられており、スイッチボックス41は制御
装置35のターミナル40に結線されている。なお、このス
イッチボックス41には簡単なロック手段43a、43bが設け
られており、鍵をかけていたずらを防止できるようにし
てある。また、リモートコントロール式のリモートコン
トローラ44は複数台用いても良く、リモートコントロー
ラ44には開ボタン36dと閉ボタン37dとが設けられてい
る。リモートコントローラ44からは支柱1内に内蔵され
ていて制御装置35と接続されている受信機45のアンテナ
84へ電波信号が送られ、受信機45から制御装置35へ信号
が入力されるようになっている。このリモートコントロ
ーラ44の内部には信号モードを切り替えるための組合わ
せスイッチ85が設けられており、表面には開ボタン36d
又は閉ボタン37dを押した時に点灯するLEDランプ86が設
けられている。一方、受信機45の表面にも信号モードを
切り替えるための組合わせスイッチ87が設けられてお
り、リモートコントローラ44の信号モードと受信機45の
信号モードとが一致している場合に限り受信機45がリモ
ートコントローラ44に応答するようになっている。更
に、受信機45の表面にも開の信号を受けた時に点灯する
LEDランプ88の閉の信号を受けた時に点灯するLEDランプ
89とが設けられている。従って、これらのLEDランプ8
6、88、89は動作信号として働くのは勿論であるが、そ
の他にも動作確認用や点検用としても用いられるもので
ある。即ち、開ボタン32d又は閉ボタン37dを押した時に
リモートコントローラ44のLEDランプ86が点灯すればリ
モートコントローラ44の正常動作を確認でき、同時に受
信機45の所定のLEDランプ88又は89が点灯すれば受信機4
5の正常動作を確認でき、従ってリモートコントローラ4
4と受信機45と制御装置35のいずれが故障しているかの
判定が容易になるのである。 制御装置35は支柱1内の駆動装置5の下方に内蔵されて
おり、受信機45はその下方に内蔵されている。装置35及
び寿45の支柱1内面への取付け構造は第16図に示してあ
り、支柱1内面に形成された突条50に背面を当てて制御
装置35又は受信機45の背面と支柱1内面との間に間隙52
を形成し、制御装置35又は受信機45から溝条51内にねじ
53を打って制御装置35又は受信機45を支柱1に取り付け
てある。従って、支柱1には制御装置35又は受信機45の
取付けのためのねじ孔を必要としないので、ねじ孔から
支柱1内に浸入した水により制御装置3や受信機45を濡
らすことがなく、また支柱1の内面との間に間隙52が形
成されているので、支柱1の内面に発生した結露水は間
隙52に沿って流下し、制御装置35や受信機45を濡らすこ
ともないようになっている。従って、制御装置35や受信
機45を水から確実に保護できるようになっている。ま
た、制御装置35及び受信機45は溝条51に取り付けられて
いるので、ねじ53の打ち込み位置が制約されず、自由に
高さ調整できるようになっている。そして、受信機45と
制御装置35とは信号コード54により接続されている。即
ち、信号コード54は受信機45の下面から導出されてお
り、信号コード54の先端のプラグ58は制御装置35の下面
に設けられた接続部55差し込み接続されるようになって
いる。このように、受信機45も制御装置35も下面で信号
コード54が出ているので、水が表面に沿って流下してき
ても信号コード54の引き出し口などから内部へ水が浸入
することがないようになっている。また、制御装置35の
ケース35aは第19図、第20図及び第21図に示すような構
造を有しており、コネクタ39を接続される接続口90やタ
ーミナル40、前記接続部55の上方及び側方を囲むように
して庇部91が突設されている。従って、制御装置35の表
面を流下した水は制御装置35の下部では庇部91に沿って
両側へ流下し、接続口90やターミナル40、接続部55を濡
らさないようになっている。また、第23図に示すように
受信機45の組合せスイッチ87の上方にも庇状の鍔部92が
突出させられており、鍔部92により水が組合せスイッチ
87内へ浸入するのを防止してある。なお、受信機45を支
柱1の突条50にねじ止めするための孔93はだるま孔とな
っているので、突条50にねじ53を緩く打った後にねじ53
にこの孔93を引掛け、ねじ53を締め付けて受信機45を容
易に固定できるようにしてある。 更に第2図に示すように、制御装置35には、漏電ブレー
カMCBを介して100ボルトの電源46、駆動装置5内の三相
交流のモータ34、扉体4の全開状態を検知するリミット
スイッチLSO及び扉体4の全閉状態を検知するリミット
スイッチLSCが夫々接続されており、制御装置35の内部
には扉体4に異常負荷が加わった時にこれを検出する過
負荷検出回路47が内蔵されている。リミットスイッチLS
O、LSCは第3図に示すように、支柱1内部の駆動装置5
の側方に取付けられている。リミットスイッチLSCはカ
ム12の上方に配置され、リミットスイッチLSOはカム12
の後方に配置されており、両リミットスイッチLSO、LSC
は丸孔94及び長孔95に挿通されなねじ(図示せず)によ
り取付けられており、ねじを緩めた状態ではリミットス
イッチLSO、LSCは丸孔94を中心として長孔95の長さの範
囲でリミットスイッチLSO、LSCの位置を調整できるよう
になっており、扉体4の全開状態及び全閉状態でカム12
に取り付けられた被検出体56が確実にリミットスイッチ
LSO、LSCの感知レバー62に当たるように位置調整されて
いる。 制御装置35内には例えば第29図に示すような電気回路が
構成されており、第30図のフローチャートに示すような
動作を行うものである。第30図のフローチャートにはリ
モートコントローラ44により制御操作する場合のみにつ
いて示してあるが、第29図の回路図からも明らかなよう
に他のスイッチパネル6a、6bやスイッチボックス41で制
御操作する場合も同様であり、これら来なる操作手段を
同時に混用する場合も同様である。この回路の動作をリ
モートコントローラ44により操作する場合について説明
する。はじめに扉体4が閉成されているとする。リモー
トコントローラ44の開ボタン36dを押すとリモートコン
トローラ44のLEDランプ86が点灯して信号電波が発信さ
れ、信号が受信機45に達すると受信機45の開側のLEDラ
ンプ88が点灯し、受信機45を介して自動復帰式のスイッ
チOSWdがオンにされ、番地1の電磁接触器MC1が励磁さ
れててモータ駆動回路の正転側の接点MC1がオンにな
り、駆動装置5のモータ34が正転して扉体4の開成動作
を行う。同時に、電磁接触器MC1には自己保持回路が形
成され、スイッチOSWDがオフになっても開成動作は続け
られる。こうして扉体4に異常負荷が加わらなければ開
成動作を続け、扉体4が全開状態に達するとリミットス
イッチLSOがオフになって電磁接触器MC1の自己保持回路
が解除され、モータ駆動回路の接点MC1がオフになって
モータ34が停止し、扉体4が静止する。しかし、動作中
に扉体4に異常負荷が掛かって過負荷検出回路47が出力
すると番地2の電磁接触器MC2が励磁されてモータ駆動
回路の接点MC3がオフになるので、直ちにモータ34が停
止して扉体4は途中で停止させられる。この状態では電
磁接触器MC3の自己保持回路が働くので、過負荷の原因
を除いた後、リモートコントローラ44の開ボタン36dや
閉ボタン37dを押しても各開閉スイッチOSWd、CSWdは働
かない。この場合には、支柱1に設けられているスイッ
チパネル6aのリセットボタン38を押してリセットスイッ
チRSWを開き、電磁接触器MC3の自己保持回路を解除する
必要がある。異常字の安全性を確保するためである。リ
セット後、リモートコントローラ44の開ボタン36dまた
は閉ボタン37dを押すと、所定動作を行う。また、開成
動作中にリモートコントローラ44の閉ボタン37dを押す
と、受信機45を介して自動復帰式のスイッチCSWdがオン
になり、番地2の電磁接触器MC2が励磁されて番地1の
接点MC2をオフにし、番地1の電磁接触器MC1の自己保持
を解除して一旦モータ駆動回路の正転側の接点MC1をオ
フにし、また番地2の電磁接触器MC2の励磁によってモ
ータ駆動回路の逆転側の接点MC2をオンにしてモータ34
を逆転させ、扉体4の閉成動作に移行する。同時に番地
2の電磁接触器MC2は自己保持回路を形成する。こうし
て閉成動作を続け、扉体4が全閉状態に達すると、リミ
ットスイッチLSCがオフになって番地2の電磁接触器MC2
の自己保持を解除してモータ駆動回路の接点MC2をオフ
にしてモータ34を停止し、扉体4を閉成状態に静止させ
る。なお、開成動作中に開ボタン36dを押した場合、ま
た閉成動作中に閉ボタン37dを押した場合には、各々の
動作を続行する。また、第30図のフローチャートの下半
分に表されているように、始め開成されていた扉体4を
閉成させる場合の動作も上述したところと同様である。 次に、屋外のスイッチボックス41に設けられているモー
ド切換スイッチ42の働きについて説明する。第4図にお
いて、OSWaはスイッチパネル6aの開ボタン36aの操作に
よりオンになるスイッチ、OSWbはスイッチパネル6bの開
ボタン36bの操作によりオンになるスイッチ、OSWcはス
イッチボックス41の開ボタン36cによリオンになるスイ
ッチであり、各々スイッチOSWdと並列に設けられてお
り、またCSWaはスイッチパネル6aの閉ボタン、37aの操
作によりオンになるスイッチ、CSWbはスイッチパネル6b
の閉ボタン37bの操作によりオンになるスイッチ、CSWc
はスイッチボックス41の閉ボタン37cによりオンになる
スイッチであり、各々スイッチCSWdと並列に設けられて
いる。モード切換スイッチ42は、上記スイッチOSWa、OS
Wb、OSWc、CSWa、CSWb、CSWcと直列に挿入された6連の
スイッチSWmを操作するものであり、モード切換スイッ
チ42をオンにするとスイッチSWmはオンとなる。したが
って、モード切換スイッチ42をオン側に投入しておけ
ば、各スイッチOSWa、OSWb、OSWc、CSWa、CSWb、CSWcが
効き両スイッチパネル6a、6b、スイッチボックス41及び
リモートコントローラ44のいずれによっても扉体4を開
閉操作できるマルチモードとなる。一方、モード切換ス
イッチ42をオフ側に投入すると、スイッチSWmはオフに
なり、各スイッチOSWa、OSWb、OSWc、CSWa、CSWb、CSWc
はオフ状態と等価となり、スイッチパネル6a、6b及びス
イッチボックス41は操作不能となり、リモートコントロ
ーラ44によるリモートコントロール専用モードとなる。
また、第2図に表されているターミナル40のうちモード
切換スイッチ42用の右2つのターミナル40を導体で短絡
させれば、スイッチSWmはオン状態に固定され、モード
切換スイッチ42を効かなくすることができ、いたずらな
どによりリモートコントロール専用モードに切り替えら
れるのを防止することができる。尚、逆にモード切換ス
イッチ42のオンによりスイッチSWmをオフとなる構成で
あれば、上記ターミナル40の短絡によりモード切換スイ
ッチ42の切換に拘わらず、リモートコントロール専用と
することができる。 上記のように構成された電動ガレージ扉は自動車の出入
りの場合には、例えばリモートコントローラ44を自動車
に積んでおき、自動車から降りることなく車内から受信
機45へ向けて信号を送ることにより扉体4の開閉操作を
リモートコントロールできるものである。また、自動車
にリモートコントローラ44を積んでいない場合には、屋
内側においては支柱1に設けられているスイッチパネル
6a、6bを運転席から出した手で押して扉体4を開閉でき
るものである。特に、両側の支柱1にスイッチパネル6
a、6bが設けられているので、国産車と外国車を問わ
ず、あるいは自動車のフロント側が屋内側と屋外側のい
ずれを向いているとを問わず、運転席がいずれの側にあ
っても扉体4の開閉操作を車内から行えるのである。更
に、リモートコントローラ44のない場合に屋外側で扉体
4を開閉操作するにはスイッチボックス41で行う。この
スイッチボックス41の位置も運転席から届く高さとする
ことは可能である。この扉体4を開閉して通るのは自動
車に限らず、人も通ることがあるので、その場合には人
は支柱1のスイッチパネル6a、6bや屋外のスイッチボッ
クス41を操作して扉体4を開閉して通行することができ
る。 自動車の通路と対向する支柱1の内側面には、制御装置
35や受信機45などの内蔵機器Aと対向させて点検用の開
口48を開口してあり、自動車の通路側から内蔵機器Aを
保守点検でき、作業を行い易いようになっている。この
開口48を着脱自在な蓋49で塞ぐ場合には、蓋49は合成樹
脂製やガラス製のもののように受信機45に入る電波をシ
ールドすることのないように非導電性の材質とする。ま
た、内部の受信機45のLEDランプ88、89が蓋49を通して
見えるように、蓋49は透明ないし半透明のものとしてあ
る。また、図示例では制御装置35側の開口48と受信機45
側の開口48との蓋49は別体としてあるが、一枚の蓋49に
より一体に塞いでも良い。 尚、上記電気回路は一例であり、適宜設計変更可能であ
る。 第31図〜第33図に示すものは本発明の他例であり、リミ
ットスイッチLSO、LSCをリミットスイッチブロックBと
して一体に形成し、ケーシング9内に着脱自在に取り付
けたものである。即ち、上端に水平な保持片96を有する
取付板97に孔のあいた支持板98を突出させ、一方の支持
板98の孔にあわせてナット100を溶着し、ボルト101をナ
ット100及び支持板98に進退調整自在に挿通させ、ボル
ト101の先にスイッチホルダー102をEリングなどを用い
て枢着させると共にスイッチホルダー102の長孔103に取
付板97から突設した突起104をスライド自在に嵌合させ
てあり、ボルト101を回転させることによりスイッチホ
ルダー102の位置を左右に調整できる構造となってお
り、スイッチホルダー102の先部に取り付けられたリミ
ットスイッチLSCの位置を被検出体56との間で所定の動
作を行うように簡単かつ精密に位置調整できるものであ
る。また、同様にして取付板97に孔のあいた支持板99に
挿着されたボルト101を回転させてリミットスイッチLSO
を取り付けたスイッチホルダー102の位置を上下に位置
調整できるようにしてある。しかして、このように構成
されたリミットスイッチブロックBは取付板97の上端の
保持片96をケーシング9の上端から内方へ向けて延出さ
れた水平片105にビス106で着脱自在に取り付けられてお
り、リミットスイッチブロックBをケーシング9から出
して保守点検を簡単に行えるようにしたものである。 尚、扉体4の全開状態と全閉状態とを検出する手段とし
ては、上述のようにリミットスイッチに限らず、その他
フォトスイッチのような光学的手段やマグネットスイッ
チのような磁気的手段でも良く、特に限定されるもので
はない。
【発明の効果】
本発明は、叙述のごとく扉体を支持するアームの基端部
を金属製の支柱により回動自在に枢支し、アームを駆動
して扉体を開閉駆動させるための駆動装置を前記支柱内
に設け、携帯型のリモートコントローラとリモートコン
トローラからの信号をアンテナで受けて駆動装置を制御
操作する受信機を備えているから、扉体の開閉をリモー
トコントローラにより操作でき、自動車内にリモートコ
ントローラを積んでおけば自動車から降りることなく車
内からでも扉体を開閉できるものである。また、この受
信機及びアンテナを前記支柱内に内蔵させると共に支柱
の受信機内蔵位置に対応する箇所を開口し、この開口を
非導電性の蓋で覆うので、リモートコントローラからの
信号はシールドされることなく、支柱の開口を通って受
信機に確実に達することができ、リモートコントローラ
により遠隔操作を確実なものにすることができるという
利点がある。さらに、受信機を支柱内に内蔵できるの
で、受信機が子供などによりいたずらされる危険性もな
いものであり、さらに受信機やアンテナが雨や強風など
の気候変化で破損したり、砂や泥などで汚れたりするこ
とがなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の電動ガレージ扉の駆動系統を示す説明図、第3図はリ
ンク機構を除いた状態で示す駆動装置の側面から見た断
面図、第4図は同上のリンク機構を示す側面の断面図、
第5図は同上の駆動装置を正面から見た断面図、第6図
は同上の支柱内部を示す平断面図、第7図及び第8図は
同上のカムの側面図及び背面図、第9図は同上の被検出
体を示す斜視図、第10図及び第11図は同上のウォームホ
イールの正面図及び断面図、第12図及び第13図は同上の
クラッチ板の正面図及び一部破断した側面図、第14図及
び第15図は同上の下リンクの背面図及び一部破断した側
面図、第16図は同上の支柱の分解状態における平断面
図、第17図は同上の支柱内面に形成された突条を示す一
部破断した斜視図、第18図は同上の支柱を構成する支柱
本体と蓋体との嵌合形態を示す断面図、第19図は同上の
制御装置の正面図、第20図及び第21図は第19図のX−X
断面図及びY−Y断面図、第22図及び第23図は同上の受
信機の正面図及び断面図、第24図は同上のリモートコン
トローラの一部破断した正面図、第25図は同上のスイッ
チボックスの斜視図、第26図は同上のクラッチの動作説
明図、第27図は同上のクラッチ切り離しレバーの操作側
端部を示す斜視図、第28図は支柱のキャップの下面図、
第29図は同上の制御装置内の電気回路を示す回路図、第
30図は同上の動作を説明するフローチャート、第31図、
第32図及び第33図はリミットスイッチの支柱への取付け
構造の他例を示す斜視図、正面図及び断面図である。 1……支柱、3……アーム、4……扉体、5……駆動装
置、44……リモートコントローラ、45……受信機、48…
…開口、49……蓋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉体を支持するアームの基端部を金属製の
    支柱により回動自在に枢支し、アームを駆動して扉体を
    開閉駆動させるための駆動装置を前記支柱内に設け、携
    帯型のリモートコントローラとリモートコントローラか
    らの信号をアンテナで受けて駆動装置を制御操作する受
    信機を備え、この受信機及びアンテナを前記支柱内に内
    蔵させると共に支柱の受信機内蔵位置に対応する箇所を
    開口し、この開口を非導電性の蓋で覆うことを特徴とす
    る電動ガレージ扉。
JP61057632A 1986-03-14 1986-03-14 電動ガレ−ジ扉 Expired - Lifetime JPH0689621B2 (ja)

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JPS62215784A JPS62215784A (ja) 1987-09-22
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915172A (ja) * 1982-07-14 1984-01-26 タマパツク株式会社 ゲ−トの開閉方法及び装置
JPS6089385U (ja) * 1983-11-21 1985-06-19 株式会社石綿商店 モ−タ駆動回転昇降扉

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JPS62215784A (ja) 1987-09-22

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