JPH0689361A - 住所記載領域検出装置 - Google Patents
住所記載領域検出装置Info
- Publication number
- JPH0689361A JPH0689361A JP4100104A JP10010492A JPH0689361A JP H0689361 A JPH0689361 A JP H0689361A JP 4100104 A JP4100104 A JP 4100104A JP 10010492 A JP10010492 A JP 10010492A JP H0689361 A JPH0689361 A JP H0689361A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】住所以外の雑情報を多く含む郵便物に記載され
た住所の記載領域を正しく検出する住所記載領域検出装
置の提供。 【構成】光学的に取得した郵便物の入力画像１１がラベ
リング部１２に入力され、ラベリング処理が行われる。
ラベリング部１２の出力するラベリング処理結果１３
は、ハイフン検出部１４および住所検出部１６に入力さ
れる。ハイフン検出部１４では、ラベリング処理結果１
３に含まれるハイフンのブロックを検出し、その位置情
報をハイフン記載位置情報１５として出力する。住所検
出部１６は、ラベリング処理結果１３に加えてハイフン
記載位置情報１５が入力され、ハイフンの記載位置情報
をキーとして住所が記載されている位置および範囲を特
定し、住所記載位置情報１７として出力する。
た住所の記載領域を正しく検出する住所記載領域検出装
置の提供。 【構成】光学的に取得した郵便物の入力画像１１がラベ
リング部１２に入力され、ラベリング処理が行われる。
ラベリング部１２の出力するラベリング処理結果１３
は、ハイフン検出部１４および住所検出部１６に入力さ
れる。ハイフン検出部１４では、ラベリング処理結果１
３に含まれるハイフンのブロックを検出し、その位置情
報をハイフン記載位置情報１５として出力する。住所検
出部１６は、ラベリング処理結果１３に加えてハイフン
記載位置情報１５が入力され、ハイフンの記載位置情報
をキーとして住所が記載されている位置および範囲を特
定し、住所記載位置情報１７として出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は住所記載領域検出装置に
関し、特に郵便物に印刷されたあて先内容を光学的に読
みとった入力画像の含む住所記載領域を検出する住所記
載領域検出装置に関する。
関し、特に郵便物に印刷されたあて先内容を光学的に読
みとった入力画像の含む住所記載領域を検出する住所記
載領域検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、郵便物に印刷された住所記載領域
の検出は、街区番号中に含むハイフンの記載位置、すな
わち○○町１−１０などとして表現されるハイフン−の
記載位置を参照せずに行なっていた。
の検出は、街区番号中に含むハイフンの記載位置、すな
わち○○町１−１０などとして表現されるハイフン−の
記載位置を参照せずに行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の郵便物の住所記
載領域の検出は、読取り対象とする郵便物上に、住所以
外の雑情報が多く記載されているときは、住所記載領域
の位置が正しく検出できないという欠点があった。
載領域の検出は、読取り対象とする郵便物上に、住所以
外の雑情報が多く記載されているときは、住所記載領域
の位置が正しく検出できないという欠点があった。
【０００４】本発明の目的は上述した欠点を除去し、読
取り対象とする郵便物上に住所以外のお情報を多く含む
ときでも、住所記載領域を正しく検出することができる
住所記載領域検出装置を提供することにある。
取り対象とする郵便物上に住所以外のお情報を多く含む
ときでも、住所記載領域を正しく検出することができる
住所記載領域検出装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、郵便物
に記載されたあて先内容を光学的に読み取った入力画像
から住所記載領域を検出する住所記載領域検出装置にお
いて、前記入力画像のラベリングを行なうラベリング部
と、前記ラベリング部のラベリング結果にもとづいて前
記住所の街区番号中に含まれるハイフンの記載位置を検
出するハイフン検出部と、前記ラベリング部のラベリン
グ結果と前記ハイフン検出部で検出したハイフンの記載
位置とにもとづいて前記住所記載領域を検出する住所検
出部とを備えた構成を有する。
に記載されたあて先内容を光学的に読み取った入力画像
から住所記載領域を検出する住所記載領域検出装置にお
いて、前記入力画像のラベリングを行なうラベリング部
と、前記ラベリング部のラベリング結果にもとづいて前
記住所の街区番号中に含まれるハイフンの記載位置を検
出するハイフン検出部と、前記ラベリング部のラベリン
グ結果と前記ハイフン検出部で検出したハイフンの記載
位置とにもとづいて前記住所記載領域を検出する住所検
出部とを備えた構成を有する。
【０００６】また本発明の装置は、前記住所検出部にお
いて検出する前記住所記載領域は、前記ハイフン検出部
の検出した前記ハイフンの記載位置との差が、あらかじ
め設定する許容範囲に入る記載位置をもった前記ラベリ
ング結果を含む矩形領域として設定するものとした構成
を有する。
いて検出する前記住所記載領域は、前記ハイフン検出部
の検出した前記ハイフンの記載位置との差が、あらかじ
め設定する許容範囲に入る記載位置をもった前記ラベリ
ング結果を含む矩形領域として設定するものとした構成
を有する。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。図１
の実施例は、入力画像１１のラベリング処理を行なうラ
ベリング部１２と、ラベリング部１２の出力するラベリ
ング処理結果１３の中からハイフンを含むブロックを検
出し、その位置をハイフン記載位置情報１５として出力
するハイフン検出部１４と、ラベリング処理結果１３と
ハイフン記載位置情報１５とを入力して住所が記載され
ている位置および占有範囲を特定して住所記載位置情報
１７を出力する住所検出部１６とを備えた構成を有す
る。
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。図１
の実施例は、入力画像１１のラベリング処理を行なうラ
ベリング部１２と、ラベリング部１２の出力するラベリ
ング処理結果１３の中からハイフンを含むブロックを検
出し、その位置をハイフン記載位置情報１５として出力
するハイフン検出部１４と、ラベリング処理結果１３と
ハイフン記載位置情報１５とを入力して住所が記載され
ている位置および占有範囲を特定して住所記載位置情報
１７を出力する住所検出部１６とを備えた構成を有す
る。
【０００８】次に、本実施例の動作について説明する。
【０００９】ラベリング部１２は、図示しない光学的撮
像装置で取得した入力画像１１を受け、この入力画像に
対してラベリング処理を施す。
像装置で取得した入力画像１１を受け、この入力画像に
対してラベリング処理を施す。
【００１０】図２は、入力画像の一例を示す図である。
この入力画像に対してラベリング処理を施した結果を図
３に示す。ラベリング処理の結果は、矩形で表現され、
たとえばブロックＡのようになる。ハイフンは、図２の
例の場合、ハイフンａとして記載されている。このハイ
フンａがラベリング処理を施されて、図３に示す如く、
ハイフンを囲む矩形領域としてのハイフン領域ｂで指定
される。このハイフン領域ｂを、図２に示す郵便番号か
ら始まる住所記載領域を検出する際の有力な手がかりと
して利用することが本発明の基本的特徴である。
この入力画像に対してラベリング処理を施した結果を図
３に示す。ラベリング処理の結果は、矩形で表現され、
たとえばブロックＡのようになる。ハイフンは、図２の
例の場合、ハイフンａとして記載されている。このハイ
フンａがラベリング処理を施されて、図３に示す如く、
ハイフンを囲む矩形領域としてのハイフン領域ｂで指定
される。このハイフン領域ｂを、図２に示す郵便番号か
ら始まる住所記載領域を検出する際の有力な手がかりと
して利用することが本発明の基本的特徴である。
【００１１】図４に、ラベリング処理結果として得られ
るブロックを示す。ラベリング処理によって得られる各
ブロックは、位置情報（Ｘｉ，Ｙｉ）と占有範囲情報
（Ｘｉ，Ｗｉ）を指定することによってＸ，Ｙ座標系で
の位置特定ができる。ここでｉは１〜ｎで、ｎはラベリ
ング処理結果として得られるブロック総数である。
るブロックを示す。ラベリング処理によって得られる各
ブロックは、位置情報（Ｘｉ，Ｙｉ）と占有範囲情報
（Ｘｉ，Ｗｉ）を指定することによってＸ，Ｙ座標系で
の位置特定ができる。ここでｉは１〜ｎで、ｎはラベリ
ング処理結果として得られるブロック総数である。
【００１２】さて、ラベリング処理結果に対して次の条
件１，２をいずれも満足するブロックを見出して、これ
をハイフンのブロックと認定する。
件１，２をいずれも満足するブロックを見出して、これ
をハイフンのブロックと認定する。
【００１３】条件１：ＨH L ≦Ｈi ≦ＨH U 条件２：ＷH L ≦Ｗi ≦ＷH U 上述した条件１，２に見られるＨH L ，ＨH U およびＷ
H L ，ＷH U はいずれも正の整数であり、かつＨH L と
ＨH U はそれぞれ、ハイフンのブロックの図４に示すＹ
方向範囲Ｙi の許容上限と下限、またＷH L ，ＷH L は
それぞれ、ハイフンのブロックの図４に示すＸ方向範囲
Ｗi の許容上限と下限であり、対象とするハイフンの形
状を考慮してあらかじめ適宜設定される。また、この占
有範囲情報Ｈi ，Ｗi は、図３に見る如くハイフン領域
ｂが他のブロックに比して極立った差異を呈しているこ
とに着目してその上限と下限が設定される。
H L ，ＷH U はいずれも正の整数であり、かつＨH L と
ＨH U はそれぞれ、ハイフンのブロックの図４に示すＹ
方向範囲Ｙi の許容上限と下限、またＷH L ，ＷH L は
それぞれ、ハイフンのブロックの図４に示すＸ方向範囲
Ｗi の許容上限と下限であり、対象とするハイフンの形
状を考慮してあらかじめ適宜設定される。また、この占
有範囲情報Ｈi ，Ｗi は、図３に見る如くハイフン領域
ｂが他のブロックに比して極立った差異を呈しているこ
とに着目してその上限と下限が設定される。
【００１４】このような条件１，２を同時に満足するハ
イフンのブロックの矩形領域（ＸH，ＹH ，ＷH ，
ＨH ）を図５に示す。
イフンのブロックの矩形領域（ＸH，ＹH ，ＷH ，
ＨH ）を図５に示す。
【００１５】さて、ラベリング処理結果の中で、次の条
件３，４を同時に満足するブロック（Ｘi ，Ｙi ，
Ｗi ，Ｈi ）で構成される矩形領域を、図６に示す如く
住所記載領域ｃとして設定する。
件３，４を同時に満足するブロック（Ｘi ，Ｙi ，
Ｗi ，Ｈi ）で構成される矩形領域を、図６に示す如く
住所記載領域ｃとして設定する。
【００１６】条件３：ｆｌ≦ＸH −Ｘi ≦ｆｕ 条件４：ｇｌ≦ＹH −Ｙi ≦ｇｕ ここで、条件３のｆｌは負の定数、ｆｕは正の定数、ま
た条件４のｇｌは負の定数、ｇｕは正の定数である。
た条件４のｇｌは負の定数、ｇｕは正の定数である。
【００１７】条件３，４の意味するところは、住所記載
範囲ｃに含まれるブロックを、ハイフン領域ｂの位置情
報と各ブロックの位置情報との差に対する許容上限と許
容下限を設定して判定しようとするものであり、この許
容上限と許容下限とは、あらかじめ判定対象を考慮して
適宜設定される。
範囲ｃに含まれるブロックを、ハイフン領域ｂの位置情
報と各ブロックの位置情報との差に対する許容上限と許
容下限を設定して判定しようとするものであり、この許
容上限と許容下限とは、あらかじめ判定対象を考慮して
適宜設定される。
【００１８】このようにして、街区番号中に含まれるハ
イフンの記載位置を手がかりとして住所の記載領域を検
出することにより、住所以外の雑情報が多く記載されて
いる場合でも正確に住所の記載領域を検出することが可
能となる。
イフンの記載位置を手がかりとして住所の記載領域を検
出することにより、住所以外の雑情報が多く記載されて
いる場合でも正確に住所の記載領域を検出することが可
能となる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、郵便物に
記載された住所の記載範囲を検出する住所記載領域検出
装置において、住所の街区番号中に含まれるハイフンの
ラベリング処理結果の位置情報と占有範囲情報とをキー
として住所の記載範囲を検出することにより、読取り対
象とする郵便物に住所以外の雑情報が多く記載されてい
る場合でも、住所の記載領域を正確に検出することがで
きる効果がある。
記載された住所の記載範囲を検出する住所記載領域検出
装置において、住所の街区番号中に含まれるハイフンの
ラベリング処理結果の位置情報と占有範囲情報とをキー
として住所の記載範囲を検出することにより、読取り対
象とする郵便物に住所以外の雑情報が多く記載されてい
る場合でも、住所の記載領域を正確に検出することがで
きる効果がある。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】図１における入力画像の一例を示す図である。
【図３】図２の入力画像に対するラベリング処理結果の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図４】図３のラベリング処理結果に含まれるブロック
を詳細に示す図である。
を詳細に示す図である。
【図５】図３のラベリング処理結果の含むハイフン占有
矩形領域を示す図である。
矩形領域を示す図である。
【図６】図２の入力画像に対する住所記載領域の検出結
果を示す図である。
果を示す図である。
１１ 入力画像 １２ ラベリング部 １３ ラベリング処理結果 １４ ハイフン検出部 １５ ハイフン記載位置情報 １６ 住所検出部 １７ 住所記載位置情報１７
Claims (2)
- 【請求項１】 郵便物に記載されたあて先内容を光学的
に読み取った入力画像から住所記載領域を検出する住所
記載領域検出装置において、前記入力画像のラベリング
を行なうラベリング部と、前記ラベリング部のラベリン
グ結果にもとづいて前記住所の街区番号中に含まれるハ
イフンの記載位置を検出するハイフン検出部と、前記ラ
ベリング部のラベリング結果と前記ハイフン検出部で検
出したハイフンの記載位置とにもとづいて前記住所記載
領域を検出する住所検出部とを備えることを特徴とする
住所記載領域検出装置。 - 【請求項２】 前記住所検出部において検出する前記住
所記載領域は、前記ハイフン検出部の検出した前記ハイ
フンの記載位置との差が、あらかじめ設定する許容範囲
に入る記載位置をもった前記ラベリング結果を含む矩形
領域として設定するものであることを特徴とする請求項
１記載の住所記載領域検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100104A JP2924440B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 住所記載領域検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100104A JP2924440B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 住所記載領域検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0689361A true JPH0689361A (ja) | 1994-03-29 |
| JP2924440B2 JP2924440B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=14265087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4100104A Expired - Lifetime JP2924440B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 住所記載領域検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924440B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4843692A (en) * | 1983-01-17 | 1989-07-04 | Electric Power Research Institute | Casting nozzle with discharge slot defined by refractory inserts |
| JP2010020421A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Canon Inc | 文字認識装置、文字認識方法、コンピュータプログラム、記憶媒体 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4100104A patent/JP2924440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4843692A (en) * | 1983-01-17 | 1989-07-04 | Electric Power Research Institute | Casting nozzle with discharge slot defined by refractory inserts |
| JP2010020421A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Canon Inc | 文字認識装置、文字認識方法、コンピュータプログラム、記憶媒体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2924440B2 (ja) | 1999-07-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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