JPH068899A - ユニット交換装置 - Google Patents
ユニット交換装置Info
- Publication number
- JPH068899A JPH068899A JP3360336A JP36033691A JPH068899A JP H068899 A JPH068899 A JP H068899A JP 3360336 A JP3360336 A JP 3360336A JP 36033691 A JP36033691 A JP 36033691A JP H068899 A JPH068899 A JP H068899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- replaced
- holder
- arm
- spacecraft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ユニットの交換を高精度で、しかも容易に行
うことができるユニット交換装置を提供することにあ
る。 【構成】 交換されるユニット３を取り付けているＰＦ
（宇宙航行体）のユニット取付け箇所、或いはＯＳＶ１
のユニット収納箇所に、伸長してユニットを取付け箇所
から押し出し、かつ縮小してユニットを収納することが
できる伸縮可能なユニット保持体４を設け、ユニット保
持体４が伸長してユニット３を押し出すことで、隣接す
るユニットとの干渉を防止した状態でアーム５によるユ
ニット交換を容易に行う。又、ユニット保持体を縮小さ
せることでユニットを収納位置に収納させる。
うことができるユニット交換装置を提供することにあ
る。 【構成】 交換されるユニット３を取り付けているＰＦ
（宇宙航行体）のユニット取付け箇所、或いはＯＳＶ１
のユニット収納箇所に、伸長してユニットを取付け箇所
から押し出し、かつ縮小してユニットを収納することが
できる伸縮可能なユニット保持体４を設け、ユニット保
持体４が伸長してユニット３を押し出すことで、隣接す
るユニットとの干渉を防止した状態でアーム５によるユ
ニット交換を容易に行う。又、ユニット保持体を縮小さ
せることでユニットを収納位置に収納させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は宇宙空間で実験装置や消
耗品、例えばバッテリ等のユニットを交換する際に利用
されるユニット交換装置に関する。
耗品、例えばバッテリ等のユニットを交換する際に利用
されるユニット交換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、宇宙空間の軌道上でのユニット交
換は、図２（ａ）に示すように、先ず、ＯＳＶ（オービ
タ・サービス・ビークル）１等が宇宙航行体であるＰＦ
（プラットホーム）２に接近し、ドッキングする。次い
で、図２（ｂ）のように、ＯＳＶ１に設けられたアーム
５が移動してＰＦ２からユニット３を引き出し、これを
ＯＳＶ１に収納する。その後、新たに宇宙航行体２に取
り付けるユニットをＯＳＶ１から取り出し、再びアーム
５が伸びて新たなユニット３をＰＦ２の所定の位置に取
り付けている。
換は、図２（ａ）に示すように、先ず、ＯＳＶ（オービ
タ・サービス・ビークル）１等が宇宙航行体であるＰＦ
（プラットホーム）２に接近し、ドッキングする。次い
で、図２（ｂ）のように、ＯＳＶ１に設けられたアーム
５が移動してＰＦ２からユニット３を引き出し、これを
ＯＳＶ１に収納する。その後、新たに宇宙航行体２に取
り付けるユニットをＯＳＶ１から取り出し、再びアーム
５が伸びて新たなユニット３をＰＦ２の所定の位置に取
り付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のユニット交
換装置では、交換するユニットの取り外し、取り付けを
隣接するユニットの間で行う必要があるため、アーム５
の位置制御精度が高く要求される。又、結果的に隣接す
るユニットとの衝突の可能性も高く、作業が容易ではな
いという問題がある。本発明の目的は、ユニットの交換
を高精度で、しかも容易に行うことができるユニット交
換装置を提供することにある。
換装置では、交換するユニットの取り外し、取り付けを
隣接するユニットの間で行う必要があるため、アーム５
の位置制御精度が高く要求される。又、結果的に隣接す
るユニットとの衝突の可能性も高く、作業が容易ではな
いという問題がある。本発明の目的は、ユニットの交換
を高精度で、しかも容易に行うことができるユニット交
換装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、交換されるユ
ニットを取り付けている宇宙航行体のユニット取付け箇
所に、伸長してユニットを取付け箇所から押し出し、か
つ縮小してユニットを収納することができる伸縮可能な
ユニット保持体を設けている。又、宇宙航行体に取り付
けられたユニットを交換するためのＯＳＶには、交換し
たユニットを収納する収納箇所に伸縮可能なユニット保
持体を設けている。
ニットを取り付けている宇宙航行体のユニット取付け箇
所に、伸長してユニットを取付け箇所から押し出し、か
つ縮小してユニットを収納することができる伸縮可能な
ユニット保持体を設けている。又、宇宙航行体に取り付
けられたユニットを交換するためのＯＳＶには、交換し
たユニットを収納する収納箇所に伸縮可能なユニット保
持体を設けている。
【０００５】
【作用】ユニット保持体が伸長してユニットを押し出す
ことで、隣接するユニットとの干渉を防止した状態でア
ームによるユニット交換を容易に行う。又、ユニット保
持体を縮小させることでユニットを収納位置に収納させ
る。
ことで、隣接するユニットとの干渉を防止した状態でア
ームによるユニット交換を容易に行う。又、ユニット保
持体を縮小させることでユニットを収納位置に収納させ
る。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の概観図である。同図
（ａ）のように、宇宙空間の軌道上で、先ずＯＳＶ１が
ＰＦ（プラットホーム）２に接近し、ドッキングする。
ここで、ＰＦ２のユニット取り付け箇所には、同図
（ｂ）のように、伸縮可能なユニット保持体４が設けら
れている。同様にＯＳＶ１のユニット収納箇所にも、伸
縮可能なユニット保持体４が設けられている。
る。図１は本発明の一実施例の概観図である。同図
（ａ）のように、宇宙空間の軌道上で、先ずＯＳＶ１が
ＰＦ（プラットホーム）２に接近し、ドッキングする。
ここで、ＰＦ２のユニット取り付け箇所には、同図
（ｂ）のように、伸縮可能なユニット保持体４が設けら
れている。同様にＯＳＶ１のユニット収納箇所にも、伸
縮可能なユニット保持体４が設けられている。
【０００７】ＯＳＶ１がＰＦ２にドッキングした後、交
換するユニットのユニット保持体４が伸長し、そのユニ
ット３をＰＦ２から押し出させる。この状態でＯＳＶ１
のアーム５がユニット３を掴まえる。そして、アーム５
が移動し、ユニット３をＯＳＶ１の収納部から伸長状態
とされているユニット保持体４に移し変え、次いでこの
ユニット保持体４が縮小することでユニット３をＯＳＶ
１の収納部に収納させる。しかる後、ＰＦ２に取り付け
る新たなユニットをＰＦ２のユニット保持体４に取り付
け、その上でユニット保持体４を縮小させることでユニ
ットをＰＦ２に取り付けることが可能となる。
換するユニットのユニット保持体４が伸長し、そのユニ
ット３をＰＦ２から押し出させる。この状態でＯＳＶ１
のアーム５がユニット３を掴まえる。そして、アーム５
が移動し、ユニット３をＯＳＶ１の収納部から伸長状態
とされているユニット保持体４に移し変え、次いでこの
ユニット保持体４が縮小することでユニット３をＯＳＶ
１の収納部に収納させる。しかる後、ＰＦ２に取り付け
る新たなユニットをＰＦ２のユニット保持体４に取り付
け、その上でユニット保持体４を縮小させることでユニ
ットをＰＦ２に取り付けることが可能となる。
【０００８】ごのように、ユニットの取付け箇所や収納
箇所にそれぞれ伸縮可能なユニット保持体４を設けてお
くことにより、ユニットの交換時に、隣接するユニット
との衝突を回避することができる。又、ユニット保持体
４が移動されるため、アーム３の位置精度を低くするこ
とができ、ユニット交換を容易に行うことができる。
箇所にそれぞれ伸縮可能なユニット保持体４を設けてお
くことにより、ユニットの交換時に、隣接するユニット
との衝突を回避することができる。又、ユニット保持体
４が移動されるため、アーム３の位置精度を低くするこ
とができ、ユニット交換を容易に行うことができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、宇宙航行
体のユニット取付け箇所、或いはＯＳＶのユニット収納
箇所に、伸長してユニットを取付け箇所から押し出し、
かつ縮小してユニットを収納することができる伸縮可能
なユニット保持体を設けているので、ユニットの取り付
けに際してのアームの位置精度を緩和するとともに、隣
接するユニットとの衝突を防止し、ユニット交換作業を
容易なものにできるという効果がある。
体のユニット取付け箇所、或いはＯＳＶのユニット収納
箇所に、伸長してユニットを取付け箇所から押し出し、
かつ縮小してユニットを収納することができる伸縮可能
なユニット保持体を設けているので、ユニットの取り付
けに際してのアームの位置精度を緩和するとともに、隣
接するユニットとの衝突を防止し、ユニット交換作業を
容易なものにできるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例をその動作と共に説明するた
めの概観図である。
めの概観図である。
【図２】従来のユニット交換装置をその動作と共に説明
するための概観図である。
するための概観図である。
１ ＯＳＶ ２ ＰＦ ３ ユニット ４ ユニット保持体 ５ アーム
Claims (2)
- 【請求項１】 交換されるユニットを取り付けている宇
宙航行体のユニット取付け箇所に、伸長してユニットを
取付け箇所から押し出し、かつ縮小してユニットを収納
することができる伸縮可能なユニット保持体を設けたこ
とを特徴とするユニット交換装置。 - 【請求項２】 宇宙航行体に取り付けられたユニットを
交換するためのオービタ・サービス・ビークルには、交
換したユニットを収納する収納箇所に伸縮可能なユニッ
ト保持体を設けてなる請求項１のユニット交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3360336A JPH068899A (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | ユニット交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3360336A JPH068899A (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | ユニット交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068899A true JPH068899A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=18468963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3360336A Pending JPH068899A (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | ユニット交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068899A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11157497A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Hitachi Ltd | 宇宙機、及びその宇宙機を用いた軌道上サービスシステム |
| US6193193B1 (en) * | 1998-04-01 | 2001-02-27 | Trw Inc. | Evolvable propulsion module |
-
1991
- 1991-12-30 JP JP3360336A patent/JPH068899A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11157497A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Hitachi Ltd | 宇宙機、及びその宇宙機を用いた軌道上サービスシステム |
| US6193193B1 (en) * | 1998-04-01 | 2001-02-27 | Trw Inc. | Evolvable propulsion module |
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