JPH0688356A - ホイール式作業機のエンジン制御装置 - Google Patents

ホイール式作業機のエンジン制御装置

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JPH0688356A
JPH0688356A JP26407592A JP26407592A JPH0688356A JP H0688356 A JPH0688356 A JP H0688356A JP 26407592 A JP26407592 A JP 26407592A JP 26407592 A JP26407592 A JP 26407592A JP H0688356 A JPH0688356 A JP H0688356A
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JP
Japan
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engine
rotation speed
accelerator pedal
lever
control means
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JP26407592A
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English (en)
Inventor
Shigetoyo Sakai
滋豊 坂井
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 走行手段と作業手段とが同一のエンジンによ
って駆動されるホイール式作業機において、オペレータ
による操作性を向上させるようにする。 【構成】 アクセルペダル23の踏み込みによりエンジ
ン回転数が制御されるようになし、かつ中継レバー33
に第2の回転数制御手段を構成するガバナレバー制御用
油圧シリンダ50が接続され、バケット操作レバー25
及びリフトアーム操作レバー26の操作によって、それ
ぞれのアクチュエータにおける油圧パイロットバルブに
供給される出力油圧信号のうち高圧の油圧信号を高圧選
択バルブ40で選択して、この出力油圧信号を油圧シリ
ンダ50に導いて、エンジン回転数を制御させ、かつ切
換弁52にスイッチ53を接続し、このスイッチがON
され、かつ走行用のクラッチが切断された時に、切換弁
52により高圧選択バルブ40と油圧シリンダ50とを
連通させて、第2の回転数制御手段が作動可能な状態に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイールローダ,除雪
ドーザ等のホイール式作業機のエンジン制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ホイール式作業機として、例えばホイー
ルローダは、ホイール式の走行駆動手段と、リフトアー
ム及びバケットからなるフロント作業手段とを備えたも
ので、クローラ式作業機とは異なり、一般道路を走行す
ることが可能となっている。ここで、ホイール式作業機
は通常同じエンジンによって走行駆動とフロント作業機
構の駆動とを行う構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このホイー
ル式作業機は、車両の走行時における車速コントロール
をきめ細かく行うために、エンジンのコントロールはア
クセルペダルで行われるようになっている。このため
に、操作レバーを操作して、フロント作業手段を作動さ
せて、所定の作業を行う際には、操作レバーの操作に加
えてアクセルペダルによってエンジンをコントロールし
なければならなず、手足の同時協調操作が要求される。
実際の作業時には、作業機のオペレータは、左手でステ
アリングと前後進,変速の切り換え操作を行い、右手で
作業手段の操作レバーを操作し、また右足でアクセルペ
ダルとブレーキペダルとを操作し、さらには左足でイン
チングペダルを操作することが必要となる。このため
に、作業時における操作性が悪く、オペレータの負担が
大きく、その疲労が激しい等の問題点があり、操作性の
向上を図るために、作業時に操作しなければならない手
段の数を1つでも減らす要請は極めて高い。
【0004】しかも、走行時とは異なり、作業時におい
ては、フロント作業機構を構成するリフトアームやバケ
ット等の操作は、このフロント作業機構の必要速度に応
じたエンジンの出力が得られるようにすることが作業の
効率性から好ましい場合がある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、走行駆動系への動力
の伝達を遮断して、作業手段によって作業を行う際に、
アクセルペダルを操作する必要がないようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、同一のエンジンで駆動される走行手
段及び油圧パイロット操作方式の作業手段と、アクセル
ペダルの操作に連動してガバナレバーを作動させること
によって、前記エンジンの回転数を制御する回転数制御
手段とを備えたホイール式作業機であって、前記作業手
段におけるアクチュエータを操作する油圧パイロットバ
ルブからの出力油圧信号が導入され、この出力油圧信号
により前記エンジンの回転数を制御する第2の回転数制
御手段と、走行用トランスミッションのクラッチが切断
された時に、その検出信号に基づいて前記第2の回転数
制御手段に前記油圧パイロットバルブからの出力油圧信
号を供給する切換手段とを備える構成としたことをその
特徴とするものである。
【0007】
【作用】このような構成を採用することによって、車両
の走行時には、アクセルペダルを操作することにより、
走行時に車速コントロールをきめ細かく行うことができ
る。一方、作業時において、バケット及びこのバケット
を昇降させるリフトアームその他の作業手段を操作する
際には、これら作業手段を作動させるためのアクチュエ
ータの作動を制御する油圧パイロットバルブからの出力
油圧信号が第2の回転数制御手段にも供給されて、エン
ジンの回転数がこの作業手段の必要速度に応じて制御さ
れ、アクセルペダルを操作しなくとも、これら作業手段
の速度を制御することができる。ここで、作業手段が複
数ある場合には、高圧選択バルブを用いてこれら各作業
手段に供給されるパイロット油圧信号のうち最も高い圧
力の出力油圧信号を選択して、第2の回転数制御手段の
制御を行うように構成すれば良い。
【0008】そして、第2の回転数制御手段にアクセル
ペダル優先機構を付設すれば、このアクセルペダル優先
機構に基づいて、作業手段の操作レバーに応じたエンジ
ン回転数では不足の場合には、アクセルペダルを踏み込
むことにより、その回転数が増加するように補正するこ
とができる。
【0009】また、車両を走行させながら作業手段を操
作する場合もあるが、この場合にも第2の回転数制御手
段により回転数を制御させると、オペレータの意思に反
して車速が変化することもあり、特に意に反して増速す
るようなことがあると危険である。このために、切換手
段を設けて、走行用トランスミッションにおけるクラッ
チが切断された時にのみ第2の回転数制御手段による回
転数の制御を可能とすることによって、安全性を確保し
ている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1にホイールローダの概略構成を
示し、図中において、1はホイールローダを示し、この
ホイールローダ1は走行車輪を有する車両2にフロント
作業手段としてバケット3及びこのバケット3を昇降さ
せるリフトアーム4が設けられている。これらバケット
3及びリフトアーム4は、油圧パイロット操作方式のア
クチュエータで作動するようになっている。
【0011】10はホイールローダ1の駆動源としての
エンジン、11はエンジンに取り付けられて、エンジン
10の回転数を制御するためのエンジンガバナ、12は
ガバナレバー、13はトルクコンバータを内蔵し、クラ
ッチ及び3乃至4速の変速機構を持った走行用変速機、
14はバケット3及びリフトアーム4を作動させるため
の作業手段用油圧ポンプをそれぞれ示す。このホイール
ローダ1は、エンジン10を動力源として走行及び作業
手段の駆動が行われる。このために、運転席には、図2
に示したように、ステアリング用ハンドル20,前後進
切換と変速段切換との機能を発揮する走行レバー21,
ブレーキペダル22,アクセルペダル23及びインチン
グペダル24が設けられると共に、バケット操作レバー
25とリフトアーム操作レバー26が設けられている。
【0012】次に、図3にエンジン制御機構の構成を示
す。この図から明らかなように、アクセルペダル23と
エンジンガバナ11のガバナレバー12との間はリンケ
ージ手段30により連結されている。このリンケージ手
段30は、アクセルペダル23に連結したレバー31
と、このレバー31に連結した、ケーブル,ワイヤ,ロ
ッド等からなる第1の伝達手段32と、一端にこの第1
の伝達手段32が連結された中継レバー33と、この中
継レバー33の他端に連結された第2の伝達手段34と
からなり、この第2の伝達手段34の他端にはガバナレ
バー12が連結されている。なお、35はガバナレバー
12をアイドリング位置に付勢する復帰ばねである。ア
クセルペダル23を踏み込むと、リンケージ手段30は
図3に矢印で示した方向に動き、ガバナレバー12はば
ね35の作用に抗して回動して、このガバナレバー12
の回動量に比例してエンジン回転数が増大する。このよ
うに、アクセルペダル23と、このアクセルペダル23
の踏み込み量に比例してガバナレバー12を回動させる
リンケージ手段30とにより第1の回転数制御手段が構
成される。また、走行用変速機13には、トランスミッ
ションコントロールバルブ13aが付設されており、こ
のトランスミッションコントロールバルブ13aは、ト
ランスミッションコントローラ36からの信号を油圧信
号に変換して、トランスミッション各部のクラッチ等の
作動を制御するようになっている。このトランスミッシ
ョンコントローラ36には、走行レバー21からの信号
が入力されるようになっており、この走行レバー21の
操作信号に基づいて制御される。また、トランスミッシ
ョンコントローラ36には、インチングペダル14の動
きにより作動するマイクロスイッチ37aを備えたクラ
ッチカットオフスイッチ37が電気的に接続されてお
り、このクラッチカットオフスイッチ37からの信号に
基づいてクラッチの接続・遮断の制御が行われる構成と
なっている。
【0013】而して、エンジン制御機構には、アクセル
ペダル23の踏み込み操作による第1の回転数制御手段
に加えて、第2の回転数制御手段が設けられている。こ
の第2の回転数制御手段は、図4に示したように、バケ
ット操作レバー25及びリフトアーム操作レバー26の
操作によって、それぞれのアクチュエータの油圧コント
ロールバルブ(図示せず)に供給される出力油圧信号の
うち高圧の油圧信号を3個のシャトル弁で構成した高圧
選択バルブ40で選択して、この出力油圧信号に基づい
てエンジンの回転数を制御するように構成されている。
【0014】即ち、出力油圧信号を発生させるための機
構として、パイロット用油圧ポンプ41が設けられてお
り、またバケット操作レバー25及びリフトアーム操作
レバー26に連結した作動杆25a,26aにはそれぞ
れ一対の油圧パイロットバルブ42a,42b,43
a,43bが連動動作可能に連結されている。また、こ
れら各油圧パイロットバルブ42a,42b,43a,
43bの出力ポートにはそれぞれ油圧コントロールバル
ブに接続されたパイロット配管44a,44b,45
a,45bの他端が接続されている。従って、例えばバ
ケット操作レバー25を操作すると、作動杆25aが揺
動して、この作動杆25aに連結されている一対の油圧
パイロットバルブ42aまたは42bのいずれかが油圧
ポンプ41と連通してそれに接続されているパイロット
配管44a,44bの一方に圧油が供給され、他方はタ
ンク46と接続される。また、リフトアーム操作レバー
27についても、バケット操作レバー25と同様、その
操作によって、油圧パイロットバルブ43a,43bの
いずれかが油圧ポンプ41と連通して、それに接続され
るパイロット配管45a,45bのいずれかに圧油が供
給される。しかも、各操作レバー25,26の操作量に
応じて油圧ポンプ41からの圧油の供給圧力が制御され
る。高圧選択バルブ40は、これら各パイロット配管4
4a,44b,45a,45bのうち、最も高い圧力を
選択して取り出すように構成したものである。
【0015】この高圧選択バルブ40で選択された圧油
はガバナレバー12を駆動するためのガバナレバー制御
用油圧シリンダ50に供給されるようになっている。こ
の油圧シリンダ50は、そのピストンロッド50aがリ
ンケージ手段30を構成する中継レバー33に連結され
ている。そして、油室50b内に圧油が供給されると、
ピストンロッド50aが伸長するものであり、またピス
トン50cにおける油室50bに臨む面とは反対の面に
は、ピストンロッド50aを縮小させる方向にばね51
が作用している。常時には、油室50bはタンク46と
接続されており、ばね51によりピストンロッド50a
は縮小状態にあり、リンケージ手段30には何等の影響
も及ぼさない。ここで、切換弁52が高圧選択バルブ4
0と油圧シリンダ50との間に介装されており、この切
換弁52のコイル52aには、この装置の作動を選択す
るスイッチ53がトランスミッションコントローラ36
を介して接続されており、オペレータによってこのスイ
ッチ53がON側に切り換えられた状態で、走行レバー
21が中立位置となるように操作された時、またはイン
チングペダル14が踏まれた場合には、クラッチが遮断
状態となる。この電気信号がスイッチ53から切換弁5
2のコイル52aに与えられることになり、切換弁52
には、高圧選択バルブ40から油圧シリンダ50に圧油
が供給され、ピストンロッド50aが伸長して、アクセ
ルペダル23の踏み込みの如何に拘らず、リンケージ手
段30を作動させて、ガバナレバー12を制御できるよ
うに構成されている。
【0016】以上のように、切換弁52は、スイッチ5
3によりクラッチが遮断状態となっている時にのみ切り
換わるようになり、しかもこのスイッチ53はオペレー
タが選択できるようになっているから、車両2が走行し
ている際に、バケット3またはリフトアーム4を作動さ
せた時に、高圧選択バルブ40を介して油圧シリンダ5
0に圧油が供給されて、燃料の噴射量が増加し、オペレ
ータの意思に反して車両2が増速するおそれはない。
【0017】ここで、油圧シリンダ50におけるピスト
ンロッド50aは、図5に示したように、リンケージ手
段30の中継レバー33と当接しており、高圧選択バル
ブ40を介して油圧コントロールバルブに供給される圧
油が油圧シリンダ50にも供給されると、このピストン
ロッド50aが伸長し、中継レバー33を押動してガバ
ナレバー12を回動させて、エンジン10の回転数が増
加するようになっている。従って、第2の回転数制御手
段が作動状態となっている時にも、アクセルペダル23
を踏み込めば、リンケージ手段30が作動して、エンジ
ン10の回転数を増加させることができるもので、これ
によってアクセルペダル優先機構が構成される。
【0018】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、次にその作用について説明する。ホイールロー
ダ1の走行時には、アクセルペダル23を踏み込むこと
によって、リンケージ手段30を介してこのアクセルペ
ダル23の操作量がガバナレバー12に伝達されてエン
ジン10の回転数が制御される。ここで、この回転数は
アクセルペダル23の踏み込み量に比例して変化する。
走行時においては、当然走行用のクラッチが接続状態に
あるので、たとえ誤操作によってスイッチ53がONの
状態となっても、クラッチが遮断されるおそれはなく、
ガバナレバー制御用油圧シリンダ50は切換弁52を介
してタンク46と接続した状態に保持されている。従っ
て、この走行中にバケット操作レバー25やリフトアー
ム操作レバー26を操作してもエンジン回転数が増加す
ることはない。この結果、オペレータの意思に反して車
両2が増速されてしまう等といった不都合は生じない。
【0019】次に、このホイールローダ1におけるバケ
ット3,リフトアーム4からなる作業手段を作動させ
て、積み込み作業や掘削作業等において、スイッチ53
がONされた状態であり、かつ走行用の前後進切換レバ
ー21を中立にするか、またはインチングペダル24を
操作することによって、車体を停止状態とし、バケット
3,リフトアーム4を操作する場合には、走行変速機の
クラッチが切断され、この信号がスイッチ53の接点を
通って切換弁52のコイル52aに通電されて、切換弁
52が切り換わり、ガバナレバー制御用油圧シリンダ5
0が高圧選択バルブ40と接続される。
【0020】そこで、バケット操作レバー25,リフト
アーム操作レバー26を操作すると、その操作量に比例
して油圧パイロットバルブ42a,42b,43a,4
3bからの圧力がパイロット配管44a,44b,45
a,45bを通って油圧コントロールバルブに供給され
る。そして、これと同時に高圧選択バルブ40で最も高
い圧力が選択されて、この圧力がガバナレバー制御用油
圧シリンダ50内に導入され、この圧力によってピスト
ンロッド50aが伸長し、リンケージ手段30を構成す
る中継レバー33を押動して、ガバナレバー12が回動
してエンジン回転数が増加する。従って、作業手段用油
圧ポンプ14からは作業手段であるバケット操作レバー
25,リフトアーム操作レバー26のうちの最も大きい
操作量に応じるようにエンジン回転数が制御される。
【0021】ここで、リンケージ手段30によるガバナ
レバー12の操作力に対しては、復帰ばね35のばね力
と、このリンケージ手段30の摺動抵抗等があるが、ガ
バナレバー制御用油圧シリンダ50におけるピストン5
0cの受圧面積とばね51のばね力とをこれらの抵抗に
より影響されないように設定しておくことによって、ガ
バナ制御用油圧シリンダ50に供給される圧力に円滑か
つ確実に追従して回転数が制御される。また、バケット
操作レバー25,リフトアーム操作レバー26が戻され
ると、これに追従して油圧シリンダ50内の圧力も低下
してエンジン回転数も減少する。
【0022】以上のように、作業手段を構成するバケッ
ト3,リフトアーム4のうちの大きい操作量に応じたエ
ンジン回転数が出力されるように自動的に制御されるの
で、車体の停止状態でバケット3やリフトアーム4の操
作時においては、アクセルペダル23を操作する必要が
なくなり、この結果、ホイールローダ1の操作性が向上
し、オペレータの疲れも少なくすることができる。
【0023】また、この第2の回転数制御手段により回
転数の制御が行われている状態で、さらにエンジン10
の回転速度を上げる場合には、アクセルペダル23を踏
み込む。これによって、ガバナレバー制御用油圧シリン
ダ50とは無関係に、ガバナレバー21を回動させるこ
とができるようになって、エンジン回転数の増加が可能
となる。
【0024】なお、前述した実施例においては、第2の
回転数制御手段を構成するガバナレバー制御用油圧シリ
ンダ50は中継レバー33と係合するように構成されて
いるが、例えばガバナレバー21と直接係合させるよう
にしたり、またリンケージ手段30のレバー31に係合
させる等としても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、作業手
段におけるアクチュエータ制御用の油圧コントロールバ
ルブへの出力油圧信号が導入され、この出力油圧信号に
より前記エンジンの回転数を制御する第2の回転数制御
手段を設け、かつ走行用のクラッチが切断された時にの
み第2の回転数制御手段に油圧パイロットバルブからの
出力油圧信号を供給して、この第2の回転数制御手段に
よる回転数制御を行えるように構成したので、作業手段
により所定の作業を行う際においては、オペレータはア
クセルペダルを操作する必要がなくなり、オペレータに
よる操作の操作性が著しく向上することになり、また走
行時においては、この第2の回転数制御手段の作動が禁
止されることから、走行中において、オペレータの意思
に反して車両が増速する等の危険も生じることもなくな
り、さらにはアクセルペダル優先機構によってアクセル
ペダルが操作された時に、このアクセルペダルによる制
御を優先させるように構成することによって、アクセル
ペダルを操作すれば、エンジンをより高速回転させるこ
とができるというように、アクセルペダルによる操作も
可能となる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すホイールローダの構成
説明図である。
【図2】ホイールローダの運転席の構成説明図である。
【図3】エンジン制御機構の構成説明図である。
【図4】アクセルリンケージ機構の構成説明図である。
【図5】第1のガバナレバー制御手段の構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ホイールローダ 2 車両 3 バケット 4 リフトアーム 10 エンジン 12 ガバナレバー 23 アクセルペダル 25 バケット操作レバー 26 リフトアーム操作レバー 30 リンケージ手段 33 中継レバー 40 高圧選択バルブ 41 パイロット用油圧ポンプ 50 ガバナレバー制御用油圧シリンダ 51 ばね 52 切換弁 53 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のエンジンで駆動される走行手段及
    び油圧パイロット操作方式の作業手段と、アクセルペダ
    ルの操作に連動してガバナレバーを作動させることによ
    って、前記エンジンの回転数を制御する回転数制御手段
    とを備えたホイール式作業機において、 前記作業手段におけるアクチュエータを操作する油圧パ
    イロットバルブからの出力油圧信号が導入され、この出
    力油圧信号により前記エンジンの回転数を制御する第2
    の回転数制御手段と、 走行用トランスミッションのクラッチが切断された時
    に、その検出信号に基づいて前記第2の回転数制御手段
    に前記油圧パイロットバルブからの出力油圧信号を供給
    する切換手段とを備える構成としたことを特徴とするホ
    イール式作業機のエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の回転数制御手段に設けられ、
    この第2の回転数制御手段により制御されている回転数
    より増加する方向に前記アクセルペダルが操作された時
    に、このアクセルペダルによる制御を優先させるアクセ
    ルペダル優先機構を備える構成としたことを特徴とする
    請求項1記載のホイール式作業機のエンジン制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の作業手段を備え、これら各作業手
    段における油圧パイロットバルブの出力油圧信号の最大
    値を選択する高圧選択バルブを介して前記第2の回転数
    制御手段に出力油圧信号を供給する構成としたことを特
    徴とする請求項1記載のホイール式作業機のエンジン制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記回転数制御手段は前記アクセルペダ
    ルの操作量を前記ガバナレバーに伝達するためのリンケ
    ージ手段を有し、また前記第2の回転数制御手段はこの
    リンケージ手段の途中に設けられ、このリンケージ手段
    に設けた押動部材を押動するピストンロッドを備えたガ
    バナレバー制御用油圧シリンダであって、前記油圧パイ
    ロットバルブの出力油圧信号が供給されると、その圧力
    に応じてエンジンの回転数を増大させるように構成した
    ことを特徴とする請求項2記載のホイール式作業機のエ
    ンジン制御装置。
JP26407592A 1992-09-08 1992-09-08 ホイール式作業機のエンジン制御装置 Pending JPH0688356A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3950444A4 (en) * 2019-03-29 2023-01-04 Kubota Corporation WORK MACHINERY

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3950444A4 (en) * 2019-03-29 2023-01-04 Kubota Corporation WORK MACHINERY

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