JPH0688311A - 交通事故防止標識 - Google Patents

交通事故防止標識

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JPH0688311A
JPH0688311A JP4266476A JP26647692A JPH0688311A JP H0688311 A JPH0688311 A JP H0688311A JP 4266476 A JP4266476 A JP 4266476A JP 26647692 A JP26647692 A JP 26647692A JP H0688311 A JPH0688311 A JP H0688311A
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JP
Japan
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manhole
floating body
traffic accident
cover
road
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JP4266476A
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Hiroshi Uchida
博 内田
Asako Katou
麻子 加藤
Yoshitaka Katou
喜香 加藤
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溢水によって道路に設置のマンホールの蓋が
外れると、直ちにこれを検知して危険個所であることの
表示をその場で自動的、かつ確実に行い、マンホール内
への転落などの事故を確実に防止する。 【構成】 マンホール1内からの溢流によりマンホール
1の蓋4が外れた場合に、マンホール1の開口上方に突
出するように浮体5をマンホール1内に収納し、該浮体
5の下部に、マンホール1内に一端を固定した流出防止
用の固定ワイヤー8の他端を取り付け、前記浮体5の周
面に蛍光または反射塗料6を塗布した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路に設置のマンホー
ルの蓋が外れた時に、マンホール内への転落を防止する
ための交通事故防止標識に関する。
【0002】
【従来の技術】集中豪雨時などにより下水道の水位が上
昇すると、この水が道路に設置のマンホールの蓋を押し
上げ、道路面に溢水して道路が冠水する。かかる場合、
冠水によってマンホールの場所が見えなくなるため、道
路を走行する自動車や通行人が蓋の外れたマンホールの
開口からマンホール内に誤って転落する危険がある。そ
こで、この危険を回避するため、従来は、例えば道路管
理の所轄の官公庁の係員が見回りなどにより蓋の外れた
マンホールの個所を捜し出して、通行止めの規制などを
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、人
手により蓋の外れた個所を捜し出しているため、危険個
所の発見を確実に行うことが困難で、発見漏れの生じる
こともある。また、発見が遅れることもあり、危険防止
を確実に行うことができなかった。
【0004】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、溢水によってマンホールの蓋が外れると、直ちにこ
れを検知して危険個所であることの表示を自動的に行
い、マンホール内への転落などの危険を確実に防止でき
る交通事故防止標識を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、マンホール内からの溢流によりマンホールの
蓋が外れた場合に、マンホールの開口上方に突出するよ
うに浮体をマンホール内に収納し、該浮体の下部に、マ
ンホール内に一端を固定した流出防止用の固定ワイヤー
の他端を取り付け、前記浮体の周面に蛍光または反射塗
料を塗布したことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、マンホール内からの溢流によ
りマンホールの蓋が外れると、内部に収納しておいた浮
体が水勢、浮力により浮き上がり道路面上に突出して、
この浮体の周面に塗布した蛍光または反射塗料で危険個
所であることが直ちに表示される。この場合、浮体は固
定ワイヤーでマンホールに固定されているから、浮体が
流出することはなく、マンホールの設置個所に必ず係留
される。
【0007】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の交通事故防止標識の第1実施
例を示す斜視図、図2は同上マンホールの蓋が外れた時
の斜視図で、図中1は道路2と下水道3との間に設置の
マンホール、4はマンホールの蓋を示し、マンホール1
内に該マンホール1の内径形状にほぼ等しい円筒形の浮
体5を収納する。
【0008】この浮体5は十分に浮力が確保できるよう
に材質として例えば硬質プラスチックを用い、中空体に
形成するもので、周面には目立つように蛍光色または反
射用ガラスビーズなどを混入した塗料6を塗布し、「危
険」等の標識文字7を記載する。
【0009】そして、浮体5の下部に設けたフック9
に、一端をマンホール1内の下方に固定した流出防止用
の固定ワイヤー8の他端を固定し、また、下部に転倒防
止用の重錘10を設けた。
【0010】次に作用について説明すると、平常時は浮
体5は図1に示すようにマンホール1の内部に収納され
ている。この場合、浮体5は硬質プラスチックで形成し
てあるから、安価にセットできる。集中豪雨などにより
下水道3内の水位が上昇して、この水勢で蓋4が押し上
げられて蓋4が外れると、マンホール1内に収納してあ
った浮体5が水勢、浮力により上昇し、マンホール1の
開口から道路2面上に突出する(図2参照)。
【0011】この状態で浮体5は下部を固定ワイヤー8
でマンホール1内に係止しているから、マンホール1の
開口位置に係留され、溢流によって流出することはな
く、また、転倒防止用の重錘10により横に倒れることも
ない。そして、浮体5の周面の塗料6が夜間でもライト
の反射により浮体5の存在を目立たせると同時に、「危
険」等の標識文字7が人目を引くから、道路2を走行中
の自動車や通行人はこの浮体5を見て、該浮体5の有る
場所が危険場所であることを認識する。
【0012】図3は第2実施例を示し、浮体5の形状を
マンホール1の内径にほぼ合致する中空の球形としたも
ので、その他の構成は第1実施例と同様である。
【0013】図4は第3実施例を示し、浮体5の形状を
円筒形または球形とし、浮体5内の上部に赤色の点滅灯
11を設けるとともに、下部に電源としてバッテリー12を
設け、該バッテリー12と点滅灯11とを支柱13内に配した
配線で接続した。この場合、バッテリー12は重錘の作用
もなす。なお、電源はバッテリー12に限定されるもので
はなく、電線を接続してもよい。
【0014】この第3実施例の場合は、赤色の点滅灯11
が点滅するから、より一層目立ち、危険場所であること
を確実に知らせることができる。
【0015】図5は第4実施例を示し、浮体5の形状を
中空の円筒形に形成し、この浮体5の下半分に溢流水の
流出口14を形成した。この流出口14は、例えば細長孔に
形成し、この細長孔を縦方向に複数配列する。よって、
浮体5が道路2面に浮き上がったとき、マンホール1内
からの溢流水はこの流出口14を介して道路2上に流出す
るから、溢流水の水流で浮体5が押されこれが原因で浮
体5が転倒することを防止できる。
【0016】図6は第5実施例を示し、浮体5を中空の
円錐形に形成するもので、これは、蓋4が一部だけ外れ
た場合でも、浮体5の頂部の部分が道路2面上に突出す
るから、より安全を確保できる。
【0017】図7は第6実施例を示し、浮体5を中空の
円筒形に形成し、この浮体5の外周面に全周にわたって
縦方向に溢流水流出用の溝15を設けた。これにより、下
方の下水道3からの溢流水はこの溝15に沿って流れ、マ
ンホール1内から道路2上に流出するから、浮体5の存
在による溢流水の抵抗が少なくなり溢流水がスムーズに
流れると同時に、浮体5の転倒防止も図れる。
【0018】なお、下水道管理などのために、マンホー
ル1に出入りする場合は、浮体5をマンホール1から除
去するが、かかる除去作業は浮体5を硬質プラスチック
で形成してあるから軽量であり、取扱が容易である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の交通事故防止
標識は、溢流水によりマンホールの蓋が外れた場合、蓋
が外れると同時に該マンホールの開口の個所に浮体が自
動的に浮上するから、この浮体により危険個所を直ち
に、かつ確実に表示できマンホール内への自動車や通行
人の転落等の事故を未然に確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交通事故防止標識の第1実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明の交通事故防止標識の第1実施例を示す
蓋が外れた状態の斜視図である。
【図3】本発明の交通事故防止標識の第2実施例を示す
斜視図である。
【図4】本発明の交通事故防止標識の第3実施例を示す
斜視図である。
【図5】本発明の交通事故防止標識の第4実施例を示す
斜視図である。
【図6】本発明の交通事故防止標識の第5実施例を示す
斜視図である。
【図7】本発明の交通事故防止標識の第6実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1…マンホール 2…道路 3…下水道 4…蓋 5…浮体 6…塗料 7…標識文字 8…固定ワイヤー 9…フック 10…重錘 11…点滅灯 12…バッテリー 13…支柱 14…流出口 15…溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール内からの溢流によりマンホー
    ルの蓋が外れた場合に、マンホールの開口上方に突出す
    るように浮体をマンホール内に収納し、該浮体の下部
    に、マンホール内に一端を固定した流出防止用の固定ワ
    イヤーの他端を取り付け、前記浮体の周面に蛍光または
    反射塗料を塗布したことを特徴とする交通事故防止標
    識。
JP4266476A 1992-09-08 1992-09-08 交通事故防止標識 Expired - Lifetime JP2537740B2 (ja)

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JP2020180428A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 前澤化成工業株式会社 安全対策装置
KR102616907B1 (ko) * 2022-08-29 2023-12-21 피에이치엔(주) 맨홀뚜껑 유실에 의한 안전사고 방지장치

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