JPH0688181U - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH0688181U JPH0688181U JP026628U JP2662893U JPH0688181U JP H0688181 U JPH0688181 U JP H0688181U JP 026628 U JP026628 U JP 026628U JP 2662893 U JP2662893 U JP 2662893U JP H0688181 U JPH0688181 U JP H0688181U
- Authority
- JP
- Japan
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- rotor
- brushless motor
- drive
- sub
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報分野,音響分野等の機器に駆動源として
用いられる高出力型のブラシレスモータにおいて、高出
力と高速回転を両立させる。 【構成】 N極,S極を交互に着磁した2m極を有する
駆動マグネットと、この駆動マグネットを固定するロー
タフレームとを有するロータと、このロータを回転自在
に保持するハウジングと、ロータと磁気回路を構成し一
体に回転する磁性材料からなるサブロータと、ロータと
サブロータとに空隙を介して6n個の駆動コイルを環状
に配置したステータとから構成された三相通電のブラシ
レスモータにおいて、ステータの各通電相を形成する2
n個の駆動コイルの接続を直列接続と並列接続に切り替
える制御回路を具備することにより、通常回転時と高速
回転時のトルク特性を変更し通常回転時の特性はそのま
まに、高速回転時にはトルクを2倍に、また回転数を2
倍以上にすることができる。
用いられる高出力型のブラシレスモータにおいて、高出
力と高速回転を両立させる。 【構成】 N極,S極を交互に着磁した2m極を有する
駆動マグネットと、この駆動マグネットを固定するロー
タフレームとを有するロータと、このロータを回転自在
に保持するハウジングと、ロータと磁気回路を構成し一
体に回転する磁性材料からなるサブロータと、ロータと
サブロータとに空隙を介して6n個の駆動コイルを環状
に配置したステータとから構成された三相通電のブラシ
レスモータにおいて、ステータの各通電相を形成する2
n個の駆動コイルの接続を直列接続と並列接続に切り替
える制御回路を具備することにより、通常回転時と高速
回転時のトルク特性を変更し通常回転時の特性はそのま
まに、高速回転時にはトルクを2倍に、また回転数を2
倍以上にすることができる。
Description
【0001】
本考案は、情報分野,音響分野等の機器に駆動源として用いられる高出力型の ブラシレスモータに関するものである。
【0002】
近年、製品の小型化,薄型化に伴いブラシレスモータが多く用いられるように なったが、最近は更に高機能化に伴う高速回転のモータの要求も高まっている。
【0003】 従来のブラシレスモータは、図6にその断面図を示す。 1はシャフト、2はシャフト1に圧入固定されたロータボス、3は扇状にN極 ,S極を交互に着磁した駆動マグネット、4は駆動マグネット3を固定する磁性 材料からなるロータフレーム、5は駆動マグネット3と磁気回路を構成し、かつ 一体に回転する対向配置されたサブロータヨーク、6はメタル、7はスラスト受 け、8はハウジングでシャフト1を回転自在に支持している。19はステータで 、駆動コイル19aが一体成形されている。
【0004】 ステータ19の駆動コイル19aは、図7に示すようにそれぞれ角度ピッチが 60度の6個のコイルL1a,L2a,L3a…L3bが環状に隣接して配置さ れる。図8は駆動コイルの結線図である。駆動コイルL1a,L1bは直列接続 されて端子19c1に接続される。駆動コイルL2a,L2bが直列接続されて 端子19c2に接続される。駆動コイルL3a,L2bは直列接続されて端子1 9c3に接続される。端子19c1,端子19c2,端子19c3は制御回路2 3に接続される。駆動コイルの片端は共通接続されて端子19c4に接続され、 制御回路23とともに電源に接続される。
【0005】
しかしながら、このような従来のブラシレスモータでは(数1)に示すように モータの回路数NとトルクTの関係が一義的に決定してしまい、高出力と高速回 転の両立が難しいという問題点を有している。
【0006】
【数1】
【0007】 本考案では、このような従来のブラシレスモータの問題点である高出力と高速 回転の両立を可能にすることを目的とする。
【0008】
この目的を達成するために本考案のブラシレスモータは、6n個の駆動コイル を環状に配置した三相通電のステータにおいて、各通電相を形成する2n個の駆 動コイルの接続を直列接続と並列接続に切り替えできる制御回路構成を有してい る。
【0009】
この構成によれば、通常回転時においては駆動コイルを直列接続して通電を行 い、その場合モータのトルク特性は(数2)のように表される。
【0010】
【数2】
【0011】 これに対して駆動コイルを並列接続して通電を行う場合、モータのトルク特性 は巻線数,抵抗の減少により(数3)のように変化し、回転数を上昇させること ができる。
【0012】
【数3】
【0013】 このことにより、高出力と高速回転の両立したブラシレスモータが構成できる 。
【0014】
図1は本考案の一実施例によるブラシレスモータの構成を示す断面図である。
【0015】 ここで、従来例と同一部材は同一番号とする。9はステータで駆動コイル9a が一体成形されている。ステータ9の駆動コイル9aは、図2に示すようにそれ ぞれ角度ピッチが60度の6個のコイルL1a,L2a,L3a…L3bが環状 に隣接して配置される。図3は駆動コイルの結線図である。駆動コイルL1a〜 L3aの一端は端子9c1〜9c3に接続され、駆動コイルL1b〜L3bの両 端は端子9c4〜9c9に接続され、端子9c1〜9c9は制御回路13に接続 される。駆動コイルL1a〜L3aのもう一端は共通接続されて端子9c10に 接続され、制御回路13とともに電源に接続される構成となっている。
【0016】 そして、図4に示すように通常回転時には制御回路13上でL1aとL1b, L2aとL2b,L3aとL3bをそれぞれ直列に接続して通電し、高速回転時 には制御回路13上でL1aとL1b,L2aとL2b,L3aとL3bをそれ ぞれ並列に接続して通電する。
【0017】 このように本考案の構成によるブラシレスモータでは、図5に示すように駆動 コイルを直列接続して通電を行う通常回転時の他に、駆動コイルを並列接続して 通電を行うことにより各通電相の巻線数を2分の1にでき、さらに巻線径が変化 しないため駆動コイルの直流抵抗を4分の1にできるため、モータのトルク特性 を2倍にすることができトルクを2倍に、また回転数を2倍以上にすることがで きる。
【0018】
以上の詳細のように、本考案によれば駆動コイルの接続を通常回転時には直列 接続、高速回転時には並列接続と切り替える制御回路を設けたことによりモータ のトルク特性を変更することができ、高出力でかつ高速回転が可能なブラシレス モータが実現できる。
【図1】本考案の一実施例におけるブラシレスモータの
断面図
断面図
【図2】本考案の一実施例におけるステータの正面図
【図3】本考案の一実施例におけるステータコイルの駆
動のための電気的構成を示す図
動のための電気的構成を示す図
【図4】(a)本考案の一実施例におけるブラシレスモ
ータの通常運転時の電気的接続を示す図 (b)同高速運転時の電気的接続を示す図
ータの通常運転時の電気的接続を示す図 (b)同高速運転時の電気的接続を示す図
【図5】本実施例のモータ特性図
【図6】従来のブラシレスモータの断面図
【図7】従来のステータの正面図
【図8】従来のステータコイルの駆動のための電気的構
成を示す図
成を示す図
1 シャフト 2 ロータボス 3 駆動マグネット 4 ロータフレーム 5 サブロータヨーク 6 メタル 7 スラスト受け 8 ハウジング 9,19 ステータ 9a,19a 駆動コイル 9c,19c 端子 13,23 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 N極,S極を交互に着磁した2m極を有
する駆動マグネットと、この駆動マグネットを固定する
ロータフレームとを有するロータと、前記ロータを回転
自在に保持するハウジングと、前記ロータと一体に回転
する磁性材料からなるサブロータと、 前記ロータと前記サブロータとの空隙に前記ロータと前
記サブロータと対向に配置し、6n個の駆動コイルを環
状に配置したステータから構成された三相通電のブラシ
レスモータにおいて、 前記ステータの各通電相を形成する2n個の駆動コイル
の接続を直列接続と並列接続に切り替える制御回路を具
備したことを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP026628U JPH0688181U (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP026628U JPH0688181U (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688181U true JPH0688181U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12198725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP026628U Pending JPH0688181U (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688181U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012067722A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Hitachi Appliances Inc | 圧縮機、及び密閉型回転電機 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP026628U patent/JPH0688181U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012067722A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Hitachi Appliances Inc | 圧縮機、及び密閉型回転電機 |
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