JPH0688065U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0688065U
JPH0688065U JP2974693U JP2974693U JPH0688065U JP H0688065 U JPH0688065 U JP H0688065U JP 2974693 U JP2974693 U JP 2974693U JP 2974693 U JP2974693 U JP 2974693U JP H0688065 U JPH0688065 U JP H0688065U
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徹 橋口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクトの接触部が変形され難く、しかも
その接触部に汚物が付着され難いコネクタを提供するも
のである。 【構成】 インシュレータ10,20にコンタクト1
1,21を組み込んだモジュール1,2におけるそれぞ
れの相手方コネクタに対する接続部の周囲であって、コ
ンタクト11,21の配列方向に直交する側縁部分にそ
れぞれコンタクト11,21の接触部11a,21aと
の間で離間するコンタクトガード部13,23を設けて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インシュレータに複数のコンタクトが組み込まれたモジュールを複 数組み合わせて成るコネクタと、そのモジュールを所定数ハウジング内に組み込 んで構成されるコネクタとに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタには、例えば特開平3―233879号公報に開示さ れたものがある。このコネクタでは、複数のコンタクトにおける接触部と基板接 続部とを繋ぐ部分のみがモジュールを成すインシュレータによって被覆されてお り、各コンタクトの接触部は露出状態になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したコネクタの場合、各コンタクトの接触部がインシュレータから露出し ているので、組み立てや相手方コネクタとの間で接続を行う際にコンタクトが手 で触れられたり、或いは相手方コネクタの接続部以外の他の部分に衝突すること 等により、しばしばコンタクトが変形されてしまうことがある。特にコンタクト が片持梁形であるとその接触部が変形され易い。
【0004】 このようにコンタクトの接触部が変形してしまうと、相手側コネクタとの接続 を行うことができなくなるので、こうした場合にはコンタクトの変形を修正する 作業が必要となる。ところが、接触部が過度に変形して修正できなくなった場合 には、一旦インシュレータへ装填したコンタクトを取り外して新たなコンタクト を装填しなければならない。通常コンタクトはモールドイン成形されており、再 装填できなくなると廃棄処分されることになる。
【0005】 又、コンタクトの接触部が外部に露出していると接続や組み立ての作業中に手 が触れ易く、接触部に汚物が付着され易くなる。このように接触部が汚れると接 触不良を生じる原因となるので、汚物を洗浄する手間がかかってしまう。
【0006】 更に、このような修正作業や洗浄作業を別途に行なうことは製造工程が煩雑化 される要因となるばかりでなく、欠陥品の廃棄処分が多くなれば歩留りが悪くな り、結果としてコストアップに繋がってしまう。
【0007】 本考案は、かかる問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、コ ンタクトの接触部が変形され難く、しかも接触部に汚物が付着され難いコネクタ を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、インシュレータに複数のコンタクトが組み込まれたモジュー ルを複数組み合わせて成るコネクタにおいて、複数のモジュールにおけるそれぞ れの相手方コネクタに対する接続部の周囲であって、複数のコンタクトの配列方 向に直交する側縁部分には、該コンタクトの接触部に離間対向して該コンタクト をガードするコンタクトガード部が設けられたコネクタが得られる。
【0009】 又、本考案によれば、上記コネクタにおいて、更に、複数のモジュールをそれ ぞれ内部に組み合わせて収納するハウジングを含むと共に、該複数のモジュール 及び該ハウジングには、それぞれ相互に係合して位置決めを行う位置決め部が設 けられたコネクタが得られる。
【0010】
【実施例】
以下に実施例を挙げ、本考案のコネクタについて、図面を参照して詳細に説明 する。図1(a)は本考案の一実施例に係るコネクタに用いられる第1のモジュ ールを示す側面図で、同図(b)はこの第1のモジュールと組み合わされる第2 のモジュールを示す側面図で、同図(c)はこれらの第1及び第2のモジュール において共通する背面図を示したものである。尚、ここでのコネクタは、コンタ クトの基板接続部側の端部を千鳥状に配列するために、基板接続部の突出位置が 異なる2個のモジュール1,2を組み合わせた構成になっている。
【0011】 このコネクタにおいては、片持梁形コンタクト11,21をそれぞれモールド イン成形により保持した薄板状のインシュレータ10,20によりそれぞれ第1 のモジュール1と第2のモジュール2とが構成されている。ここで、コンタクト 11,21における相手側コネクタのコンタクトと接触される接触部11a,2 1aと基板接続部11b,21bとは、それぞれ所定の寸法で露出するようにモ ールドイン成形されてインシュレータ10,20に保持されている。即ち、接触 部11a,21aと基板接続部11b,21bとは、その延在方向の成す角度が 直角になるようにインシュレータ10,20の内部のモールド部11c,21c によって一体接合されている。これにより、接触部11a,21aはインシュレ ータ10,20によって弾性を持たされた状態で片持ち支持され、対向する2個 でそれぞれ一つの接点を成して相手側コネクタ等のコンタクトを挟持して接続が 図り得るものとなっている。
【0012】 尚、図1(a)に示すブリッジ11dはコンタクト11を一体的に連結した状 態でプレス成形するための渡しであり、インシュレータ10へのモールドイン後 には基板接続部11bから切断除去される。図1(b)に示すインシュレータ2 0も同様にモールドイン形成される。
【0013】 ところで、インシュレータ10,20におけるそれぞれの相手方コネクタに対 する接続部の周囲であって、それぞれコンタクト11,21の配列方向に直交す る側縁部分には、各コンタクト11,21の接触部11a,21aとの間で所定 の間隔を有するように離間されたコンタクトガード部13,23が設けられてい る。
【0014】 又、コンタクトガード部13,23の間のほぼ中央で、コンタクト11,21 を挟む位置には、後述するハウジング4へ位置決めして組み込むための弾性を有 する二又片部15,25が設けられている。これらの二又片部15,25の先端 間の凹部は、後述するハウジング4の突起41(図5及び図6に示す)との間で 係合(嵌合)するもので、ハウジング4内においてコンタクト11,21の接触 部11a,21aの変形方向への位置決めをする。従って、二又片部15,25 及び突起41は、合わせて第1及び第2のモジュール1,2をハウジング4内に 収納する際の位置決め部として働く。二又片部15,25の先端位置とコンタク トガード部13,23の先端位置とは同じ位置になるように形成されている。
【0015】 更に、インシュレータ10,20のコンタクトガード部13,23の所定位置 には、後述するハウジング4の内壁面に形成されたスリット43(図5及び図6 に示す)に係合させるためのテーパー面を有する係合突起17,27が形成され ている。
【0016】 このようなコネクタは、第1及び第2のモジュール1,2に設けられたコンタ クトガード部13,23の存在により、コンタクト11,21の配列ピッチ方向 と直交する外部方向から接触部11a,21aが触れられることを阻止できる。 ここで、接触部11a,21bはコンタクトガード部13,23と二又片部15 ,25との間で露出しているが、これらの間の寸法より大きい外部体が接触部1 1a,21aの位置する空間内に進入することはなく、接触部11a,21aが 外力を被り難いものになっている。従って、このコネクタはコンタクト11,2 1を変形させることなく相手側コネクタに対する接続を正確に行い得る。
【0017】 次に、上述した第1及び第2のモジュール1,2をハウジング4へ組み込んで 成るコネクタについて、図2〜図6を参照して説明する。
【0018】 図2はこのコネクタを示したもので、同図(a)〜(d)はそれぞれその平面 図,正面図,側面図,及び底面図である。又、図3はこのコネクタの一部を拡大 した平面図で、図4(a)は図3に示すA―A線における断面図であり、同図( b)はその接続相手の相手側コネクタ5を示したものである。更に、図5(a) は図4に示すB―B線における断面図で、同図(b)はその接続相手の相手側コ ネクタ5を示し、図6(a)は図4に示すC―C線における断面図で、同図(b )はその接続相手の相手側コネクタ5を示したものである。因みに、このコネク タにおける相手側コネクタ5との接続部は底面側に位置されている。
【0019】 ここで、ハウジング4はインシュレータ10,20の接続側先端を挿入するも ので、ハウジング4にはコンタクト11,21の接触部11a,21aの中心に 相手側コネクタ5のピンコンタクトを挿入させるための挿通溝42がコンタクト 11,21の配列ピッチに適合するように2列穿設されている。又、ハウジング 4の前後の面には挿通溝42に沿ってスリット43が形成されており、各モジュ ールインシュレータ10,20に形成された係合突起17,27はスリット43 の端で係合されるようになっている。
【0020】 第1及び第2のモジュール1,2は、図3及び図4に示すように、ハウジング 4内に交互に重ね合わせた状態で挿嵌される。このとき、図5および図6に示す ように、インシュレータ10,20の係合突起17,27がスリット43に嵌り 込むと共に、インシュレータ10,20の二又片部15,25がハウジング4の 突起41に係合する。
【0021】 ところで、このように各モジュール1,2をハウジング4内へ組み込んで構成 されるコネクタの場合、各モジュール1,2における何れかのコンタクトが破損 した場合であっても、モジュール単位で交換を行うことができる。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案のコネクタによれば、組み立てや相手方コネクタ との接続に際してコンタクトが変形されることや、コンタクトの接触部が汚され ることを有効に防止できるようになる。これにより、コンタクトの変形に起因す る接続不良が生じたり、接点の位置ずれを起こすことがなくなり、全コンタクト を均一に接続することが可能になる。特に、片持梁形コンタクトの場合、コンタ クトの変形がコンタクトの挟持力に影響を与えて接続不良を生じさせることが多 いが、こうした接続不良の問題が解消される。又、モジュールをハウジングに組 み込んだコネクタでは、インシュレータとハウジングとの相互に係合される位置 決め部を設けているので、コネクタの組み立てを効率良く正確に行い得るように なると共に、コネクタの組み立てに際して各モジュールにおける何れかのコンタ クトが破損した場合であっても、破損されたタイプのモジュールを簡単に交換で きるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の一実施例に係るコネクタに用
いられる第1のモジュールを示す側面図で、同図(b)
はこの第1のモジュールと組み合わされる第2のモジュ
ールを示す側面図で、同図(c)はこれらの第1及び第
2のモジュールにおいて共通する背面図を示したもので
ある。
【図2】図1に示す第1及び第2のモジュールをハウジ
ング内に組み込んで成るコネクタを示したもので、同図
(a)〜(d)はそれぞれその平面図,正面図,側面
図,及び底面図である。
【図3】図2に示すコネクタの一部を拡大した平面図で
ある。
【図4】(a)は図3に示すA―A線における断面図
で、(b)はその接続相手である相手側コネクタを示し
たものである。
【図5】(a)は図4に示すB―B線における断面図
で、(b)はその接続相手の相手側コネクタを示したも
のである。
【図6】(a)は図4に示すC―C線における断面図
で、(b)はその接続相手の相手側コネクタを示したも
のである。
【符号の説明】
1 第1のモジュール 2 第2のモジュール 4 ハウジング 5 相手側コネクタ 10,20 インシュレータ 11,21 コンタクト 11a,21a 接触部 11b,21b 基板接続部 13,23 コンタクトガード部 15,25 二又片部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータに複数のコンタクトが組
    み込まれたモジュールを複数組み合わせて成るコネクタ
    において、前記複数のモジュールにおけるそれぞれの相
    手方コネクタに対する接続部の周囲であって、前記複数
    のコンタクトの配列方向に直交する側縁部分には、該コ
    ンタクトの接触部に離間対向して該コンタクトをガード
    するコンタクトガード部が設けられたことを特徴とする
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、更
    に、前記複数のモジュールをそれぞれ内部に組み合わせ
    て収納するハウジングを含むと共に、該複数のモジュー
    ル及び該ハウジングには、それぞれ相互に係合して位置
    決めを行う位置決め部が設けられていることを特徴とす
    るコネクタ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456192U (ja) * 1977-09-27 1979-04-18
JPS56150086U (ja) * 1980-04-11 1981-11-11
JPH03233879A (ja) * 1989-10-10 1991-10-17 Amp Inc 端子アセンブリ及びそれを使用する電気コネクタアセンブリ

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JP2540233Y2 (ja) 1997-07-02

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