JPH068801U - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JPH068801U
JPH068801U JP8872491U JP8872491U JPH068801U JP H068801 U JPH068801 U JP H068801U JP 8872491 U JP8872491 U JP 8872491U JP 8872491 U JP8872491 U JP 8872491U JP H068801 U JPH068801 U JP H068801U
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JP
Japan
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negative pressure
valve
control valve
atmosphere
coil
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JP8872491U
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English (en)
Inventor
谷 川 次 郎 長
田 誠 内
木 薫 鈴
村 祐 治 川
村 育 夫 中
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動や荷重によって負圧導入用制御バルブの
負圧流路が損傷を受けないようにすることによって、出
力部材を支障なく作動させて確実な作動を行う。 【構成】 負圧導入用制御バルブ20,大気導入用制御
バルブ21,22を収納したバルブ収納部9に、負圧側
に連通接続し且つ負圧導入用制御バルブ20の負圧流路
20aに連通する負圧導入用制御ノズル9b4を負圧導
入用制御バルブ20とは別体で設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば自動車の走行速度をある設定した値に自動的に制御する自 動定速走行装置の駆動源として利用されるアクチュエータに関し、特に、負圧式 のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3ないし図5は、自動定速走行装置の駆動源として利用するアクチュエータ を例示するものである。
【0003】 図示するアクチュエータ50は、図4に示すように、略椀形状をなす第1のケ ーシング51と、この第1のケーシング51の開口側端部に組み合わせた椀形状 をなす第2のケーシング52のあいだにゴム製で円盤形状をなすダイヤフラム5 3の外周側が固定してある。
【0004】 また、ダイヤフラム53の内周側に固定した出力部材54とダイヤフラム53 と前記第2のケーシング52のあいだが戻しばね55を収納した負圧室56にな っており、出力部材54に備えたばね係止部54aと第2のケーシング52の底 部52aに備えたばね係止部52a1に前記戻しばね55が係止している。
【0005】 そして、出力部材54には、第1のケーシング51の外側で図示しない負荷で あるスロットルバルブに一端側を連結したスロットルケーブル57の他端側が連 結してあり、第2のケーシング52の外側には、前記負圧室56に連通させたバ ルブ収納部58が組付けてある。
【0006】 バルブ収納部58は、図3に示すように、箱状の外形を有し、図中の下方側に 開口部58a1を形成した本体58aの前記開口部58a1がパッキング69を 介して板形状のアンダーカバー58bにより閉塞してあって、このバルブ収納部 58内に負圧導入用制御バルブであるバキュームバルブ80と大気導入用制御バ ルブであるセフティバルブ81,ベントバルブ82が組付けてある。
【0007】 また、図3に示すように、本体58aの上方側には、前記負圧室56に連通さ せた連通孔58a2,58a3,58a4が形成してあるとともに、これら連通 孔58a2,58a3,58a4の下方側には、オー(O)リング59を装着し た本体側バキュームバルブ支持部58a5とオー(O)リング60を装着した本 体側セフティバルブ支持部58a6とオー(O)リング61を装着した本体側ベ ントバルブ支持部58a7が設けてある。
【0008】 そして、アンダーカバー58bの前記本体側バキュームバルブ支持部58a5 ,本体側セフティバルブ支持部58a6,本体側ベントバルブ支持部58a7に 対応した位置には、オー(O)リング62を装着したカバー側バキュームバルブ 支持部58b1とオー(O)リング63を装着したカバー側セフティバルブ支持 部58b2とオー(O)リング64を装着したカバー側ベントバルブ支持部58 b3が設けてあり、カバー側バキュームバルブ支持部58b1は丸孔状になって いるとともに、カバー側セフティバルブ支持部58b2,カバー側ベントバルブ 支持部58b3の図3中の下方側には、図5に示すように、タイト材65を介し てフィルター66,67を嵌め付けたうえで、大気導入用ノズル68が組付けて ある。
【0009】 そしてさらに、前記本体側バキュームバルブ支持部58a5と本体側セフティ バルブ支持部58a6と本体側ベントバルブ支持部58a7およびカバー側バキ ュームバルブ支持部58b1とカバー側セフティバルブ支持部58b2とカバー 側ベントバルブ支持部58b3によりバキュームバルブ80とセフティバルブ8 1とベントバルブ82がバルブ収納部58内で支持された状態で固定してある。
【0010】 ここで、バキュームバルブ80には、中央に負圧流路80aを形成したボビン 80bの外周にコイル部80cが設けてあるとともに、ほぼ中央にU字状をなす ばね受け座金80fを嵌め付けたプランジャ80eが前記負圧流路80a内にお いて戻しばね80dにより負圧流路80aを遮断する側に付勢された状態で収納 してあり、ボビン80bの図3中において下方側に向けて延長状に設けたノズル 部80b1が前記カバー側バキュームバルブ支持部58b1の下方側に突出して いる。そして、ノズル部80b1に図示しないエンジンのインテークマニホール ドを連通接続したうえで、コイル部80cに所定の電源を供給することによって 励磁させると、コイル部80cから発生した磁力で負圧流路80a内のプランジ ャ80eが戻しばね80dに有する弾性反発力に抗して移動し、負圧流路80a を遮断状態から開放するので、前記インテークマニホールドからエンジン負圧を バキュームバルブ80の負圧流路80aを介して連通孔58a2に導く。
【0011】 また、セフティバルブ81,ベントバルブ82には、中央に大気流路81a, 82aを形成したボビン81b,82bの外周にコイル部81c,82cが設け てあるとともに、ほぼ中央にU字状をなすばね受け座金81f,82fを嵌め付 けたプランジャ81e,82eが前記大気流路81a,82a内において戻しば ね81d,82dにより負圧流路81a,82aを遮断する側に付勢された状態 で収納してあり、コイル部81c,82cに所定の電源を供給することによって 励磁させると、コイル部81c,82cから発生した磁力で大気流路81a,8 2a内のプランジャ81e,82eが戻しばね81d,82dに有する弾性反発 力に抗して移動し、大気流路81a,82aを開放状態から遮断するので、大気 導入フィルター66,67を介して大気導入用ノズル68から前記連通孔58a 3,58a4に導かれる大気を遮断する。
【0012】 このような構造をなすアクチュエータ50は、第1,第2のケーシング51, 52を車体に固定し、バキュームバルブ80のコイル部80cとセフティバルブ 81のコイル部81cとベントバルブ82のコイル部82cに図示しない定速走 行装置のコントローラを接続した状態で、前記コントローラからのクルーズオン 指令(駆動指令)があると、セフティバルブ81のコイル部81cとベントバル ブ82のコイル部82cに電源が供給されて各コイル部81c、82cの励磁に より大気流路81a,82aが遮断状態となると同時に、バキュームバルブ80 のコイル部80cに実車速と設定車速との差に対応して演算して得た時間だけ電 源が供給されるので、バキュームバルブ80の負圧流路80aが開放して連通孔 58a2を介し負圧室56に対して前記時間に対応してエンジンの負圧を導入す る。
【0013】 エンジンの負圧が導入することによって、出力部材54が戻しばね55に有す る弾性反発力に抗して図4に示す復帰状態から右方側に前記時間分だけ移動する ので、スロットルケーブル57を引張してスロットルバルブを開側に駆動させて から保持し、車両を設定した速度で定速走行させる。
【0014】 また、この状態で、前記コントローラからのタップダウン指令(減速指令)が あると、セフティバルブ81のコイル部81cに電源が供給されたままで、バキ ュームバルブ80のコイル部80cへの電源供給が中止され、ベントバルブ82 のコイル部82cへの電源供給がタップダウン指令があるあいだで遮断されるの で、ベントバルブ82の大気流路82aがタップダウン指令に対応して開放して ベントバルブ82により連通孔58a3を介し負圧室56に対して大気を導入す る。
【0015】 負圧室56に大気が導入されることによって、負圧室56の負圧レベルが低下 し、出力部材54が戻しばね55に有する弾性復元力により図4中の左方側に戻 り移動するため、前記スロットルバルブを閉側に駆動させてから保持し、車両を 減速した速度で定速走行させる。
【0016】 そして、コントローラからクルーズオフ指令(中止指令)があると、バキュー ムバルブ80のコイル部80cへの電源供給が中止されたままで、セフティバル ブ81のコイル部81cとベントバルブ82のコイル部82cへの電源供給が遮 断されるので、セフティバルブ81とベントバルブ82の大気流路81a,82 aが開放して連通孔58a3,58a4を介し負圧室56に対して大気を導入す る。
【0017】 セフティバルブ81とベントバルブ82により負圧室56に大気が導入される ことから、負圧室56の負圧レベルを急激に低下させて出力部材54を戻しばね 55に有する弾性復元力により図4中の左方側に戻り移動させるため、前記スロ ットルバルブの駆動を中止する。
【0018】 しかし、上記した従来のアクチュエータ50では、バキュームバルブ80のボ ビン80bにエンジン側の負圧を導入するためのノズル部80b1がアンダーカ バー58bから長寸状に突出した状態で設けてあり、このノズル部80b1にエ ンジンのインテークマニホールドを連通する構造であり、ノズル部80b1にも 負圧流路80aが形成されていることから、ノズル部80b1の肉厚が小さくな っており、それによって、ノズル部80b1の剛性が低いため、車両の振動やイ ンテークマニホールド側に対して接続する際の荷重により、ノズル部80b1が 径方向に折れ曲がり易く、ノズル部80b1が折れ曲がると、ボビン80bの負 圧流路80aの内径が小さくなるため、負圧室56への負圧の導入ができ難くな って、出力部材54を確実に作動させることができなくなるおそれがあるという 問題点があった。
【0019】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、負圧導入用制御バルブのボビンに負圧導入用のノズ ルが設けられていると、ボビンを損傷するおそれがあり、出力部材の作動に支障 を与える可能性があるという点である。
【0020】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ボビンを損傷するおそれがなく、出力部材の作動に支障を与えな いようにするため、バルブ収納部に、負圧側に連通接続し且つ負圧導入用制御バ ルブの負圧流路に連通する負圧導入用ノズルを負圧導入用バルブとは別体で設け たことを主要な特徴としており、出力部材の作動に支障がないようにすることに よって確実な作動を行なうという目的を実現した。
【0021】
【考案の作用】
この考案に係わるアクチュエータは、バルブ収納部に設けた負圧導入用ノズル が負圧側に連通接続し且つ負圧導入用制御バルブの負圧流路に連通するようにな っており、この負圧導入用ノズルが負圧導入用制御バルブとは別体になっている ことから、負圧導入用ノズルの径方向に対して折り曲げようとする振動や荷重が あったとしても、負圧導入用制御バルブのボビンに形成した負圧流路の内径を小 さくするように作用しないものとなる。
【0022】
【実施例】
図1および図2はこの考案に係わるアクチュエータの一実施例を示すものであ る。
【0023】 図1に示すアクチュエータ1は、円形状をなす第2のケーシング2の図中の後 方側に、この第2のケーシング2に組み合わせた図4と同様の第1のケーシング 3と、図4と同様のダイヤフラム4,出力部材5,戻しばね6,負圧室7,スロ ットルバルブに連結したスロットルケーブル8が配設してある。
【0024】 第2のケーシング2の図1中において手前側には、前記負圧室7に連通させた バルブ収納部9が組付けてあり、このバルブ収納部9は図1中の下方側に開口9 a1を備えた本体9aの前記開口9a1にパッキング10を介して板状のアンダ ーカバー9bを嵌め付けることによってバルブ収納部9内が外部から隔離されて おり、このバルブ収納部9内に負圧導入用制御バルブであるバキュームバルブ2 0と大気導入用制御バルブであるセフティバルブ21,ベントバルブ22が組付 けてある。
【0025】 バルブ収納部9の本体9aの図1中において上方側には、図中の横方向に沿っ て長寸状をなす連通孔9a2が設けてあり、この連通孔9a2によりバルブ収納 部9内が負圧室7に連通している。
【0026】 また、本体9aの前記連通孔9a2の図1中において下方側には、オー(O) リング11を装着した本体側バキュームバルブ支持部9a3とオー(O)リング 12を装着した本体側セフティバルブ支持部9a4とオー(O)リング13を装 着した本体側ベントバルブ支持部9a5が設けてあり、これら各支持部9a3, 9a4,9a5の内周側が前記連通孔9a2に連通している。
【0027】 そして、アンダーカバー9bの前記本体側バキュームバルブ支持部9a3,本 体側セフティバルブ支持部9a4,本体側ベントバルブ支持部9a5に対応した 位置には、オー(O)リング14を装着したカバー側バキュームバルブ支持部9 b1とオー(O)リング15を装着したカバー側セフティバルブ支持部9b2と オー(O)リング16を装着したカバー側ベントバルブ支持部9b3が設けてあ り、カバー側バキュームバルブ支持部9b1の図1中において下側には、図2に より明らかなように、下方側に向けて突出した負圧導入用ノズル9b4が設けて あり、この負圧導入用ノズル9b4の内周側に形成したノズル側の負圧流路9b 5が前記カバー側バキュームバルブ支持部9b1の内側に連通している。
【0028】 そしてまた、前記カバー側セフティバルブ支持部9b2とカバー側ベントバル ブ支持部9b3の図1中において下方側には、フィルター17を収納した大気導 入用ノズル9b6が設けてあり、本体側バキュームバルブ支持部9a3と本体側 セフティバルブ支持部9a4と本体側ベントバルブ支持部9a5およびカバー側 バキュームバルブ支持部9b1とカバー側セフティバルブ支持部9b2とカバー 側ベントバルブ支持部9b3によりバキュームバルブ20とセフティバルブ21 とベントバルブ22がバルブ収納部58内で支持された状態で固定してある。
【0029】 ここで、バキュームバルブ20には、中央に負圧流路20aを形成したボビン 20bの外周にコイル部20cが設けてあるとともに、ほぼ中央に環状をなす凸 部として形成したばね受け部20fを有するプランジャ20eが前記負圧流路2 0a内において戻しばね20dにより負圧流路20aを開放する側に付勢された 状態で収納してあり、ボビン20bの前記負圧流路20aの基端側がカバー側バ キュームバルブ支持部9b1において負圧導入用ノズル9b4のノズル側の負圧 流路9b5に連通接続している。そして、負圧導入用ノズル9b4に図示しない エンジンのインテークマニホールドを連通接続したうえで、前記コイル部20c に所定の電源を供給することによって励磁させると、コイル部20cから発生し た磁力で負圧流路20a内のプランジャ20eが戻しばね20dに有する弾性反 発力に抗して移動し、負圧流路20aを遮断状態から開放するので、前記インテ ークマニホールドからエンジンの負圧をバキュームバルブ20の負圧流路20a を介して連通孔9a2に導く。
【0030】 また、セフティバルブ21,ベントバルブ22には、中央に大気流路21a, 22aを形成したボビン21b,22bの外周にコイル部21c,22cが設け てあるとともに、ほぼ中央に環状をなす凸部として形成したばね受け部21f, 22fを有するプランジャ21e,22eが前記大気流路21a,22a内にお いて戻しばね21d,22dにより大気流路21a,22aを開放する側に付勢 された状態で収納してあり、コイル部21c,22cに所定の電源を供給するこ とによって励磁させると、コイル部21c,22cから発生した磁力で大気流路 21a,22a内のプランジャ21e,22eが戻しばね21d,22dに有す る弾性反発力に抗して移動し、大気流路21a,22aを開放状態から遮断する ので、フィルター17を介して大気導入用ノズル9b6から前記連通孔9a2に 導かれる大気を遮断する。
【0031】 このような構造を有するアクチュエータ1は、第1,第2のケーシング2,3 を車体に固定し、バキュームバルブ20のコイル部20cとセフティバルブ21 のコイル部21cとベントバルブ22のコイル部22cに定速走行装置のコント ローラを接続した状態で、前記コントローラからのクルーズオン指令(駆動指令 )があると、セフティバルブ21のコイル部21cとベントバルブ22のコイル 部22cに電源が供給されて各コイル部21c、22cの励磁により大気流路2 1a,22aが遮断状態となると同時に、バキュームバルブ20のコイル部20 cに実車速と設定車速との差に対応して演算して得た時間だけ電源が供給される ので、バキュームバルブ20の負圧流路20aが開放し、バルブ収納部9の連通 孔9a2を介し負圧室7に対して前記時間に対応してエンジンの負圧を導入する 。
【0032】 エンジンの負圧が導入することによって、出力部材5が戻しばね6に有する弾 性反発力に抗して図4に示したものと同様に復帰状態から前記時間分だけ移動す るので、スロットルケーブル8を引張してスロットルバルブを開側に駆動させて から保持し、車両を設定した速度で定速走行させる。
【0033】 また、この状態で、前記コントローラからのタップダウン指令(減速指令)が あると、セフティバルブ21のコイル部21cに電源が供給されたままで、バキ ュームバルブ20のコイル部20cへの電源供給が中止され、ベントバルブ22 のコイル部22cへの電源供給がタップダウン指令があるあいだで遮断されるの で、ベントバルブ22の大気流路22aがタップダウン指令に対応して開放して ベントバルブ22によりバルブ収納部9の連通孔9a2を介し負圧室7に対して 大気を導入する。
【0034】 負圧室7に大気が導入されることによって、負圧室7の負圧レベルが低下し、 出力部材5が戻しばね6に有する弾性復元力により図4に示したものと同様に戻 り移動するため、前記スロットルバルブを閉側に駆動させてから保持し、車両を 減速した速度で定速走行させる。
【0035】 そして、コントローラからクルーズオフ指令(中止指令)があると、バキュー ムバルブ20のコイル部20cへの電源供給が中止されたままで、セフティバル ブ21のコイル部21cとベントバルブ22のコイル部22cへの電源供給が遮 断されるので、セフティバルブ21とベントバルブ22の大気流路21a,22 aが開放し、バルブ収納部9の連通孔9a2を介し負圧室5に対して大気を導入 する。
【0036】 セフティバルブ21とベントバルブ22により負圧室5に大気が導入されるこ とから、負圧室5の負圧レベルを急激に低下させて出力部材5を戻しばね6に有 する弾性復元力により図4に示すものと同様に戻り移動させるため、前記スロッ トルバルブの駆動を中止する。
【0037】 この間、負圧導入用ノズル9b4がアンダーカバー9bに設けられているため 、負圧導入用ノズル9b4を負圧発生側に連通接続した状態で負圧導入用ノズル 9b4を折り曲げようとする力は負圧導入用ノズル9b4とは別体のバキューム バルブ20に対して伝わらないものとなる。
【0038】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係わるアクチュエータは上記した構成と したことから、負圧導入用ノズルの径方向に対して折り曲げようとする振動や荷 重があったとしても、負圧導入用ノズルが負圧導入用制御バルブとは別体となっ ていて負圧導入用制御バルブのボビンに形成した負圧流路の内径を小さくするよ うに作用しないので、負圧導入用制御バルブの負圧流路に悪影響を及ぼすことが なく、それによって、出力部材を支障なく作動することができるため、確実な作 動を行なえるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるアクチュエータの一実施例の
縦断正面図である。
【図2】図1に示したアクチュエータにおいてのアンダ
ーカバーまわりの外観斜視図である。
【図3】従来のアクチュエータの縦断正面図である。
【図4】図3に示したアクチュエータの縦断側面図であ
る。
【図5】図3に示したアクチュエータにおいてのアンダ
ーカバーまわりの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ 2,3 第1のケーシング,第2のケーシング 4 ダイヤフラム 5 出力部材 7 負圧室 9 バルブ収納部 9b4 負圧導入用ノズル 20 (負圧導入用制御バルブ)バキュームバルブ 20a 負圧流路 20b,21b,22b ボビン 20c,21c,22c コイル部 21,22 (大気導入用制御バルブ)セフティバル
ブ,ベントバルブ 21a,22a 大気流路
フロントページの続き (72)考案者 川 村 祐 治 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (72)考案者 中 村 育 夫 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムを組付けたケーシングと、
    負荷に連結する出力部材と、コントローラからの指令で
    励磁・消磁するコイル部をボビンに設けるとともに前記
    コイル部の励磁・消磁によりボビンに形成した負圧流路
    をプランジャで開放・遮断し且つ前記出力部材とダイヤ
    フラムとケーシングで囲まれた負圧室に対して負圧を導
    入・遮断するする負圧導入用制御バルブと、コントロー
    ラからの指令で励磁・消磁するコイル部をボビンに設け
    るとともに前記コイル部の励磁・消磁によりボビンに形
    成した大気流路をプランジャで遮断・開放し且つ前記負
    圧室に対して大気を遮断・導入する大気導入用制御バル
    ブと、前記負圧導入用制御バルブ,大気導入用制御バル
    ブを収納したバルブ収納部を備えたアクチュエータにお
    いて、 前記バルブ収納部に、負圧側に連通接続し且つ負圧導入
    用制御バルブの負圧流路に連通する負圧導入用ノズルを
    前記負圧導入用バルブとは別体で設けたことを特徴とす
    るアクチュエータ。
JP8872491U 1991-10-29 1991-10-29 アクチュエータ Pending JPH068801U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186682A (en) * 1981-05-13 1982-11-17 Hitachi Ltd Negative pressure actuator
JP3093601B2 (ja) * 1994-09-28 2000-10-03 株式会社住友金属エレクトロデバイス セラミック回路基板

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