JPH0687819U - 流量計 - Google Patents

流量計

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JPH0687819U
JPH0687819U JP3635993U JP3635993U JPH0687819U JP H0687819 U JPH0687819 U JP H0687819U JP 3635993 U JP3635993 U JP 3635993U JP 3635993 U JP3635993 U JP 3635993U JP H0687819 U JPH0687819 U JP H0687819U
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pipe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体の流量を連続的に、しかも簡単かつ廉価
に計測することができる流量計を提供する。 【構成】 有底の貯液部12に液体流入口14と液体流
出口16とを、その何れかが上方に位置し、かつ液体流
入口14よりも液体流出口16が小径となるような関係
で開設し、この貯液部12を透明材質にすると共に外表
面に液位表示目盛り18を付してなる流量計。また上部
に液体流入口14を有し、下部に前記液体流入口14よ
り小さな液体流出口16を設けた有底の貯液部12と、
この貯液部12と平行に立設され、外周に液位表示目盛
り18を付した透明な連通管24と、前記貯液部12と
連通管24とを底部において連通する連通路26とから
なる流量計。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、液体の流量を連続的に、しかも簡単かつ廉価に計測することがで きる流量計に関するものである。
【0002】
【従来技術】
一方向に流れる液体の流量を計測する手段として、流量計が広く使用されてい る。この流量計には、その計測原理に応じて種々の型式が知られているが、バッ チ式に流量計測を行なうものと、連続的に流量計測を行なうものとに大別される 。前者は、例えば予め容積が判明している容器中に液体を流し込み、該容器を満 すのに要した時間を基準として流量を算出する方式である。また後者は、管路 中を流れる流体により翼車(ロータ)を回転させ、その回転速度と体積流量との比 例関係から流量を算出したり、超音波を管路中の流体に向け発射し、その伝播 時間により流量を算出したりする方式である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者の方式では、1回の流量を計測するのには適しているが、連続して流れる 液体を継続的に計測することできない。また後者の方式では、連続計測に極めて 適し、計測精度も高い等の利点を有するが、流量計測すべき液体が多数ある場合 は流量計を必要数だけ準備しなければならず、しかも調節に多くの手間が掛かる 等の難点がある。また後者の型式の流量計は一般に高価であるので、液体流量の 連続計測を要する装置、例えば電解イオン水製造装置にこの種の流量計を備え付 けると、全体的に製造コストが嵩むことになる。従って液体流量の連続計測がで きる流量計で、構成が簡単かつ低廉なものがあれば、これを組込んだ装置の製造 コストを低く抑制し得ることになり、このような流量計に対する潜在的需要はか なり多いものと思われる。
【0004】
【考案の目的】 この考案は、前述した従来技術に係る流量計に内在している欠点に鑑み、これ を好適に解決するべく提案されたものであって、液体の流量を連続的に、しかも 簡単かつ廉価に計測することができる流量計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した問題点を解決し、所期の目的を好適に達成するため本考案に係る流量 計は、有底の貯液部に液体流入口と液体流出口とを、その何れかが上方に位置し 、かつ液体流入口よりも液体流出口が小径となるような関係で開設し、この貯液 部を透明材質にすると共に外表面に液位表示目盛りを付したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
次に本考案に係る流量計につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな がら以下説明する。図1は、第1実施例に係る流量計の概略斜視図を示し、この 流量計10は透明なガラスや合成樹脂を材質とする有底のパイプ12で構成され る。パイプ12の上部には液体流入口14が開設されると共に、その下部には前 記液体流入口14より径の小さな液体流出口16が開設され、パイプ外周に後述 する液位表示目盛り18が付してある。実用に際しこの流量計10は、例えば図 示しない電解イオン水製造装置の液体流通管路系に設置され、その液体W(電解 イオン水)は供給管20を介して流量計10の液体流入口14に供給される。ま た前記液体流出口16には流出管22が接続され、流量計10を通過した液体W は、この流出管22を経て所定の目的個所へ向け流出する。
【0007】 パイプ外周の液位表示目盛り18は、以下の基準により付されるようになって いる。すなわち図1に示す如く、流量計10の液体流入口14に液体Wが供給さ れると、その液体Wはパイプ12の下部に開設した液体流出口16および流出管 22を経て排出される。しかるに液体流出口16は、液体流入口14より径が小 さく設定してあるから、パイプ12中へ流入した液体Wのレベル(液位)は次第に 該パイプ内で上昇する。そしてパイプ12へ流入する液体Wの量が一定である限 り、その液位は或る高さHで最終的に一定となる。すなわちパイプ12中に貯留 される液体Wの圧力(水頭圧力)と、液体流出口16から排出される液体流量との バランスがとれることになる。従って既存の連続計測可能な流量計を使用して、 供給管20からパイプ12に供給される液体Wの流量を計測し、その計測結果が 例えば毎分2.0lのときに該パイプ12内の液面が示す高さHをもって、該パ イプ12の外周面に2.0lの目盛り18を付するものである。また供給管20 の供給流量を変化させると共に、同じく既存の流量計を使用して変化後の液体流 量を計測する。そして計測結果が例えば毎分2.5lであれば、これに従ってパ イプ12内の液面高さHをもって2.5lの目盛り18を付する。以下同様にし て細分化した目盛り18を付しておけば、この流量計10に供給される液体Wの 流量に応じて一定のレベルを示す液面の高さを前記目盛り18で読取ることによ り、毎分当りの液体流量を簡易に計測することが可能である。この図1に示す流 量計10は、構成が極めて簡単であるが、供給管20から液体Wがパイプ12に 供給される際の落差により、該パイプ12内の液面が波打って目盛り18との照 合が困難な場合がある。そこで図2に示すように、前記液体流入口14を、直立 パイプ12の側面に開口させるように構成してもよい。このとき液体流入口14 の開口高さは、前述の如くパイプ12中に貯留される液体Wが液位一定となる高 さHより下方に設定される。従って液体流入口14からの液体Wは、パイプ12 内の液体貯留レベルHよりも下方から該パイプ中へ流入することとなり、前述し た液面の波打ちが極力抑制されて目盛り18の照合および読取りを容易にするも のである。
【0008】 更に図3は、この目盛りの読取りを更に容易にする第2実施例に係る構成を示 すもので、連通管原理により液体貯留レベルを指示するようにしたものである。 すなわち図1に示した第1実施例に係る構成では、液体流入口14から直立パイ プ12に液体が流入した際の勢いによって、該パイプ内に貯留された液体に気泡 を発生させると共に水面を動揺させるので、液面と目盛り18の照合および読取 りが相当困難になる場合がある。また図2に示す構成とした流量計であっても、 液体流入口14に接続する上流側の配管構造によっては、液体中に気泡を巻き込 んだり、サイホン現象を生じてパイプ12内の液面レベルを大きく変動させ、同 じく目盛り18による読取り等を難かしくする難点が指摘される。殊に、液体流 量の連続計測を要する装置が、例えば電解イオン水製造装置である場合は、電解 されたイオン水に多量の気体が溶解している。従って、このイオン水が直立パイ プ12に流入した際に、貯留液体中でこの気体が解放されて泡立ちを生じ、液面 が大きく動揺する現象が確認されている。しかるに第2実施例に係る流量計は、 このような難点を好適に解消するものであって、有底の直立パイプ12が、上部 に液体流入口14を有すると共に、下部にこの液体流入口14よりも小さな径の 液体流出口16を有していることは、図1に示す実施例の流量計と同じである。 但しこの場合に、直立パイプ12が透明材質で構成されていることは必ずしも要 件ではない。
【0009】 この直立パイプ12には、これと平行に透明なガラスや合成樹脂等を材質とす る連通管24が立設され、その外周に液位表示目盛り18が先に述べたと同じ要 領で付されている。そして連通管24と直立パイプ12とは、その底部近傍にお いて連通路26を介して連通している。従って液体流入口14から流入してパイ プ12内に一定の液位Hで貯留される液体Wは、連通管原理により前記連通管2 4にも同じ液位Hで貯留される。従って連通管24に現われる液位Hを、該連通 管24の外周に付した液位表示目盛り18と照合することにより液体Wの流量を 計測できる。このように連通管24を使用することによって、液体Wが液体流入 口14を介してかなり勢い良くパイプ12中に流入して液面が波打っても、連通 管24での液体Wの液面は動きが少なく静かであるので、正確に液位表示目盛り 18との照合および読取りをなし得るものである。なお連通路26の直径は、前 記液体流出口16の直径より小さくなるよう設定しておくのが好ましい。これは 、パイプ12の底部から液体流出口16を介して液体Wの一部が排出される際の 液体の引きにより、連通管24での液位がパイプ12での液位より若干低くなる 傾向があるので、前記連通路26の直径を小さくして引きの影響を極力少なくし 、連通管24での液面の揺れを防ぐためである。また連通路26の直径を小さく することにより、液体W中にゴミが混在していても、このゴミが連通管24に伝 わって管壁に付着するのも併せて防止することができる。
【0010】 図4は、本願考案の第3実施例に係る流量計を示すもので、1本のパイプ12 で異なる液体流量の計測を実現したものである。すなわち図1〜図3に示す各実 施例の流量計では、予め流量計測したデータに基づき、毎分2.0l、毎分2.5 lの如く記した液位表示目盛り18と、パイプ12または連通管24での液面と の照合を行なうようになっている。しかるに流量計10に流入する液体Wの量が 、先に目盛り18を付した際の基礎となる液体流入量と大幅に相違する場合は、 この目盛り18を使用することはできず、別に後者の液体流入量に合わせて作成 した流量計10を使用する必要がある。しかし種々の液体流入量に応じて流量計 を多数用意するのは不経済であり、また不使用時の保管に場所を要する等の難点 があるので、図4に示す流量計が提案されたものである。この実施例では、直立 パイプ12の下部に設けられる液体流出口16は、例えば大・中・小の如く直径 を相違させて複数個(3個)となるよう隣接的に穿設されている。そして図示の如 く、例えば直径6.0φの液体流出口16a(大)だけは開放して液体Wの排出を 許容し、直径4.5φの液体流出口16b(中)および直径3.0φの液体流出口1 6c(小)は夫々栓28を密嵌することにより閉塞させておく。このように直径の 大きい液体流出口16aを開放した際の液体流量を、前述したと同じく既存の流 量計で計測して連通管24の外周に液位表示目盛り18を付し、次に前記栓28 を差し代えて、中間の液体流出口16b(中)を開放した際の液体流量を目盛り1 8で表示する。更に前記栓28を差し代え、直径の小さい液体流出口16cを開 放した際の液体流量を目盛り18で表示しておく。そして、液体流入口14を介 して流入する液体Wの流入量の大小に応じて、複数の液体流出口16a〜16c の何れか(図4では液体流出口16a)を開放し、他の液体流出口(図4では液体 流出口16b,16c)は前記栓28により閉塞するようにすれば、1本のパイプ 12により液体流量の大小に応じて幅広く適応し得るものである。
【0011】 更に図5は、本願考案の第4実施例に係る流量計を示している。この実施例で は、図4に示す如く異なる径の液体流出口を複数個設けることに代えて、異なる 内径の抜穴を備えるドーナツ状ブッシュを交換することにより、液体流量の大小 に幅広く適応可能としたものである。すなわち上部に液体流入口14を有する直 立パイプ12は、その下端部が例えば該パイプ12と等径で開放している。そし て該パイプ12の下方で、かつ前記連通管24に接続する連通路26の直下付近 にドーナツ状をなすブッシュ30を介挿して、該ブッシュ30の抜穴30aをも って前記液体流出口16として機能させる。このドーナツ状ブッシュ30は、そ の抜穴30aの内径が異なるものを幾つか用意し、直立パイプ12に流入する液 体Wの流量変化に応じて最も適切な内径の抜穴30aを備えるブッシュ30に交 換される。この場合もパイプ12または連通管24の外周には、夫々の内径を有 するブッシュ30毎に液体Wの流量を既存の流量計で計測したデータに応じて、 前記液位表示目盛り18の目盛り付けがなされる。
【0012】 図6は、実施例に係る流量計10を液体流量の連続計測を要する装置、例えば 電解イオン水製造装置に組込んだ状態を示す概略図である。貯水タンク32に貯 留した食塩水等の処理水は、第1管体34に介装したポンプP1と調節弁V1およ び第2管体36に介装したポンプP2と調節弁V2を介して電解槽38に送られる 。処理水は該電解槽38で電解処理され、得られた電解イオン水は第1導出管4 0および第2導出管42を介して、各対応のイオン水貯留タンク44,46に供 給される。この電解イオン水は、流量の変化によってPH濃度も変化するので、 常にその流量を監視する必要があり、この用途に本願考案に係る流量計10が好 適に使用される。図示例では、流量計10は第1導出管40および第2導出管4 2の夫々に介挿してある。なお電解イオン水の流量調節は、前記調節弁V1(V2) により行なうことができる。この調節弁V1(V2)は所謂ニードル弁であって、図 7の断面図に概略的に示す如く、塩化ビニールのパイプを使用して簡単に製造す ることができる。例えばT型パイプ48における第1延出部48aの内部に、雌 ネジを形成したプラグ50を嵌入すると共に、第2延出部48bの内部に中心に 通孔52aを有する弁座52を嵌入する。先端を円錐状に形成し外周に雄ネジを 螺切したニードル棒54を、前記プラグ50の雌ネジにねじ込んで、その円錐端 部が前記弁座52の通孔52aに臨んで着座可能に設定する。このT型パイプ4 8は、その第2延出部48bおよび第3延出部48cの部分において前記第1管 体34に介挿されている。そしてニードル棒54の頭部54aを摘んで左右に回 動することにより、該ニードル棒54の円錐端部と前記弁座52との着座間隔を 調節し、これにより第1管体34を流れる電解イオン水の流量調節を可能として いる。なおT型パイプ48の第1延出部48aは、その外方からゴムキャップ5 6を被着しておくのが好ましい。これは、操作者が誤って前記ニードル棒54の 頭部54aに触れて、一旦調節したイオン水の流量に変化を来す畏れをゴムキャ ップ56により回避し、併せて経時的にイオン水が漏洩するのを防止するためで ある。このような構成に係る調節弁V1(V2)は、既存の塩化ビニールパイプ等を 材料として簡単かつ安価に製造し得る利点がある。
【0013】 また図8は、図6と同じく本考案に係る流量計10を、電解イオン水製造装置 の配管系に予め組込んだ実施例を示す概略図である。この装置では、流量計とし て、例えば図5に示した第4実施例に係る構造のものが好適に使用される。すな わち電解水製造タンク58で電解処理されたイオン水は、管体60を介して流量 計を構成する直立パイプ12の液体流入口14に接続している。該流量計の下端 部は、管体62を介してイオン水貯留タンク64に接続している。また該パイプ 12の下方で、かつ連通管24に接続する連通路26の付近にドーナツ状のブッ シュ30が介挿され、このブッシュ30の抜穴30aが液体流出口として機能す るようになっている。イオン水貯留タンク64の下部には、イオン水を取り出す ための管体66が接続され、弁体68の開閉制御により該イオン水の取り出しお よび分量が制御される。前記電解水製造タンク58と流量計の直立パイプ12と を接続する前記管体60は、その中途で好ましくは透明のガス抜きパイプ70が 分岐されると共に、このガス抜きパイプ70の上部は前記直立パイプ12に連通 接続している。なお直立パイプ12の上方は、オーバーフロー管72に接続して 、何等かの原因でイオン水が溢流しても、該オーバーフロー管72からイオン水 貯留タンク64に帰還するようになっている。このような構成とすることによっ て、電解水製造タンク58からのイオン水(先に述べた如く、イオン水には多量 の気体が溶解している)は、流量計の液体流入口14に流入する過程で、前記ガ ス抜きパイプ70により空気抜きがなされる。従って流量計の直立パイプ12中 で、液体が泡立ったり液面が動揺したりすることがない。またガス抜きパイプ7 0を設けたことにより所謂サイホン現象も回避され、直立パイプ12中での液面 が大きく昇降することもない。更に流量計が、電解イオン水製造装置の配管系に 予め組込んであるので、常にイオン水の流量変化を確認して、正しい電解操作を 行なうことができる。なおガス抜きパイプ70の立ち上がり部は、水平または下 り勾配とする方がガス抜き効果の促進が図られて好適である。
【0014】 図9は、本考案に係る流量計を、電解イオン水製造装置の配管系に予め組込ん だ別実施例を示す概略図である。この実施例は、図9に示す構成と三方弁および バイパス管を設けた点でのみ相違している。すなわち前記管体60におけるガス 抜きパイプ70の分岐接続部より上流側には、イオン水貯留タンク64に連通接 続するバイパス管74が分岐している。そしてこのバイパス管74の分岐部には 三方弁76が配設されて、前記管体60を流量計側とバイパス管74側とに切換 え得るようになっている。例えば、この三方弁76を操作することによって、電 解水製造タンク58からのイオン水をバイパス管74を経由してイオン水貯留タ ンク64に直接送り込むモードと、該タンク58からのイオン水を前記流量計に 送り込むモード(ガス抜きパイプ70にイオン水は流入し空気抜きがなされる)と を選択し得るものである。なお図示の実施例では、流量計の本体となる貯液部分 を有底の直立パイプ12で構成してあるが、有底の貯液部となるものであれば、 必ずしもパイプであることは要件でない。有底の貯液部として機能するものであ れば、例えば任意形状のタンクであってもよい。また実施例では、有底の直立パ イプ12における上部に液体流入口14が開設され、該パイプ12の下部に液体 流出口16が開設される位置関係となっているが、その逆の位置関係となっても よいことは勿論である。但し、何れの位置関係となる場合であっても、有底の直 立パイプ12中に所要レベルで液体を貯留する必要があるから、液体流入口14 の開口径よりも液体流出口16の開口径を小さく設定してあることが要求される 。
【0015】
【考案の効果】 以上に説明したように、本考案に係る流量計によれば、液体の流量を連続的に 、しかも簡単かつ廉価に計測することができる。しかも計測対象毎に調節する必 要がなく、液体の流れる個所にセットするだけで直ちに使用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例に係る流量計を示す概略
斜視図である。
【図2】 第1実施例の流量計において、液体流入口を
パイプ側面に開口させるよう構成した構成の概略斜視図
である。
【図3】 本考案の第2実施例に係る流量計を示す断面
図である。
【図4】 本考案の第3実施例に係る流量計を示す概略
斜視図である。
【図5】 本考案の第4実施例に係る流量計を示す断面
図である。
【図6】 実施例に係る流量計を、例えば電解イオン水
製造装置に組込んだ状態を示す概略説明図である。
【図7】 実施例に係る流量計が応用される電解イオン
水製造装置において、該装置の管路系に設けられる調節
弁の概略構成を示す断面図である。
【図8】 本考案に係る流量計を、電解イオン水製造装
置の配管系に予め組込んだ実施例を示す概略図である。
【図9】 本考案に係る流量計を、電解イオン水製造装
置の配管系に予め組込んだ更に別の実施例を示す概略図
である。
【符号の説明】
10 流量計, 12 貯液部(パイプ), 14
液体流入口 16 液体流出口, 18 液位表示目盛り, 20
供給管 22 流出管, 24 連通管, 26 連通
路, 28 栓 W 液体

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底の貯液部(12)に液体流入口(14)と液
    体流出口(16)とを、その何れかが上方に位置し、かつ液
    体流入口(14)よりも液体流出口(16)が小径となるような
    関係で開設し、 この貯液部(12)を透明材質にすると共に外表面に液位表
    示目盛り(18)を付したことを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 前記液体流入口(14)は、貯液部(12)の側
    面に開口している請求項1記載の流量計。
  3. 【請求項3】 上部に液体流入口(14)を有し、下部に前
    記液体流入口(14)より小さな液体流出口(16)を設けた有
    底の貯液部(12)と、この貯液部(12)と平行に立設され、
    外周に液位表示目盛り(18)を付した透明な連通管(24)
    と、前記貯液部(12)と連通管(24)とを底部において連通
    する連通路(26)とからなる流量計。
  4. 【請求項4】 前記連通路(26)の直径は、貯液部(12)の
    下部に設けた液体流入口(14)の直径より小さくなるよう
    設定してある請求項3記載の流量計。
  5. 【請求項5】 前記液体流出口(16)は貯液部(12)の下部
    に複数個設けられ、夫々の液体流出口(16)は異なる直径
    に設定されると共に、所要の液体流出口(16)を除いて他
    の液体流出口(16)は栓(28)により閉塞可能になっている
    請求項1〜4記載の流量計。
  6. 【請求項6】 前記液体流出口(16)は、前記貯液部(12)
    の内部に介挿したブッシュ(30)の抜穴(30a)により構成
    され、このブッシュ(30)を異なる内径の抜穴(30a)を備
    えるブッシュ(30)に交換することによって、該貯液部(1
    2)における液体流量の変化に対応させ得る請求項1〜4
    記載の流量計。
  7. 【請求項7】 前記貯液部(12)は、有底の直立パイプに
    より構成される請求項1〜6記載の流量計。
JP3635993U 1993-06-07 1993-06-07 流量計 Pending JPH0687819U (ja)

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