JPH068718U - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JPH068718U JPH068718U JP4844792U JP4844792U JPH068718U JP H068718 U JPH068718 U JP H068718U JP 4844792 U JP4844792 U JP 4844792U JP 4844792 U JP4844792 U JP 4844792U JP H068718 U JPH068718 U JP H068718U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated plate
- plate
- large number
- small holes
- sound absorbing
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- Withdrawn
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸音材のグラスウールの飛散をなくす。
【構成】 それぞれ多数の小穴6a,7aを設けたステ
ンレス鋼の平板6と波板7を重ね合わせて、内管1の周
りに巻き付ける。波板7を平板6の内側にして重ねてあ
るが、最外層は波板7にしてある。内管1は多数の小穴
2が明けてあり、小穴6a,7aで連通して多層の空気
層が、吸音、消音効果を奏する。またグラスウールを用
いていないので、その飛散がない。
ンレス鋼の平板6と波板7を重ね合わせて、内管1の周
りに巻き付ける。波板7を平板6の内側にして重ねてあ
るが、最外層は波板7にしてある。内管1は多数の小穴
2が明けてあり、小穴6a,7aで連通して多層の空気
層が、吸音、消音効果を奏する。またグラスウールを用
いていないので、その飛散がない。
Description
【0001】
本考案は自動車等の内燃機関に用いる排気系の消音器に関する。
【0002】
従来の消音器は図2に示すように、小穴2を多数明けた円筒形の内管1の周囲 にステンレスの細い繊維からなるワイヤーウール3を設け、ワイヤーウール3と 外管5の間に吸音材としてのグラスウール4を充てんしていた。
【0003】 ワイヤーウール3は、吸音材のグラスウール4が排気ガスの高温と脈動により 飛散するのを防ぐのと、ワイヤーウール自身の吸音材としての機能を活用するた めに、グラスウール4と内管3との間に設けられていた。
【0004】
前記従来の技術では、ワイヤーウールが細い繊維状であるために排気ガスの高 温で酸化され、グラスウール4が飛散するという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案はこのような問題を解消できる消音器を提供することを目的と する。
【0006】
前記目的を達成するために、本考案の消音器は、多数の小穴(2)を設けた内 管(1)の外周に、それぞれ多数の小穴(6a),(7a)を設けた平板(6) と波板(7)を、内側を波板になるよう重ねて多層に巻き付けると共に最外層を 波板になるよう配設し、その外側に外管(5)を設けた。
【0007】 また波板(7)の母線を内管(1)の軸線と平行にして巻き付けるとよい。
【0008】
主排気通路の内管(1)の周りに、小穴(6a),(7a)で連通された空気 層が多層にわたって形成され、吸音効果と拡張による消音効果が効果的に生じる 。
【0009】 又、従来技術のように酸化し易い繊維状のワイヤーウールを用いていないため 、高温酸化されにくく、平板(6)と波板(7)の表面がわずかに酸化されるだ けである。
【0010】 波板(7)の母線を内管(1)の軸線と平行にして巻き付けると、組立作業が 楽である。
【0011】
図1(A),(B)の実施例において、1は多数の小穴2を適宜のピッチで設 けた円筒形の内管、5は両端縮径部を内管1に溶接した外管、6は厚さ0.3〜 0.5mm程度のステンレス鋼の平板で、内管1と同様に多数の小穴6aが設け てある。
【0012】 7は平板6と同程度の板厚のステンレス鋼板に同様に多数の小穴7aを設けて 波形に折曲げた波板である。 平板6と波板7は、波板7を内側にして両板6,7を重ね合わせて、内管5の 周りに巻き付けてある。このとき、波板7の母線が内管5の軸線と平行になるよ うに巻き付け、しかも最外層は平板6を無くして、波板7にしてある。そして、 その外側に外管5を設けている。
【0013】 このようにすることで、波板7を巻き付ける作業が容易となり、最外層を波板 7にしたことで、重ね合わせた平板6が最外層で不要になり、外管5がそれに代 ることになって、材料の節減と重量の軽減に役立つ。
【0014】
本考案の消音器は上述のように構成されているので、従来技術のように細い繊 維からなるワイヤーウールやグラスウールと異なり、平板(6)や波板(7)が 或程度の厚みを有するため、高温酸化されにくく、酸化が表面だけで、吸音、消 音効果が経年変化で劣化しない。
【0015】 また、グラスウール、ワイヤーウールを使用していないため飛散問題が解消で きる。
【図1】 本考案の実施例で、(A)は縦断面図、
(B)は平板(6)と波板(7)を重ね合わせて巻き付
ける様子を説明する斜視図。
(B)は平板(6)と波板(7)を重ね合わせて巻き付
ける様子を説明する斜視図。
【図2】 従来技術の縦断面図。
1 内管 2,6a,7a 小穴 5 外管 6 平板 7 波板
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の小穴(2)を設けた内管(1)の
外周に、それぞれ多数の小穴(6a),(7a)を設け
た平板(6)と波板(7)を、内側を波板になるよう重
ねて多層に巻き付けると共に最外層を波板になるよう配
設し、その外側に外管(5)を設けた消音器。 - 【請求項2】 波板(7)の母線を内管(1)の軸線と
平行にして巻き付けた請求項1の消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4844792U JPH068718U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4844792U JPH068718U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 消音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068718U true JPH068718U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12803604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4844792U Withdrawn JPH068718U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068718U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010038253A (ko) * | 1999-10-22 | 2001-05-15 | 권영필 | 자동차용 소음기 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4844792U patent/JPH068718U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010038253A (ko) * | 1999-10-22 | 2001-05-15 | 권영필 | 자동차용 소음기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |