JPH0687020A - コイル循環処理装置 - Google Patents
コイル循環処理装置Info
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- JPH0687020A JPH0687020A JP41414990A JP41414990A JPH0687020A JP H0687020 A JPH0687020 A JP H0687020A JP 41414990 A JP41414990 A JP 41414990A JP 41414990 A JP41414990 A JP 41414990A JP H0687020 A JPH0687020 A JP H0687020A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼ストリップの処理ラインにおいて、処理装
置の装入側に、複数機からなる巻取・巻戻機列を設置し
て、複数回のコイル循環処理を可能にする。 【構成】 複数機からなる巻取・巻戻機列における任意
の巻取・巻戻機１９の保持するコイルの上方部からコイ
ルを巻戻し、巻戻したストリップを処理装置で処理した
ストリップをせん断、振り分けして、他の巻取・巻戻機
１７の下方部から巻取・巻戻機に巻取ることによりコイ
ルとし、このコイルを製品コイルとして抽出するか、ま
たは、更にコイルを巻戻して先行コイルと接続し、再び
処理装置で処理を行いながら複数回の循環処理を行う。
置の装入側に、複数機からなる巻取・巻戻機列を設置し
て、複数回のコイル循環処理を可能にする。 【構成】 複数機からなる巻取・巻戻機列における任意
の巻取・巻戻機１９の保持するコイルの上方部からコイ
ルを巻戻し、巻戻したストリップを処理装置で処理した
ストリップをせん断、振り分けして、他の巻取・巻戻機
１７の下方部から巻取・巻戻機に巻取ることによりコイ
ルとし、このコイルを製品コイルとして抽出するか、ま
たは、更にコイルを巻戻して先行コイルと接続し、再び
処理装置で処理を行いながら複数回の循環処理を行う。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）本発明は、鋼ストリップの熱処
理、表面処理等を行う鋼ストリップの処理ラインにおい
て処理したストリップをコイルに巻取り、製品コイルと
して抽出するか、または、更に、先行コイルと接続して
再び処理装置で処理を行いながら、複数回の処理を行っ
て製品コイルとするコイル循環処理装置に関するもので
ある。 （従来の技術）鋼ストリップの焼鈍等の熱処理やメッキ
等の表面処理を行う一般にラインものと称せられる鋼ス
トリップの処理ラインのなかから、第１図に示す冷延鋼
板用連続焼鈍炉をとりあげて、従来の技術を説明する。
冷間圧延後のコイルはＮｏ．１およびＮｏ．２巻戻機に
装入され、交互に巻戻されたストリップは、継ぎ合わさ
れて連続したストリップとして電解清浄部を通過して一
定速度で焼鈍炉に送り込まれる。焼鈍炉は再結晶焼鈍炉
と過時効処理炉から成り、再結晶焼鈍炉においてストリ
ップを加熱、均熱の後、急冷することにより、加熱・均
熱において固溶したカーバイトを急冷により固溶炭素の
過飽和状態として、過時効処理炉に送り込む。過時効処
理炉においては、所定の時間、過時効処理温度に加熱保
持して固溶炭素を析出させる。このようにして焼鈍過程
を終了したストリップを走間せん断機で分割してＮｏ．
１またはＮｏ．２巻取機に交互に巻取って、製品コイル
としてコイルカーで抽出する。 （発明が解決しようとする課題）ストリップ処理ライン
のひとつとしてとりあげた前項記載の冷延鋼板用連続焼
鈍炉は、ストリップを焼鈍するための再結晶焼鈍炉と過
時効処理炉を必要とする。再結晶焼鈍炉におけるストリ
ップの所定温度までの加熱、一定時間の均熱と過時効処
理温度までの急冷や、過時効処理炉における過時効処理
温度でのストリップの加熱保持のため、炉容は大型化す
る。これに加えて炉の入側、出側のコイル処理装置を含
めると冷延鋼板用連続焼鈍炉の設備コストは増大し自ず
と大量生産指向となる。それ故、多品種中小規模生産を
目的とした場合、設備費の低減が解決すべき課題とな
る。本発明は、冷延鋼板を生産する冷延鋼板用連続焼鈍
炉の特長を生かしながら、経済的で、かつ、効率的な中
小生産規模の冷延鋼板用連続焼鈍炉を目的としたコイル
循環処理装置を提供しようとするものである。これはま
た、連続電解亜鉛メッキライン等のような表面処理ライ
ンの処理部の装置を小容量化して、循環処理することに
よつて中小規模生産を達成することを可能にする。 （問題を解決するための手段）第１図冷延鋼板用連続焼
鈍炉において、焼鈍炉は、再結晶焼鈍炉と過時効処理炉
に分れる。それぞれの炉はストリップを加熱、冷却する
機能を有する。再結晶炉は、ストリップを所定温度に加
熱し、一定時間均熱を行う。また、過時効処理炉では、
ストリップを所定の過時効処理温度に一定時間保持する
ための加熱を行う。ここで、第２図に示す冷延鋼板用連
続循環焼鈍炉にみるように、再結晶焼鈍と過時効処理の
何れの機能も行うことのできる焼鈍炉を設け、この炉で
再結晶焼鈍を行つたストリップを、焼鈍炉の装入側のコ
イル巻取・巻戻機に巻取り、再び、このストリップを焼
鈍炉で過時効処理を行つてから同様に巻取・巻戻機に巻
取つて製品コイルとして抽出できるコイル循環処理装置
とする。 （作用）第２図冷延鋼板用連続循環焼鈍炉の例におい
て、焼鈍炉装入側に設けられた巻取・巻戻機列の一つに
保持された素材コイルは巻戻され、巻戻されたストリッ
プは焼鈍炉に入り、再結晶焼鈍を行つてから炉外に出
て、巻取・巻戻機列の一つに巻取られる。巻取りが終了
する時点で、後行ストリップとの接続部は、走間せん断
され、分割された後行ストリップは振り分け装置によ
り、他の待機中の巻取・巻戻機により巻取り開始され
る。既に、巻取・巻戻機に巻取られた再結晶済みコイル
は、巻戻しされ、先行コイルのストリップ尾端と溶接機
により接続され、ストリップはループを形成して、再び
焼鈍炉に入り、過時効処理を行つて炉外に出る。かくし
て焼鈍の終了したストリップは同様にして巻取・巻戻機
列の一つに巻取られ、製品コイルとなつてコイルカーで
抽出する。 （実施例）本発明の実施例を第２図冷延鋼板用連続循環
焼鈍炉について説明する。素材コイルはコイルカー４７
によって巻取・巻戻機１９に装入される。コイルカーは
巻取・巻戻機１７、１８にもそれぞれ設けられる。素材
コイルは巻戻され、巻戻されたストリップは、電解清浄
部２５を通して、入側ストリップ貯蔵装置２７を経て焼
鈍炉２９に入る。焼鈍炉２９で再結晶焼鈍されたストリ
ップは、出側ストリップ貯蔵装置３１を経て巻取・巻戻
機１７に巻取られる。巻取・巻戻機１８には、次の素材
コイルが保持されて再結晶焼鈍のために待機している。
巻取・巻戻機１９の素材コイルの巻戻しが終了すると、
ストリップの尾端はせん断機２３でせん断され、次いで
待機中の巻取・巻戻機１８の素材コイルのストリップの
先端が、せん断機２３でせん断され、両方のストリップ
は溶接機２４で互いに接続される。このストリップ接続
中にストリップの送り出しが停止するので、その間は、
入側ストリップ貯蔵装置２７に予め貯えられたストリッ
プが連続して放出され、焼鈍工程は続行する。再結晶焼
鈍を終了した先行ストリップの尾端は、走間せん断機３
６で後行ストリップとせん断、分割され、巻取・巻戻機
１７に巻取られて再結晶焼鈍済みコイルとなる。分割さ
れた後行ストリップの先端はベルトコンベヤー４６の先
端を昇降可能にすることによつて、デフレクタロール３
９に沿って振り分けられ、ベルトラッパー４３で巻取・
巻戻機１９のマンドレル４２に巻取られる。ベルトラッ
パー４３は、下巻、上巻または両用の巻取可能な兼用型
にもできる。次いで、巻取・巻戻機１８の再結晶焼鈍が
終了すると、前述の如く、巻取・巻戻機１８の素材コイ
ル尾端は、待機中の巻取・巻戻機１７の再結晶焼鈍済み
コイルとの先端と接続され、焼鈍工程は続行する。再結
晶焼鈍済みコイルから巻戻されたストリップは、焼鈍炉
２９で過時効処理が行われる。再結晶焼鈍されたストリ
ップと過時効処理の行われたストリップの接続部は、走
間せん断機３６でせん断、分割される。分割された先行
ストリップの尾端は、巻取・巻戻機１９に巻取られ再結
晶焼鈍済みコイルを形成する。分割された後行コイルの
過時効処理済みストリップの先端は前述の如く、巻取・
巻戻機１８に巻取られコイルを形成していく。コイルが
形成されると、このコイルは焼鈍済み製品コイルとして
コイルカーで抽出し、次いで新に素材コイルを装入し
て、再結晶焼鈍待機コイルとする。かくの如く、連続循
環焼鈍が進行するのである。 （発明の効果）本発明は、以下に記載するような効果が
ある。 １．種々のラインもののコイル処理装置に、本発明によ
るコイル循環処理装置を設置することにより、処理部と
前後設備の設備費が大幅に減少する。特に、中小量生産
規模の生産において、設備投資効率が増大する。 ２．従来、処理部の入側と出側に設けられた巻戻機と巻
取機が処理部の入側に集中設置できるので省力化の効果
が大きい。 ３．設備の減少により、工場建屋のスペースが削減でき
る。
理、表面処理等を行う鋼ストリップの処理ラインにおい
て処理したストリップをコイルに巻取り、製品コイルと
して抽出するか、または、更に、先行コイルと接続して
再び処理装置で処理を行いながら、複数回の処理を行っ
て製品コイルとするコイル循環処理装置に関するもので
ある。 （従来の技術）鋼ストリップの焼鈍等の熱処理やメッキ
等の表面処理を行う一般にラインものと称せられる鋼ス
トリップの処理ラインのなかから、第１図に示す冷延鋼
板用連続焼鈍炉をとりあげて、従来の技術を説明する。
冷間圧延後のコイルはＮｏ．１およびＮｏ．２巻戻機に
装入され、交互に巻戻されたストリップは、継ぎ合わさ
れて連続したストリップとして電解清浄部を通過して一
定速度で焼鈍炉に送り込まれる。焼鈍炉は再結晶焼鈍炉
と過時効処理炉から成り、再結晶焼鈍炉においてストリ
ップを加熱、均熱の後、急冷することにより、加熱・均
熱において固溶したカーバイトを急冷により固溶炭素の
過飽和状態として、過時効処理炉に送り込む。過時効処
理炉においては、所定の時間、過時効処理温度に加熱保
持して固溶炭素を析出させる。このようにして焼鈍過程
を終了したストリップを走間せん断機で分割してＮｏ．
１またはＮｏ．２巻取機に交互に巻取って、製品コイル
としてコイルカーで抽出する。 （発明が解決しようとする課題）ストリップ処理ライン
のひとつとしてとりあげた前項記載の冷延鋼板用連続焼
鈍炉は、ストリップを焼鈍するための再結晶焼鈍炉と過
時効処理炉を必要とする。再結晶焼鈍炉におけるストリ
ップの所定温度までの加熱、一定時間の均熱と過時効処
理温度までの急冷や、過時効処理炉における過時効処理
温度でのストリップの加熱保持のため、炉容は大型化す
る。これに加えて炉の入側、出側のコイル処理装置を含
めると冷延鋼板用連続焼鈍炉の設備コストは増大し自ず
と大量生産指向となる。それ故、多品種中小規模生産を
目的とした場合、設備費の低減が解決すべき課題とな
る。本発明は、冷延鋼板を生産する冷延鋼板用連続焼鈍
炉の特長を生かしながら、経済的で、かつ、効率的な中
小生産規模の冷延鋼板用連続焼鈍炉を目的としたコイル
循環処理装置を提供しようとするものである。これはま
た、連続電解亜鉛メッキライン等のような表面処理ライ
ンの処理部の装置を小容量化して、循環処理することに
よつて中小規模生産を達成することを可能にする。 （問題を解決するための手段）第１図冷延鋼板用連続焼
鈍炉において、焼鈍炉は、再結晶焼鈍炉と過時効処理炉
に分れる。それぞれの炉はストリップを加熱、冷却する
機能を有する。再結晶炉は、ストリップを所定温度に加
熱し、一定時間均熱を行う。また、過時効処理炉では、
ストリップを所定の過時効処理温度に一定時間保持する
ための加熱を行う。ここで、第２図に示す冷延鋼板用連
続循環焼鈍炉にみるように、再結晶焼鈍と過時効処理の
何れの機能も行うことのできる焼鈍炉を設け、この炉で
再結晶焼鈍を行つたストリップを、焼鈍炉の装入側のコ
イル巻取・巻戻機に巻取り、再び、このストリップを焼
鈍炉で過時効処理を行つてから同様に巻取・巻戻機に巻
取つて製品コイルとして抽出できるコイル循環処理装置
とする。 （作用）第２図冷延鋼板用連続循環焼鈍炉の例におい
て、焼鈍炉装入側に設けられた巻取・巻戻機列の一つに
保持された素材コイルは巻戻され、巻戻されたストリッ
プは焼鈍炉に入り、再結晶焼鈍を行つてから炉外に出
て、巻取・巻戻機列の一つに巻取られる。巻取りが終了
する時点で、後行ストリップとの接続部は、走間せん断
され、分割された後行ストリップは振り分け装置によ
り、他の待機中の巻取・巻戻機により巻取り開始され
る。既に、巻取・巻戻機に巻取られた再結晶済みコイル
は、巻戻しされ、先行コイルのストリップ尾端と溶接機
により接続され、ストリップはループを形成して、再び
焼鈍炉に入り、過時効処理を行つて炉外に出る。かくし
て焼鈍の終了したストリップは同様にして巻取・巻戻機
列の一つに巻取られ、製品コイルとなつてコイルカーで
抽出する。 （実施例）本発明の実施例を第２図冷延鋼板用連続循環
焼鈍炉について説明する。素材コイルはコイルカー４７
によって巻取・巻戻機１９に装入される。コイルカーは
巻取・巻戻機１７、１８にもそれぞれ設けられる。素材
コイルは巻戻され、巻戻されたストリップは、電解清浄
部２５を通して、入側ストリップ貯蔵装置２７を経て焼
鈍炉２９に入る。焼鈍炉２９で再結晶焼鈍されたストリ
ップは、出側ストリップ貯蔵装置３１を経て巻取・巻戻
機１７に巻取られる。巻取・巻戻機１８には、次の素材
コイルが保持されて再結晶焼鈍のために待機している。
巻取・巻戻機１９の素材コイルの巻戻しが終了すると、
ストリップの尾端はせん断機２３でせん断され、次いで
待機中の巻取・巻戻機１８の素材コイルのストリップの
先端が、せん断機２３でせん断され、両方のストリップ
は溶接機２４で互いに接続される。このストリップ接続
中にストリップの送り出しが停止するので、その間は、
入側ストリップ貯蔵装置２７に予め貯えられたストリッ
プが連続して放出され、焼鈍工程は続行する。再結晶焼
鈍を終了した先行ストリップの尾端は、走間せん断機３
６で後行ストリップとせん断、分割され、巻取・巻戻機
１７に巻取られて再結晶焼鈍済みコイルとなる。分割さ
れた後行ストリップの先端はベルトコンベヤー４６の先
端を昇降可能にすることによつて、デフレクタロール３
９に沿って振り分けられ、ベルトラッパー４３で巻取・
巻戻機１９のマンドレル４２に巻取られる。ベルトラッ
パー４３は、下巻、上巻または両用の巻取可能な兼用型
にもできる。次いで、巻取・巻戻機１８の再結晶焼鈍が
終了すると、前述の如く、巻取・巻戻機１８の素材コイ
ル尾端は、待機中の巻取・巻戻機１７の再結晶焼鈍済み
コイルとの先端と接続され、焼鈍工程は続行する。再結
晶焼鈍済みコイルから巻戻されたストリップは、焼鈍炉
２９で過時効処理が行われる。再結晶焼鈍されたストリ
ップと過時効処理の行われたストリップの接続部は、走
間せん断機３６でせん断、分割される。分割された先行
ストリップの尾端は、巻取・巻戻機１９に巻取られ再結
晶焼鈍済みコイルを形成する。分割された後行コイルの
過時効処理済みストリップの先端は前述の如く、巻取・
巻戻機１８に巻取られコイルを形成していく。コイルが
形成されると、このコイルは焼鈍済み製品コイルとして
コイルカーで抽出し、次いで新に素材コイルを装入し
て、再結晶焼鈍待機コイルとする。かくの如く、連続循
環焼鈍が進行するのである。 （発明の効果）本発明は、以下に記載するような効果が
ある。 １．種々のラインもののコイル処理装置に、本発明によ
るコイル循環処理装置を設置することにより、処理部と
前後設備の設備費が大幅に減少する。特に、中小量生産
規模の生産において、設備投資効率が増大する。 ２．従来、処理部の入側と出側に設けられた巻戻機と巻
取機が処理部の入側に集中設置できるので省力化の効果
が大きい。 ３．設備の減少により、工場建屋のスペースが削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は、冷延鋼板用連続焼鈍炉、第２図は、本発明の
コイル循環処理装置を有する冷延鋼板用連続循環焼鈍炉
である。第３図は、コイル循環処理装置における巻取機
構の例を示す。 １・・Ｎｏ．１巻戻機、２・・Ｎｏ．２巻戻機、３・・
せん断機、４・・溶接機、５・・電解清浄部、６・・入
側ストリップ貯蔵装置、７・・再結晶焼鈍炉、８・・過
時効処理炉、９・・出側ストリップ貯蔵装置、１０・・
走間せん断機、１１・・Ｎｏ．１巻取機、１２・・Ｎ
ｏ．２巻取機、１３、１４、１５、１６・・コイルカ
ー、１７、１８、１９・・巻取・巻戻機、２０、２１、
２２・・デフレクタロール、２３・・せん断機、２４・
・溶接機、２５・・電解清浄部、２６・・デフレクタロ
ール、２７・・入側ストリップ貯蔵装置、２８・・デフ
レクタロール、２９・・焼鈍炉、３０・・デフレクタロ
ール、３１・・出側ストリップ貯蔵装置、３２・・ブラ
イドルロール、３３、３４・・デフレクタロール、３５
・・ブライドルロール、３６・・走間せん断機、３７、
３８、３９・・デフレクタロール、４０、４１、４２・
・マンドレル、４３・・ベルトラッパー、４４、４５、
４６・・ベルトコンベヤー、４７・・コイルカー
コイル循環処理装置を有する冷延鋼板用連続循環焼鈍炉
である。第３図は、コイル循環処理装置における巻取機
構の例を示す。 １・・Ｎｏ．１巻戻機、２・・Ｎｏ．２巻戻機、３・・
せん断機、４・・溶接機、５・・電解清浄部、６・・入
側ストリップ貯蔵装置、７・・再結晶焼鈍炉、８・・過
時効処理炉、９・・出側ストリップ貯蔵装置、１０・・
走間せん断機、１１・・Ｎｏ．１巻取機、１２・・Ｎ
ｏ．２巻取機、１３、１４、１５、１６・・コイルカ
ー、１７、１８、１９・・巻取・巻戻機、２０、２１、
２２・・デフレクタロール、２３・・せん断機、２４・
・溶接機、２５・・電解清浄部、２６・・デフレクタロ
ール、２７・・入側ストリップ貯蔵装置、２８・・デフ
レクタロール、２９・・焼鈍炉、３０・・デフレクタロ
ール、３１・・出側ストリップ貯蔵装置、３２・・ブラ
イドルロール、３３、３４・・デフレクタロール、３５
・・ブライドルロール、３６・・走間せん断機、３７、
３８、３９・・デフレクタロール、４０、４１、４２・
・マンドレル、４３・・ベルトラッパー、４４、４５、
４６・・ベルトコンベヤー、４７・・コイルカー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １．鋼ストリップの熱処理、表面処理等を行う鋼ストリ
ップの処理ラインにおいて、処理装置の装入側に、複数
機からなる巻取・巻戻機列を設置し、コイルを巻戻して
処理装置で処理したストリップをせん断、振り分けし
て、巻取・巻戻機に巻取ってコイルとし、製品コイルと
して抽出するか、または、更にコイルを巻戻して先行コ
イルと接続し、再び処理装置で処理を行いながら複数回
の処理を可能にするコイル循環処理装置 ２．複数機からなる巻取・巻戻機列において、巻取・巻
戻機の保持するコイルの上方部からコイルを巻戻し、巻
戻した鋼ストリップを処理装置で処理したストリップを
巻取・巻戻機の下方部から巻取・巻戻機に巻取ることを
可能にする請求項１記載のコイル循環処理装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414149A JPH07110372B2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | コイル循環処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414149A JPH07110372B2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | コイル循環処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687020A true JPH0687020A (ja) | 1994-03-29 |
| JPH07110372B2 JPH07110372B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=18522666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2414149A Expired - Lifetime JPH07110372B2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | コイル循環処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110372B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54115662A (en) * | 1978-02-28 | 1979-09-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Recycling type rolling mill |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP2414149A patent/JPH07110372B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54115662A (en) * | 1978-02-28 | 1979-09-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Recycling type rolling mill |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07110372B2 (ja) | 1995-11-29 |
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