JPH0686749A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0686749A
JPH0686749A JP4241700A JP24170092A JPH0686749A JP H0686749 A JPH0686749 A JP H0686749A JP 4241700 A JP4241700 A JP 4241700A JP 24170092 A JP24170092 A JP 24170092A JP H0686749 A JPH0686749 A JP H0686749A
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利也 篠崎
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誠 織田
Hisanaka Suga
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホース手元部の赤外線送信部を掃除機本体方向
に向けていなくても、またホ−ス手元部と掃除機本体の
間に使用者が介在していても、ホ−ス手元部から掃除機
本体の制御を可能にすることにより、ホ−スを軽量化し
操作性を向上させた電気掃除機を提供する 【構成】使用者によって入力されたホ−ス手元部のスイ
ッチ情報をホ−ス手元部から掃除機本体に光学的に送信
する赤外線発光手段と、掃除機本体に赤外線発光手段か
ら送信されてきたスイッチ情報を受信する赤外線受光手
段を設け、かつ前記赤外線発光手段は前記スイッチ情報
をホース手元スイッチ部から略鉛直上方におよび略水平
より下方に放射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機に係わり、特
に、ホース手元部で使用者により入力されるスイッチ操
作情報を赤外線により電気掃除機本体に送信するように
した電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、ホ−ス手元のスイ
ッチを有する制御回路と本体の制御回路とをホ−スに埋
設された配線により接続し、ホース手元のスイッチによ
る操作情報を電気配線を介して本体内の制御回路に伝送
するようにした構成を採るのが一般的であった。そのた
めホースの構造やホースの根元部と掃除機本体との結合
・接続部の構造が複雑になり、またホース内の配線が断
線したり、ホースの根元部と掃除機本体との結合・接続
部における電気的接続の信頼性が劣化する虞があった。
さらにホース内の配線はホースの蛇腹に沿ってスパイラ
ル状に巻回する必要があるため、ホースの重量が増し、
操作性が悪くなっていた。またホースのコストも割高な
ものとなっていた。
【0003】そこで従来ホ−ス内の配線により伝送して
いたスイッチ信号を赤外線により伝送する電気掃除機が
提案されている。
【0004】なお、この種の装置として関連するものに
は、特開昭58−221924号公報、特開昭61−8
7527号公報、特開昭62−207427号公報等が
挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ホ
−ス手元部の赤外線送信部を掃除機本体方向に向けなけ
ればならず、掃除機の使用に対して重大な障害となる欠
点があった。また、掃除機の場合、ホ−ス手元部に対し
て掃除機本体が常に一定の方向にあるわけではなく、か
つホ−ス手元部と掃除機本体の間に使用者が介在する可
能性が大きいため、ホ−ス手元部から掃除機本体の制御
が不可能になる場合が多いという欠点があった。
【0006】このため、光ファイバーをホース内に埋設
する方法も提案されているが、コストの点や、掃除機本
体とホース接続部での赤外線結合方法が困難であるとい
う欠点があった。
【0007】本発明の目的は、ホース手元部の赤外線送
信部を掃除機本体方向に向けなくても、またホ−ス手元
部と掃除機本体の間に使用者が介在していても、ホ−ス
手元部から掃除機本体の制御を可能にすることにより、
ホ−スを軽量化し操作性を向上させた電気掃除機を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、使用者によ
って入力される前記ホ−ス手元部のスイッチ情報を該ホ
−ス手元部から前記掃除機本体に光学的に送信するた
め、赤外線をホース手元部から略鉛直上方に放射する第
1の赤外線発光手段と、使用者によって入力される前記
ホ−ス手元部のスイッチ情報を該ホ−ス手元部から前記
掃除機本体に光学的に送信するため、赤外線をホース手
元部から略水平より下方に放射する第2の赤外線発光手
段と、前記第1の赤外線発光手段から放射され室内の天
井や壁で反射した赤外線および前記第2の赤外線発光手
段から放射された赤外線を受光可能なように、前記掃除
機本体の上面側に赤外線受光手段を設けたことにより、
達成される。
【0009】
【作用】ホ−ス手元部のスイッチを使用者が押下したこ
とをホ−ス手元部の制御回路が検出し、押下されたスイ
ッチに応じたデジタルコ−ドを生成する。このコ−ドを
ホ−ス手元部に配置した略鉛直上方を向いた第1の赤外
線発光手段から送信する。送信された赤外線は室内の天
井や壁で反射して掃除機本体上部の受信部に到達し受信
される。受信されたコ−ドは本体に内蔵された制御回路
で変換され電動送風機を制御する。これにより、ホ−ス
手元部と掃除機本体の位置関係に関わらず、またホース
手元部と掃除機本体の間に使用者が入っても赤外線伝送
の障害とならず、掃除機本体のリモートコントロールが
可能となる。
【0010】また、同時にデジタルコード化した赤外線
をホース手元部から略水平より下方に放射する第2の赤
外線発光手段から送信するため、たとえば非常に天井が
高い場所や野外での使用で第1の赤外線発光手段からの
赤外線が受信部に到達できない場合でも、第2の赤外線
発光手段を掃除機本体方向に向けることにより、掃除機
本体のリモートコントロールが可能となる。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕以下、本発明の第1の実施例を図面に従い
詳細に説明する。
【0012】図1に本実施例の電気掃除機の外観を示
す。101は電気掃除機本体、102はホ−ス、103
はホ−ス手元部に配置されたスイッチ操作部、104は
赤外線放射角が天井を向いた赤外線発光ダイオ−ド、1
05は延長管、106は吸口、107は電気掃除機本体
の上部に配置され受光面が天井方向を向いた赤外線フォ
トダイオード、108は通常の使用状態で赤外線信号が
直接掃除機本体101の赤外線フォトダイオード107
に直接入力できるように、その赤外線放射角を略水平よ
り下方にした赤外線発光ダイオード、109は室内天井
である。
【0013】図2はホース手元部制御回路のブロック図
を示す。201はホ−ス手元部制御回路、203はホー
ス手元部の制御回路を制御するマイクロプロセッシング
ユニット(以下マイコンと略す)、204は乾電池、2
05〜207は使用者が操作するスイッチ、104は天
井向き赤外線発光ダイオ−ド、108は直接向き赤外線
発光ダイオ−ド、208はパルス位置変調されたデジタ
ルデータ、209〜210はデジタルデータ208を振
幅変調する副搬送波、211〜212は論理積回路、2
13は赤外線発光ダイオード104を駆動するトランジ
スタ、214は赤外線発光ダイオード108を駆動する
トランジスタ、215は赤外線発光ダイオード104に
流れる駆動電流を制限する抵抗、216は赤外線発光ダ
イオード108に流れる駆動電流を制限する抵抗であ
る。
【0014】図3は本体制御回路のブロック図を示す。
301は本体制御回路、302は本体制御回路を制御す
るマイコン、107は赤外線フォトダイオード、303
は赤外線フォトダイオード107が受信した信号を増幅
する増幅器、304は赤外線フォトダイオード107が
受信した信号をのうち副搬送波成分のみを通過させるバ
ンドパスフィルター(以下BPFと略す)、305はB
PF304出力信号を信号をデジタルコードに変換する
検波回路、306は吸込力を発生せしめる電動送風機、
307は電動送風機306の駆動回路、308はDC電
源回路、309はAC電源である。
【0015】次に本回路の動作を説明する。掃除機使用
者がホ−ス手元部のスイッチ206を押下するとマイコ
ン203がこれを検出し、押下されたスイッチに従った
信号コ−ドを生成し、パルス位置変調し208に出力す
る。パルス位置変調されたデジタルデータ208は、2
09〜210の副搬送波で振幅変調され、213〜21
4のトランジスタにより赤外線発光ダイオ−ド104、
108を発光させ、赤外線信号として放射する。放射さ
れた赤外線は部屋の天井109等に当たって反射し、掃
除機本体の赤外線フォトダイオード107に到達する。
【0016】赤外線フォトダイオードに到達した赤外線
はここで電気信号に変換され、増幅器303で増幅され
た後、BPF304により副搬送波成分のみを通過させ
たのち、検波回路305によりデジタルコードに変換さ
れ、マイコン302に入力される。マイコン302はこ
の信号コ−ドに従って駆動回路307を制御して電動送
風機306を運転する。
【0017】次に、赤外線発光ダイオード104および
108の駆動方法を図4を用いて説明する。赤外線を用
いたリモートコントロールシステムでは、外乱光ノイズ
による誤動作を避けるために401に示すように、デー
タをパルス位置変調方式で変調し、さらに副搬送波40
2および403により振幅変調する。通常副搬送波40
2および403の周波数は33kHz以上40kHz以
下が選ばれる。
【0018】従来の駆動方法では、赤外線発光ダイオー
ド104を駆動する副搬送波402と赤外線発光ダイオ
ード108を駆動する副搬送波403は同一のものであ
り、赤外線発光ダイオード104と108には同時に駆
動電流が流れていた。
【0019】しかし、ホース手元部制御回路201は電
源が乾電池204であり、その内部抵抗が大きいため、
赤外線発光ダイオード2個を同時に駆動すると電源電圧
が降下してしまい、所望の駆動電流が赤外線ダイオード
104および108に流れないという問題があった。ま
た電圧降下によりマイコン203がリセットされてしま
ったり、電池204の寿命が短くなるという問題もあっ
た。
【0020】そこで本実施例では、副搬送波402と副
搬送波403の位相をずらすことにより、この問題を解
決した。つまり図4に示すように、副搬送波402と副
搬送波403の位相をずらすことにより、赤外線発光ダ
イオード104に流れる駆動電流と赤外線発光ダイオー
ド108に流れる駆動電流は同時に流れることは無く、
これにより電池204の電圧降下が小さくなり、赤外線
発光ダイオード104および108に流れる駆動電流を
大きくすることが出来る。
【0021】これにより、使用者が操作したスイッチ情
報をより確実に本体制御部301に伝送することがで
き、信頼性が向上するという効果がある。
【0022】また、本体制御部301にはBPF304
が内蔵されているため、副搬送波の基本波成分しか受信
に寄与しない。そこで副搬送波のDUTY比をDUTY
比=Ton/(Ton+Toff)と定義すると、DU
TY比50%のときが最も基本波成分が多くなる。しか
し従来は赤外線発光ダイオード104、108の熱破壊
の問題から副搬送波のDUTY比を50%にすること出
来なかった。
【0023】しかし、図4に示すように副搬送波402
のDUTY比1=Ton1/(Ton1+Toff1)
を25%に、副搬送波403のDUTY比2=Ton2
/(Ton2+Toff2)を25%にすると、赤外線
フォトダイオード107から見た搬送波のDUTY比は
404に示すようにDUTY3=DUTY1+DUTY
2=50%になり、BPF304通過後の出力は最も大
きくなる。しかも赤外線LED104および108はD
UTY比25%で駆動しているので、熱破壊する心配は
ない。
【0024】本実施例では、DUTY比1=DUTY比
2としたが、赤外線発光ダイオード108と掃除機本体
の赤外線フォトダイオード107との距離はホース10
2により制限されるため、赤外線発光ダイオード104
と比較して、赤外線発光ダイオード108の出力は小さ
くてすむ。そこで図5に示すように搬送波501のDU
TY比4=Ton4/(Ton4+Toff4)を3
3.3%に、搬送波502のDUTY比5=Ton5/
(Ton5+Toff5)を16.7%というように、
DUTY比4をDUTY比5より大きくしてもよい。も
ちろんその時のDUTY比4+DUTY比5は50%以
下にする。
【0025】以上述べたように本実施例によれば、ホ−
ス手元部から送信されたスイッチ情報を含む赤線信号
が、室内の天井や壁で反射して、また天井の反射の状態
が悪い場合でも、略水平後方に取付けた赤外線ダイオー
ドからの赤外線信号が、掃除機本体上部の受信部に到達
し受信されるため、ホ−ス手元部と掃除機本体の位置関
係に関わらず、またホース手元部と掃除機本体の間に使
用者が入っても赤外線伝送の障害とならず、掃除機本体
のリモートコントロールが可能となり、従来ホ−スに埋
設されていた配線が不要になり、ホ−スを軽量化し操作
性を良くすることが出来る。
【0026】また、ホースの構造や、ホース根元部と掃
除機本体との結合・接続部位の構造が簡単になり、コス
トを下げることが出来るという効果もある。また、ホー
ス内の配線が断線したり、ホース根元部と掃除機本体と
の結合・接続部位のにおける電気的接触不良がなくなる
ので、信頼性が向上するという効果もある。
【0027】〔実施例2〕以下、本発明の第2の実施例
を図面に従い詳細に説明する。
【0028】図6は本実施例によるホース手元部制御回
路のブロック図である。図6において601はデジタル
データ208を振幅変調する副搬送波、602はコンデ
ンサーであり、図2と同一構成物には同一番号を付して
いる。本実施例では副搬送波601が1つだけで、赤外
線発光ダイオード104および108を同時に駆動す
る。このとき、電池204の内部抵抗により電圧降下が
生じるため、赤外線ダイオード104に流れる駆動電流
が減少してしまい、所望の赤外線出力を得ることが出来
ない。
【0029】しかし赤外線発光ダイオード108と掃除
機本体の赤外線フォトダイオード107との距離はホー
ス102により制限されるため、赤外線発光ダイオード
104と比較して、赤外線発光ダイオード108の赤外
線出力は小さくてすむ。
【0030】そこで、本実施例では電流制限用抵抗21
5の値を電流制限用抵抗216の値より小さくした。こ
のときの赤外線ダイオード104に流れる駆動電流波形
を図7の701に、赤外線ダイオード108に流れる駆
動電流波形を702に示す。
【0031】このように本実施例によれば、天井向きの
赤外線発光ダイオード104に流れる駆動電流を多くす
ることができるため、これにより、使用者が操作したス
イッチ情報をより確実に本体制御部301に伝送するこ
とができ、信頼性が向上するという効果がある。
【0032】以上述べたように本実施例によれば、ホ−
ス手元部から送信されたスイッチ情報を含む赤外線信号
が室内の天井や壁で反射して、また天井の反射の状態が
悪い場合でも、略水平後方に取付けた赤外線ダイオード
からの赤外線信号が、掃除機本体上部の受信部に、より
確実に到達し受信されるため、ホ−ス手元部と掃除機本
体の位置関係に関わらず、またホース手元部と掃除機本
体の間に使用者が入っても赤外線伝送の障害とならず、
掃除機本体のリモートコントロールが可能となり、従来
ホ−スに埋設されていた配線が不要になり、ホ−スを軽
量化し操作性を良くすることが出来る。
【0033】
【発明の効果】本発明による電気掃除機は、ホ−ス手元
部から送信されたスイッチ情報を含む赤外線信号が、室
内の天井や壁で反射して掃除機本体上部の受信部に到達
し受信されるため、ホ−ス手元部と掃除機本体の位置関
係に関わらず、またホース手元部と掃除機本体の間に使
用者が入っても赤外線伝送の障害とならず、掃除機本体
のリモートコントロールが可能となり、従来ホ−スに埋
設されていた配線が不要になり、ホ−スを軽量化し操作
性を良くすることが出来る。
【0034】また、ホースの構造や、ホース根元部と掃
除機本体との結合・接続部位の構造が簡単になり、コス
トを下げることが出来るという効果もある。また、ホー
ス内の配線が断線したり、ホース根元部と掃除機本体と
の結合・接続部位のにおける電気的接触不良がなくなる
ので、信頼性が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による電気掃除機の外観
【図2】本発明の第1の実施例による電気掃除機手元ス
イッチ部制御回路の概略構成を示すブロック図
【図3】本体制御回路の概略構成を示すブロック図
【図4】赤外線発光ダイオードの駆動方法1を示す図
【図5】赤外線発光ダイオードの駆動方法2を示す図
【図6】本発明の第2の実施例による電気掃除機手元ス
イッチ部制御回路の概略構成を示すブロック図
【図7】本発明の第2の実施例による赤外線発光ダイオ
ードの駆動電流を示す図
【符号の説明】
101・・・電気掃除機本体 102・・・ホ−ス 103・・・ホ−ス手元部に配置されたスイッチ操作部 104・・・赤外線発光ダイオ−ド 105・・・延長管 106・・・吸口 107・・・電気掃除機本体の上部に配置された赤外線
フォトダイオード 108・・・赤外線発光ダイオード 109・・・室内天井
フロントページの続き (72)発明者 須賀 久央 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号株式 会社日立製作所多賀工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引力を発生する電動送風機並びに前記電
    動送風機を制御する制御回路を有する掃除機本体と、前
    記掃除機本体に接続されるホ−スと、前記ホースに接続
    される延長管と、前記延長管に接続される吸口を有し、
    該ホ−スの手元部には前記掃除機本体の運転を制御する
    ためのスイッチ手段を含む制御回路を有する電気掃除機
    において、使用者によって入力される前記ホ−ス手元部
    のスイッチ情報を該ホ−ス手元部から前記掃除機本体に
    光学的に送信するため、赤外線をホース手元部から略鉛
    直上方に放射する第1の赤外線発光手段と、 使用者によって入力される前記ホ−ス手元部のスイッチ
    情報を該ホ−ス手元部から前記掃除機本体に光学的に送
    信するため、赤外線をホース手元部から略水平より下方
    に放射する第2の赤外線発光手段と、 前記第1の赤外線発光手段から放射され室内の天井や壁
    で反射した赤外線および前記第2の赤外線発光手段から
    放射された赤外線を受光可能なように、前記掃除機本体
    の上面側に赤外線受光手段を設けたことを特徴とする電
    気掃除機において、 前記第1の赤外線発光手段を駆動する第1の副搬送波信
    号と、前記第2の赤外線発光手段を駆動する第2の副搬
    送波信号との位相をずらす事により、前記第1の赤外線
    発光手段と、前記第2の赤外線発光手段とに同時に駆動
    電流が流れないようにしたことを特徴とする電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の電気掃除機に
    おいて、前記第1の赤外線発光手段を駆動する副搬送波
    信号のDUTY比1と、前記第2の赤外線発光手段を駆
    動する副搬送波信号のDUTY比2との和を50%以下
    にしたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の電気掃除機に
    おいて、前記第1の赤外線発光手段を駆動する副搬送波
    信号のDUTY比1を、前記第2の赤外線発光手段を駆
    動する副搬送波信号のDUTY比2よりも大きくしたこ
    とを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】吸引力を発生する電動送風機並びに前記電
    動送風機を制御する制御回路を有する掃除機本体と、前
    記掃除機本体に接続されるホ−スと、前記ホースに接続
    される延長管と、前記延長管に接続される吸口を有し、
    該ホ−スの手元部には前記掃除機本体の運転を制御する
    ためのスイッチ手段を含む制御回路を有する電気掃除機
    において、使用者によって入力される前記ホ−ス手元部
    のスイッチ情報を該ホ−ス手元部から前記掃除機本体に
    光学的に送信するため、赤外線をホース手元部から略鉛
    直上方に放射する第1の赤外線発光手段と、 使用者によって入力される前記ホ−ス手元部のスイッチ
    情報を該ホ−ス手元部から前記掃除機本体に光学的に送
    信するため、赤外線をホース手元部から略水平より下方
    に放射する第2の赤外線発光手段と、 前記第1の赤外線発光手段から放射され室内の天井や壁
    で反射した赤外線および前記第2の赤外線発光手段から
    放射された赤外線を受光可能なように、前記掃除機本体
    の上面側に赤外線受光手段を設けたことを特徴とする電
    気掃除機において、 前記第1の赤外線発光手段を駆動する第1の駆動電流
    を、前記第2の赤外線発光手段を駆動する第2の駆動電
    流より多くしたことを特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載の電気掃除機に
    おいて、前記第1の赤外線発光手段を駆動する副搬送波
    信号のDUTY比および前記第2の赤外線発光手段を駆
    動する副搬送波信号のDUTY比を33%以上50%以
    下にしたことを特徴とする電気掃除機。
JP4241700A 1992-09-10 1992-09-10 電気掃除機 Expired - Fee Related JP2874473B2 (ja)

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