JP2517264Y2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2517264Y2
JP2517264Y2 JP9573190U JP9573190U JP2517264Y2 JP 2517264 Y2 JP2517264 Y2 JP 2517264Y2 JP 9573190 U JP9573190 U JP 9573190U JP 9573190 U JP9573190 U JP 9573190U JP 2517264 Y2 JP2517264 Y2 JP 2517264Y2
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誠司 堀岡
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、記録媒体からの再生音信号や音声分析合成
回路からの合成音信号等により、電話回線が誤って捕捉
されるのを防止し得る電話機に関する。
(従来の技術) 電話回線を介して送出されてくる呼出信号を検出する
着信検出装置の一例として、第2図に示す装置が知られ
ている。
同図において、相手側端末との接続を行う電話回線1
は、端子2を介してブリッジ回路3の入力端子a,bに接
続されている。そして、このブリッジ回路3の一方の出
力端子cは、リンガ音発生回路4に接続されるととも
に、コンデンサC1に接続されている。また、ブリッジ回
路3の他方の出力端子dは、トランス5の1次側の接続
点e及びコンデンサC1側の接続点fにそれぞれ接続され
ている。リンガ音発生回路4は、呼出信号に応動してリ
ンガ音を発生するリンガ音IC4aによって構成されてお
り、このリンガ音IC4aの入力端子にブリッジ回路3の
出力が導かれ、入力端子〜にコンデンサC1を介して
交流出力が導かれている。なお、入力端子側の接続点
gと入力端子〜側の接続点hとの間には、ツェナダ
イオードZD及びコンデンサC2が並列に接続されている。
そして、リンガ音IC4aの出力端子が着信検出回路6に
接続されるとともに、コンデンサC3を介してトランス5
の1次側に接続されている。
着信検出回路6は、発光ダイオード6aとフォトトラン
ジスタ6bとからなるフォトカプラによって構成されてお
り、発光ダイオード6aの入力端が抵抗R1を介してリン
ガ音IC4aの出力端子に接続され、出力端がトランス
5の1次側に接続されている。また、フォトトランジス
タ6bの入力端は+B電源に接続され、出力端は、抵
抗R2を介して、電話回線1を捕捉する回線捕捉手段であ
るマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)
7の入力ポート7aに導かれるとともに、コンデンサC4
抵抗R3との並列回路を介して、トランス5の2次側に接
続されている。そして、このトランス5の2次側には、
リンガ音を放音するスピーカ8が接続されている。ま
た、このスピーカ8には、図示は省略しているが、録音
テープからの再生音信号及び音声分析合成回路からの合
成音信号が導かれており、これら再生音信号及び合成音
信号がアンプ9にて増幅され、スピーカ8に供給される
ようになっている。
上記構成において、電話回線1を介して入力された呼
出信号は、ブリッジ回路3により整流されてリンガ音IC
4aの端子に導かれる。リンガ音IC4aでは、この呼出信
号により、端子からリンガ音信号を出力する。このリ
ンガ音信号は、着信検出回路6の発光ダイオード6aに供
給されるとともに、トランス5の1次側に与えられる。
これにより、発光ダイオード6aが駆動し、フォトトラン
ジスタ6bからの出力電圧が、着信信号としてマイコン7
に入力される。マイコン7はこの着信信号に基づいて電
話回線1を捕捉する。また、フォトトランジスタ6bの出
力電圧は、トランス5の1次側に供給されるので、トラ
ンス5に結合されたスピーカ8を駆動して、リンガ音を
放音する。これにより、使用者は呼出信号の着信を知る
ことができる。
また、電話機の使用者が必要に応じて録音テープ又は
音声分析合成回路を駆動した場合、再生音信号又は合成
音信号がアンプ9にて増幅され、トランス5を介してス
ピーカ8より放音されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種の電話機は上記のような回路構成に
なっているので、録音テープ又は音声分析合成回路から
の音声信号が、第2図に矢印Aで示すように伝送され、
トランス5の2次側にも供給される。このとき、音声信
号の電圧レベルが変動することにより、トランス5の1
次側に誘起される信号電圧が高くなって、同図に矢印B
で示す如く、コンデンサC3を経て着信検出回路6側に導
かれ、発光ダイオード6aが駆動することがある。する
と、フォトトランジスタ6bからは信号電圧が出力される
ので、この出力信号を受けたマイコン7は、呼出信号の
着信があったと判断して、誤って回線を捕捉するといっ
た事態が発生する。
本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的
は、簡単な回路構成により着信検出の誤動作を防止し得
る電話機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係わる電話機は、
電話回線を介して送出されてくる呼出信号を受けてリン
ガ音信号を出力するリンガ音発生回路と、該リンガ音発
生回路によって発生したリンガ音信号に応答する光を発
生する発光部、及び該発光部によって発生した光を受光
する受光部からなる着信検出回路と、前記受光部からの
出力に基づいて前記電話回線の捕捉/開放制御を行う回
線捕捉手段と、1次側に前記リンガ音発生回路と前記発
光部とが接続され、2次側にスピーカが接続されたトラ
ンスとを備え、前記リンガ音発生回路によって発生した
リンガ音、及び記録媒体から再生された再生信号又は音
声分析合成回路によって合成された合成音声信号等の信
号を、前記スピーカより外部に放音する電話機におい
て、前記電話回線を介して送出されてくる呼出信号に基
づいて前記発光部と前記トランスとを電気的に接続/開
放するスイッチ回路を設けたものである。
(作用) 上記構成により、呼出信号が着信すると、スイッチ回
路は発光部の出力側とトランスの1次側とを電気的に接
続する。また、呼出信号に応動してリンガ音発生回路か
らリンガ音信号が出力される。すると、このリンガ音信
号により発光部が駆動して、受光部からの出力信号が着
信信号として回線捕捉手段に与えられるとともに、前記
発光部の出力信号はトランスの1次側に供給される。こ
れに伴って、電話回線が捕捉されると同時にトランスに
結合されたスピーカよりリンガ音が放音される。
そして、使用者の機器操作により再生音信号又は合成
音信号がスピーカに供給されると、このスピーカより音
声が放音されるが、これら音声信号の電圧レベルによっ
ては、トランスの1次側に誘起される電圧が高くなるこ
とがある。しかし、スイッチ回路は、この信号電圧によ
ってはトランスの入力側と発光部とを接続しないので、
発光部は駆動せず、従って受光部から信号電圧が出力さ
れないので、電話回線が捕捉されることはない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本考案に係る電話機の電気的回路図であ
る。
この電話機は、第2図に示す従来の着信検出装置にス
イッチ回路10を設けたもので、基本的構成は従来例のも
のと同様である。従って、ここでは同一部品に同一符号
を付することにより、詳細な説明は省略する。
すなわち、スイッチ回路10は、ベース抵抗10aとトラ
ンジスタ10bとからなり、ベース抵抗10aが接続点gに接
続され、ブリッジ回路3から出力された直流の信号電圧
がトランジスタ10bのベースに導かれるようになってい
る。そして、このトランジスタ10bのコレクタは発光ダ
イオード6aの出力端に、エミッタはトランス5の1次
側にそれぞれ接続されており、トランジスタ10bが呼出
信号の着信に伴う信号電圧を受けて駆動すると、発光ダ
イオード6aの出力端側とトランス5の1次側とを電気
的に接続して、発光ダイオード6aの出力をトランス5に
供給できる構成となっている。すなわち、スイッチ回路
10は、電話回線1を介して送出されてくる呼出信号に基
づいて、発光部6aとトランス5の1次側とを電気的に接
続/開放するものである。
このようなスイッチ回路10を備えた着信検出装置は、
第2図に示した従来装置において説明した如く、呼出信
号が着信したときマイコン7の動作によって電話回線1
が捕捉されるとともに、スピーカ8からリンガ音が放音
される点まで同一である。
一方、使用者が必要に応じて録音テープ又は音声分析
合成回路を駆動すると、再生音又は合成音の音声信号が
アンプ7にて増幅された後、スピーカ8に供給され、音
声として放音される。このとき、音声信号はトランス5
の2次側にも供給されることになるので、音声信号の電
圧レベルが変動することにより、1次側に誘起される電
圧が高くなった場合、この出力電圧が回路各部に供給さ
れることがある。
しかし、スイッチ回路10のトランジスタ10bは、カッ
トオフにより着信検出回路6の発光ダイオード6aを駆動
させないので、フォトトランジスタ6bから信号電圧が出
力されることはない。従って、マイコン7は動作しない
から、呼出信号が着信しない状態で誤動作により回線が
捕捉されるといった問題が防止される。
(考案の効果) 本考案に係わる電話機は、着信検出回路の発光部とト
ランスの入力側との間に、呼出信号を受けたときのみ発
光部とトランスとを電気的に接続して発光部を駆動させ
るスイッチ回路を設けたので、再生音信号や合成音信号
の電圧変動によってトランスの入力側に誘起される電圧
が高くなることがあっても、この出力電圧によって発光
部が駆動することはない。そのため、従来装置のような
呼出信号が着信しないのに誤動作により回線が捕捉され
るといった不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電話機の電気回路図、
第2図は従来の電話機の電気回路図である。 1……電話回線 3……ブリッジ回路 4……リンガ音発生回路 4a……リンガ音IC 5……トランス 6……着信検出回路 7……回線捕捉手段(マイコン) 8……スピーカ 10……スイッチ回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を介して送出されてくる呼出信号
    を受けてリンガ音信号を出力するリンガ音発生回路と、 該リンガ音発生回路によって発生したリンガ音信号に応
    答して光を発生する発光部、及び該発光部によって発生
    した光を受光する受光部からなる着信検出回路と、 前記受光部からの出力に基づいて前記電話回線の捕捉/
    開放制御を行う回線捕捉手段と、 1次側に前記リンガ音発生回路と前記発光部とが接続さ
    れ、2次側にスピーカが接続されたトランスとを備え、 前記リンガ音発生回路によって発生したリンガ音、及び
    記録媒体から再生された再生信号又は音声分析合成回路
    によって合成された合成音声信号等の信号を、前記スピ
    ーカより外部に放音する電話機において、 前記電話回線を介して送出されてくる呼出信号に基づい
    て前記発光部と前記トランスとを電気的に接続/開放す
    るスイッチ回路を設けたことを特徴とする電話機。
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