JPH0686574A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH0686574A
JPH0686574A JP4231201A JP23120192A JPH0686574A JP H0686574 A JPH0686574 A JP H0686574A JP 4231201 A JP4231201 A JP 4231201A JP 23120192 A JP23120192 A JP 23120192A JP H0686574 A JPH0686574 A JP H0686574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
vibrator
terminal
ultrasonic motor
external terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4231201A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nishimura
光夫 西村
Takayuki Tsukimoto
貴之 月本
Shinichi Koreeda
進一 是枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4231201A priority Critical patent/JPH0686574A/ja
Publication of JPH0686574A publication Critical patent/JPH0686574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 棒形状の超音波モータにおいて、振動子に積
層される圧電素子間等に介装される電極板の外部端子に
フレキシブルプリント基板を直接取り付ける組み立て方
式では、モータの組立時や取扱時において、フレキシブ
ルプリント基板に外力が加わると、外部端子が折れ曲が
ったり、折損することがあり、このような問題を解決す
ることを目的とする。 【構成】 固定部材14に帯状の突出部14Aを一体的
に形成し、該突出部14Aには電極板の外部端子に対応
して孔14Bがあけられ、孔14Bの周囲には絶縁部材
15が取り付けられている。そして、電極板6の十字形
先端部を差し込むことにより固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波モータに係り、特
に棒形状の振動子に挟持される電極板の外部端子部の保
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の棒形状に形成された振動子を有す
る超音波モータとしては、図12に示すようなものが提
案されている。
【0003】1,2は円柱形状の金属製の振動子構成部
材でその間に電気−機械エネルギー交換素子(以下PZ
Tと称す)3〜5、及びこれらのPZT間に複数の外部
端子付通電板6(以下通電板を電極板と称す)と複数の
内部端子付電極板7を介挿している。そして該振動子構
成部材1,2は導電性を有する締結ボルト8により締結
され、これらPZT及び電極板を挟持固定している。
【0004】PZT3〜5は、図11に示すように直径
部を境として分極方向が異なるように分極処理がなさ
れ、PZT3a及び3bにより一群の駆動部(以下A相
圧電素子群と称す)をなし、またPZT4a及び4bに
より一群の駆動部(以下B相圧電素子群と称す)をそれ
ぞれ構成している。A相圧電素子群をなすPZT3aと
3bは分極方向が180度の位相ずれを有するように積
層され、またB相圧電素子群をなすPZT4aと4bも
同様に積層されているが、これらA相圧電素子群とB相
圧電素子群とは、その直径部が直交する90度の位相ず
れを有して配置されている。
【0005】振動子構成部材1とPZT3aの間及び、
3aと3b、4aと4b、PZT5と振動子構成部材2
の間には図10に示す形状に形成された外部端子付電極
板6がそれぞれ介挿されている。また、PZT3bと4
a,4bと5の間には内径部に締結ボルト8と接触する
内側端子部(不図示)が形成された内側端子付電極板7
がそれぞれ介挿されている。そして外部端子付電極板6
の外部端子はボルトのスラスト方向に一列に並びフレキ
シブル基板19にハンダ付されている。
【0006】なお、振動子にはセンサー用のPZT5が
設けられ、振動の変化を電気信号として取り出し駆動制
御用等に用いられている。
【0007】9は振動子構成部材1に接触する円柱形状
の移動体であり、コイルバネ13を収容するバネケース
12と一体になっている。そしてコイルバネ13に振動
子固定部材14からベアリング11、出力部材10を介
してバネ力を付与することにより移動体9を振動体の上
面に加圧接触させている。
【0008】ところで、外部端子付電極板6aと6bと
の間には交流電圧V1 をまた6aと6cの間には交流電
圧V2 を印加することにより、A相圧電素子群の厚さ方
向における伸縮変位による振動とのB相圧電素子群の厚
さ方向における伸縮変位による振動との合成により振動
体を振動させる。
【0009】交流電圧V1 と交流電圧V2 とは振幅及び
周波数が共に同じで、時間的位相が90°のずれを有し
ているため、移動体との接触部A点は楕円運動を行な
う。このとき移動体は摩擦力を受けて回転する。この摩
擦駆動のメカニズムは本発明と本質的に係わることでは
ないので説明を省略する。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】ところでこのフレ
キシブル基板を通電板に直接取り付けた方法ではモータ
組立時及び取扱い時においてフレキシブル基板に力が加
わったとき通電板外部端子にも力がかかり振動体に対し
移動することにより、通電板外部端子が折れ曲がって隣
の端子に接触してしまったり、また最悪の場合には切断
してしまうことがあった。
【0011】本発明は、このような問題を解決し取扱い
の容易な超音波モータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明の目
的を実現するための構成は、特許請求の範囲に記載した
通りであり、具体的には振動子と該移動体を一体にする
ための固定部材から、該固定部材と一体あるいは複数の
部材からなる通電板外部端子を保持する保持部材を設け
ることにより通電板外部端子に無理な力が加わらないよ
うにし、取扱いを容易にしたものである。
【0013】
【実施例】第1実施例 図1、図2はそれぞれ本発明の第1実施例を示す、断面
図及び側面図である。なお、本実施例における超音波モ
ータは図12に示す従来例と基本的構成が同じで、同一
の部材には、同じ符号を付して、その説明は省略し異な
る部分のみ説明する。
【0014】固定部材14には帯板状の突出部14Aが
固定部材と一体に形成されており、筒部14cが締結ボ
ルト8の段部8aに当接するまで嵌合すると共に、締結
ボルト8の先端部に回転不能に嵌合し、そのネジ部8b
にナット16を締め付けることにより固定される。また
該突出部14Aの先端近くには電極板外部端子に対応し
て孔14Bがあけられており、かつ、該孔14Bの周囲
には絶縁部材15が取り付けられている。この孔14B
に外部端子付電極板6の十字形先端部6−3を差し込む
ことにより、電極板外部端子を固定している。そして、
駆動回路及び電圧検出器へは固定された外部端子に電線
を直接ハンダ付したり、あるいはコネクタを接続するこ
とによって配電される。
【0015】なお、本実施例では突出部14Aに帯板状
の金属を用いたが円柱状の樹脂等を用いてもよく形状及
び材質は限定されるものではない。
【0016】第2実施例 図3は第2実施例を示す。
【0017】本実施例は、固定部材14からの突出部1
4Aの先端近くに電極板外部端子に対応して端子固定部
14Cが突出しており、電極板外部端子を接着等により
固定している。
【0018】第3実施例 図4は第3実施例を示す。
【0019】本実施例は、固定部材14と一体に複数の
突出部14Aがある場合で、本例では4つの突出部があ
り、燐りあった突出部とは90°づつずれている(うち
1つの突出部は不図示)。そして各突出部の先端近くに
は孔14Bがあけられており、かつ該孔14Bの周囲に
は絶縁部材15が取り付けられている。この孔に各々9
0°づつずれた外部端子付電極板6の十字形先端部6−
3を差しこむことにより、電極板外部端子を固定してい
る。
【0020】第4実施例 図5は第4実施例を示す。
【0021】本実施例は、固定部材14に一体の突出部
14Aが円筒状になっており、出力部材10の近傍の突
出部14Aの一部は外部出力取出し口として穴14Aa
が開けられている。さらに外部端子付電極板6の十字形
先端部6−3を差し込むための溝14B−1が付いてお
り、外部端子付電極板の十字形先端部は絶縁部材を介し
てこの溝に固定される。
【0022】第5実施例 図6は第5実施例を示す。
【0023】本実施例は、電極板外部端子を支持する部
材17が固定部材14とは異なる部材から成る場合であ
り、固定部材14とはボルトにより固定されている。電
極板外部端子支持部材17の先端近くには孔17Bがあ
けられており、かつ該孔17Bの周囲には絶縁部材15
が取り付けられている。この孔に外部端子付電極板6の
十字形先端部6−3を差しこむことにより、電極板外部
端子を固定する。
【0024】第6実施例 図7は第6実施例を示す。
【0025】本実施例は、電極板外部端子を支持する部
材がモータを固定する部材に取り付けられた場合を示
す。本例ではモータと電極板外部端子支持部材17とは
それぞれモータを固定する部材18にボルトによって固
定されている。
【0026】第7実施例 図8は第7実施例を示す。
【0027】本実施例における構成および駆動メカニズ
ムは特開昭61−109476号に準じているため、そ
の説明は省略し異なる部分のみ述べる。
【0028】振動子構成部材2’に帯板状の突出部17
Aをもった電極板外部端子支持部材17がボルトにより
固定されている。この突出部には2枚の積層されたPZ
Tの両端面に介挿されている外部端子付電極板6の端子
を固定するためのスリットが入れてある。なお、このス
リットの囲りには絶縁部材がついている。スリットに電
極板端子をはさみ込むことにより固定し、この端子から
駆動回路へ配電される。
【0029】図9は図1に示す超音波モータを駆動源と
して光学レンズの鏡筒を駆動する装置の断面図を示して
いる。20は出力部材10のギア部10Aに噛合する段
付ギア部で、その小ギア21が鏡筒22のギア部に噛合
することにより回転駆動され、レンズの移動が行われ
る。一方、段付ギア部20にはエンコーダスリット板2
3が設けられ、フォトカプラー24により回転位置の検
出が行われ光学レンズの位置制御に供される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、振
動子の電極板の外部端子は保持手段に保持されているの
で、外力が加わっても、折れ曲がったり、折損したりす
ることがなく、又ハンダ付や、コネクタの差し込みによ
り電気回路と容易に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例を示す側面図。
【図3】本発明の第2実施例を示し、(B)は(A)の
X部の拡大斜視図を示す。
【図4】本発明の第3実施例を示す側面図。
【図5】本発明の第4実施例を示す側面図。
【図6】本発明の第5実施例を示す側面図。
【図7】本発明の第6実施例を示す側面図。
【図8】本発明の第7実施例を示す図。
【図9】図1の超音波モータを駆動源とするレンズ光学
系の鏡筒を駆動する装置の断面図。
【図10】外部端子付電極板の平面図。
【図11】PZTの分極方向を示す平面図。
【図12】棒状超音波モータの断面図。
【符号の説明】
1,2…振動体構成部材 3〜5…電気−機械
エネルギー交換素子 6,7…電極板 8…ボルト 9…移動体 10…出力部材 11…ベアリング 12…バネケース 13…バネ 14…固定部材 15…絶縁部材 16…ナット 17…給電板支持部材 18…モータ固定部
材 19…フレキシブル基板
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換素子に電極板
    を当接するように積層配置した棒形状の振動子と、該振
    動子に加圧接触する移動体とを有し、該電極板の外部端
    子を介して該電気−機械エネルギー変換素子に駆動電圧
    を印加し、あるいは振動状態を検出するようにした超音
    波モータにおいて、 該電極板の外部端子が保持されて通電口を形成する保持
    部材を該振動子に相対移動不能に設けたことを特徴とす
    る超音波モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、振動子は弾性体を介
    して支持され、該弾性体に付加質量を有し、該付加質
    量、又は該付加質量と複数の部材を介して一体とした部
    材を保持部材としたことを特徴とする超音波モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の超音波モータを
    含む装置において、振動子に押圧されて摩擦駆動される
    部材から振動力を得る出力部材を有することを特徴とす
    る装置。
JP4231201A 1992-08-31 1992-08-31 超音波モータ Pending JPH0686574A (ja)

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JP4231201A JPH0686574A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 超音波モータ

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JP4231201A JPH0686574A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 超音波モータ

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ID=16919931

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JP4231201A Pending JPH0686574A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 超音波モータ

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JP (1) JPH0686574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090950A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置

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