JPH0686484A - モーター - Google Patents

モーター

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JPH0686484A
JPH0686484A JP4262961A JP26296192A JPH0686484A JP H0686484 A JPH0686484 A JP H0686484A JP 4262961 A JP4262961 A JP 4262961A JP 26296192 A JP26296192 A JP 26296192A JP H0686484 A JPH0686484 A JP H0686484A
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JP
Japan
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magnet
motor
magnetic
cylindrical
anisotropic
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JP4262961A
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English (en)
Inventor
Takahiro Sunaga
高弘 須永
Jun Hoshijima
順 星島
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YOKOHAMA SUMITOKU DENSHI KK
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
YOKOHAMA SUMITOKU DENSHI KK
Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Publication date
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Priority to PCT/JP1993/000539 priority patent/WO1993022778A1/en
Priority to EP93909421A priority patent/EP0591555A1/en
Priority to TW082103259A priority patent/TW231395B/zh
Priority to KR1019930704038A priority patent/KR940701579A/ko
Priority to CN93106368A priority patent/CN1086932A/zh
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業効率を向上させ、磁極面から発生す
る総磁束量を向上し小型軽量化を達成し、コギング特性
を良好として騒音低下を達成するモーターの提供。 【構成】 一対の対向部分11a,11bがそれぞれθ
1の角度範囲内においてラジアル異方性を有し、残部の
12a,12bの部分が直角異方性を有する直径D1
らなる円筒状異方性フェライト磁石10を焼結後に真円
加工を施し、円筒状ヨーク82内周面に圧入固着してス
テーターを構成し、該フェライト磁石10の内周側の空
間83にローター(図示せず)を配置してモーターを得
る。 【効果】 所定箇所をラジアル異方性とし、残部を直角
異方性とした一体の円筒状異方性磁石を配置することに
よって、それぞれの異方性磁石が有する長所を有効に活
用でき、目的を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モーターの改良に係
り、特に2極モーター等のステーター又はローターに、
所要範囲をラジアル異方性となし残部を直角異方性およ
び/または等方性となした円筒状異方性磁石を効果的に
配置することにより、組立作業の効率化とともに騒音低
下、小型軽量化を達成できるモーターに関する。
【0002】
【従来の技術】2極モーター等に使用される磁石として
はフェライト系磁石、希土類系磁石等の焼結磁石やボン
ド磁石が知られており、例えば、図8、図9、図10に
示すようなフェライト系の焼結磁石(以下、フェライト
磁石という)をステーターやローターに配置するモータ
ー構成が知られている。すなわち、図8に示す構成は、
ステーター側に円筒状のフェライト磁石81を使用した
例であり、円筒状のヨーク82の内周面に固着されると
ともに、該フェライト磁石81の内周側の空間83にロ
ーター(図示せず)を配置してなる。通常、このような
構成からなるモーターにおいては、後述する理由から高
磁気特性のラジアル異方性フェライト磁石の使用が困難
であることから等方性の円筒状フェライト磁石81が使
用され、比較的低出力用のモーターに採用されている。
【0003】図9に示す構成は、ステーター側に一対の
弓形磁石81a,81bを使用した例であり、円筒状の
ヨーク82の内周面にそれぞれ固着されるとともに、該
フェライト磁石81a,81bが対向する内周側の空間
83にローター(図示せず)を配置してなる。図示の如
き弓形磁石では高磁気特性のラジアル異方性フェライト
磁石の使用が可能であることから、比較的高出力用のモ
ーターに採用されている。
【0004】図10に示す構成は、ローター側に一対の
弓形磁石91a,91bを使用した例であり、中央部に
回転軸92を固着した磁石支持部材93の外周面にそれ
ぞれ固着され、所要形状からなるステーター(図示せ
ず)内に配置してモーターを構成する。弓形磁石91
a,91bは図9に示すフェライト磁石81a,81b
と同様に高磁気特性のラジアル異方性フェライト磁石の
使用が可能であることから、比較的高出力用のモーター
に採用されている。
【0005】しかし、近年では、高出力用のモーターに
おいても、組み立て工程の簡略化(組立作業の効率化)
やコギング防止対策の観点から、上記のラジアル異方性
弓形状フェライト磁石と同等以上の高磁気特性を有する
異方性円筒状フェライト磁石を配置するモーター構成が
切望されていた。
【0006】2極モーターに使用される異方性円筒状フ
ェライト磁石としては、その異方性の方向によってラジ
アル異方性円筒状フェライト磁石と直角異方性円筒状フ
ェライト磁石とが知られている
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のラジアル異方性
円筒状フェライト磁石と直角異方性円筒状フェライト磁
石とを、それぞれ2極モーターに使用する場合、以下に
示すような問題点を有している。ここでは、これらのフ
ェライト磁石を2極モーターのステーター側に配置した
構成において説明する。
【0008】ラジアル異方性円筒状フェライト磁石を配
置した2極モーターでは、ステーターとローターとの空
隙中央部における円周方向のどの位置においても、ほぼ
一定の磁束密度となり、効率がよく、同じ磁気特性を有
する磁石原料を使用した場合には、直角異方性円筒状フ
ェライト磁石を配置した構成に比べ、優れたモーター出
力を得ることが可能となる。
【0009】しかし、各々の磁極端部における上記磁束
分布が急激に変化するため、モーターのコギング特性が
悪いと言う問題点を有している。したがって、これらの
モーターをワイパーモーターやファンモーター等として
使用する場合は、コギング発生に伴う騒音が発生し、該
モーターの近くにいる人間の作業環境に与える影響をも
考慮する必要があった。また、磁石原料の磁気特性をあ
る程度以上に高くすると、焼結時に成形体に割れが発生
し、要求される高磁気特性を有するラジアル異方性円筒
状フェライト磁石は、事実上、一体品として製造するこ
とは困難である。
【0010】すなわち、かかるラジアル異方性円筒状フ
ェライト磁石を製造する方法として、平均粒度が2μm
以下のSrフェライト微粉砕粉やBaフェライト微粉砕
粉などの原料粉末を磁場中にていわゆる乾式法などにて
円筒状に成形した後、焼成する方法が考えられるが、焼
結時に円周方向とラジアル方向の収縮率が異なるため、
内部応力が蓄積されて割れやすく、実現に至っていなか
った。
【0011】これらの焼結時の割れを防ぐ方法として、
平均粒度2μm以下のSrフェライト微粉砕粉50〜8
0wt%と粒度が14〜200メッシュのBaフェライ
トの等方性造粒粉50〜20wt%との混合粉末を用い
て磁場中にて、乾式成形する方法(特公平1−4864
3号公報)が提案されている。しかし、この方法によっ
て工業的に焼成できるラジアル異方性円筒状フェライト
磁石の磁気特性は、Br3.4kG、BC2.9kG、
(BH)max2.6MGOe程度が上限であり、近年
の高性能化の要望を必ずしも満足するものとは言い難い
ものであった。このように、近年切望される高出力用の
モーターを実現するために不可欠とされる高磁気特性を
有するラジアル異方性円筒状フェライト磁石が得られな
い以上、この要求を満足することは困難であった。
【0012】一方、直角異方性円筒状フェライト磁石で
は、磁気特性に優れた磁石原料を用いても焼結時に成形
体に割れが発生することはなく、容易に円筒状の一体品
として得ることができるが、ステーターとローターとの
空隙中央部における円周方向の磁束分布は、磁極の中央
部が高く両端部に近づくにしたがって徐々に低下する所
謂サインカーブ状となることから、ラジアル異方性円筒
状フェライト磁石を配置した構成に比べ、磁極の中央部
では高い磁束密度を得ることが可能であっても、磁極面
から発生する総磁束量が低いと言う問題点を有してい
る。しかし、上記のような磁束分布を有することからモ
ーターのコギング特性はラジアル異方性円筒状フェライ
ト磁石を配置した構成に比べ優れている。
【0013】上記のような状況は、フェライト磁石を用
いたモーターに限らず希土類系焼結磁石を用いたモータ
ーにおいても同様であり、さらに、焼結時の割れの発生
がないボンド磁石を用いたモーターでも、同様に磁極面
から発生する総磁束量の向上およびモーターのコギング
特性を良好にすることを要求されているが、両方の要求
をともに満足する構成は提案されていない。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消
し、円筒状磁石の構成に工夫を凝らし、従来のラジアル
異方性弓形状フェライト磁石を配置するモーターに比
べ、その組立作業効率を向上させるとともに、等方性円
筒状フェライト磁石や直角異方性円筒状フェライト磁石
を配置するモーターに比べ、磁極面から発生する総磁束
量を向上してモーター全体の小型軽量化を達成し、さら
にラジアル異方性弓形状フェライト磁石やラジアル異方
性円筒状フェライト磁石を配置したモーターに比べ、コ
ギング特性を良好として騒音低下を達成する等種々の改
良を実現可能とするモーターの提供を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、種々の検討を行った結果、モーター
を構成する一体の円筒状異方性磁石の所定箇所をラジア
ル異方性とし、残部を直角異方性とすることによって、
それぞれの異方性磁石が有する長所を有効に活用でき、
しかも量産性よく製造可能であることを知見し、ここに
提案するものである。
【0016】すなわち、この発明は、一対の対向部分が
所要角度範囲内においてラジアル異方性を有し、残部が
直角異方性および/または等方性を有する円筒状異方性
磁石を、ステーター又はローターに配置したことを特徴
とするモーターである。
【0017】この発明のモーターを構成する円筒状異方
性磁石は、一対の磁極間に磁界印加方向が長径となる楕
円状の成型空間を有する成型用ダイスを配置し、該成型
空間の長径方向の対向部分に一対の磁性体を配置すると
ともに、成型空間の中央部に該成型空間と略相似形の磁
性体からなるコアを配置してなる成型装置にて、磁性原
料粉末を磁界中成型し、さらに楕円状の成形体を焼結す
ることによって一対の対向部分が所要角度範囲内におい
てラジアル異方性を有し、残部が直角異方性および/ま
たは等方性を有する略真円状の焼結体として、工業的規
模の大量生産においても容易に得ることができる。
【0018】この発明のモーターにおいて、対象とする
円筒状異方性磁石としては、Srフェライト磁石、Ba
フェライト磁石等のフェライト系磁石、希土類・コバル
ト磁石、希土類・鉄・ボロン磁石等の希土類系磁石など
公知のいずれの異方性焼結磁石や異方性ボンド磁石が適
用可能である。
【0019】
【作用】以下この発明の一実施例に基づいて、発明の内
容をより一層明確にする。この実施例においては、モー
ターを構成する円筒状異方性磁石としてSrを含有する
フェライト磁石を使用した場合にて説明する。図1は、
この発明のモーターの一実施例を示すもので、ステータ
ー部の平面説明図である。図1において10は上記に説
明した製造方法によって得られたSrを含有するフェラ
イト磁石であり、一対の対向部分11a,11bがそれ
ぞれθ 1の角度範囲内においてラジアル異方性を有し、
残部の12a,12bの部分が直角異方性を有する直径
1からなる円筒状異方性フェライト磁石である。ここ
では焼結後に真円加工を施し、円筒状ヨーク82内周面
に圧入固着してステーターを構成する。さらに、該フェ
ライト磁石10の内周側の空間83にローター(図示せ
ず)を配置して目的とするモーターを得ることができ
る。
【0020】ここで、上記フェライト磁石10の製造方
法について詳述する。図2〜図4は該フェライト磁石お
よびそれを製造するための成型装置を説明する概念図で
ある。図2のAに示すフェライト磁石10は先に説明し
たように、一対の対向部分11a,11bがそれぞれθ
1の角度範囲内においてラジアル異方性を有し、残部の
12a,12bの部分が直角異方性を有する直径D1
らなる。図中矢印Mは、後述する成型装置における磁界
印加方向である。
【0021】図3のA,Bは、上記フェライト磁石10
を製造するための成型装置の一実施例である。すなわ
ち、電磁コイル2a,2bを巻回した一対の磁極1a,
1b間に磁界印加方向(図中矢印M方向)が長径となる
楕円状の成型空間を有する成型用ダイス3を配置し、該
成型空間の外周部でかつ長径方向の対向部分に一対の磁
性体4a,4bを、また短径方向の対向部分に一対の非
磁性体5a,5bを配置するとともに、成型空間の中央
部に該成型空間と略相似形の磁性体からなるコア6を配
置してなる。なお、各々磁性体4a,4bは楕円状の成
型空間の外周部にθ3の角度範囲にて対向している。図
中8は非磁性体からなるリング状下パンチ、9は非磁性
体からなる上パンチである。
【0022】上記の構成からなる成型装置の成型用ダイ
ス3内の楕円状成型空間に所定組成からなる磁性原料粉
末7を所定量挿入した後、電磁コイル2a,2bに電流
を印加して一対の磁極1a,1b間に図中矢印M方向の
磁界を印加しながら圧縮成型すると、該磁性原料粉末7
の圧縮成型時には、成型用ダイス3を構成する一対の磁
性体4a,4bおよび一対の非磁性体5a,5bの配置
により図中破線にて示す如き磁束線が作用し、それぞれ
一対の磁性体4a,4bに対向する部分はラジアル異方
性を有し、一対の非磁性体5a,5bに対向する部分は
直角異方性を有することとなる。特に、図3の構成にお
いては、成形空間の外周部に直接対向する一対の磁性体
4a,4bを配置することにより、磁性原料粉末7に磁
極からの磁界を効果的に印加することができる。
【0023】このようにして得られた成形体は図2のB
に示すように、一対の対向部分21a,21bがそれぞ
れθ2の角度範囲内においてラジアル異方性を有し、残
部の22a,22bの部分が直角異方性を有する長径D
2、短径D3からなる楕円状成形体20となる。図中矢印
Mは、前述の成型装置における磁界印加方向である。さ
らに、この楕円状成形体20を所定温度にて焼結するこ
とによって図2のAに示す如き一対の対向部分が所要角
度範囲内においてラジアル異方性を有し、残部が直角異
方性を有する略真円状の円筒状異方性フェライト磁石と
することができる。なお、図2において、一対の対向部
分と残部の境を実線で示しているが、例えばラジアル異
方性と直角異方性が当該実線部で明確に変化しているこ
とを必ずしも示しているわけではない。また、当該残部
も直角異方性のみの場合だけでなく、上記の成形装置の
構成等に伴い圧縮成形時の磁性原料粉末7に作用する磁
界の方向により部分的にあるいは残部のすべてが等方性
を有する場合もある。
【0024】以上に説明した製造方法において、円筒状
異方性フェライト磁石を得るための成形体20を楕円状
とするのは、磁界中で圧縮成型すると、磁界印加方向と
その直角方向では収縮率が異なり、通常、磁界印加方向
の収縮率が大きくなることから、予めそれらの収縮率を
考慮して磁界印加方向が長径となるような楕円状とし、
焼結後に略真円状とすることによって、研削加工の加工
取代を減少させ、歩留りを向上しコストダウンを達成す
るためである。
【0025】なお、この成形体20の形状寸法は最終的
に焼結して得られる円筒状異方性フェライト磁石の形状
寸法とともに、その磁気特性等に応じて適宜選定される
が、通常、多用される2極モーターに使用される円筒状
異方性フェライト磁石の場合、成形体20の長径D2
短径D3との比D2/D3は1.05〜1.15程度であ
り、またラジアル異方性の角度範囲θ2も100°〜1
60°程度が好ましい。すなわち、成形体20における
比D2/D3が上記の範囲外であると、焼結後に略真円状
とならず、またラジアル異方性の角度範囲θ2が小さす
ぎると目的とする効果が得られなく、大きすぎると焼結
時に割れが発生することから上記範囲内にて選定するこ
とが望ましい。
【0026】希土類系の円筒状異方性焼結磁石の場合
も、前記の収縮率がフェライト系と同程度であることか
ら、成型装置なども同様に構成すればよい。さらに、図
4のA,Bに示す如く、図3と同様構成において、成型
用ダイス3の成型空間と一対の磁性体4a,4b及び一
対の非磁性体5a,5bとの間に非磁性リング30を配
置した構成とすることにより、得られた成形体を焼結し
た際のひびや割れの発生をさらに一層低減できる。図4
においては、真円筒状の非磁性リング30を用いて、成
型空間と一対の磁性体4a,4bとの間のリング厚みを
少なくかつ周方向に厚みが変化するように構成してあ
る。また、非磁性リング30の材質に超硬材を採用して
ダイス寿命の延長を図っている。
【0027】従って、成型用ダイスの構成は上述の構成
の如く、一対の磁性体と一対の非磁性体が明確に区分さ
れたもの以外に当該磁性体が磁極と一体化されるなど種
々構成を採用することができ、少なくとも一対の磁極間
に磁界印加方向が長径となる楕円状の成型空間を有する
成型用ダイスを配置し、該成型空間の長径方向の対向部
分に一対の磁性体を配置するとともに、成型空間の中央
部に該成型空間と略相似形の磁性体からなるコアを配置
した構成であればよい。
【0028】図5は、上記の如く円筒状異方性フェライ
ト磁石を得るための成形体を楕円状とすることなく、磁
界中で圧縮成型する際の磁界印加方向とその直角方向で
の収縮率が異なる特徴を積極的に利用してモーターとし
てのコギング特性を一層良好とするフェライト磁石の製
造方法を説明するものである。すなわち、図3の装置に
おいて成型空間を真円状とすることによって成形体を得
ると、該成形体は、図5のAに示す如く一対の対向部分
41a,41bがそれぞれθ2の角度範囲内においてラ
ジアル異方性を有し、残部の42a,42bの部分が直
角異方性を有する真円状成形体40となる。図中矢印M
は、前述の成型装置における磁界印加方向である。
【0029】さらに、この真円状成形体40を所定温度
にて焼結すると、図5のBに示す如く一対の対向部分5
1a,51bがそれぞれθ1の角度範囲内においてラジ
アル異方性を有し、残部の52a,52bの部分が直角
異方性を有する長径D2、短径D3からなる楕円状焼結体
50となる。図中矢印Mは、前述の成型装置における磁
界印加方向である。次いで、この楕円状焼結体50の内
周部53a,53bおよび外周部54a,54bにそれ
ぞれ内径加工、外径加工を施す(図中斜線部を削除す
る)ことによって図5のCに示す如く一対の対向部分6
1a,61bがそれぞれθ1の角度範囲内においてラジ
アル異方性を有し、残部の62a,62bの部分が直角
異方性を有する略真円状の円筒状異方性フェライト磁石
とすることができる。
【0030】この磁石構成において、特に、ラジアル異
方性を有する61a,61b部の内周面63a,63b
は前記の内径加工によって略真円状に機械仕上げされる
が、直角異方性を有する62a,62b部の内周面64
a,64bは前記の内径加工によっても削除されず焼結
のままの面状態であることから、ラジアル異方性を有す
る部分61a,61bから直角異方性を有する部分62
a,62bに至る磁束密度分布の変化がなだらかにな
り、モーターとしてのコギング特性を一層良好とするこ
とができる。
【0031】また、上記成形体の形状を、外径部が磁界
印加方向が長径となる楕円状とし、さらに内径部を略真
円状とすることによって、焼結後、外径部が略真円状と
なり、内径部が楕円状となる焼結体として得られ、上記
構成と同様な効果を得ることができるとともに、外径の
加工代を低減し、一層のコストダウンを可能とする。
【0032】図6は、この発明の他の実施例を示すもの
で、特に、モーターのローター構成のみを図示したもの
である。すなわち、図6において70は上記に説明した
製造方法によって得られた円筒状異方性フェライト磁石
であり、一対の対向部分71a,71bがそれぞれθ1
の角度範囲内においてラジアル異方性を有し、残部の7
2a,72bの部分が直角異方性を有する略真円状から
なり、ここでは焼結後に真円加工を施し、中央部に回転
軸92を固着した磁石支持部材93の外周面に固着さ
れ、所要形状からなるステーター(図示せず)内に配置
してモーターを構成する。この構成においても、円筒状
異方性フェライト磁石70に対して、上記ステーターの
構成にて採用した技術を用いることができる。
【0033】いままでの実施例では焼結磁石である円筒
状異方性フェライト磁石を配置したモーター構成を説明
したが、この磁石が希土類系の焼結磁石であっても同様
な効果を得ることができることは、先に説明した通りで
ある。また、ボンド磁石を配置するこの発明のモーター
構成でも同様な効果を得ることができ、対象とするボン
ド磁石の製造方法としては、圧縮成型、射出成型、樹脂
含浸法など公知のいずれの製造方法も採用することがで
きる。例えば、焼結磁石の如き熱収縮率を考慮する必要
がないため、成形体は真円状でよく、一対の磁極間に円
状の成型空間を有する成型用ダイスを配置し、該成型空
間の磁極対向部分に一対の磁性体を配置するとともに、
成型空間の中央部に該成型空間と略相似形の磁性体から
なるコアを配置してなる成型装置にて、磁性粉末に熱硬
化性樹脂、カップリング剤、滑剤等を添加混練した磁性
原料粉末を磁界中成型し、さらに使用したバインダーな
どに応じて常温固化、熱固化させるとよい。
【0034】特に、樹脂含浸法においては、磁性粉末を
圧縮成型後、必要に応じて熱処理し、さらに熱硬化性樹
脂を含浸させ、加熱して樹脂を硬化させて得る。また、
磁性粉末を圧縮成型後、必要に応じて熱処理した後、熱
可塑性樹脂を含浸させて得る。ボンド磁石中の磁性粉末
の充填率は、上記製造方法に応じて適宜選定すればよ
い。バインダーとして用いる合成樹脂は、熱硬化性、熱
可塑性のいずれの性質を有するものも利用できるが、熱
的に安定な樹脂が好ましく、例えば、ポリアミド、ポリ
イミド、フェノール樹脂、弗素樹脂、けい素樹脂、エポ
キシ樹脂などを適宜選定できる。
【0035】
【実施例】実施例1 Srフェライト系の円筒状異方性焼結磁石を配置したモ
ーターの場合を一実施例として示し、この発明の効果を
より一層明らかにする。磁性原料粉末として、基本磁気
特性が残留磁束密度Br=3.77kG、保磁力Hc=
2.97kOe、最大エネルギー積(BH)max=
3.34MGOeであるSrフェライト粉末を図4にて
示す成型装置(θ4=120°)を用いて6kOeの磁
界中で1ton/cm2の圧力にて圧縮成型し、図2の
Bに示す成形体を得た。成形体の寸法は長径D2=5
2.6mm、短径D3=47.1mm(D2/D3は1.
12)であり、高さは約12.6mm、さらにθ2=1
20〜130°であった。この成形体を1200°C×
1時間で焼結したのち、機械的加工を施して外径40m
m×内径30mm×高さ10mmの略真円状のこの発明
の円筒状異方性焼結磁石を得、該磁石を2極モーターの
ステーター側に配置しローターとの空隙中央部における
円周方向の磁束分布を測定した。
【0036】比較例 また、比較例1として、上記と同一の磁性原料粉末を用
い、公知の方法にて外径40mm×内径30mm×高さ
10mmの円筒状直角異方性焼結磁石を得、この発明の
モーターと同様な条件にて磁石を配置し、実施例1と同
様の測定を行った。さらに、比較例2として、基本磁気
特性が残留磁束密度Br=3.16kG、保磁力Hc=
2.46kOe、最大エネルギー積(BH)max=
2.20MGOeであるSrフェライト粉末を用いた従
来から知られる焼結時に割れの発生しない範囲で高特性
値を有する外径40mm×内径30mm×高さ10mm
の円筒状ラジアル異方性焼結磁石を得、この発明のモー
ターと同様な条件にて磁石を配置し、実施例1と同様の
測定を行った。
【0037】各々の磁束分布を図7に示す。図7におい
て横軸は空隙中央部における円周方向の測定位置(角度
°)、縦軸は各々測定位置における磁束密度Bg(k
G)を示している。図7より、○印でプロットしたこの
発明のモーターにおける磁束分布は、●印でプロットし
た比較例1の磁束分布に比べ、一部がラジアル異方性を
有するために、磁極表面から発生する磁束量、すなわ
ち、磁束量に相当するグラフの横軸と磁束分布曲線にて
囲まれている面積が多いことが明らかである。従って、
モーターの出力を向上させることが可能となる。また、
全体としての磁束分布は比較例1と同様に、円周方向に
おいて磁極の中央部が高く両端部に近づくにしたがって
徐々に低下する所謂サインカーブ状となることから、コ
ギング特性も良好である。さらに、×印でプロットした
比較例2に比べ、磁気特性の高い磁石原料を使用しても
割れずに製造できることから、比較例2より磁極表面か
ら発生する磁束量も多く、コギング特性も良好である。
また、比較例1のモーターと比べ、この発明のモーター
はコギングを要因とする騒音は同程度であるが、磁石か
ら発生する総磁束量の増加に伴い回転トルクは15%〜
20%程度向上することが確認できた。したがって、回
転トルクが向上してもコギングを要因とする騒音の増加
がないため相対的に騒音の低減を可能としたこととな
る。同様に、比較例2のモーターと比べ、この発明のモ
ーターはコギングを要因とする騒音が50%〜60%程
度低減され、また磁石から発生する総磁束量の増加に伴
い回転トルクも20%〜25%程度向上することが確認
できた。
【0038】この実施例においては、Srフェライト系
の円筒状異方性焼結磁石を配置したモーターの場合にお
いて説明したが、この発明者は、希土類系など他の材料
からなる円筒状異方性焼磁石を配置したモーターの場合
においても同様な効果が得られることを確認した。さら
に、バインダーにエポキシ樹脂を使用したSrフェライ
ト系の円筒状異方性ボンド磁石を、成形空間を円筒状と
する以外は実施例と同様の装置にて作製し、モーターに
組込み諸特性を測定したところ、上記実施例と同様な効
果が得られることを確認した。
【0039】
【発明の効果】この発明のモーターは、所定箇所をラジ
アル異方性とし、残部を直角異方性とした一体の円筒状
異方性磁石を配置することによって、それぞれの異方性
磁石が有する長所を有効に活用でき、磁極面から発生す
る総磁束量の向上に伴うモーター出力の向上を達成で
き、さらにモーターのコギング特性を良好にすることか
ら該コギングを要因とする騒音の低下を実現ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のモーターの一実施例を示すもので、
ステーター部の平面説明図である。
【図2】この発明のモーターに配置する円筒状異方性磁
石およびその製造装置の一実施例を示す概念説明図であ
る。
【図3】この発明のモーターに配置する円筒状異方性磁
石およびその製造装置の他実施例を示す概念説明図であ
る。
【図4】この発明のモーターに配置する円筒状異方性磁
石およびその製造装置の他実施例を示す概念説明図であ
る。
【図5】この発明のモーターに配置する他の構成の円筒
状異方性磁石の製造工程を説明する平面説明図である。
【図6】この発明の他の実施例を示すもので、特に、モ
ーターのローター構成のみを図示した平面説明図であ
る。
【図7】この発明のモーターの効果を明らかにするため
に、従来の2極モーターのステーターとローターとの空
隙中央部における円周方向の磁束分布を比較測定した結
果を示すグラフである。
【図8】従来のフェライト磁石をステーターやローター
に配置したモーター構成を示す平面説明図である。
【図9】従来のフェライト磁石をステーターやローター
に配置したモーター構成を示す平面説明図である。
【図10】従来のフェライト磁石をステーターやロータ
ーに配置したモーター構成を示す平面説明図である。
【符号の説明】
1a,1b 磁極 2a,2b 電磁コイル 3 成型用ダイス 4a,4b 磁性体 5a,5b 非磁性体 6 コア 7 磁性原料粉末 8 下パンチ 9 上パンチ 10,81 フェライト磁石 11a,11b,21a,21b,41a,41b,6
1a,61b,71a,71b 対向部分 12a,12b,22a,22b,42a,42b,6
2a,62b,72a,72b 残部 20 楕円状成形体 30 非磁性リング 40 真円状成形体 50 楕円状焼結体 53a,53b,63a,63b,64a,64b 内
周部 54a,54b 外周部 70 円筒状異方性フェライト磁石 81a,81b,91a,91b 弓形磁石 82 ヨーク 83 空間 92 回転軸 93 磁石支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対向部分が所要角度範囲内におい
    てラジアル異方性を有し、残部が直角異方性および/ま
    たは等方性を有することを特徴とする円筒状異方性磁石
    を、ステーター又はローターに配置したことを特徴とす
    るモーター。
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